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2013年8月 8日 (木)

挫折~『宮廷女官若㬢』&『宮廷の諍い女』

 中華ドラマの古装片=時代物で、かなり評判の高かった『宮廷女官若㬢(ジャクギ)』。現代の女性が、清朝は乾隆帝の時代にタイムスリップ。熾烈な後継者争いを繰り広げる、乾隆帝の王子たちと、若㬢(ジャクギ)との恋と友情を描いたお話です。

 それぞれタイプの違う王爺(=字面を見るとおじいさんみたいだけど、身分の高い王子たちのことです)が次々登場するし、女性たちの関係も適度にドロドロしつつ、芯からの悪人もいないので、ストレスがたまらずさくさくと見られるので確かにおもしろいです。
 若㬢と王爺との関係も、なかなか意外で楽しかったし、どの王爺が王位を継ぐのか、どういういきさつがあったのかというエピソードも知らないので、王位継承の物語も楽しめました。

 が、全35話のうち28話くらいまで見たところで小休止したら、そこから先を見たいという気持ちがぷっつり切れてしまったみたいです。あと少しだし、きっと見始めたらすいすい最後までいけそうなんですが、見たいという気分が湧いてこないまま放置。結局、撮りだめておいた録画をすっぱり削除したら、思いの他すっきりしました。

 これは私が見たい古装片じゃなかったみたいです。あくまでも個人的に、今見たいものと違っていたのです。
 見ている間じゅう感じていたのは、若㬢がおとなしいなということ。確かに清朝当時からしたら、身分の高い王爺たちを相手に一歩もひかないし、思うことをやってのける進歩的な女性かもしれないけれど、それでも彼女の行動には理性が感じられます。ときには、歴史を変えないよう自分を制御し、実に賢明。あくまでも現代人的で、現代の感性からは決して逸脱していない。むしろ、過去の価値観について見ている現代人である視聴者の疑問を代弁してくれるようなところが多々あります。

 今まで見てきた中華ドラマの主人公のイメージは、もっと破天荒で、ドラマの舞台になっている時代からも、現代の価値観からも自由で、はちゃめちゃで、だからこそ魅力的。
 若㬢はすてきな人物だけれど、私が見たい主人公像じゃなかったようです。

 その『宮廷女官若㬢』を凌ぐ人気を誇ったのが、『宮廷の諍い女』。こちらも少し見てみましたが、やっぱり主人公がおとなしいというか、賢明すぎて物足りない。あと、若㬢では見目麗しい王爺たちが入れ替わり、立ち替わり登場したけれど、『宮廷の諍い女』では普通のおじさんにしか見えない雍正帝くらいしか主だった男性がいなくて、どうにも士気が上がらず早々にリタイヤ。

 中華圏でもこの二つの作品は大人気だったそうですが、いろんなタイプの物語が出てきて嬉しいような、泥臭さが抜けて寂しいような、そんな気分です。

 奇人変人大集合みたいな、古装武侠ドラマがむしょうに見たくなってきました。

2011年4月14日 (木)

最近の華ドラ(2011年1月~2月)

 2月からBSデジタルでは、周渝民(ヴィック・チョウ)と趙又延(マーク・チャオ)主演の『ブラック&ホワイト』や、彭于晏(エディ・ポン)、阮經天(イーサン・ルアン)出演の『墾丁は今日も晴れ』が始まりました。が、2月はBSが調子が悪くて録画できていないので、『墾丁~』は4話分くらい抜けているのです。せっかく、鈕承澤(ニウ・チェンザー)が監督し、大好きな李康宜(リー・カンイ)が主演で楽しみにしていたのに。再放送してくれないかなぁ。

スターな彼/原題:呼叫大明星(19~23(最終)集)
 最後までつめが甘いというか、メリハリのない感じのままでした。ポーイエとダーシンが出会うきっかけとなった3億元の宝くじが、伏線としてあまり生きてこず、ポーイエがスターである必然性もあまり感じられず、そのうち見たことを忘れてしまいそうな作品でした。

 それにしても、最後で出番の増えたダーシンの父ですが、本当にひどかったです。ダーシンのお母さんは、彼の本性を見ずにすんでいただけで、本当はウェイチェンのお母さんが言うようにただの女たらしだとしか思えない。この男のために、ダーシンが苦労しなくちゃいけなかったのが、どうにも納得いきません。本当に、嫌われるために登場したようで、後味が悪いったらありませんでした。

 全体的にも、今ひとつ登場人物たちに魅力を感じられませんでした。
 肝になる人物であるポーイエは、周りになにか言われるとすぐにそれを信じてしまうので、ダーシンに対しても、ウェイチェンに対しても不誠実な感じがしてしまってほとんどなんの感情も抱けません。ダーシンに助けられて彼女に惹かれたのは分かるとしても、そのときはまだウェイチェンが恋人だったし、親雄からダーシンが宝くじの当選金を隠し持っていると言われれば簡単に信じるし、マイク・ハーのにっこり顔はすてきですが、それ以上の魅力は感じなかったなぁ。
 せめて、ライバルの威力がかっこよければいいんですが、こちらも人物設定があまりにひどい上に、演技もちょっと……。短絡的で、周りが見えていない威力が、ホテルの後継者になったら、きっと経営はすぐに行き詰まるだろうなんて余計な心配までしてしまいました。

 とはいえ、よかったところも。ダーシンが健気でかわいいのは文句なし。ウェイチェンも、彼女なりに一所懸命で、ポーイエに対しても、ダーシンに対しても彼女なりにきちんと対応していて好感が持てて、女性二人には感情移入もできました。
 上海部分、物語上あんまり必要じゃない気はしましたが、意外によかったのが上海パートの登場人物たち。ポーイエの妹ポーロウや、その彼氏のワン・ルイ、さらにはシルベスとスタローンの二人。みんな演技も安定していて、安心して見ていられたのと、彼らの人情味あふれる性格で、ほっとしました。

ブラック&ホワイト/原題:痞子英雄(1~4集)
 いい意味で台湾ドラマらしくない雰囲気です。台湾ではなく、架空の都市を舞台にした刑事物。街は香港のような、上海のような、それでいてどこか西洋風な感じもする、無国籍な感じは南部の街、高雄(カオション)がロケ地だそうです。高雄って、あんなに近代的なビル群があるんですねぇ。一度しか行ったことがないし、そのときも地元色強いところだけを見たので、驚きました。

 舞台となる南署に北署から赴任してきた刑事、陳在天(チェン・ザイティエン)。彼がコンビを組むことになったのは、南署検挙率トップの呉英雄(ウー・インション)。軟派で女好きな在天と、正義感が強く犯人逮捕のためならルールも無視する英雄がコンビを組み、難解な事件に挑む刑事ドラマです。
 原題は『痞子英雄』で、「痞子」とはごろつきというような意味だそうです。刑事としては規格外だけれど、能力はあるというような感じでしょうか。日本語では二人の対照的な刑事を現して『ブラック&ホワイト』となったんでしょうが、こっちのほうがやっぱり日本人には分かりやすいですね。
 事件も、麻薬や巨大な裏組織などが絡んで、スリルもあるし、ミステリー要素もあり、アクションもなかなか。適度に冗談めかしたところもあるし、これから恋愛要素も出てくるようで、期待大です。まだ4話までですが、あっという間に1話分を見終わってしまいます。
 呉英雄(←ウー・インションと聞くと、清朝の乾隆帝時代に反乱を起こした呉三桂の息子・呉應熊(同じくウー・インションと読みます)を連想します。時代物にたびたび登場して、耳になじんでいるもので)を演じる、趙又廷(マーク・チャオ)。この作品で人気が出たようで、楽しみです。

2011年1月31日 (月)

最近の華ドラ(2010年12月)

 やっと12月の感想です。『イケメン探偵倶楽部MIT』の最終話は1月放送でしたが、きりがいいので最後分まで感想を書いています。かなり辛口になってしまいましたが、よくこの内容で24話も放送できたなという感じです。台湾ドラマには、打ち切りとかないんでしょうか?推理とか、探偵物として見るとあまりにお粗末ですが、俳優さんを見るぶんにはそれなりに楽しめるかと。主演のアーロン、お肌つるつるでお人形のようにきれいなので、目の保養をさせてもらいました。

イケメン探偵倶楽部MIT/原題:霹靂MIT(19~24(最終)集)
 なんとなく、お話の雲行きが怪しくなってきたなと思っていたけれど、いやな予感が的中。ミステリーといえば、思いもよらない人が犯人なわけで、この物語となる聖英学園で起こったさまざまな事件の真犯人も、まさに意外な人物ではありました。そして、その共犯となった人物も、途中までは予測すらしていなかった人で、確かに驚きはしました。が、案の定、犯行の動機は説明されたものの、今までにどういう形で事件にかかわってきたか、数々の神出鬼没ぶりや、そのときどきのトリックはまったく、全然説明されていないので、爽快感ゼロ。味付けとしては、いわゆるトラウマや、認めてもらうことが叶わない愛情への渇望、さらにはちょっとした誤解と、こういった味付けのドラマによく登場するものが満載でしたが、そのどれもこれもが、まったく味として生きていない、ドラマのできとしては、かなりお粗末な部類かと。
 と、かなり毒づきましたが、何話か見ていれば探偵ものや、推理ものとは言い難いできなのは分かっていたし、それを求めるのも無理だろうなと思って割り切れたので、最後までさほどの苦痛もなく完走できたがの我ながら不思議です。
 登場人物たちも、なんだかとっても宙ぶらりん。名探偵役のはずのシードゥも、頭脳明晰らしいけれど、冴えた推理はほとんどしていないし、メンバーそれぞれの魅力が、うまく絡み合っていたようには思えませんでした。ただ、女性にやたらともてる187が、そのモテ男ぶりを発揮して、女子のネットワークを利用して情報収集するというのは、なかなかおもしろかったです。そして、ドジでちょっと落ちこぼれかけの天魔星がかわいかったです。
 アーロンは、飛輪海の中で唯一その出演作を見たことがなかったのですが、う~~~ん。クールな役なので無表情で、話し方も淡々としているのを差し引いても、上手いとは言い難かったですが、嫌味な感じはないので、また違う役を見てみたいかな。

  イケメン探偵倶楽部MIT DVD-BOX1  イケメン探偵倶楽部MIT DVD-BOXII

スターな彼/原題:呼叫大明星(15~18集)
 上海パートが始まりました。台湾ドラマではありますが、上海パートの出演者はたぶん中国の俳優さんも多いので、中国資本が入っているのかもしれません。
 台湾から出て、ポーイエとダーシンの恋愛モードがしばらく続きますが、やはりそのままではいかないのがドラマです。二人が逗留しているのが、ウェイチェンの父が経営(?)するホテルで、そこにウェイチェン、威力もやってきます。
 ここで鍵を握る人物になるのが、ウェイチェンの父。威力からウェイチェンではなく、ダーシンとの結婚を望んでいることを気かされるや、それまでダーシンなんて知らない、娘でもないと、あからさまに軽蔑した態度で接していたウェイチェン父が、手のひらを返したようにダーシンに接近します。さらに、自分の事業に有利な威力との関係を保つためダーシンと別れるよう、ポーイエにも圧力をかけます。なんていう父親なのよ~。ダーシンがこんな父親のために、香港から台湾に渡って苦労したと思うと、本当に彼女が報われないわと思いながら見ているので、この父親が本当に憎らしく見えてきます。威力も、ポーイエに嫉妬するより、自分がしたことがどういう結果を招いているか、よく考えてほしいけど単純思考の彼には無理な相談かも。
 ま、ポーイエもダーシンのためを思うあまり、手のひらを返したようにダーシンに冷たくするのが、ほとんど二重人格みたい。当のダーシンにしたら、昨日まで優しかった彼が、突然わけもわからず怒っているわけで、戸惑うでしょうね。ウェイチェンに対しても、彼女が自分を今も好きだと知っていて、あえてそれを利用してしまうんですから、ポーイエにもあんまり惹かれないのが辛いところです。ポーイエ、なにごとにももう少し工夫が欲しいところです。

2011年1月24日 (月)

最近の華ドラ(2010年11月)

 だいぶん前に感想はメモ的に書いておいたのですが、直すのがおっくうでそのまま2ヵ月近く放置してました。

イケメン探偵倶楽部MIT/原題:霹靂MIT(15~18集)
15話:ターゲットが天使先生にまで及び、いちおうここでひと区切りなのかな?次はMIT自らが打って出るべく、ゲームディスクを自分たちが作ろう(?)とシードゥが言い出します。ここまできても、未だパズルのピースが埋まっていくような爽快感や達成感は皆無です。
 が、お目当てはシードゥと天魔星だと割り切っているので、没問題。
 仲間たちとMITとして活動する中で、薬に頼ることなく病気と付き合っていけそうだと思えるようになったシードゥは、ここでやっと彼女を受け入れるのではなく、747と彼女がうまくいくよう自分の心配はもう無用だと言うのです。あーーーー、朴念仁!事件の真相は分かっても、女心には全く疎い彼から、やっぱり目が離せません。

16話:前回分がひと区切りだったようで、いきなりチェリー先生はアフリカに行っちゃってるし、シードゥは天使先生のもと優等生組になってMITとの関わりは断つし、187も女子学生たちとの忙しい日々。相変わらず747と天魔星だけがMITを続けようと苦戦中。といっても、もちろんこれは表面的なことなんだけど、相変わらず細部が分からず不可解。

17話:と思ったら、学長がMITの存在意義を認めてくれて、またMITの活動復活。なんじゃそりゃ?ゲームディスクを作った学生が見つかるものの、黒幕はまた別みたいで、どうやらシードゥの父親や、天使先生、187の過去の誘拐事件なんかも関係しているみたいな様相。というか、もう少し断片でもいいから事実がつながってこないと面白くないんですが。やたらねちっこい犯人の行動にも、だんだんとイライラしてきたし、早く解決してくれ~。というか、すっきりした解決策ってあるのか大いに不安になってきました。

18話:脱出ゲームのような密室は、さほどの謎もなく、意外とあっさり出られたような気が。しかし、屋内にあんな大々的な爆破物をしかけて、建物が崩れたりしないんだろうかとそっちが気になりました。シードゥと天魔星のラブシーンも、見ていてかわいいからいいけど、お話とはあんまり関係ないというか、ここでいちゃいちゃしてどうする?ってところで挿入されていたり、もう収まりがつかないドラマ路線まっしぐらになっています。が、なんだか天魔星の動きがいまいち怪しくて、なんだか嫌な予感。彼女が犯人なんてことないよね?

スターな彼/原題:呼叫大明星(11~14集)
11話:親雄の方便で、ダーシンはポーイエが自分を好きなのだと思い、彼女も告白。あーんな素直に喜んでいる女の子を前にしたら、そりゃポーイエも本当の目的は3億円の宝くじだなんて言えませんよね。まあ、本人は無自覚だけど、ダーシンのことをけっこう気にしているようなので、あながち嘘の気持ちというわけじゃないから、余計にややこしいです。ポーイエの気持ちが固まったころに、きっと3億円の秘密がばれてしまうんだろうから、せめて少しでもダーシンがにこにこして、楽しく過ごしてくれるのを願うばかりです。

12話:どんどんポーイエに惹かれていくダーシンを見て焦った威力は、ダーシンがお金のない人はいやと言うなり、実家にもどって有名ホテルの跡継ぎたる少爺としてダーシンの前に登場します。っていうか、どこまで単純なんでしょう。今のところ、あんまりにもガキっぽくて、深みがないのでとてもポーイエの対抗馬にはなれそうにないのが辛いところです。
 その間に、ポーイエとダーシンはぐんぐん距離を縮めてウェイチェンもそれを知るところとなりました。ダーシンの健気さも、かわいさも大好きなので当然ダーシンを応援するんですが、確かに危険をも顧みず、ポーイエのために必死になっている彼女と、留学したら学費を出してねとさらっと言ってしまうウェイチェンでは、苦労人のポーイエが惹かれるのはダーシンでしょうね。

13話:が、ウェイチェンの父親が、ダーシンの捜している実の父だと知った威力にも、やや有利な材料が。それにしても親雄、いい加減にしてくれー。彼のせいでポーイエは怖いお兄さんたちに捕まってしまうし、へとへとになるまで働いているのに、本当になにやってんだか。借金はなんとか、威力のおじでシェフのジャックが出してくれたからいいものの、いや本当にひどい。

14話:ポーイエにとってウェイチェンっていったいどんな存在なんでしょう。あっという間にダーシンのほうが恋人みたいになっていて、あまりの変わり身の速さにびっくりです。ダーシンが可愛いからいいけど、ポーイエの真意が今ひとつつかめません。仕事にしても、いやだいやだって言うわりに脚本が悪いとか、こんなのは嫌だとかいろいろ言うし、父親のせいでって人のせいにばかり。ジャックのすすめで、上海での映画撮影をすることになったけど、この先どういうお話になるんでしょう。上海で、妹がパリに留学していないことがばれるのかな?

2010年11月 1日 (月)

最近の華ドラ(2010年10月)

愛∞無限
 出演:潘瑋柏(ウィルバー・パン)、張榕容(サンドリーナ・ピンナ)、林佑威(リン・ヨウウェイ)、住谷念美(すみたにねみ)
 故事:貧しく平凡な青年と、富豪の令嬢とのラブストーリー。キーワードは運命の赤い糸。

女王不下班
 出演:張棟樑(ニコラス)、修杰楷(シウ・チエカイ)、李康宜(リー・カンイ)、王心如(シンシア・ワン)
 故事:章(チャン)家の四姉妹は、母からそれぞれスカーフ、鏡、トランク、ペンだった。母がこれらに託した思いは?四姉妹の幸せ探しの物語。

 たま~にチェックする台湾テレビ局のドラマ情報から拾ってきました。ちょっと気になったのは、この2本。『笑うハナに恋きたる』ですてきだった潘瑋柏(ウィルバー・パン)が主演のドラマ。相手役は、『イタズラなKiss』で琴子のライバル役だった人らしいです。こてこての恋愛物っぽいけれど、ちょっと気になります。
 そしてもう一つは、四姉妹の恋や仕事を描くドラマ。台湾の女優さんで一番好きな李康宜(リー・カンイ)が出ているものは、やはり見てみたい。彼女が演じるのは四姉妹の長女で、検事試験に合格した才女役らしいです。

イケメン探偵倶楽部MIT/原題:霹靂MIT(11~14集)
 13話でやっと、おもしろくなってきました。ここまでは、ひたすら学内で事件が起こって、今ひとつすっきりしないまでもMITが解決しての繰り返しですが、MITの顧問(?)であるチェリー先生が、10年前のMIT解散に関わっていたらしいことや、天使先生がMITのメンバーだったことなどが分かってきました。
 これで、事件の深みにはまり出すのかと思いきや、さすがこのドラマ。見事にそれを裏切ってくれて、あっさり事件解決。昔、自分の居場所を見つけられず、髪を染めたり、MITを挑発したりしていたやんちゃな時代を過ごしたチェリー先生は、自殺未遂を起こすものの、当時のMITのリーダー格の先輩に助けられ一命を取り留めます。が、それにより先輩は片足を切断する大ケガを負い、MITも解散することに。教師として学園に戻ったチェリー先生は、自分のように迷っている学生を救いたいと、新たにMITを設立したということのようです。その先輩の姪で、事件に絡む女子学生を『ぴー夏がいっぱい』で夏芽役を演じた五熊(ウーション)がゲスト出演しています。やっぱり、五熊はかわいいですね。 
 そして、シードゥと天魔星ですが、シードゥが女性と付き合わないのは、事件の捜査で相手に危険が及ぶのを恐れているからだと知り、天魔星が自ら彼と少し距離を置き始めます。となると、シードゥとしては、なんだかおもしろくないみたいで、さりげな~い嫉妬とか、焦りを覚えているらしいのが、微笑ましいのです。天魔星、がんばれ、シードゥがおちるのも、あと少し!

スターな彼/原題:呼叫大明星(7~10集)
 ポーイエには、お金が必要なことばかりで、父親の残した借金に、妹のパリ留学費用と学費、さらに芸能界を引退して恋人のウェイチェンといっしょにアメリカに留学する約束をしているのですが、彼女からも学費をあてにされているようで、ますます行方不明の3億円が必要になってます。マネージャーの親雄(チンション)や、克凡(カーファン)も必死なので、彼らの口車に乗ってダーシンとの関係を切れずにいますね。
 でも、ダーシンの側にしたら、まったく身に覚えのないことで勝手に疑われたり、利用されたりして、だんだん彼女が気の毒になってきます。威力(ウェイリー)もよかれと思ってやっていることだけど、宝くじに当たったと言って、本当は母親から借りたお金を渡してしまうから、結局はダーシンを不利な状況に追いやってしまうという。ダーシンが、素直にポーイエのためによかれと思ってしていることが、正当に評価されなくてもどかしいです。
 ポーイエも、自分のしていることに疑問を感じているなら、正面きって3億円のことを聞けばいいのに。一度も聞かないで、隠しているんだろうという親雄の言葉を信じているのも、どうなんだかな。克凡はともかく、親雄の借金はギャンブルがもとだし、彼の言動を見ていても、なんとかしてあげたい気持ちにはなれないのよね~。どうしようもないけど、なんとかしてあげたくなるような人物なら、ポーイエのジレンマにももう少し共感できるんですが。

2010年10月26日 (火)

最近の華ドラ(2010年9月)

 なかなか、これぞ!とうい中華ドラマがなくて、さらっと見ている感じです。年齢や性別を選ぶドラマが中心なので、どうしてもはまると言えるほどの作品は少なくなりますね。

P.S.男/原題:偷心大聖PS男(*集)
 10話までは見たのですが、時間もないし、ハードディスクの空き容量もない。恋愛以外の要素があまりない作品を見るのは、ちょっと辛くなってきて、挫折です。

イケメン探偵倶楽部MIT/原題:霹靂MIT(6~10集)
 シードゥ、メニエルなの?だから、たびたび目眩がしてたのか。なんていうか、あんまりにも意外な告白だったので、それまでの事件のあれこれが吹き飛びました。
 やたらと事件が起こり、しかもその原因が他の生徒への嫉妬や競争心が高じてとか、本当に第三者から見たら、気の毒だけどそんなに思い詰めることかなと思う動機ばかりだし、逆恨みと紙一重って感じです。ミステリーは謎解きも大事ですが、犯人側がどれだけ見るものをひきつけるかが大事なので、ドラマとしては本当におもしろくないのです。それに、こんな事件が続発する学校なんて、行きたくないよねー。
 すべての事件に絡む、謎のディスクがあるのですが、それはどうやら人びとの負の感情を煽る効果があるらしいことが分かってきました。いや~、すごい恐ろしいゲームですが、それなのに学内で噂にもなっていないし、MITの面々も事件が解決するまでそれを捜そうともしないなんて、どこまでのんびりなんでしょう。初めから、そのディスクを捜していけば事件も早く解決しそうなんだけどな。
 でも見続けているのが自分でも不思議なんですが、どうもシードゥと天魔星がいい感じになるのが見たかったみたい。二人が、ちょっとずつ近づいていく感じがいいんです。というか、それ以外はもう突っ込みどころ満載だし、クーインがいつもいつも容疑者と疑われてもしかたないほど、事件現場にいるし、747が探索途中なのに突っ走ってしまったり、チェリー先生の指示もピントがずれているし。でも、こういう流れはもう気にせず、ただそういうものとして見ることにすると大して気にならなくなります。本当に、本当にたま~~~に見られるシードゥの笑顔と、彼にひっつきもっつきする天魔星が嬉しそうなのが見られればそれでいいのです。
 恋愛ドラマもいいけれど、それがあまり関係ない作品だから気楽に見られるのがいいのかも。

スターな彼/原題:呼叫大明星(2~6集)
 ダーシンとポーイエの接点は、3億円が当たっている宝くじ。
 大スターでも、妹を上海の学校に学ばせ、さらにパリの美術学校へ留学させるため台所事情は火の車のポーイエ。さらに、マネージャーや、友人もこの3億円が必要な状況で、なんとしても宝くじを取り戻そうとするのですが、ポーイエはダーシンのことが気になり始め、ダーシンも彼に対して微かな恋心を抱き始めている感じです。ここにからんでくるのが、ポーイエの大学の後輩で、社長令嬢、さらにダーシンの同僚威力。
 さらに、ダーシンの出生の謎が絡んですっかり四角関係です。ところどころ、笑いの要素もあるんですが、ダーシンを演じる阿saの演技がさらっとしているので、台湾ドラマっぽい力業的コメディになっていないのが、個人的にはとっても見やすいです。
 ダーシンは宝くじなんて持っていないのですが、3億円をあきらめきれないマネージャーたちが、ダーシンをポーイエの専属運転手に雇うことにします。ダーシンは自覚がないけれど、ポーイエを好きになっているみたい。そのダーシンを好きなウェイリーは、彼女がポーイエに惹かれていくのを見て、初めて自分がダーシンを好きなことに気づいたみたい。いったい何歳なのよ?もう少し大人の役かと思ったら、もう怖いほどにガキです。本当はお金持ちの息子のようですが、家に帰りたくないからってその場の勢いで、ポーイエが好きと言ってキスまでしたと思ったら、ダーシンのためにポーイエファンクラブまで入ってるし。ダーシンじゃなくても、彼と付き合うのは大変そうです。あとね、ウェイリーの滑舌がかなり悪いのが気になって仕方ありません。私の中国語能力の問題はもちろんですが、それでも彼の台詞がほとんど聞き取れないのです~。
 ポーイエを見つめる、きょとんとしたダーシンの表情がツボです。可愛い♪

2010年9月12日 (日)

最近の華ドラ(2010年8月)

 前回、『イタズラなkiss』のことを書いたら、本当に見たくなってDVDをレンタルしてきました。見始めたらとまらないだろうと思っていたとおり、8話まで一気に見ましたが、やっぱりおもしろいです♪

P.S.男/原題:偷心大聖PS男(5~8集)
 なんか早くもフージエが、シャオチエンに惹かれ初めてます。思ったより早いですね。アマンダとうまくいくためにも、まずはシャオチエンを籠絡しようとモーションをかけたフージエですが、意に反して本気になりそうな予感を早くもにおわせます。
 そして、5話目にしてようやく温昇豪(ウェン・シェンハオ)が登場。いや~、またしても性格悪そう。お金持ちで、鼻持ちならない登場のしかたをして、フージエと嫌な男対決が十分できそうな感じ。初めは、狙ってやっているんでしょうが、いちいち動作が大袈裟で下手に見えてしかたなかったんですが、出てくるたびに感じが悪いので、これくらいのほうが笑えていいなと思えてきました。温昇豪、見た目はソフトな感じでいいんだけど、ちょっと苦手な俳優さんになりつつありますね~。
 そして、いよいよ四角関係に発展かと思いきや、フージエとシャオチエン、写真誌にスクープされたことで、シャオチエンの祖母たちが登場。ここで2話も費やして恋人のふりをするというお話になるのですが、意外や意外、ここでさらにフージエとシャオチエンがさらに接近となるのです。お話として無理な感じなのに、なんだか二人が妙にどぎまぎさせる距離感を作ってくるので、ついつい見入っちゃいましたわ。特にシャオチエン、まんざらじゃない感じというより、どんどん好きになっている感じ。留学時代、恋人に二股をかけられたことで、永遠の愛や真心が信じられなくなったというフージエに、すっかり感情移入しているし、これはもう恋ですね。ただの女たらしかと思っていたら、女性不信からそうなったというフージエ。思いのほかナイーブなようです。

イケメン探偵倶楽部MIT/原題:霹靂MIT(2~5集)
 そこそこ真剣に見ているつもりなんですが、よく分からないことだらけです。え、これって事件だったのとか、この人いつの間に容疑者にとか、そんなのばっかりなんです。最初の回から、ずっと謎の人物が関わっていることを匂わせて、それぞれの事件がつながっているようなんですが、その人がなぜ全てを見透かしたように行動できるのか、ちっとも分からないまま。主人公たちのポケットに、まるで手品のようなメモが入っていても、それがいつどこで紛れ込んだのか種明かしもないし、絶妙のタイミングでいつも携帯に電話やメールが来るし。
 ミステリーのお約束として、意外な犯人というのは初めから姿を見せていないといけないと思うんですが、そのルールでいくと、怪しいのはすでに2~3人に絞られそうだし。
次々に学園内に事件が起こりますが、途中がかなり大袈裟な感じのわりに、犯人も動機も拍子抜けするようなものばかりなので、正直ミステリーとしてはお粗末そのもの。でも、なんでか続きを見ちゃうのはなぜなんでしょう。
 演技は今ひとつだけど、アーロンがお人形みたいでかわいいから?アーロン演じる、シードゥーに片思いするシャオシンの元気な女の子っぷりがかわいいからなのか、自分でもよく分かりません。

スターな彼/原題:呼叫大明星(1集)
 出だし、いきなり広東語で始まったので驚きましたが、蔡卓妍(シャーリン・チョイ)演じるダーシンが香港人の母と、台湾人の父を持つという設定だからみたいです。流れるような優しい女性の広東語がとても好聴(はぉてぃん=(音が)よい)でした。
 国際的スターの賀軍翔(マイク・ハー)と、タクシー運転手の蔡卓妍(シャーリン・チョイ)の恋のお話みたいです。こうしてみると、蔡卓妍の演技が他の人に比べてとっても自然で、際だってます。ドラマ仕様というよりも、映画的なたたずまいなんです。立て続けに台湾ドラマを見ていますが、台湾の若手俳優さんたちの演技がみんな似ていて、どこか単調で、それに飽きてきていただけに、彼女の少し違う雰囲気がとっても気持ちいいのです。
 まだ第1話しか見ていないので、なんともいえませんが、対抗馬のウェイリーがなかなか素敵なのも、期待大。お話をおもしろくするためでしょうが、どうも性格が捻じ曲がった男性主人公が多すぎて、たまにはいい人を見て和みたい気分なのです。

2010年8月 4日 (水)

最近の華ドラ(2010年7月)

 新しい台湾ドラマを見ていると、さらっと流して見たままにしている『イタズラなKiss』をちゃんと見直してみたくなりました。

P.S.男/原題:偷心大聖PS男(1~4集)
 主人公らしき男性、夏和杰(シャー・ホーチエ)は売れっ子作家で、書く物なら批評だろうが、ブログだろうが、一躍トップセールスになる話題の人。が、ふだんの彼はこの上なく嫌味で、女好きで、自信満々なところが鼻につくタイプ。それにしても、台湾ドラマの男性主人公は性格が悪い設定でないといけないのかと思うくらい、見るもの、見るもの、性格がひどい人ばかり出てきます。ねじ曲がった性格が、恋によって変わっていくところが面白みなんだろうけれど、あんまりにも同じような性格だてにかなり食傷気味です。
 その男性を変えていく女性は、しっかり者でというパターンも踏襲しているわけで、女性主人公は、自分の幼稚園を建てるという夢を持つ、幼稚園の先生・馬小茜(マー・シャオチェン)。
 ことごとく反発しあう二人は、もともと幼なじみ。今後の展開を見るまでもなく、この二人が恋に落ちるんだろうなという雰囲気で、誰と誰がくっつくのかなという楽しみは感じられませんが、思わぬ展開とかあるのかしらん?

 当の和杰は、見た目の冴えない小茜が幼なじみだとは気づいてないし、彼女よりもその友だちのアマンダに狙いを定めます。しかし、こんな頭悪そうで、性格悪そうな男が、いくら顔がよくてお金があっても、そうそう女性にもてるっていうことが信じられない。いや、世間とはそういうもんなんでしょうかね?
 和杰のライバルは、『敗犬女王』のレスリーこと温昇豪(ウェン・シェンハオ)。しかし、4話まではその影もなし。正直、和杰は好みのタイプじゃないので、対抗馬に期待。

 トップモデルで、女優業にも進出したアマンダを演じるのは、白[音欠]惠(ビアンカ・パイ)。和杰の猛烈アタック(←死語ですか?)に素っ気ないそぶりですが、あの手この手で押されるもんだから、早くも惹かれ始めている感じですね。アマンダ、可愛い感じの美人だし、スタイルもいいし素敵だけど、あの甘ったるくて、重い感じの話し方が少し苦手。台湾ドラマの女優さんたちって、こういう独特のとろっとしたしゃべり方をするなという気がするんですが、もっとパキパキ話してかっこよく演じてほしいです。
 台湾ドラマの4話は、まだまだ助走ですね。

イケメン探偵倶楽部MIT/原題:霹靂MIT(1集)
 有名大学に存在し、学内の事件を独自に解決するMITと呼ばれる組織。有名ミステリー作家を父に持ち、天才といわれる士徳(シードゥー)が、MITに加わり謎を解き明かす、学園ミステリー。
 まだ第1話だけですが、ミステリー仕立てとしては、お話運びのテンポが悪くて拙いなというのが第一印象。飛輪海のアーロン演じる士徳が、キャンパスで謎に出会いながら事件に巻き込まれていくのですが、伏線や謎の見せ方がうまくないので、全然どきどきせずミステリーに引きこまれていかないのです。ばらまかれた伏線、謎も放置されたままという荒っぽさではありますが、台湾ドラマには珍しい分野なので期待半分、不安半分です。そのせいでもないんでしょうが、見る気満々なのに、気づいたら途中で寝ていてまた巻き戻して…というのを、4回も繰り返してしまいましたわ。この後、たまたま見た日本の『チェイサー』というドラマ。国税局と脱税のプロとの攻防にぐいぐい引きこまれながら、このスピード感の差はどこからくるなんだろうかと思ってしまいました。
 大学なのに、みんな制服でまるで高校みたいなのや、アーロンがクールさを強調したいがあまりちょっと棒読みなのもちょっと気になりはしますが、これから物語が展開すればこなれてくると思うので、しばらく見てみます。

2010年7月 8日 (木)

最近の華ドラ(2010年5~6月)

 5月で『敗犬女王』、6月で『ぴー夏がいっぱい』がそれぞれ終わってしまいました。楽しみだった台湾ドラマが両方完結して、やや脱力中。
 『ぴー夏~』のあとに始まるドラマはいちおう視聴予定ですが、久々に武侠ドラマを見たい気分です。

敗犬女王/原題:敗犬女王(31~34(最終)集)
 最後の一波乱、ルーカスとの年の差に、彼の医学の勉強とやっぱり問題は山積みですが、それより驚いたのはやはりあの爆発事故。シュアンったら、何回爆発事故に巻き込まれるのよ。きっと、悲しい結末にはならないだろうと思いつつも、シュアンの無事が分かるまではドキドキしました。彼女の無事を願って、ラジオで必至に呼びかけるルーカスの姿には、涙せずにいられませんでした。笑っちゃう結末になるんだけど、盛り上がりました!
そして、もちろんちゃんとハッピーエンド。しかも、『敗犬女王』のタイトルにぴったりの、シュアンらしい結末は大満足です。
 ルーカスとの出会いから、二人が近づいていく過程、そしてレスリーの登場。ふつうならここで大団円とするところでしょうが、まだまだ引っ張って年の差カップルのあれこれまで描ききって、かなり力業の物語づくりですが、本当に楽しかったです。
 台湾ドラマでは珍しく、等身大の30代の女性が主役で、しかもそのシュアンが魅力的でした。仕事も、恋愛も、結婚もいろんなことが頭に渦巻いて、思うようになりそうでならないちょっと宙ぶらりんな感じが、よく出ていて共感するところが多かったです。
 見始めたときは、正直シュアンを演じる楊謹華(シェリル・ヤン)は面長だな~というくらいにしか思わなかったのですが、だんだんとシュアンがかわいくて、きれいに見えてきました。同じように、ルーカスっていいやつだなと思い始めると、苦手だったはずの阮經天(イーサン・ルアン)もかっこよく思えてきたのは、我ながらおもしろかったです。
 台湾ドラマの中でも、かなり上位に入れたいお気に入りになりました。

ぴー夏がいっぱい/原題:熱情仲夏(12~19(最終)集) 
 累のマネージャーになった夏芽と累の関係は、見ていて気持ちよかったです。どこか冷めた気持ちでモデルを続けている累の空虚な気持ちと、それを分かりながらもう一段次の段階へ進ませてあげたいという夏芽の一所懸命さ。ひたすら信じて、大丈夫!と言い続けてくれる夏芽みたいな女の子が、一歩引いたところのある累には必要なんだなとよく分かります。そして、ショーが終わったあと、累が夏芽を抱きしめるところは、一気に思春期カムバーックという気分でしたわ。いや、もう二人とも可愛い!!
 やっと付き合い始めた二人には、プチライバルが現れたり、進路を決めなくちゃいけなかったり、いろいろあるのですが、最後までほんわかとした雰囲気のまま楽しませてくれます。交通事故や病気といった悲劇を盛り上げ要素にもってこずに、あくまでも高校生の恋愛を描いていたのが好感度大でした。
 さしてドラマチックなできごとがあるわけではないので、退屈する人もいるのかなという気がしますが、最初から最後まで全然飽きることなく楽しみました。冷めたところと温かい気持ちのあわせもつ複雑な性格の累は、鄭元暢(ジョセフ・チェン)にぴったりな役だったと思うし、彼の百面相みたいないろんな表情も見られます。夏芽役の小熊(シャオション)も、元気で明るい女の子役がぴったりで、この二人を見ているだけで他は気にならなくなります。  
 名作ではなくとも、見てよかったと思えるドラマでした。

2010年5月 8日 (土)

最近の華ドラ(2010年4月)

 『ぴー夏がいっぱい』に、こんなシーンもありました。夏芽が愛犬のピー助((←たぶん、パグ?)に似ていると思っている累が、面と向かってそうとは言えず苦しまぎれに発したのは「林志玲(リン・チーリン)に似ているね」。字幕は「モデルに似ている」で林志玲の名前は出てませんが、彼女もフジの月9に出演するみたいですね。
 共演するキムタクが、日本でかっこいい男性の代名詞なら、彼女は美しい台湾女性の代名詞みたいなものかな。韓国ドラマだと、チャン・ドンゴン、香港映画なら劉徳華(アンディ・ラウ)なんかも、同じような代名詞として台詞にけっこう出てくる気がします。

敗犬女王/原題:敗犬女王(27~30集)
 いよいよシュアンとレスリーの結婚式。でも、シュアンは式の当日明け方まで、ルーカスが元恋人の死亡事故に関係しているという疑惑を晴らすための記事にかかりっきり。それを見たレスリーのほうから、式をキャンセルしました。6年のブランクを埋めたいという彼の気持ちもいくらか分かるけど、焦りすぎたかな。それに、やっぱり6年は長すぎたし、ソマリアでのケガが前面に出てしまって、彼がどうして連絡もしなかったかとかがうやむやのままでしたもんね。
 それに、式を中止した理由を聞かれたレスリーの態度が、いただけなかった。彼らしいと言えば彼らしいけど、シュアンの気持ちが自分にないことを認めたくないだけに見えてしまって残念。自分が悪者になったと思わせたかったようだけど、簡単にシュアンに見破られるような小芝居でお茶を濁すとは。でも、変にかっこよすぎないのレスリーは、リアルでそのぶん親しみも覚えましたが、断然ルーカスにがんばってほしいので、一安心。
ここで、映画『卒業』ばりにルーカスが現れるかと思いきや、結局、ルーカスはバイトも辞めてシュアンの前から姿を消し、シュアンもまた辣腕記者生活に。
そして、しばらく時間がたち(半年?1年?)、めでたく再会。お互いの気持ちを確かめ合って、まるでハッピーエンドの最終回みたいだけど、まだ続くみたい。いや、おもしろいからいいけど、けっこうひっぱりますね。
 笑ったのはシュアンとルーカスの熱~い場面。気分が盛り上がり、熱烈キスからベッドに倒れ込み……いやぁ、台湾ドラマのこういう場面はけっこうドキドキするなと思っていたら、避妊具を用意してなかったとルーカスが慌てる場面に急展開。女性への礼儀だからとコトを中断してコンビニに走るルーカスに、こういうときは「没禮貌(メイリーマオ=失礼とか、礼儀がなってないという意味です)」でもいいのにとつぶやくシュアン。もう大笑い。
最悪の出会い→ひょんなことから同居→お互い気になる→昔の恋人の出現→それぞれの別れときて、さらに年の差カップルを描くところまで、もうてんこ盛りです。
 そうそう、このサイトに「敗犬女王 ホァン・ジンルン」で検索して来られる方があるので不思議に思っていたら、30集で登場しました。ルーカスが復学した医学部の同級生役でチラッと出てますね。

ぴー夏がいっぱい/原題:熱情仲夏(8~11集) 
 夏芽が、累のご指名でマネージャーになりました。累ってば、けっこう夏芽のことを気に入ってるみたいです。ま、実際のところはマネージャーというより、お目付役というか、累のお守り役みたいな感じですね。彼女に励まされて、大きなファッションショーに出ることができるようになったし、苦手な朝もちゃんと起こしてもらえるし。
 ただ、ここで累が好きだった女性が登場するみたい。モデル仲間の女の子が累を好きみたいですが、あれは片思いのようだし、真打ち登場で夏芽ピンチかな?でも、その女性の存在が明かされて、1話分が終わったけれど、未だ姿は見えず。ひっぱりますね。その間に、累はモデルとしての壁にぶつかり、ちょっと湿っぽい空気になってますが、ここで累が一皮むけるチャンスでもあり、夏芽との距離が縮まるきっかけにもなりそう。
 累を抜擢しながら、彼をビシビシしごくデザイナーを演じるのは、李李仁(リー・リーレン)。梁朝偉(トニー・レオン)を細面にして、ちょっといじったような感じで、前に見たときよりいい具合に枯れてます。 
 毎回楽しく見ているんだけど、感想にしてみるとあまりないですねぇ。でも、他愛ないお話がかわいくて、けっこう好きです。

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