2009年12月19日 (土)

今週の韓ドラ’09(12/12~12/18)

 寒い一日でした~。
 冬は苦手だし、寒いのも嫌いなんですが、それでも冬らしいビリビリするような寒気がくると、なぜかほっとします。
 冬景色が似合う韓国ドラマを見るにも、いい時季です。 
★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・月・・・
『美賊イルジメ伝』(第10話)★★★   
 剣戟シーンは本当にいいなぁ。キレがあるアクション構成に惚れ惚れします。
 お話のほうはというと、なんともまだつかみどころがないというか、淡々としたままです。イルジメの颯爽と活躍するわけでもなく、全体的に地味なんですよね。せめて、イルジメを突き動かすエネルギーみたいなものがあるとか、ケレン味たっぷりな見せ場があるといいんだけれど。今のままだと、影ながら善行していますって感じなんです。
 ま、ジャミョンの場面を楽しんでいるので、退屈はしていません。

・・・火・・・
『彼らが生きる世界』(第15話)★★★ 
 ジオの目のことが周囲に知れたことが、皮肉にもジュニョンとよりが戻るきっっかけに。こじれるだけこじれていたから、仲直りには全部をチャラにしてしまうだけの強いものが必要だったんでしょうが、なんか一気にいちゃいちゃモードに逆戻りして、もう好きにしてくださいって感じです。ジオとジュニョンが、スギョンの呪いで石や蛙になっても、仕方ないと思いました、はい。
 とはいえ、その過程にははっとさせられるような台詞がたくさんあり、いちいち響いてきます。いちばん胸に残ったのは、株価操作で干されてしまったユニョンの言葉。
「汚くて最低なこの業界が、私たちの住みかなのよ」

『イルジメ』(第11話)★★★★★(再見)
 イルジメが義賊として民衆に知られはじめ、捕り方に追われる身となります。彼を捕らえれば身分を両班にするというお触れで、シフは彼を追い始め、王もイルジメを自分の地位を揺るがす者として意識し始めます。
 もちろん、ヨンの目的は別のところにあるのですが、望むと望まざるとにかかわらず、民の味方として祭り上げられていくのです。
 その中で、イルジメに思いを寄せる二人の女性がいじらしく、可愛いです。孤独な闘いをするヨンにとって、ボンスンとウンチェの存在が慰めになっているのは、見ていてもほっとします。

・・・水・・・
『ベートーベン・ウィルス』(第14話)★★★
 すごーく面白い回と、そうでない回の揺れ幅が大きいドラマのような気がします。市立オケに戻れるかどうかを賭けた野外コンサートは、結果的に失敗に終わりながらも、ゴヌの若き才能が評価される結果となります。そのゴヌをカン・マエがどうしたいのか、正直よく分かりませんでした。自分にないものをほとばしらせるゴヌへの嫉妬なのか、はたまたゴヌが言うように彼を自分の枠にはめようとしているのか……。違うと思うんだけどな。
 私は完全にカン・マエ派なので、彼が言うように基礎は絶対的に大切だと思うし、数ヶ月の師事で、息苦しいと言ってしまうゴヌの姿勢も受け入れがたくて、カン・マエの大挽回を期待中です。
 産気づいたヒョッコンの妻が陣痛で苦しんでいる横で、呼吸が大切ですと深呼吸するカン・マエがキュートでした♪

・・・木・・・
『善徳女王』(第9話)★★★
 トンマン、まだ女の子だってばれてないなんて、そりゃ無理があるでしょう。でも、もしかするとキム・ユシンは分かってるのかなという気も。チョンミョンもユシンを信頼して憎からず思っているようだし、トンマンも「自分に気がある?」なんて言うくらいなので、気になっているみたい。姉妹で同じ男性を好きになってしまうのかしらん?
 前回までは、見目麗しい花郎くんたちで目の保養をさせてもらいましたが、大人になると一気にむさくるしくなっちゃいました。ハジョン役のキム・ジョンヒョンに続いて、『砂時計』で少年時代のウソクを演じたホン・ギョンインが十花郎の一人で登場しましたね。お二人とも、年を重ねながらも少年っぽさが残って10代後半くらいであろう役も違和感なしにやれるのはすごいことです。
 今週は、ミシルがほとんど登場しなくて物足りなかったわ。

・・・金・・・
『龍の涙』(第59話★★★
 すっかりバンウォンの天下になって、彼の出番が多くなったのでテンションは下がり気味です。妙に優しいと思ったら、次は恫喝、また猫なで声になり、また怒鳴る。旧勢力を追い落とすことには成功したけれど、そろそろ周りの人にも彼の恐ろしさが分かってきたんではないかと思います。
 地固めのため、ハ・リュンは功臣たちの私兵解体を勧めていましたが、これはまさにチョン・ドジョンがバンウォンらにしたことと全く同じ。目的が違うと言いたいんでしょうが、結局はチョン・ドジョンがしたことが最適だったと認めているようなもの。もちろん、理想的な国造りが進んでいくならいいけれど、バンウォンの舵取りはどうなっていくんでしょうね?

・・・日・・・
『イ・サン』(第19話)★★★
 王の回復をたすけた功でファワンが再び王宮への出入りを許され、王妃側の優勢かと思いきや、王は倒れる前に出したイ・サンを摂政にするという宣旨をそのまま実行すると宣言します。英祖のイ・サンに対する強い期待がうかがわれるもので、さすが王様という威厳でしたが、対するイ・サンはどうにも及び腰でしたね。今まで見たドラマの中での正祖=イ・サンは実に堂々として、ふてぶてしさすら感じさせるものが多かったけれど、その王も、努力を重ねてそうなったのかなと思わせる演出は新鮮です。
 イ・サンも危機の連続ですが、しかける王妃側も王がイ・サンの見方だけに、気を緩めることができず、余裕のない攻撃態勢ですね。あたふたする臣下たちに比べて、王妃は感心するくらいポジティブ。敵はこうでなくちゃ。
 今週のイ・チョン様は、後進指導中。もちろん、春画の後継者(笑)

・・・月~金・・・
『黄金の新婦』(第53~57話)★★☆
※※※ 辛口注意報発令中 ※※※
 セミとヨンスは、無事に婚約にまでこぎつけてめでたし、めでたし。ヨンスが事故にあったときは、あまりの出血量に、まさか悲しい結末になるんじゃないかと危惧しましたが、ひとまずは安心。というか、なにごともなかったかのような回復ぶりでしたね。
 そっちが片づいたので、ついにジンジュの父捜しに決着がついてしまいました。ジュヌ→ジヨン→ヨンミン→ジンジュまで事実が知られました。さすがに、ジンジュのうろたえぶりを見ていると、もうあんな最低男でも親子としてうまくいってほしい気分になりましたが、まだ紛糾しそうですね。あそこまで往生際が悪いと、怒りも呆れるのも通りこして、淡々と見てしまいます。
 次は、おそらくヨンミン母が知ることになるんでしょうね。せっかく打ち解け始めたジュヌ母に「夫を愛してるのよ」なんて言ってただけに、本当に気の毒。娘が欲しいという妻に、ヨンミン父が娘はいらないとまで言って避妊手術(?)までしていた過去もあるらしくて、どんな修羅場になることやら。
 親は選べないけれど、ジンジュにはもっと素敵なお父さんを巡り合わせてあげたかったです。

『ホジュン』(第34~38話)★★★
 上官の不正を指摘したホ・ジュンは恵民署に送られ、イェジンと再会。が、恵民署も下吏から上役まで、賄賂や不正が横行していることを知り、正義感に燃えるホ・ジュンはまたしても大上段からバッサリと不正をなくそうとします。もちろん、これに不満を持つ古くからの小役人たちがいるわけで、恵民署で順番のまわってこない病人たちが、自宅にまで押し寄せ、見かねて無料で診療をしたことを密告されてしまいます。宮医は私的診療をしてはいけないという国法によって、ホ・ジュンはグランド1000周みたいな(←あくまでも例えです)罰を御医のヤン・イェスに与えられてしまいます。
 もちろん、医員としての良心に則った行為というホ・ジュンの言い分も分かりますが、国法のもとに王に仕える者として、敢えてきつい罰を与えるヤン・イェスはさすが。内医院の頂点に立つ人だけあります。
 でもね、ホ・ジュンはやっぱりホ・ジュンでした。ユ・ウィテの教えを守り、心医になるため頑張ってるんだと、一向に反省してないのですよ。ホ・ジュンは確かに良い医師なんでしょうが、自分さえ頑張れば、おのずと結果はついてくる的な行動が多いんですが、もう少し制度や仕組みを変えようという広い視野があるといいのにと思います。
 そんなホ・ジュンを慕い続けるイェジンがいじらしいです。いっそ、彼女を守りたいというイ従事官を受け入れたらいいのに。

『ヨメ全盛時代』(第16~20話)★★★ 
 やっとボクスとミジンの結婚までこぎつけました。それまでの両家の顔合わせや、新婦側が新郎側の親きょうだいに贈り物をする習慣や、結婚式の様子なんかは日本のものとはいろいろ違っていておもしろかったです。
 ボクス母が欲しがっていたものはすごかったですー!キンキラキンの絹布団セット、屏風付き。両班の奥方か、宮廷の貴婦人かというくらいに派手でした。おばあちゃんにも、最後は認めてもらえて、よかったけど、お父さんの寝場所が狭くなったんじゃないかと心配です。
 結婚まで、なんやかやと周りをふりまわした両家の母たちですが、大事に育てた子どもを巣立たせる複雑な思いがあふれていて、母二人の姿にうるっとさせられます。
その一方で、どこまでも暗いのがスヒョンたち家族。カメラマンのギハも暗いし、スヒョンもどんより。おまけに、ボクスの叔母がホラーかというくらいに怖くて……。こちらは、まだドロドロしそうですが、最後には救いがあるのかしらん?

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2009年12月13日 (日)

100本突破記念♪

鑑賞済ドラマが100本を超えたので、一言感想です。
たくさん見ていくと、なんとなく好みの傾向が分かってきた気がします。

基本的にはラブコメがいちばん好き
謎解き要素があるものや、お仕事ドラマもけっこう好き
その手のドラマには、ロマンス控えめでも問題なし
親子の情愛ものに弱いけど、ホームドラマはちょっと苦手
復讐ものや、ドロドロ要素は控えめがいい
いろんなパターンの“強い”女性が見たい
…………という感じかですかね?

=特にお気に入り作品

~あ行
あなた、そして私~You and I~

 古くて長いホームドラマだけれど、意外にさくさく進みます。実は、唯一見ているソン・スンホン出演作。チェ・ジンシルの明るさに救われます。
甘い人生  
 ある青年の自殺から始まり、時間をさかのぼって彼の死の背景を語るサスペンスロマンとでもいう物語。不倫の話ではあるけれど、一人一人の気持ちの揺れをじっくりと追っていく過程が、哀感のあるメロディにのせて語られ、その根底にある寂寞としたものに絡め取られたような気がします。やや、まったりしたテンポなので、退屈に思う人も多そう。

暗行御史パク・ムンス
 勧善懲悪の安心感と、パク・ムンスの揺るぎない正義感とで胸がすく思い。ムンスと、お付きのチルボクたちとの関係が、笑いのある温かいものなのも楽しみ。1~2話で完結する部分と、連作として続いていく部分とがうまく絡まって、気軽に楽しめながらも、お手軽で終わらない見応えもあり。続編希望。
いいかげんな興信所  
 金塊探しをする凸凹トリオ+1人がおもしろくて、金塊をめぐる真実が次々に現れて、ちょっとした謎解きとしても楽しめました。ぐうたらな漫画喫茶店主を演じたリュ・スンスと、いかがわしい香りぷんぷんの霊媒師役のイェ・ジウォンのうまさはさすが。

いかさま師~タチャ
 自分から賭博の世界に飛び込んだのに、終始、被害者然としていたゴニがどうも好きになれなかった。でも、キム・ガプス、カン・ソンヨン、キム・ミンジュンの3人は、敵側ながらすばらしかった!
1%の奇跡 
 主役カップルがとにかく爽やかで、見ていて気持ちのいいドラマでした。ずっとテハ母(キム・チョン)が憎らしい役だったけれど、いったん息子の結婚を受け入れてからの変貌ぶりも、かっこよくてお気に入り。

犬とオオカミの時間 
 息詰まる展開と、スピード感、潜伏捜査がはらむやるせなさが、余すところなく描かれて、いいドラマになっています。イ・ジュンギの善悪二つの顔も、それぞれに魅力的。タイのマフィア、マオが強烈な存在感。
イルジメ 一枝梅  
 好きな登場人物をあげだしたら、きりがないくらいに、出てくる人がみんないい!そこかしこでもつれる運命の糸に、泣いて、笑って、また泣いて。とにかく、あとをひく傑作です。

インスンはきれいだ 
 キム・ヒョンジュって、なんでこんなにいい女優さんなんでしょう。インスンの前進に励まされます。
Sクリニック
 結構おちゃらけた内容ですが、キム・テヒョン演じる主人公が、きちんと患者さんに向き合ってくれるところが◎。

オンエアー  
 オ・スンアのわがままっぷりと、(ソン・ユナ)のマシンガントークに圧倒されるけど、こういう強い女性って好きなんです。ドラマ制作の裏側も興味深かった。

~か行
快刀ホン・ギルドン 
 おもしろいのに、なぜかなかなか視聴速度があがらずじまい。王になるための謀反というテーマが苦手なせいかもしれません。それでも、ギルドンとイノクの愛らしいカップルや、父子愛、狂気の王など、次々といろんな場面が思い浮かびます。最終話のすばらしさが秀逸!!
風の絵師  
 筆から紡ぎ出される画の美しさにうっとり。そして、パク・シニャンとムン・グニョンのうまさで、またため息。

風の国 
 一人の人として生きる王や周辺の人たちの苦悩や喜びに親近感が持てます。王を戴くなら、断然ユリ王!
カタツムリの愛~4色物語~
 同じできごとを違う人物の視点で描いているのがおもしろい。イ・ミスク、イ・ジョンジェ、チョン・ドヨンの共演は、今となっては超豪華。

9回裏2アウト  
 愛はタイミングという台詞に深くうなずく。ナニとヒョンテの関係に笑ったり、やきもきしたり、初めから最後まで本当におもしろかった。掃除も料理もうまくて、ちょうどよい大人っぷりのヒョンテ、わが家にも一人欲しいくらいです。
強敵たち  
 大統領子息であるイ・ジヌクの役が、あんまりにもお子さまで好きになれず、いまひとつ不発のまま。

クク島の秘密
 笑いの部分はかなりえげつないところもあって、イライラさせられるところもあるけれど、手軽に見られるのと、散りばめられた謎に惹かれて3つ。ラストがもっとすっきりしていたらなお良し。
外科医ポン・ダルヒ  
 アン先生の変貌ぶりや、医師たちの葛藤や日常が毎週楽しみでした。でも、一番のお気に入りはダルヒの同僚研修医パク先生。

ケ・セラ・セラ
 主演4人がいろんな意味で濃くて、あてられたような気分になります。『私の名前はキム・サムスン』でサムスンの元彼氏が、意外な健闘ぶりで評価↑。

~さ行
食客
 毎回、おいしそうな食べ物が満載で、それだけで満足。というか、それがないと辛かったかも?
白雪姫
 前半の、ヨンヒが見せる片思いの切なさは身もだえするほど切ない。

スター誕生   
 全体的に古くさい感じはするけれど、お話自体はおもしろかったです。演技もいちいち決めポーズがあったり、妙なスローモーションが入ったりで、笑っちゃうところも多い中、オム・ジョンファの演技は古さを感じさせず瑞々しいのはさすが。ラストが衝撃的。ほんと、驚きました。
スポットライト   
 報道=正義みたいなにおいが少し鼻につくけれど、緊張感あるつくりは嫌いじゃない。

祖暗殺ミステリー8日間   
 正祖と恵慶宮との、母と子とは思えないほどの緊迫感あふれる会話が圧倒的。ミステリー◎、暗殺関係△で惜しいつくり。
総合病院
 おもしろかったです!医師たちの成長譚としてもですが、病院で行われる医療がどうあるべきかということを模索する姿勢が見えるのがよかった。しかし、いつ見ても韓国の医療ドラマは体育会系ですね。

その夏の台風
 古めかしい設定ですが、後を引くドラマでした。チョン・ダビンとハン・イェスルが、親たちの葛藤をものともせず最後まで爽やかなのがよかった。悲しい恋もあって、もうボロボロ泣きました。

~た行
張嬉嬪   
 こんなに苦痛を感じるドラマも珍しい。粛宗が愚王にしか見えず、張嬉嬪が悪女よりもただのおバカな女にしか見えなくて困りました。李朝時代の史劇は苦手と、はっきり分からせてもらったのはこのドラマのおかげかも。
テロワール 
 定番のエピソードをてんこ盛りにしたら、散漫で盛り上がらないお話になってしまったという感じ。でも、キム・ジュヒョク演じるカン・テミンは、口が悪くてクールだけれど、温かい人物というまさにストライクのタイプで彼を見ているぶんには充分楽しめました。

天使のキス   
 天使と悪魔が一人ずつについていて、それがせめぎ合っているという設定はなかなか面白かったです。酒好きのホームレスおじさんに姿を変えた天使が登場したのには、笑いましたが、これがなかなかいい味。チャ・スンウォンも、ユ・ホジョンも若い!田舎のお兄ちゃん然としたチャ・スンウォン、若いときはなかなかかわいい顔だったんだと知りました。
どなたですか?   
 せっかく死んだ後も娘に会える機会を得たのに、お父さんが無計画過ぎだし、娘のヨンインも少々うるさく思えてはまれず。ユン・ゲサンの親父演技と、彼の秘書&運転手コンビは最高。

~な行
ニューハート
   
 権力争いも、成長物語も、恋愛もあって盛りだくさんなぶん、ばらばらした感じがぬぐいきれず。 それよりなにより、医師たちの医療姿勢に共感できなかった。

~は行
パパ3人ママ1人 
 始めから終わりまでテンポよく楽しく見られますが、今ひとつパンチ不足。パパ3人ともに、あんまり魅力を感じなくてときめかず。結末も予想どおりで、意外性はないけれど、ママ役のユジンと子役のかわいさは抜群。
必殺!最強チル 
 お話のつじつま合わせの甘さと、笑いとシリアスのバランスに乗り切れず失速。登場人物にも、彼らの志にも、恋愛にも共感できないまま終わってしまいました。チル父を演じたオ・マンソクと、フクサンの役柄は◎。

H.I.T -女性特別捜査官- 
 シリアスな内容ながら、ところどころに笑いもあっておもしろかったけれど、チームとしてのH.I.Tにはもう少しがんばってほしかった。犯人役の役者さん、不気味で怖かった~。
ビフォア&アフター整形外科   
 軽めのタッチだけれど、整形にまつわるお話はけっこう切ないものがありました。イ・ジヌクはこういう明るい役のほうがいいですね。

プランダン 不汗党   
 主役カップルにまったく感情移入できず、低評価です。でも、キム・ジョンテやマ・ドンソクといった脇の人たちは魅力的。
星を射る   
 ソラとソンテの仲良しぶりが、微笑ましくて好感度大。俳優志望のソンテを支える人たちの愛情と、それを邪魔するドフン&イェリンコンビとの攻防からも目が離せなくなって、一気に見終わりました。

~ま行
マイスウィートソウル   
 恋愛のまったり感や、ちょっとしたすれ違いが丁寧に描かれた、少し大人の恋物語。等身大に少し甘みを加えた味わいが◎。

~や行
屋根部屋のネコ  
 いいかげん男ギョンミンもいいけれど、やっぱり最初から最後までジョンウン目線。キム・レウォンならぬ、チョン・ダビン堕ち。

~ら~わ行
ラスト・スキャンダル   
 ソン・ジェビン/ドンチョルとソニのかけあいが毎回楽しくて、本当にずっと見ていたい気分に。大人の味と、枯れ具合もブレンドされた純愛を、これでもかと見せてくれたチョン・ジュノがかっこよかった。
恋愛時代   
 別れた元夫婦の、気持ちの揺れを軽妙に描いた作風が好き。

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今週の韓ドラ’09(12/5~12/11)

 月-金放送ドラマを3本も見ると、さすがに時間が足りません。『ホジュン』では早い展開にひきこまれ、『ヨメ全盛時代』ではドタバタに笑い、『黄金の新婦』は意地で見ています。
 ドラマ鑑賞も、気合いが必要ですね。
★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・月・・・
『美賊イルジメ伝』(第*話)次回10話から   
放送お休みです。

・・・火・・・
『彼らが生きる世界』(第14話)★★★ 
 ジュニョンとスギョンは、まだ正式に付き合っているわけじゃないんですね。それでも、ジュニョンはスギョンと、関係を深めたいとは思っていなさそうなにおいがプンプンします。恋愛体質の彼女なので、付き合ってみて確かめるというところかもしれないけれど、ちょっとスギョンがかわいそう。本気なんだろうけれど、きっとジュニョンから見たら彼の行動にはときめかないんでしょうね。
 そして、ドラマのクランクアップに合わせてギュホとヘジンの関係にも終止符。お互いの気持ちよりも周りの事情というのが、やりきれません。ヘジンがぐっと堪えているのもいじらしかったけれど、いつもはクールなギュホがぐずぐずに泣いている姿が胸に残ります。

『イルジメ』(第10話)★★★★★(再見)
 いよいよヨンがイルジメとして活躍する場面が増えてくると、手に汗握ったり、ハラハラしたりが増えてきて、あっという間に1話が終わってしまいます。昼は相変わらずのチンピラ稼業、夜は父が死んだ謎を追う謎の盗賊。二つの顔を行き来しながら、周りの人たちとの繋がりが深まってゆく、それぞれの小さなエピソードたちが絡まります。
 博打で追いつめられたところを助けられたシワンが、すっかりヨンを頼みにしてお茶目な男になってます。勉学も、武芸もだめで、遊びほうけているダメ男のシワンなんですが、意外と憎めない一面もあって、二人がじゃれあっているところが好きですね~。
 そして、ほどけてきた糸がもう一つ。ヨンがかつて自分を助けてくれた少年だったことを、ボンスンが知ることになります。ボンスンが寄せるヨンへの思いは、想像以上に深いものだったみたいですね。

・・・水・・・
『ベートーベン・ウィルス』(第13話)★★★
 カン・マエvsゴヌの対決は、ついカン・マエ目線になっているので、ゴヌの言葉がいちいち突き刺さります。ゴヌたちを盛り立ててあげたい、手伝ってやりたいという気持ちはゴヌにとって、そんなにも重っ苦しいのかな。助けを得ることで、自分を否定されているような気分になるのも分かるし、カン・マエを超えてゆくためには必要な衝突だとも理解してるけれど、やっぱりもう少しカン・マエの思いを汲んでほしいなぁ。ゴミ箱にあったデモCDを見つけたときのカン・マエの姿なんて、ほんとゴヌたちに見せてあげたかった。あとね、音楽の話をしているときに、ルミとの恋愛の話も同列にもってきて、彼女に優しくしろとか、きついことを言うなっていうゴヌにも、ちょっと違和感を覚えるんです。純粋に音楽でカン・マエと火花を散らしてほしいのに。
 イドゥンとガビョンの場面は、今週分もやっぱり涙、涙。前半では小憎らしかったイドゥンが、ガビョンにとって大切な人になり、深みのある女性になりましたね。
 どうでもいいけれど、斜め横のアップになったときのチャン・グンソクのうぶ毛がと~っても気になる。

・・・木・・・
『善徳女王』(第8話)★★★
 ミシルとチョンミョンらの対決は、やはり迫力がありますね。大げさな台詞やそぶりはないのに、張りつめた空気がたちこめた雰囲気が続くのを堪能してます。舞台が王宮に戻ってきたので、ミシルの登場場面が増えて嬉しい限りです。
 トンマンはというと、ミシルらの企みにかかわってしまったことで、なんと花郎徒になってしまいます。でもそれよりも、チュクバンとコドまで行きがかり上、花郎徒の列に混じっているのがおかしくって!紅顔の美少年たちの中に、イ・ムンシクですよ~。花郎って、年齢制限はないのかしらん。ま、それを言ってしまうと女の子のトンマンも、花郎になれるの?お風呂とか、トイレとか、着替えとか、いくらでも正体が分かりそうなもんですが、次回からはそのまま大人になるみたいです。少女のトンマン、チョンミョンが二人とも芯が強そうで、可愛いだけにもう少しこの二人で見たかった気がします。

・・・金・・・
『龍の涙』(第57~58話★★★
 イ・ソンゲが退位し、ようやく新王が即位するところまでこぎつけましたが、論功行賞の結果や、新しい人事をめぐって早くも亀裂が生じ始めてます。特に酒の席で元老たちを侮辱したパク・ホの処罰をめぐって、紛糾状態です。チョン・ドジョンに集まっていた権力をバンウォンに移すことばかりに気を取られて行動を起こした人たちと、王族の力を強めることが目的で、功臣たちが補佐以上の力を持つことを嫌うバンウォンとは、相容れないのは明らか。一枚岩でないにしても、あまりにもろい繋がりです。
 バンウォンに従っても油断できないし、彼に逆らっても命が危うい。君子危うきに近寄らずですな。
 バンガンも挽回の機会を狙っているようだし、他にもいろいろなところで浮上のチャンスをうかがう人がありで、まだまだ政権は落ち着きそうにありませんね。これがドラマとはいえ、史実を基にしているのを忘れそうです。

・・・日・・・
『イ・サン』(第18話)★★★
 王が病床にあるや、ここぞとばかりに王妃サイドの動きが激しくなってきました。衰弱した英祖を都まで無理に連れ帰るわ、イ・サンを摂政にするという王命は勝手に葬り去るわ、怪しげな薬剤を飲ませようとするわで、なりふり構わないといった様子です。そのわりに、詰めが甘いんですよね。もう少し緻密にものごとを企てればいいものを。
 テスもずいぶんとよくなってひと安心。そうそう、もう一人疫病のふりをしたら、置いてけぼりにされたイ・チョンも無事に戻ってこれましたね。図画署にイ・チョンを訪ねてきた春画商人(?)が、「都の渇いた男たちの心を潤す天才」と大絶賛したのには大笑いしました。

・・・月~金・・・
『黄金の新婦』(第48~52話)★★☆
※※※ 辛口注意報発令中 ※※※
 ここにきて、ヨンミン父が追いつめられていくのを見て溜飲を下げているおかげか、拒否反応がずいぶん和らぎました。ジュヌにジンジュの父であることが知られ、たじたじしているのも、苦しい言い訳を並べ立てているのも、まったく同情の余地なし。ジンジュはかわいそうだけれど、もう少し悔い改めてから対面してほしいわ。ジンジュが写真を眺めてましたが、あれをジュヌ母に見てもらえば一度に解決するんじゃ?そこから、事実が公になりそうな感じもしますね。
 ジヨンの離婚話はこじれに、こじれてます。身を引けというジヨン母に、母親のような生き方をしたくないと言い返し、激しい口論になる母と娘。ジヨン母の言葉はいつも突き刺さるような強いものですが、それは誰よりもジヨンを理解している母だからこその率直な苦言なんだなと思うと、涙が出てきました。たとえ世間的には悪いことであっても、見栄とか体裁とか、自分の意地じゃなく、娘のためにいつも動いているジヨン母には、やはり一目置いてしまいます。でも、今のジヨンでは、母の心は理解できそうもないですね。

『ホジュン』(第29~33話)★★★
 1週間分をまとめるには、あまりにもいろんなことが起こりすぎます、このドラマ。
 まずはユ・ウィテの死。周囲の悲しみを察しながらも、最後まで彼は医員でしたね。医術に携わるものとして、人の体がどうなっているかを知りたいという気持ちから彼がとったのは、死後の自分の体をホ・ジュンらにゆだね、開腹してもらうというものでした。妻でも、子のドジでもなく、いわゆる献体をして命を終えるとは……立派であると同時に、家族としては複雑な思いがするでしょうね。
 そして、ウィテ亡き後、医院を続けていけると思いきや、やはりそうはいかないのが、このドラマたる所以。ウィテの妻が医院を処分し、いろいろありつつ、ついに表題のとおりいよいよホ・ジュンが科挙に合格し内医院の医官となります。首席合格し、ついにドジとふたたび対峙。しかも、ドジとの結婚がかなわなかったイェジンも、いきがかりから医女になっています。ドジは勝手にホ・ジュンをライバル視して、一人気を揉んでいるんですが、よくも悪くもホ・ジュンは我が道を行ってます。ドジは悪人というよりも、未成熟なんだとつくづく思います。ま、ホ・ジュンも言わなきゃいいのに、余分な一言を言ってしまうからねぇ。
 そうそう、ユ・ウィテのための朝鮮人参を同僚に持ち逃げされ、怒りのあまり彼をボコボコに殴って蹴った挙げ句、骨折して動けない彼を血まみれのまま山に放置してましたね>ホ・ジュン。心医を目指している人物とは思えない行動に、思わず笑ってしまいましたわ。

『ヨメ全盛時代』(第11~15話)★★★ 
 おばあちゃんの意向で結婚へばく進中ですが、結婚に乗り気でないミジン、ボクスの母二人の説得工作のあれこれが展開されます。自分が思い描く子どもの結婚とあまりに違うことで心配になってしまう母親の気持ちが、よく分かります。子どもを思ってこそだから、衝突しても微笑ましく見られます。ミジン母は、ボクスの家を見てかわいそうなくらいがっかりしてましたね。確かに、洗濯は手洗いみたいだし、台所は使いにくそう。でも、昔ながらの造りが素敵だと思うんだけどな。
 ただ当の二人が、けっこう浮かれてるので心配です。ミジンの結婚誓約書があんまりにも勝手というか、一人よがりで大丈夫かなと思っちゃいます。それに簡単にサインするボクスもボクスで、先行き不安。子どもは一人とか、3年後は別居とか、絶対にあのおばあちゃんが許さないのは明らかですもんね。
 そして、ついにミジンの怒りが爆発。済州島にも行ったことがない家族をおいて、海外への新婚旅行に行けないと言い出すボクス。一見親孝行に思えるけど、そんなに思うならこれまで旅行に連れて行ってあげるとかすればよかったのに。家の中で虐げられているお母さんがかわいそうって言うくせに、自分はお父さんと同じでミジンにあれこれ指図するだけでなにもしてないと、だんだん腹がたってきて困りました。ミジンがんばれ~。

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2009年12月 6日 (日)

今週の韓ドラ’09(11/28~12/4)

 『黄金の新婦』に登場する“お餅”、どんな味なんでしょうね?ジンジュが作っているのを見ると、いわゆるお餅とは違う感じですよね。蒸しパンっぽくも見えるし、大福みたいなのかなと思ってみたり。食べてみたいなぁ。
★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・月・・・
『美賊イルジメ伝』(第9話)★★★   
 イルジメ、ほとんど忍者風黒装束ばっかりでしたね。しかし、事件のあるなしを彼はどうやって知るんでしょう。ジャミョンも知らないボンソニ派(だっけ?)の本拠地も知っていたし、ウォルヒが危機のときも即座に現れるし、千里眼です。
 でもそれより気になるのは、いろんなところでイルジメの名が知れ始めているけど、イルジメって普通のときも使っている名前だと思うんですが、大丈夫なのかな。
 今のところ、イルジメは傍観者的な存在でしかないので、一歩引いてみている感じですね。彼よりもフェンボが目立ってしまうのは仕方ないとしても(?)、ジャミョンの方が主役っぽいです。

・・・火・・・
『彼らが生きる世界』(第13話)★★★ 
 ジオとジュニョンの攻防にそろそろ片を付けて欲しいです。もう、フラストレーションがたまる、たまる。ジュニョンはよりにもよってスギョンとつきあい始めるし、ジオもこれ見よがしにヨニと会ってるしで、もういい加減にしたらと誰か言ってくれないかしらん。これがコメディ色のあるドラマなら、復讐したり、やけくそになっている姿に笑えたりするんですが、いかんせん淡々とした現実的な味付けのドラマなので、そうもいかないから息苦しくてたまりません。
 同じ別れ話でも、ギュホとヘジンのほうが、ドロドロした裏があるぶんかえって安心できるのはなぜなんでしょう。彼の立場のほうが、がんじがらめにされて苦しそうなのに、それをお酒の席で、酔って笑いながら話すしかないギュホのほうが、やっぱり好きだわ。

『イルジメ』(第9話)★★★★★(再見)
 ヨンが梅の木の上で、幼い日に出会ったウンチェと再会します。このお話に登場する人たちは、誰しもが人に言えない過去や、裏の顔を持ちながら暮らしています。
 亡くなった兄に花を手向ける娘を、物陰からそっと見ているコンガル和尚。ギトギト頭に、ヨンを悪い仲間から追い出してほしいと懇願するサドルとタンなど、簡単に揺らいでしまいそうな幸せに必死にしがみついている人たちばかりです。
 その中にあって、このウンチェにはそういった裏がなく、純潔でまっ白なのです。身分高い家柄に生まれ、清い心を持つ、眩しいような存在として描かれています。本当なら、ヨンもそれに並ぶことができるはずだったのに、今となっては決して叶わない高嶺の花になったウンチェは、夢や理想といったものの現れなのかなという気がします。
 1回目に見たときは、物語を追うのに夢中でしたが、再見するといろいろなところに目が向きますね。

・・・水・・・
『ベートーベン・ウィルス』(第12話)★★★
 イドゥンがガビョンに対して抱く気持ちに、思わずうるっとしました。ガビョンは娘とイドゥンを重ね合わせて見ていたから、親身になれたし、彼が真剣だからイドゥンも音楽の世界に踏みとどまれたんですよね。小憎らしい女の子だけれど、イドゥンがガビョンの認知症を受け入れられない気持ち、痛いほど分かります。認知症のとらえ方が今ひとつずれている気もしますが、二人の関係がいいので目をつむります。
 そして、カン・マエとゴヌもよかった~。自分なりのやり方を貫くと宣言したゴヌに拍手です。そう、二人はまさに父と子なんです。子どもがかわいいあまり、先回りをして、手を出してやりたくてたまらない親と、それを分かりながらも自分を出したい、それを見て欲しいと思う子どもごころ。永遠の葛藤であり、それがあるからこそお互いが成長しあえる親子ならではの関係って、弱いんですよね。怒鳴り合いながらも、それぞれを大事に大事に思う気持ちが透けて見えるようで、なぜか泣けてきました。

・・・木・・・
『善徳女王』(第6~7話)★★★
 トンマンとチョンミョンが出会い、やっとミシルとの絡みが出てきそうなところまできました。ただ、若き花郎や、ミシルの子ども(←何人いるの?)など同年代の少年たちが続々登場して、髪型もかっこうも似ているから誰が誰やら……。ちょっと混乱気味です。
 トンマンとチョンミョンが山賊の砦にとらえられたときは、どうなることやらと心配しました。しかし、トンマンって逞しいというか、体育会系ですね。なんの打開策もないまま、雨を降らせられるとか、どうにかなるはずで、まず動く。ただ祈るだけの雨乞いなんて、がんばりが認められたからよかったけれど、無謀だわ。それを補うのがチョンミョンということになっていくのかな。
 そのトンマンを騙す、うさんくさいお坊さん役でイ・ムンシクが!もう、そこにいるだけで笑わせてくれる貴重な存在ですね。

・・・金・・・
『龍の涙』(第*話次回57話から
***。

・・・日・・・
『イ・サン』(第17話)★★★
 英祖が病に倒れ、イ・サンだけが先に宮殿へ戻ることになり、さらに命を狙われる危険が高まります。ここで活躍するのが、精鋭部隊なるテスたち。そのテスが、大ケガをしてしまって、イ・サンよりもこっちのほうが心配で心配で。もちろん、こんな序盤で命を落とすことはないと分かってはいますが、やっぱり気になりました。
 一方の宮殿でも、女性たちの攻防が始まります。女性といえども、生き抜くには政治力が必要ということでしょうか。そういった力のない女性は、どんなふうに過ごしていたんでしょうね?
 イ・サンが活躍する回は、やっぱり少々テンション低めです。

・・・月~金・・・
『黄金の新婦』(第43~47話)★★☆
※※※ 辛口注意報発令中 ※※※
 ついにジヨンの過去がヨンミンに知られてしまいました。ここまでいったら、確かにヨンミンの怒りも分かる気がします。きっと、なんでこんな女を好きになったんだろうって、頭の中はぐるぐるしてるんでしょうね。
 そのジヨンは、なぜかいきなり餅作りをしたいと言い出しますが、その真意が今ひとつ分からない。ヨンミンに認められて、関係をやり直すため?それとも、区切りをつけるため?おかげで、ジンジュとの後継者争い勃発です。
 というか、跡継ぎを決めるって話は前からありましたっけ?かなりいい加減な見方をしてるので、いきなり後継問題が降って湧いたようで、そっちにびっくりしてます。ボンニョもまだ健在だし、焦って決めなくてもいい気はするけどね。ジンジュやジヨンより、古いお弟子さんなんかで適任者がいそうなもんですが。
 もう一つ驚いたのが、ウォンミの妊娠のこと。まだばれてなかったんだ~。お姑さんやお母さんが怒るのもいたしかたなし!でも、なんのかのといってウォンミ一家がいちばん幸せそうで、和みます。
 セミとヨンスには一言だけです。ヨンス、気合いいれんかい!以上。

『ホジュン』(第24~28話)★★★
 患者を見捨てて科挙を受けに行ったことを知ったユ・ウィテはドジを許せず勘当を言い渡し、そのままドジは母と共に漢陽に行ってしまいます。そこは出世欲の強い彼のこと、順調に出世中です。
 そのおかげというわけではないでしょうが、ホ・ジュンはようやく許しを得られ、再び医員として働き始めます。その間に、科挙に間に合わない原因をつくったセドルが再登場して、相変わらず大騒ぎしたり、疫病が発生して大騒ぎになったりといろいろありましたが、なんとユ・ウィテが胃癌を患っていることが分かるという一大事件が。
 もう、ホ・ジュンのうろたえぶりは凄かったです。恩師に死期が迫っていることにうちひしがれ、病を治すと薬草採りに自ら出かけます。ホ・ジュン、熱心なのはいいけれど、気になることがあったら鉄砲玉ですから、結局他の患者はイェジンがほとんど診ているんじゃないかしらん。もうちょっと落ち着いてもいいのに、とつい思ってしまいます。
 仁術を施す医者を目指しているのでしょうが、ホ・ジュンってけっこう短気だし、夢中になると周りが見えなくなるしで、どっちかというと医学オタクというほうがぴったりかも?

『ヨメ全盛時代』(第6~10話)★★★ 
 ボクス役のキム・ジフンの声と話し方がちょっと苦手な上に、ボクスの態度がどうも好きになれなくて困ってます。ミジンを幸せにする自信がないから、結婚は考えてないと言ったそばから、お見合いがいやで一転ミジンを家族に紹介しようとすること。そうとは知らないミジンが、泥酔してボクスの家で醜態をさらすと「うちの家族に謝れ」と言い出すって、どういう性格なんでしょう?説明もせずに呼び出したくせに、なんて勝手な……とぶつぶつ言いながら見ました。彼の魅力が、今のところさっぱり分からない。
 でも、ミジンはギャンギャンうるさくても、喧嘩っぱやくても、かわいいから許せるし、ボクスの家族がなんといってもおかしい!前時代的な家族制度が生きている家族ですが、実はみんな個性的で、厳格さとは無縁。毎回笑わせてもらってます。ここに、強烈ミジンが加わったら、最強のファミリーになりそうですね。

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2009年11月29日 (日)

今週の韓ドラ’09(11/21~11/27)

 録画だけして後で見ようと思っていた『総合病院』。ちょっとだけと思って見始めたら、止まらなくなってしまいました。感想は書いてないけれど、本放送に追いついて毎日見てるくらい、おもしろいです!キム・ジョンウンが演じるチョン・ハヨンが、弁護士でありながら医療現場を知りたいとレジデントになる設定なので、今まで見た病院ものとはまた少し違う視点が多くて、新鮮です。
★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・月・・・
『美賊イルジメ伝』(第8話)★★★   
 今回は、あの独特のナレーションが少なくて、普通のドラマ(?)になってしまって物足りない感じがずっと続きました。突飛な物語展開も、あの口調で妙な説得力があったみたいです。
 イルジメが修行を終えて漢陽にもどり、いよいよ義賊となるのですが、その前にはまずお決まりの女の子とのラブラブシーン。イルジメとウォルヒが再会するや、すぐに深~い間柄になってしまって、史劇だと油断していたから驚きました。ウォルヒ嬢、簡単にイルジメに心を許してしまうし、大量の黄金まで預かってしまうしで、心配になっちゃいました。一人暮らしなんだから、気をつけなくちゃ。

・・・火・・・
『彼らが生きる世界』(第12話)★★★ 
 なんだか、今回のジオには本当に苛立ちました。ジュニョンは決して好きなタイプじゃないけれど、あんなに真剣に別れたいという理由を聞いているのに、はっきり理由を言わずはぐらかすジオの態度がひどくて、ムカムカしました。同僚や脚本家に優しくする姿を見て「優しさの無駄遣いするなー!」と本気で腹が立ってきました。結局、1話分ずっとうだうだしてましたね。次回はジュニョンが反撃に出るようなので、期待してます。
 今回は、ギュホの登場場面も少なかったので、よけいに物足りない気分でした。ギュホをもっと出して~。

『イルジメ』(第8話)★★★★★(再見)
 イルジメは一日にしてならず。盗賊になるにも、努力がいるんですね。遊んでばかりいて、武術の心得もないし、秀才でもない、口八丁手八丁で生きてきたヨンが、頑張り始めるのは、目的がなんであれ応援したくなります。セドル、意外にすばしっこくて、錠前破りの腕といい、なかなかすごい盗賊だったみたいですね。
 そして、ついに登場した王様。威厳よりも、王であることに疲れたような気だるさを漂わせる今まで見たことのない王様像は、人間くささがあふれていて、強い印象が残ります。直訴のため宮殿に忍び込んだヨンを、「目が輝いている」と眩しそうに見つめる王の姿と、民の直訴に心動かされる姿、しがらみに流される投げやりにも見える姿が一人の人に共存する現実が、ただ座っている王からにじみ出ているのです。いや、本当にこの王の描かれ方と、それを演じたキム・チャンワンのすごさには舌を巻きます。
 もちろん、デシクの救出劇や、シフの探索などなど、書き出したらとまらないくらいにいい場面ばっかり。何度見ても、すごいドラマです。

・・・水・・・
『ベートーベン・ウィルス』(第11話)★★★
 なんか、またしても問題が。こんなにゴタゴタしていて、練習は大丈夫なのか心配。カン・マエも、一人でなにかと苦労しますねぇ。いちいち直談判にくる団員たちの相手だけで、相当消耗しそう……。せっかく心を開こうと食事に呼んだのに、誰も来ない食卓で一人ぽつねんとしている姿が、あんまりにも孤独で見ていられませんでした。
 これから、ルミとのことも進展しちゃうんでしょうね。ゴヌじゃないけれど、ちょっと複雑。ルミとうまくいかないのも気の毒だし、二人が恋人同士になるのもあんまり見たくないんですよね。カン・マエとルミは、漫才コンビみたいな師弟どうしでいて、ゴヌとルミの若い恋人同士を微笑ましく見守ってほしいので、二人の接近にあんまりときめくことができないでいます。
 ルミ、ヴァイオリンケースをくくりつけての自転車傷心旅行でしたが、気候条件とか振動とか、大丈夫なのかな?楽器には詳しくないので分かりませんが、ちょっと心配。

・・・木・・・
『善徳女王』(第*話)次回6話から
 感想お休み。

・・・金・・・
『龍の涙』(第56話★★★
 悲しみの日々を送るイ・ソンゲは、ギョンスン姫を伴って寺へと身をうつし、譲位を決意しました。王でありながら、政変の外に置かれ、首謀者であるバンウォンらと一度も会うこともなく過ごしているだけに、こうする以外に道はない気もします。
 バンウォンは父王に認めてほしくてあがいていると言っていたし、事実そうなのかもしれませんが、多くの犠牲を払ったことの言い訳にしないでほしい。ましてや、兄を太子にして民心を得るなんて手段をとっているなら、父と訣別するくらいの気概は見せてほしいという気もします。チョン・ドジョンに罪があるなら、彼を重用し、彼とともに歩むことを貫いた王にも責任を問うくらいの強い思いを見せてくれると、もう少し彼に同調できるんですが。
 ギョンスン姫がこんな状況でも強く優しいので、彼女が報われないのがよけい辛いですね。

・・・日・・・
『イ・サン』(第16話)★★★
 視察のため、英祖とイ・サンが宮殿の外に出るところが目玉。宮殿の中にあってすら、刺客に狙われるイ・サンなので、城外になればなおいっそう危険が高まります。テスら精鋭を率いたホン・グギョンが裏方として、危険を予測しながら対処していくところは、彼の有能ぶりがうかがえて面白く見ました。それと同時に、フギョンの隣にわざわざ家を借りてしれっと挨拶までする狸っぷりも、これからどんなことをしてくれるのかわくわくしますね。

・・・月~金・・・
『黄金の新婦』(第38~42話)★★☆
※※※ 辛口注意報発令中 ※※※
 ヨンミン父の優柔不断で、利己的な言動にいちいち腹がたってしかたありません。不安になってついに自分からジュヌ母にセミとヨンスのことは受け入れられないと言いに行って、軽く墓穴を掘ってる姿には思わずほくそ笑んでしまいました。みんなに、早くこの男の実態を知ってほしいもんです。でも、ジュヌ母も、オッキョン=ヨンミン母には過剰なまでにつっかかるのに、ヨンミン父が言うとものすごーくあっさり納得して、夫にも「彼がそこまで反対するんだから」って説明したりして、それでいいの?元凶はこの男なのにねぇ。
 留学直前に空港から逃げ出したヨンスには、よくやったと思ったものの、その後の行動はやっぱりお子さまなので、なんか応援しきれないんですよね……。
 でも、やっとあのインギョンがジュヌへの干渉をやめて、ニューヨークへ行くことになって、一つイライラ要素が減りました。しかも、ジヨンがあ~んなに苦労して守ってきた秘密をあっさりとばらしてしまうという、最後までお騒がせっぷりはお見事。
 ジンジュの餅修行は順調で、ボンニョやヨンギとの場面には、癒しすら感じます(笑)。ジンジュも赤ちゃんができ、ベトナムのお母さんに報告するところなんてグッときました。ますます母として妻として幸せになってほしいわ。そうそう、ウォンミ一家のお話がだんだん好きになって笑わせてもらってます。ドング母、最高です!

『ホジュン』(第19~23話)★★★
 三寂寺での修行を経て、いよいよホ・ジュンは科挙を受けることになり、やっと宮廷医官への道が始まると思いきや、科挙試験までが長い長い!
 漢陽に行く途中、貧しい村で急病人を診たことで、次々と診察を希望する人がやってきて、請われるままに治療をする、科挙の試験日は近づくで、もうハラハラというよりもイライラしてました。一人だけ、半日だけ、あともう一日だけって具合に診療を延ばすホ・ジュンに、科挙を受けてダヒやお母さんのことも考えろと言いたくなってむずむずしました。際限なく治療を頼む村人たちにも、悪いと思いつつ軽い苛立ちを覚えました。申し訳ない、このご恩は忘れないといいながらも彼らがちゃんと自分の要求をする姿は、当然といえばそうだけれど、人のエゴを感じて嫌な気持ちにもなりました。私は、ホ・ジュンみたいに広い心にはなれないわ。
 結局、ホ・ジュンは科挙試験を受けることができず、ユ・ウィテの息子ドジは見事合格の運びとなりました。
 ホ・ジュンのこの態度はすばらしいけれど、科挙を受けて医官になることと、民衆の中にあって治療を続けることに、彼は今後どう折り合いをつけていくんでしょうね。家族のことは二の次にしているのも、ちょっと気になりますね。

『ヨメ全盛時代』(第1~5話)★★★ 
 ホームドラマはしばらく見まいと思っていたのに、イ・スギョンが見たくて、 また手を出してしまいました。
 豚足店一家の跡取り息子ボクスと、彼の恋人ミンジを中心にしたお話みたいですが、やっぱりイ・スギョンはかわいいなぁ♪すぐに頭に血が上るタイプのミンジですが、それがまたかわいくて、好感度大。結婚に逃げ腰のボクスにも、ぐいぐい詰め寄っていく強気なところは好きなタイプです。ボクスが一本調子で、ちょっと苦手なタイプなんですが、他にもボクス母や、姉のボクナムなどおもしろそうな人がいっぱいなので、笑っている間に終わってる感じです。
 『がんばれ!クムスン』で気の強いハルモニだったユン・ヨジョンが、姑や夫の間で小さくなる、少しドジなお母さんというのもおもしろそう。

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2009年11月23日 (月)

韓国ドラマと中国語=韓劇的中文

 韓国ドラマには、日本語もけっこう出てきますが、中国語もたびたび登場します。もちろん、韓国と中国はお隣同士ですし、歴史的にもさまざまな形で深いかかわりもあるので当然といえばそうかもしれません。思いついたものをざっと挙げてみました。かっこの中は、中国語題です。

『善徳女王(善徳女王)』
 新羅を逃れたトンマンが暮らすのはタクラマカン砂漠にある交易の町。シルクロードのどこかというところでしょうか?ここはもちろん中国なので、中国語(普通話)が登場します。が、領主様はなぜか広東語。広州あたりから赴任してきたという設定なんでしょうか?BSフジの放送は吹き替えですが、中国語部分は原音のままのようでした。

『オンエアー(真愛 On Air)』
 台湾ロケの場面が登場。ロケ地は台北の故宮博物院や圓山飯店(円山ホテル)、九イ分など。現地のコーディネーターを演じるのがカン・レヨンという方。彼女は実際に華僑(台湾系だったかな?)ということなので、ネイティブではないけれど、中国語が分かる人の発音なので、聞いていてしっくりきました。

『君に出会ってから(自従認識イ尓)』
 チェ・ジンシルが中国の朝鮮族という設定。リュ・シウォンが上海出張時に、彼女と初めて出会うという場面があり、そこでリュ・シウォンがあやしい中国語を披露します。周りからは「お前、いつの間に中国語が?」なんて誉められますが、かなりたどたどしかったです。

『クク島の秘密(可可島的秘密)』
 クク島に漂流して間もないころ、沖を通る中国漁船にキム・グァンギュが助けを呼ぶ場面があります。キム部長は、中国語教室に通うための会社からの補助金を使い込んでしまい、中国語はごくごく初歩だけしか分からない。でも、それを上司に知られまいと、知っている中国語でなんとかその場を取り繕おうとします。彼が漁船に向けて叫んだのは「イ尓是中国人ロ馬?我是韓国人。我是学生、イ尓是学生ロ馬?」
 大爆笑のシーンです。

『白雪姫(白雪公主)』
 ヨンヒ(キム・ジョンファ)が大の周星馳(チャウ・シンチー)@『少林サッカー』ファンという設定でしたね。部屋には、周星馳のポスターや切り抜きもありました。映画館に周星馳の新作を見に行くというエピソードも。

『9回裏2アウト(9局下2出局)』
 DVDでスエとチョ・ウンジが見ていたのは、ジョン・ウー監督作品。二人は映画を見ながら、ジョン・ウーがハリウッドに行ってしまったことを嘆き、涙を流して画面を見ています。作品名はちょっと分かりませんが、挽歌シリーズとか、そのあたりでは?

『商道(商道)』
 イ・ジェリョンが訳官(=通訳)を目指し、後に中国の清国との貿易をする商人となる役なので、中国語満載。かなり中国語の台詞が多いので、大変そうでした。イ・ジェリョンの中国語は通じないだろう部分もありましたが、かなりの健闘。

『エアシティ(天空之城)』
 香港ロケ部分では、香港黒社会の怖いお兄さんたちが登場。部下たちはちゃんとした広東語なのに、ボスは普通話でした。しかもネイティブでないはずの韓国語よりもたどたどしいのがご愛嬌。

『フルハウス(浪漫満屋)』
 上海にジウン(ソン・ヘギョ)が旅行に行きます。ソウルから上海までなのに、機内食があんなにたくさん出るのは、ビジネスクラスだから?飛行時間は1時間程度でしょうに、食べる時間があるんだろうか。
 ヨンジェ(ピ)とジウンが泊まったホテルは、個性的な高層ビル群がそびえる浦東(プートン)地域ですが、ヨンジェは朝のランニングで外灘(ワイタン)を走ってるよ~。浦東と外灘は、広い川をはさんだ対岸で、近いけれど地下道路で通じてます。渡し船でも使ったか?

『いいかげんな興信所(詐欺信用調査所)』
 タイトルロールでは、ムヨル(イ・ミンギ)が『パイレーツ・オブ・カリビアン』のフック船長。ヨンス(リュ・ソンス)がインディ・ジョーンズ、ウンジェ(イ・ウンソン)が『マトリックス』に扮してますが、ヒギョン(イェ・ジウォン)のそれはおそらく香港映画の『スウォーズマン』の東方不敗ではないかと。日本のドラマなら絶対に選ばれないでしょうね。

『快刀ホン・ギルドン(快刀洪吉童)』
 ギルドン(カン・ジファン)が清国に渡ることを夢見ていたり、町に清国人のふりをして清国の品物を扱う雑貨店があったりと、両国の行き来が盛んだった様子が分かります。
 清国帰りのイノク(ソン・ユリ)がギルドンに教え、その後もたびたび登場する中国語は「加油(じゃーよう)」。がんばれという意味のこの単語は、オリンピックもあったりで今じゃ結構ポピュラーかな?1話目でイノクが教える「冷やかしなら帰れ」の意味で使っているのは「不買薬的話、滾到一辺」。直訳すると、「薬を買わないなら、あっちへ行って」かな?でも、イノクよりギルドンの発音のほうが通じそうでした。

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2009年11月22日 (日)

今週の韓ドラ’09(11/14~11/20)

 ずいぶん寒くなってきたので、数日前からこたつを出しました。が、昨日の朝、突然コードがバチッと火花を出して、そのままご臨終。20年ものだっただけに、よくぞここまでがんばってくれました。
 BS日テレで『総合病院』が始まったのですが、毎日ドラマをすでに2本見ているので、録画のみ。来週からもう1本毎日ドラマを録画予定で、いくらなんでも週4本毎日ものは無理ですよね。『黄金の新婦』をやめようかとも思うんですが、それもふんぎりがつかなくて、思案中。ちなみに、『黄金の~』で検索して来られる方が多いようです。かなり辛口なので、申し訳ないです……。
★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・月・・・
『美賊イルジメ伝』(第7話)★★★   
 どんな感想を書けばいいのか、こんなに悩むドラマは初めてかも?
 漂流したイルジメは、対馬にたどりつきますが、そこで彼を助けてくれたのが忍者の村(?)の人びと。ご飯のときも、修行のときも、かしこまった儀式でもなぜかいつも“たすきがけ”の武士=実は忍者に、忍術を教わり、たまたま持っていた朝鮮人参で救った病気の女の子に惚れられ、彼女に片思いの青年を思って、また対馬を後にするという展開。忍者夫妻は『宮』の王&王妃様コンビでした。
 そして、朝鮮に戻ったイルジメは、和尚に弱い人びとを助けたいと、ものすご~くあっさりと義賊宣言。つい2話くらい前までは、大通りでいちゃもんをつけては喧嘩していたのが嘘のようです。
 普通なら怒濤の展開になりそうなお話なんだけど、そうはならない不思議なテンポです。

・・・火・・・
『彼らが生きる世界』(第11話)★★★ 
 今まで、もう見ているほうが恥ずかしくなるようなベタベタぶりだったのに、突然ジオがジュニョンに別れを切り出したのには、ジュニョンならずともびっくりでしょう。ジュニョンがお金持ちで、ジオが甥の留学費用も捻出できず悔しい思いをする貧しい家庭だから、それを乗り越える自信がないなんて理由で別れようなんて言われたら、そりゃ納得できないでしょう。ジオの中には、筋道たったものがあるだろうけど、口にしないと伝わらないのに、それをしないジオが、ちっちゃくて、本当に不誠実な男に見えてしまいました。それがまたリアルで、本当にいそうな現実感があるからよけいに幻滅してしまう。今まで好印象のジオだっただけに、こんな一面は見たくなかったわ。
 別れるにしろ、がっつりぶつかりたいジュニョンに、ジオは果たしてきちんと応えてくれるかな。いや、応えてほしいです。

『イルジメ』(第6~7話)★★★★★(再見)
 母と姉が生きていることを知ったヨンは、ギトギト頭に頼んで行方を探します。このギトギト頭が、初めて登場したときはただのヤクザ者でしかなかったけれど、ヨンの姉を探すことになってみると、実は情に厚く、仕事以上の気持ちでヨンの姉探しに協力します。本気でヨンのために悲しんで、いっしょになって危険な橋を渡ろうとしてくれます。彼はどういう経緯でヤクザな仕事をしているのか分からないけれど、それだけが彼のすべてではないと分かっていくおもしろさが、このドラマの醍醐味ですね。
 そして、姉との再会と別れでは、やはり泣いてしまいました。実の姉と知らずに言葉を交わし、そのまま別れなくてはならなかったヨンと、姉と知らず彼女を役人にわたしてしまったシフ。その捻れた運命を知り、心を痛める周囲の人たち。彼らはお互いにそれを口にして慰め合うこともできず、一人で胸をかきむしって苦しみながら、笑って生活する。強い人たちです。

・・・水・・・
『ベートーベン・ウィルス』(第10話)★★★☆
 ルミの告白がらみは、まだ助走といった感じで、なぜかホッとしてます。ルミがちょっと苦手なので、カン・マエと恋愛っていうのに抵抗があるみたいです、私。
 しかし、カン・マエの引き出しはいったいどれだけ大きいんでしょう。水害被災者を前に語った幼少期の話は、ともすれば不幸自慢になりそうなのに、決してそうならずに話せるカン・マエにまたまた惚れ直しました。その後に第九の指揮ときたら、感動せずにはいられません。合唱団も戻り、被災した人たちにも音楽で感動を与える。カン・マエの行動は分かりにくいし、偏屈で付き合いづらいけれど、彼にぶつかれば大きなものに出会えるという信頼感が、見るたびに大きくなっていきます。カン・マエ最高です!

・・・木・・・
『善徳女王』(第5話)★★★
 チョンミョン、すでに結婚していたのね。しかも、子どものようでいて実は妊娠まで。それにしても、ミシル怖いです。笑って抱きしめながら「出て行け」ですよ。でも、それに負けず知恵を働かせて時機を待つチョンミョンの強さにも驚かされました。王室を担うには、これほどまでに強い人間であらねばならないのかと思うと、少し気の毒な気もします。
物語の壮大さもですが、戦い場面での武器がぶつかりあう音や画も迫力があって、思わず見入ってしまいます。鮮やかな色の鎧がひしめきあう映像は、戦なのに美しくすら見えます。
 今ごろ気づきましたが、ミシル側につく花郎ソルォンは、『必殺!最強チル』のミン史官なんですね。どうりで見たことがある顔だと。演じるチョン・ノミンの奥様は『ファン・ジニ』のメヒャンだそうで、頭の中に妓生姿と官服姿の夫婦像が浮かんでしまいましたわ。

『テロワール』(第20(最終)話)★★★
 いやはや、いろいろありましたがいちおうハッピーエンドなのかな。
 ジョイ、人騒がせにもほどがあるとか、ウジュ、やっぱり猪女だなとか、ウジュのお父さんの話はあれで終わりなの?とか、いろいろ消化不良のところはありますが、後半からの雰囲気でなんとなく想像はできていたので、こんなものかなという感じです。
 とにかくみんな、テミンに甘えすぎ。瞬間湯沸かし器みたいに感情の起伏が激しくて、猪突猛進なウジュは言うに及ばず。ジョイも、悩んでいたことは察せられるけれど、告白のタイミングも方法もあまりにひどかった。テミンたちへの申し訳なさよりも、自分の苦しみから逃れるがためにしたことにしか見えませんでした。テミン祖父も意固地すぎたし、ウジュ祖父は(いい人だけど)父親のことをなぜかテミンに託しちゃうし。ヤン社長も(嫌いじゃないけど)、テミンに執拗にこだわるし。それなのに、それを当たり前みたいに全部受け止めるテミンって、すごい人だわ。心が広すぎます。
 そういう意味で、キム・ジュヒョクの演技力を改めて見直したドラマです。抑えた感情表現ながら、テミンが魅力的な人物になっていた気がします。彼が見たかったので、テミン目線で楽しめましたが、そうでないと辛いでしょうね。ソムリエコンクールのお話なんかは面白かったので、せめてテロワールが軌道にのるまでと、恋愛くらいに絞ったほうが味わいのあるものになったような気がします。

・・・金・・・
『龍の涙』(第55話)★★★
 バンウォンとイ・ソンゲの父子対決がついに見られるかと思いきや、まだその日はこないようです。現状を嘆くイ・ソンゲは王というよりも、一人の父であり、ただの人なのですが、今のバンウォンには理解できないんでしょうね。
 それにしても、ここまで見てきてまだバンウォンという人が分からない。激情で周囲を威嚇する反面、情に厚いところもある。でも、なぜか彼に信頼をよせることができない冷たさを感じてしまい、怖い人だなという気がします。知恵も決断力もあるんでしょうが、政治に対する誠実さはどうしても感じられないのは、なぜなんでしょう?

・・・日・・・
『イ・サン』(第15話)★★★
 もりだくさんな内容ながら、イ・サンがだんだん認められてきて面白く見ました。
 ホン・グギョンにして「空の星をとるような難題」で、「出世するより難しい」と思われていたテスの武官試験にからむところが、笑いもあって、ほほえましくてよかった~。イ・サンから、不正をせずにテスを武官に合格させろと命じられたホン・グギョンが、本気で頭を抱えて、最後の手段で山を張って試験に臨ませたのに、覚えきれなくて後回しにしたところが試験に出ちゃうという……。もう、テスらしいというか、なんというか。ソンヨンをいじめてる、図画署の茶母仲間とも恋の予感?
 陰謀めいたお話の合間の、こういう微笑ましいお話はほっとします。

・・・月~金・・・
『黄金の新婦』(第33~37話)★★★
※※※ 辛口注意報発令中 ※※※
 セミとヨンスの交際にからむゴタゴタがまだまだ続きそうですね。ジュヌ父の取りなしで、ヨンミン母も折れてくれそうですが、それは第1ハードルに過ぎないからねぇ。ジヨンの過去も、考えようによっては解決できそうですが、ヨンミン父がジンジュとセミ一家の関係を知ってしまったから、これが手強そう。二人はかわいそうだけど、駆け落ちでもするか、縁がなかったとあきらめたほうがいいよ、なんて思っちゃいます。二人も、ハンストしたり、試験をすっぽかして会ったりせず、親をねじふせるだけの強さを見せてほしいけど、無理でしょうね。
 ジンジュがらみでも、やっぱり問題が。インギョン、本当にうっとうしいんですが、さらに強烈なミン理事とやらが出現。どうしてこうも、次から次へと品のない人ばっかり登場するんでしょう。このドラマの高学歴、高収入、そこそこ美人な女性って、みんなインテリジェンスの欠片も感じさせない嫌な人ばっかりだわ。
 ただ、ジンジュも相手がひどかったとはいえ、ケガをさせたことにはきちんと謝ったほうがいいと思うし、会社も私的な部分を超える問題なのに対応が今ひとつだなと思うんですがねぇ。
 禮阮のボンニョと、ジヨン母が登場すると、なぜかほっとします(笑)

『犬とオオカミの時間』(第13~16(最終)話)★★★ ※放送終了
 最後はいい意味で裏切ってもらえたので、いい後味で見終われました。
スヒョンに記憶がもどってからは、深く苦悩する彼が痛々しくてたまりません。それでも、ミンギにスヒョンが生きていると告げることができてからは、物語の盛り上がりに気分よくのっていけました。一人で戦い続けるスヒョンを見続けていられなかったし、荒れるミンギの姿も見たくなかったので、二人が肩の荷を少しおろせたことに、見ているこちらの方が安堵しました。
 そして、マオとの最後の対決。このマオが、敵役ながら存在感たっぷりで、すばらしかった。確かに非道で疑り深い、劇中の言葉を借りるなら“嗅覚のきく”男ですが、ケイが記憶を失ったスヒョンだったとはいえ、あれほどまでに信頼を寄せたことがうなづけるような魅力的な人でした。最期まで、周囲を圧倒する力がありましたね。
ただ、途中から感じてはいましたが、ジウがちょっと物足りない。スヒョンやミンギが諜報員(だった)ことを知っているとは思えない行動の連続に、最後3話あたりはイライラしっぱなしでした。あれが普通の人の反応だとは思うけれど、せめてもう少し察しのいい、想像ができる女性として描かれていたらよかったおに。涙や悲しみに、もう少し情緒や憂いがほしかったです。
 人は生きている限り誰かとつながっているわけで、一人の人生が狂えば、それにともない他の人の生き方も変わってしまう。潜伏捜査は、こんなに大きな犠牲をはらっても必要なものなんだろうか、そんなことを思いました。

『ホジュン』(第14~18話)★★★
 治る見込みはないと思われていた両班の奥方を、ユ・ウィテの代打で見事治したことで、ホ・ジュンの医員としての評価は急上昇。身分を変えることもできる宮廷医への道にぐんと近づいたと思ったホ・ジュンですが、両班の主から推薦状をもらったことでユ医員に破門されてしまいます。
 そして、ここから一気に3話分もずっとやさぐれモードで、さすがにこれは見ていて辛かった。妻がいくら諭しても、イェジンが励ましても一向に反省もせず、やる気も出さないホ・ジュンは見ていて腹立たしいほどでした。ただ、このあたりはきっとまだ若い20代半ばくらいの年齢設定じゃないかと思うので、飲んだくれているホ・ジュンがくたびれた中年にしか見えなかったのが難と言えば難点。チョン・グァンリョル、もうちょっと若々しく演じてくれると、なお良いのですがね。
 が、まだまだユ医員のお許しは出ず、イェジンのすすめもあって難病患者の村で、大師について治療を始めます。大師の過去もいろいろあったようですね。難病というのはハンセン病と思われますが、時代や場所を問わずこの病が経てきたものを思うと、胸にささるものがあります。大師やユ医員らが、当たり前の病気として接してくれている姿がせめてもの救いです。

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2009年11月14日 (土)

今週の韓ドラ’09(11/7~11/13)

 今見ている中で、『善徳女王』と『イ・サン』は日本語吹き替えですが、史劇だと吹き替えもあまり気になりません。というよりも、だんだん吹き替えに慣れてくると、さすが声優さんだけあって声の表情に幅があって、安心して聞けるようになります。史劇独特の聞き慣れない役職名や、言い回しも耳からだとすんなり入ってくるし、字数制限もないので早口の台詞でもしっかり言葉がつまっているのがいいですね。
★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・月・・・
『美賊イルジメ伝』(第6話)★★★   
 イルジメが、ヨンゴル和尚にとらえられて閉じこめられ、投げやりで荒んだ生活を反省。あの暴れん坊ぶりが嘘のように、また穏やかな青年に。その後、ヨンゴル和尚に自分の育ての親がいることを聞かされ、感動の再会をしますが、ふーん、って感じしか浮かびません。波乱の人生だけれど、ダルと出会ってラブラブしていたり、中国でもわりと楽しくやってたりしたせいか、イルジメの悲壮感漂う言動ほどに、彼が孤独だったような感じがしないんです。
 なんて思っていたら、後半は身を寄せた海辺の村で、殺人事件が起き、名推理で犯人を突き止めるお話に。いつの間に、ミステリーになったのさ?しかも、それがイルジメの美しさゆえに起こった悲劇と知るや、小舟で海に乗り出し……。あぁ、最後にはへんてこな武士みたいな人まで出てきました。
 悲哀をえがきたいのか、笑わせたいのか、どっちなんでしょう。ある意味すごいドラマかも。

・・・火・・・
『彼らが生きる世界』(第10話)★★★ 
 ジュニョンの家族関係が分かる理由が分かる冒頭部分。泣きじゃくりながら、ジオに話すジュニョンは、やっぱりジュニョンでした。なにをやるにも、強力パワーで動いているような迫力がありますね。彼女と友だちになってみたい気はするけれど、恋人にはなりたくないなと思ったのでした。
 今回、意外と出番が多かったのが、助監督のヤン・スギョン。彼は、登場してからこのかた、とんと良いところがない。今回も、ロケの移動バスに一人乗り遅れて、翌日は遅刻、さらに怒られてやけ酒、あげく過労で点滴しながら眠っているジュニョンにキスまでしてしまう。彼がこれから浮上することがあるのか、気になってきました。

『イルジメ』(第*話)次回6話から(再見)
次回にまとめます。

・・・水・・・
『ベートーベン・ウィルス』(第9話)★★★☆
 オケの団員からも、合唱団の団員からも反乱を起こされたカン・マエ。ちょっと弱気になって、謝罪要求を受け入れるのかと思いきや、やっぱりカン・マエ。演奏のこと以外を非難したこともないし、口が悪いのはもともと。けれど、最高の演奏を作り上げるとみんなに宣言。思わず、拍手したくなるくらいの迫力と、堂々とした態度はさすがでした。
 そんな彼を後押ししてくれるのが、カン・ゴヌやルミたちなんですね。ミョンファンのように、彼のことをちゃんと理解してくれた人はきっと今までにもいたと思うけれど、社会とカン・マエとのパイプ役になる人に恵まれなかったから、音楽業界でも誤解されたままきちゃったんでしょうね。早くに彼を理解できるマネージャーのような人がいたら、カン・マエももっと世界で名をはせてたのかな。
 ルミ、カン・マエに告白しちゃったけど、ゴヌじゃだめなの?

『必殺!最強チル』(第20(最終)話)★★☆
 やっと終わった~。途中から、かなり辛かったので、それが一番の感想です。
 王への復讐をどういう形でするのかと思ったら、あっさりと王を王宮の外に連れ出したのでびっくり。チルとフクサンとのほんの数十分(だと思う)の話で思いついた方法が、簡単に成功してしまうような王の護衛体制はお粗末すぎるでしょうと思うけれど、このドラマだから仕方ないかな。その上、王の家臣は問答無用で斬り捨てたのに、王にはまさかの温情なのも、少し意外でした。
 全体としては、刺客の部分が前面に出ていた前半はそこそこ楽しめたんですが、後半のシリアスな部分になってからはだめでした。お話の作りが粗いのは始めから分かっていたことですから、欠点(←あくまで、見ている私にとっての)が気にならないほど、ぐっと入りこめるものがなかったのがなかったということでしょうね。仲間同士の連帯感や、恋愛でもいいし、身分制度への抗いでも、俳優さん個人の魅力でも、なんでもよかったんだけど、なにもなかったですねぇ。フクサンが予想外の存在感だったけれど、今ひとつ起爆剤にまではなりませんでした。こうしてみると、1話目に登場したチル父のオ・マンソクが一番印象に残っているかな。

・・・木・・・
『善徳女王』(第4話)★★★
 ソファとトンマンの身分が、彼女たちを追って流れてきたチルスクに知られてしまいます。才気煥発なトンマンがよけいなことまで話して災いを招いてしまうという、定番の展開と分かっていながらドキドキしながら見ました。でもちょっとソファが、ハァハァ言い過ぎて(←呼吸器系の病気+火への恐怖心)気になるわ。トンマンが主人公だからしかたないけど、ミシル様をもっと見せてくれ~!早く、新羅へ戻ってミシルと対決してほしいです。
 トンマンを王チルスクを演じるのは、アン・ギルガン@『イルジメ』ヨンガル和尚。不敵な面構えが、15年も二人を追い続けた執念深い刺客にぴったりで、絵になります。

『テロワール』(第19話)★★★
 ヤン社長、ブラヴォ~!しつっこいし、嫌なやつなんだけれど、テロワールの危機に手をさしのべてくれる心憎いところもあって、いい味です。テミンに対するこれほどまでの信頼感は、ある意味、愛ですね。ワイン泥棒も無事に捕まったし。めでたし、めでたしです。しかし、警察でウジュがヤン社長の部下に「あんたのせいで、他の人が疑われたのよ」って怒ってましたが、勝手に決めつけてたのはウジュなんだけどねぇ……。
 やっとテミンの周辺が落ち着いて、少しウジュともいい雰囲気になってきましたが、なんかウジュが醸造の仕事をしたいとか言い始めちゃってます。そりゃないでしょう、ウジュ。ジソンと離ればなれになって挙げ句、別れた直後なのに。でも、「え~っ」とでも言いたげな、お茶目なテミンが見られたのは、ちょっと嬉しかったです。
 そして、どうしても言及せずにはいられないジョイ。会社でも背任で解任されそうになるし、ヤン社長からも仕事を断られるしでかわいそうな気もしますが、さらにやってくれました。ジョイって、なにかあるたびに律儀に(?)いちいちテミンに電話してますね。テミンに対する複雑な思いがうかがえますが、彼もテミンからそろそろ卒業しないといけないことに気づいてほしいな。

・・・金・・・
『龍の涙』(第54話)★★★
 太子にたてられた次男バングァ、本当に気の毒。気が弱くて、人身御供にさせられてもはねつけられないで、びくびくしている様はとても時期王になる立場とは思えないほど。同じ兄弟を、平気で民心を鎮める楯にしてしまうバンウォンらの正義など、この程度のものなのかと思うと情けない思いがします。四男は自分も王位に色気があるらしく、三男に不満をぶつけているし、まだ一波乱あるのかもしれませんね。処刑されずに残った重臣たちも、バンウォン勢力の前に物が言えなくなっているし、安定した王権はまだまだのようです。
 イ・ソンゲ王は、なかなかの人物ですが、子ども運は今ひとつ。朝鮮王朝を興した波乱の人生の、晩年がこれとは気の毒です。
 バンウォン妻以外は、女性の影が薄い中、トクシルお付きのクムニョは芯が強く印象的でした。

・・・日・・・
『イ・サン』(第14話)★★★
 イ・サンらを狙う勢力の姿がおぼろげになってゆくところは、さすがに緊迫した空気でした。謀反の主犯として捕らえられた重臣が、他の重臣やファワンまでもがこれに関係していると暴露してしまいましたが、そりゃそうでしょう。軽率な行動に出てしまったとはいえ、簡単に切り捨てられてしまうのでは悔しくて、他の人をも道連れにしてやろうと思うのも無理はないと思います。強い信念で結ばれているというより、利害関係や、長年の因縁で結束していることの脆さなんでしょう。イ・サンが言ったように、血を分けたきょうだいなのに、ファワンはサド世子を殺害することに加担してしまうことに背筋が寒くなる思いです。
 黒幕の存在まで追いつめることはできなかったけれど、イ・サンにはホン・グギョンといいう強い味方が加わったので、これからに期待です。
 髪をきれいに結ったテスは、別人みたいでしたね~。

・・・月~金・・・
『黄金の新婦』(第28~32話)★★★
 他の方のサイトを見ると、かなり高評価なので、自分の性格の悪さを試されているような気分になりながら見てます。よって、かな~り辛口ですが、ここまでこじれ切った関係がどうなるのか、見届けたい一心だけで見続けてます。
 まずは、ヨンミン父の往生際の悪さ。ジンジュと直接会ったのに、しらばっくれて、叔母さんに問いつめられて、挙げ句の果てに怖いから、自信がないから名乗りでないときたもんだ。他にもっと理由があるのなら同情もできるけど、自己憐憫だけなんだもん。もう脱力です。こんな男を20年も思い続けるジンジュ母が憐れだし、ヨンミン母も気の毒だし、もう本当に……。意外に真相が早く分かったわりに、すっきりしませんね。
 そして、セミとヨンス絡みのお話。セミも言っていたけれど、30年も前のことをしつこく言い合う両家の母には、少々うんざりです。しかも、その原因を作ったヨンミン父が本当に最低男なので、よけいイライラが募ります。
 そんな中楽しみなのは、ジヨン母。もう出てこないと思ってましたが、再登場。いい人そうな他の面々より、真っ赤な口紅に、崩れた雰囲気で、娘のためになりふり構わない彼女のほうが、見ていて気持ちいいです。
 ジュヌが揺らがないので安心ですが、ジヨンの身勝手さに腹をたて、自分に見る目がなさ過ぎたと、やっと分かったみたいですね。遅すぎだけど、気づいただけましかな?

『犬とオオカミの時間』(第*話)次回13話から ※放送終了
***。

『ホジュン』(第9~13話)★★★
 下働きとして苦労を重ねたホ・ジュンが、まずは薬草倉庫番に昇格。これは、薬材商から自分の裁量で仕入れをする役目なので、大出世のようです。ユ・ウィテが、きちんと見るべき所を見て評価してくれるので、安心して見ていられます。患者に対する分け隔てのなさも、尊敬に値しますね。ハンセン病を思わせる難病患者と呼ばれる人たちや、身分の低い人たちをも、ないがしろにしない姿勢は、当時にあってはなかなかできることじゃないだけに、頭が下がる思いです。ホ・ジュンは、本当に良い師に出会えてますね。
 そして、朝廷の要職を務めたこともある両班の妻の治療に、ユ・ウィテに替わって派遣されるところは、見ていてもハラハラの連続。当時は、両班といえども医学知識はない中で、名医という評判以外に医師を選ぶ判断基準がないまま、大事な人の命をゆだねるというのは、想像以上に勇気のいることだったでしょうね。両班がホ・ジュンに何度も大丈夫かと尋ねる気持ち、分かるような気がします。
 それにしても、いいところで終わって続きが気になるわ~。患者の容態が急変し、ホ・ジュンの治療が悪いと捕らえられてしまったけれど、このピンチはどう切り抜けるんでしょう。

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2009年11月 8日 (日)

今週の韓ドラ’09(10/31~11/6)

 先日、久しぶりに映画館に行きました。見てきたのは別記事で感想を書いた『妻が結婚した』。
 ドラマもいいけれど、映画はまた別の味わいがあって、やっぱり映画はいいなぁと思いました。こういう日常と突拍子のない非現実をないまぜにしたお話を描かせたら、韓国映画は巧いですね。虚実の混ざり具合が絶妙で、つきぬけ方がまたうまい。国を選ばない題材なのに、なぜか日本ではあまり作られないタイプの作品のような気がします。
★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・月・・・
『美賊イルジメ伝』(第5話)★★★   
 ものすごく展開が早くて、ハラハラ・ドキドキする間もないくらい物語だけが先に進んでいっている感じです。ダルというイルジメにとっての初恋相手の女の子が登場したのが先週ですが、あっという間に彼女の本当の身分が分かり、まさかの結末に。韓国史劇でに登場する処刑人は、何度見ても怖いですね。大きな刀を振りながら、踊るように罪人の周りをまわるところは、なまはげのイメージです。
 イルジメはまたしても追われる身になりますが、街を歩いてぶつかったと言っては難癖をつけて殴る、蹴る。武術に長けているのに、素人相手に徹底的にやっちゃうから、町中大騒ぎです。なんだか、義賊への道は遠そうです。

・・・火・・・
『彼らが生きる世界』(第9話)★★★ 
 ジュニョンとジオの喧嘩は、相変わらずすごい迫力ですね。二人ともが、次から次へと息する間も惜しいというように、自己主張をするさまは痛快で、見ているぶんにはおもしろいです。でも、自分がその場にいたら、いたたまれないでしょうねぇ。そのジュニョンをも黙らせたのは、ギュホでした。ジュニョンに一言も口を挟ませない迫力がすごかった~。見ているのが恥ずかしくなるようなヘジンとの恋愛もまた、ギュホの別の顔というのが、おもしろいです。
 ジオは、相変わらず局内のいざこざを収拾する役に徹して、ジュニョンのお世話をしての毎日。ドラマは撮らないのかな?
 回を重ねるごとに増えているのが、女優ユニョンと、脚本のイ作家の集い。そこに、助監督のミニやジュニョンが加わって、あれこれ話すんですが、この場面が毎回おもしろくて好きですねぇ。あんな強烈な人たちの集まりに、すみっこのほうへ加えてもらいたいくらい。

『イルジメ』(第5話)★★★★★(再見)
 いよいよヨンが記憶を取り戻し、父の死の真相を探り始めます。ヨンが動くと、相手も容赦ない手で対抗してくる。ヨンがどれだけ大きなものを相手にしているのか見ているこちらは分かっているけれど、ヨンにしてみれば暗闇の中、手探りで進むようなものなんだろうと思います。それでも進もうするヨンの強さを思うと、本当に愛おしいような気持ちになりますね。
 あとあと印象的な場面に使われることになる、サドル、タン、ヨンの家族が庭で過ごす場面。実は、遠くからシフがこれを見ています。シフが一人つぶやくように、幸せなそうな家族の、ありふれた日常。シフの寂しさは言うに及びませんが、ヨンたち3人にも決して口にできないものをそれぞれが抱えていることを思うと、もうこの場面だけで涙、涙でした。
 時代劇ということもあるでしょうが、このドラマの人物たちはみんな我慢強い。苦しさや、寂しさを表に出すことで傷つく人がいると思えば、それを飲み込み、自分が一人泣くことを選ぶ人たちばかり。もっと、わがままになって、楽になってもいいのに。

・・・水・・・
『ベートーベン・ウィルス』(第*話)次回9話から
 放送お休み。

『必殺!最強チル』(第19話)★★☆
 チョルソクと、王の対面は祖父と孫の再会からイメージするものとはほど遠い、恐ろしいものでした。
 でも、まさかここにきてチョルソクをあんなふうに死なせるなんて……。確かに、存在するだけで王の存在を脅かすので、無事にはいられないと思ったけれど、まさかそこまでの展開にするとは。ソユンが、刺客として関係した高官たちや、王までをも亡き者にして欲しいとチルたちに依頼するところで終わりますが、こういう復讐の連鎖はいやだな。
 次はいよいよ最終話ですが、どう収めるんでしょう。

・・・木・・・
『善徳女王』(第3話)★★★
 ミシルらの手を逃れたトンマンは侍女のソファとともに逃れますが、タクラマカン砂漠とはずいぶん遠くまで行きましたね。とはいえ、まだ少女期のさわりという感じで、大きな展開はなし。
 一方、新羅では双子が生まれると聖骨(ソンゴル)が途絶えるという言い伝えのまま、次々と王子が亡くなり、残るのはトンマンの姉、チョンミョンのみ。もちろん、ミシルの野心が消えるはずもなく、変わらず妖しい魅力をふりまいてます。コ・ヒョンジョンの福福しい顔立ちだからこその、ミシルの悪女ぶりがよけいに恐ろしくもあるし、取り込まれそうにもなるのかも。トンマンがどこまでこのミシルに対抗してくれるのか、今から楽しみです。でも、きっとミシルびいきになりそうな予感です。

『テロワール』(第18話)★★★
 もうジョイのことは、さらっと流すつもりだったのに、半分くらいはジョイ絡みの話なのでスルーするわけにもいかないですね。「許してくれないから、傷ついた」という理由でジョイが暴走するって、どうなのよ。許しを請う側が逆ギレしている珍しい状況は、斬新な展開を狙っているのか、なんなのか、もう理解不能です。テミンのほうが、暴走したいくらいだろうに、もくもくと事を収拾して回って、本当にテミンっていい人だわ。
 本業のテロワールも、また危機、危機の連続。もう、テロワールの面々があまりに不用心で、人がいいというか間が抜けているというか。だいたい、大事なイベント用のワインが盗まれたからといって、よく知らない相手からワインを提供してもらうのも、それを突きつめないのも、明らかにミスですよね。魚の注文にしても、相手から変更の確認とかなかったのかしらん?
 今回は、始めから終わりまで、フラストレーションがたまりっぱなしの展開でした。

・・・金・・・
『龍の涙』(第52~53話)★★★
 ついに、バンウォンとドジョンが最後の対面を果たしますが、命乞いをすることなく堂々としているドジョンの前では、王室がないがしろにされた、正義のためには自分の行動がいたしかたないものだと言うバンウォンがひどく小さく見えました。しかし、反逆者として殺生簿にしるされたゆえに、呼び出されたとたん重臣たちが次々と処刑されてしまうのは、恐ろしい光景でした。
 さらに、命乞いをする弟たちを次々に殺害してゆくバンウォンたちが成し遂げたことは、なんだったんでしょうね。ドジョンら殺害した重臣たちの子は殺さず、後に登用したのが温情もあったでしょうが、それならもっと違う形で自らの志を果たす道を探ってほしかったですね。
 処刑場面や、勢力のせめぎあいとそら恐ろしいところが多い2話でしたが、でも一番怖かったのは、夫が太子になれなかったと知ったバンウォン妻。いやぁ、怖い、怖い。

・・・日・・・
『イ・サン』(第13話)★★★
 イ・サンの危機を救うため、やっと図画署の記録画が大事なアイテムとして登場しました。現代なら、記録も写真やビデオで簡単に保存できますが、当時はそれを絵で描いていたのだから、図画署という部署も必要だったでしょうね。当時の宮廷の様子を描いたものは、今どれくらい残っているんでしょう?
 しかし、ソヨンは毎回、毎回大変な目にあいますね。ま、イ・サンのためといって、危ないところに自分から飛び込むんだから、いたしかたないかな。

・・・月~金・・・
『黄金の新婦』(第22~27話)★★★
 男性陣にまったく萌えませんが、唯一ヨンギはいいなぁ♪誠実な感じや、ジンジュに対してもまっすぐに接してくれるところが素敵です。
 それに対して評価急降下なのは、もちろんヨンミン父。まさかとは思っていたけれど、彼がジンジュの父親なの?違ってほしいと願っていたけど、どうやら確実みたいですね。ジュヌ母と付き合っていながら、ヨンミン母になびいて結婚。結婚して子どもまでいるのに、2年半も帰ってこずに妻を苦しめ、子どもの心に傷を残し、未だにその間どこでなにをしていたか家族に言わないだけでも腹立たしかったのに、ジンジュ母娘まで悲しませていたとは。それを悲劇の主人公みたいに思って、自分のせいと思ってなさそうなのがまた苛立ちます。ジュヌ母、別れて正解だったと思うわ~。
 でも、そうなるとヨンスはジンジュの異母弟になるわけで、セミとはつきあえなくなりそうな気が。ジヨンとジュヌも親戚になってしまうし、一波乱も二波乱もありそうですね。
 ヨンミン父のことが衝撃的でジヨンとヨンミンのもめ事も吹っ飛びました。ジヨンももうちょっと上手に隠すか、できないならはっきり言うべき!ヨンミンも、結婚前に3年も付き合ってて、今さら仕事とか子どものこととか、初めて話題にするなんて信じられない。恋愛時期には、将来設計のこととか話さないんでしょうか?ヨンミン母は、論外だけどね。

『犬とオオカミの時間』(第11~12話)★★★ ※放送終了
 スヒョンとケイの間で揺れるイ・ジュンギが、『イルジメ』とかぶって、喘ぐような切なさに惹きつけられます。ケイとしての、いかにもチンピラ然とした仕草や、笑いかたがまたかっこいい。本当に、うまい俳優さんです。
 ミンギはというと、父親の無念の死に、たがが外れてしまったかのような暴走ぶりが、痛々しいし、はらはらします。ジウが仕事でケイと接点があることも許せず、たびたびぶつかってしまいます。ただ、私憤や私怨に情報員の立場を利用しているように思えて、共感はできないでいます。情報員としてのケリのつけ方は、もっと違う形なんじゃないかなと思えるんですね。ジウとのことも、彼女と結婚まで考えたんなら、情報員という仕事柄どういう準備がいるか考えたら、家庭のことも今さら知らなかったじゃすまないだろうにと思うんだけどねぇ。
 どんどん絡まった糸がほぐれていく展開は、ほんとうにおもしろい。これで、ジウがもう少し情感があるとなおいいんですが。なんというか、どっしり構えて、なにがあっても大丈夫に見えてしまうんですよね。ぎりぎりのところを歩くスヒョンやミンギに比べて、今ひとつ危うさがないのが惜しい。

『ホジュン』(第3~8話)★★★
 いつの間にやら、医師を志すことになり、ユ・ウィテのもとで下働きが始まります。が、助手仲間たちからは次々にいやがらせされて前途多難。ホ・ジュンがこの陰湿で、姑息ないじめに耐えているのは、ひとえに医員になりたいという夢があり、尊敬すべきお手本が目の前にあるから。やはり、こういう頑張りは見ていて気持ちがいいのです。今見ているドラマの中で、実はいちばん楽しみかも。
 ダヒお嬢様とも、もうこれでもかというくらいのすれ違いぶりだったので、このまま悲恋で終わるのかと思いきや、ちゃんと結婚したのには少し驚きました。てっきり、同じ医院で働くイェジンとうまくいく話になると思っていたんですが。

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2009年10月31日 (土)

今週の韓ドラ’09(10/24~10/30)

感想が、だんだん辛口になっていっている気が。本性が出てきたかも? 
★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・月・・・
『美賊イルジメ伝』(第4話)★★★ 
 追っ手を逃れて洞窟で生活しているイルジメですが、突然ダルという女の子との恋愛モードになって、あまりの突然の展開にびっくりです。ダルという山参(野生の人参?)取りの父と二人で暮らす村の少女なんですが、イルジメの前に現れたと思ったら、イルジメに興味津々で体をなでなで、見つめてはうっとりして、あっという間に恋仲になるという早業。さらに、この父親に過去がありそうで、剣術をイルジメに伝授してくれるおまけつき。前後のつながりとか、因果関係とか、そういうのからあまりに飛躍していて、まだどう解釈していいのか迷ってます。
 間者のフェンボを追う、ジャミョンの部分はキム・ミンジョンの熱演と巧さもあっておもしろかったです。

・・・火・・・
『彼らが生きる世界』(第8話)★★★ 
 ギュホの家の複雑さが描かれるのですが、それよりもユン・ヨジョンやキム・ジャオク演じる大女優たちのサイドストーリーのほうが印象に残ってしまうのは、さすがというか、皮肉というか。ただ、ジュニョンやジオの登場場面も少なめなので、唐突な感じがして、今回の話はなんだったの?という感じがしたのも事実。これからも、大女優さんたちがもっと本筋にからんでくるんでしょうか?
 ジオとジュニョンが、会社の仮眠室眺める雪がとってもきれいでした。韓国ドラマって、なんでこんなに雪や雨が似合うんだろう。

『イルジメ』(第4話)★★★★★(再見)
 シワンの企みで、捕らえられたサドルを助けるためヨンとシフが賭け格闘技の試合に。二人とも、父親を助けたいという強い思いで、相手が同じ目的で闘っていることを知らないのです。その光景を見てしまうタン。お互いの存在を知らず、自分たちが誰なのかも知らない息子たちと、全てを知りながらどうすることもできない母。この縁の絡ませ方が、憎らしいほどに切なくて、やっぱり泣いてしまいました。
 それだけに、明るく周りを照らしてくれる父サドルの存在には本当にほっとさせられますね。
 そして、ついにヨンがギョムであった記憶を取り戻します。梅の木の下でむせび泣くヨンことギョム。それでも、己に降りかかった悲劇に押しつぶされることなく、強く生きようとあがく彼がとても愛おしく思えます。
 哀感をおびた音楽が、またなんともいえずいいです。

・・・水・・・
『ベートーベン・ウィルス』(第8話)★★★☆
 池(?)に飛び込んだルミと、カン・マエのやりとりがおかしくて、前半は◎。泳げないからって、竿で水面をぴちゃぴちゃしているなんて、カン・マエらしいです。
 ただ、後半はどうなんでしょう?あまり好みのお話じゃなくてトーンダウン。認知症に必要なのは、10時間演奏できる体力じゃなくて、数十分でも集中力が続くかどうかだと思うんだけどな???
 ルミの耳鳴りがひどくなってきて、いよいよ聞こえなくなってきたってことかな。ゴヌと手つなぎデートをしてたけど、二人は付き合ってるってこと?ルミの態度を見ていると、カン・マエの方に興味がありそうですが、ゴヌとのほうがお似合いだと思うなぁ。

『必殺!最強チル』(第*話)次回19話から
 放送お休み。というか、もうあと2話なので、ちゃっちゃと見終わりたいんですが。

・・・木・・・
『善徳女王』(第2話)★★★
 ミシルらの企みでペクチョン王子が即位し、王子妃のマヤが行方不明に。さらに、不在の王妃の座にミシルが座ろうと画策。あわや、新王もそれを受け入れかけたところで、マヤが戻ってきますが、そのときの、ミシル始め、悪役陣の表情での演技のすごいことといったら。重臣たちが居並ぶ儀式のさなかにマヤが戻った上に、身ごもっていると分かった瞬間、カメラは順にミシルやその夫、弟たちの表情をとらえてゆきます。それぞれが軽い会釈をしながら見せる一瞬の顔に、感情が百くらい埋まっていそうなあの顔、顔、顔。悪役がいいドラマって、楽しみです。
 それにしても、ミシルはすごいですね。1話でチヌン王に仕えていたと思ったら、その息子にも接近し、今回はすでに別の有力者の妻で、さらに15歳も年下の真平王の妻になろうとするとは。ここまで入り乱れて、奔放だと豪快ですらありますね。

『テロワール』(第17話)★★★
 せっかくテミンとウジュがお互いの気持ちを打ち明け合ったのに、次から次へと問題ばっかりで、もう少しラブラブするところが見たいのに、そんな暇もありません。
 テミンがジソンから心変わりしたのは、なんか分かる気がします。4年も待って、彼女が帰ってはきたけれど、祖父とジソンの確執を知らされたり(しかも、ジョイの口から)、雑誌で結婚宣言されたり(これも、後から他の人に知らされたし)、祖父の会社に入れば結婚を許すと急かされたりで、なんか違うなと思っていたところにウジュが現れ惹かれていったのは、自然の成り行きかなと思います。テミンは、泣き言は言わないし、寂しいとも言わないぶん、せめてウジュには彼の言葉を笑って受け入れてあげて欲しかった気もしますね。
 ジョイは……もう、理解不能の領域に行ってしまいましたわ。テミンからしたら、ジソンのことで責められ、ウジュを利用したとなじられ、挙げ句に火事の話まで勝手にされて、おじいさんは倒れるし、会社までおじいさんから取り上げたんじゃ、いいかげんにしてくれってところでしょうね。
 さらに、またウジュも暴走してるし……。テミン、最終回まであと少しだ、がんばれ!

・・・金・・・
『龍の涙』(第*話)次回52話から
 感想は次に。

・・・日・・・
『イ・サン』(第12話)★★★
 イ・サンにかけられた謀反の疑いを晴らすため、イ・サンはもとより、いやそれよりも宮中の外でホン・グギョンや彼に指示を受けたテスらのほうが大活躍。ホン・グギョンが王妃側のチョン・フギョムに呼び出されたときは、ハラハラしました。官位をえさに味方につくよう言われながら、考えたいと即答を避ける賢明さ。でも、敵になればそのフギョムからの攻撃を受けるのは明らかなだけに、どうやってかわしてゆくのかも気になります。
 そして、もう一人、いつも意外なところで活躍してしまうイ・チョン様!謀反事件なんかそっちのけで、新しい春画の鬼才がどんな絵を描くのか気になって仕事もそっちのけ。夢にまで見てしまうというおかしさ。そして、いつもながら瓢箪から駒で宮中の詳細な絵図を外部に流した人物を突き止めてしまうのが、おかしくて!
 彼らの活躍で、次はいよいよイ・サンの疑いも晴れるのかな?

・・・月~金・・・
『黄金の新婦』(第18~21話)★★★
 うすうす感じていたけど、ドラマ全体の価値観が前時代的で、細かいところでイラッとさせられるんですね。“嫁”が働く必要はないという空気。子どものころに傷ついたから妻には家にいてほしいというけれど、ヨンミン母はずっと家にいたんだから、仕事と関係ない気がするけど。ヨンスも、家の雰囲気が悪いのはジヨンのせいって責めるだけだし、唯一の頼みの父も、過去のせいで立場が弱いし。ジヨンは仕事をあきらめて、めでたしって雰囲気だったけど、案の定、ジヨンが疲労困憊してます。問題が解決したわけじゃないし、思い詰めるジヨンの極端な性格を思うと、結果は明らか。
 ジンジュのほうも、工場を手伝いたいと言ったとき、ジュヌが反対したのに、ちょっとがっかり。ジュヌは、ジンジュを男として夫として守るって思いが強いけど、ジンジュはジュヌの一人や二人を守れるくらい強いところがあるんだから、まかせちゃえばいいのにねと思います。そういう価値観を、外国人のジンジュが破っていってくれるかな?
 いや、ラブラブなジンジュたちはかわいいし、いろいろあって面白いのにひっかかっちゃうんです。

『犬とオオカミの時間』(第*話)次回11話から
 放送は終わってますが、感想はまとめて最終話分まで次回で。

『ホジュン』(第1~2話)★★★
 毎日ドラマが2本になるのは時間が足りなくなって大変なんですが、つい手を出してしまいました。郡守として尊敬される両班の父と、身分の低い母の間に生まれたホ・ジュンは、行き場のない思いをもてあまし、密貿易に手を出し、博打にふける放蕩生活を送っているところから始まりますが、適度なスピード感があってさくさく進みます。
 まだ、医者への道とはほど遠い段階ですが、彼がどういうきっかけで医学を志してゆくんでしょうね。

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