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2012年2月25日 (土)

ほんとに愛してる?~『我愛イ尓』:備忘録1

備忘録1:ソフト:VCD2枚組、字幕なし

ウォ・アイ・ニー(原題:我愛イ尓)2003年・中国
 監督:張元(チャン・ユアン)
 出演:徐静蕾(シュー・ジンレイ)、イ冬大為(トン・ダウェイ)

ウォー・アイ・ニー [DVD]

 たまりにたまったDVD(一部VCDもあり)を整理するために、ひとつずつ再見中。その感想というか、備忘録を作ってみることにしました。見る順番は、ランダムです。

 そのひとつ目が、この作品。しかし、字幕なしの作品だということを見るまで忘れていました。字幕があっても怪しいヒアリングが、字幕なしだとほとんどお手上げでした。

 小桔(シャオジュー)は恋人を事故で亡くしたばかり。現場にいっしょにいた恋人の友だちである王毅(ワン・イー)と互いを慰め合ううちに、急接近。結婚し、甘い新婚生活を始める。しかし、二人は些細なことでけんかをし、ぶつかり合う。それは徐々にエスカレートし、激しさを増してゆく。
 罵り合い、ときに手も出るようになり、ついに小桔は王毅を縛って、監禁まがいの行為に及んでしまう。
 お互いに気になり、愛を感じるものの、二人の思いはすれ違い、ぶつかるばかり。

 と、「我愛イ尓」=I LOVE YOUという意味から、甘いラブストーリーを連想すると、大きく裏切られる。
 二人が罵り合う場面の激しさは、かなりの迫力。罵るとは、まさにこういうふうにするんだと言わんばかりで、双方が一向に引かず、次々に悪態が口をついて出てくるさまは、細かいニュアンスが分からないまでも、迫ってくる。いや、芸術的ですらある。日本人同士で、あそこまで言葉に詰まることなく、罵声を浴びせ続けられる人はどれくらいいるだろう。「罵人話」という、悪口が豊富にあるといわれる中国語の醍醐味を味わえる。

 しかし、小桔の狂おしいまでの愛し方には、一途な愛というものを大きく超えた恐ろしさと、哀しさを覚えてしまう。恋愛から、生活の場である結婚に舞台が変わっても、彼女は淡々とした愛情に気持ちが変わっていくのを拒むようなところがあり、ますます恋慕の炎を燃やしていく。それに反比例するように、王毅は結婚したあたりから、彼女に対する気持ちも淡々としてしまうのが、いっそう恐ろしさを感じさせる。

 愛しているという甘く、美しい言葉の中に潜む、黒くてドロリとしたものをつきつけられる作品。

 監督は、『おかえり(原題:過年回家)』がすばらしかった、張元。

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