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2013年8月

2013年8月 8日 (木)

挫折~『宮廷女官若㬢』&『宮廷の諍い女』

 中華ドラマの古装片=時代物で、かなり評判の高かった『宮廷女官若㬢(ジャクギ)』。現代の女性が、清朝は乾隆帝の時代にタイムスリップ。熾烈な後継者争いを繰り広げる、乾隆帝の王子たちと、若㬢(ジャクギ)との恋と友情を描いたお話です。

 それぞれタイプの違う王爺(=字面を見るとおじいさんみたいだけど、身分の高い王子たちのことです)が次々登場するし、女性たちの関係も適度にドロドロしつつ、芯からの悪人もいないので、ストレスがたまらずさくさくと見られるので確かにおもしろいです。
 若㬢と王爺との関係も、なかなか意外で楽しかったし、どの王爺が王位を継ぐのか、どういういきさつがあったのかというエピソードも知らないので、王位継承の物語も楽しめました。

 が、全35話のうち28話くらいまで見たところで小休止したら、そこから先を見たいという気持ちがぷっつり切れてしまったみたいです。あと少しだし、きっと見始めたらすいすい最後までいけそうなんですが、見たいという気分が湧いてこないまま放置。結局、撮りだめておいた録画をすっぱり削除したら、思いの他すっきりしました。

 これは私が見たい古装片じゃなかったみたいです。あくまでも個人的に、今見たいものと違っていたのです。
 見ている間じゅう感じていたのは、若㬢がおとなしいなということ。確かに清朝当時からしたら、身分の高い王爺たちを相手に一歩もひかないし、思うことをやってのける進歩的な女性かもしれないけれど、それでも彼女の行動には理性が感じられます。ときには、歴史を変えないよう自分を制御し、実に賢明。あくまでも現代人的で、現代の感性からは決して逸脱していない。むしろ、過去の価値観について見ている現代人である視聴者の疑問を代弁してくれるようなところが多々あります。

 今まで見てきた中華ドラマの主人公のイメージは、もっと破天荒で、ドラマの舞台になっている時代からも、現代の価値観からも自由で、はちゃめちゃで、だからこそ魅力的。
 若㬢はすてきな人物だけれど、私が見たい主人公像じゃなかったようです。

 その『宮廷女官若㬢』を凌ぐ人気を誇ったのが、『宮廷の諍い女』。こちらも少し見てみましたが、やっぱり主人公がおとなしいというか、賢明すぎて物足りない。あと、若㬢では見目麗しい王爺たちが入れ替わり、立ち替わり登場したけれど、『宮廷の諍い女』では普通のおじさんにしか見えない雍正帝くらいしか主だった男性がいなくて、どうにも士気が上がらず早々にリタイヤ。

 中華圏でもこの二つの作品は大人気だったそうですが、いろんなタイプの物語が出てきて嬉しいような、泥臭さが抜けて寂しいような、そんな気分です。

 奇人変人大集合みたいな、古装武侠ドラマがむしょうに見たくなってきました。

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