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2010年8月

2010年8月31日 (火)

『月の恋人-Moon Lovers』、原作本のほう

月の恋人―Moon Lovers

 林志玲(リン・チーリン)が出演しているので気になりつつ、いつの間にか終わっていて、結局一度も見る機会がなかったフジの月9『月の恋人』に、原作本がある。しかも、それをミステリー作家のイメージが強い、道尾秀介が書いているということで読んでみました。

 ドラマを一度も見ることがなかったとはいえ、主演が木村拓哉だということは事前に知っていたので、初めは文字を追っていても、主人公の蓮介がキムタクの映像になってしまいましたが、読んでいくうちにだんだんとそれも薄れて、まったく別個の人物として感じられるようになりました。
 聞くところによると、原作とドラマはかなり設定も、あらすじも違っているようなので、どちらがどうとは比べられませんが、仕事を通じた成長譚として、十分におもしろいお話でした。
 ちょっとした恋愛あり、友情あり、はしばしに微笑ましいところがあって、働くこと、生きていくことを考えさせてくれる、いいお話です。

 ただ、どうにも気になってしまうところもあります。
ドラマでは林志玲が演じたであろうシュウメイや、上海でのことに関する設定のいくつかです。

 小説での設定は以下のとおりです。
 名前は、リュウ・シュウメイ。上海では、家具工場で働いていたが経営難となった工場は、日本の企業に買収され、現在無職となった台湾人。
 香港で台湾料理のシェフとして働いていた父と、母の間に生まれ、台湾料理店を開くため家族で日本へ渡るが、商売がうまくいかない父と離婚した母に連れられ、1歳のときに中国(上海?)に戻る。
 その後、9歳のときに父方の祖父に連れられ、一度日本にいる父のもとを訪れる。
 そして二度目の日本行きは、大学時代に友人たちと観光で。

 お父さんは台湾料理のシェフということは、たぶん台湾人なのでしょう。でも、シュウメイたちが台湾ではなく、上海に戻っているということは、お母さんは上海人?こういう場合に、果たしてシュウメイを台湾国籍のままにしておくのでしょうか。
 9歳のときの日本行きは、家族を訪ねるということでありえるかとも思いましたが、後の展開をみると、当時のお父さんの状況で家族を呼べるかどうかは、少々疑問です。中国からの個人旅行ビザにおける所得条件が緩和されたというニュースが話題になったことでも分かるように、つい最近まで中国の人が日本に団体旅行以外で来るには、かなり大変な手続きが必要でしたから。
 そして、二度目の来日。特別裕福でもなさそうな中国の大学生が、在学中に日本に観光旅行なんてする余裕はあるのかしらん?ツアー旅行といったって、けっこうな金額だと思うし、向こうの学生は勉強が忙しいから、そうそうアルバイトもできないだろうし。もっとつっこむなら、中国で大卒の女性が、家具工場の現場で実際に家具を作る仕事(←しかも、アーティスティックなものじゃなく、ニスを塗ったり、木を切ったり)に就くというのも、かなり不自然な印象です。
 台湾人でも、上海人でもいいんだけど、どうしてこんなややこしい設定にわざわざしたんでしょう。作者の他の作品を見ると、伏線をちりばめたり、叙述トリックで読者を見事に騙したりという手法が鮮やかなだけに、この辺りがドラマ化の縛りだったんじゃないかと邪推します。というか、作者の作品をおもしろく読んできただけに、そうであってほしいです!

 あと、主人公の蓮介は、中国語がネイティブ並に堪能という設定でしたが、場所は上海。上海では上海語もかなり使われるし、北京なんかのいかにもな普通話と違って、かなり南方訛りの普通話です。冷徹で切れ者っぽい蓮介が、南方訛りの中国語を流暢に話しているのか、それとも、その場で浮きまくるのを承知で、巻き舌音ばりばりの北方標準中国語を話しているのか、この辺りはどっちにしても想像するとおもしろいです。
 イメージとしては、外国からやってきた切れ者社長(イ・ビョンホンとか、ジュード・ロウとか、意外性があれば誰でもよし)が大阪に進出。へたな日本人より巧みな大阪弁を話して、地元経済人たちと交流。または、周りのすべてがこてこての大阪弁なのに、一人アナウンサーのような流麗な標準語で会話するっていう感じかな?

 いろいろ書きましたが、実はこのへんはさらっと読み流しても、お話そのものは十分に楽しめます。登場する人たちが魅力的で、彼らがおりなす物語も爽やかな後味なだけに、ドラマ云々とは別に小説作品単体としておもしろく読めました。

2010年8月29日 (日)

今週の韓ドラ’10(8/21~8/27)

 NHK『スポーツ大陸 真のエースへ~広島 前田健太~』を見ました。ここでもときどき書いていますが、カープファンです。野球が好きというよりも、カープが好きだからプロ野球が楽しめます。
 広島に愛着が湧いたといい、広島を野球で盛り上げたいという前田健太投手、通称マエケン。平和公園をときどき訪れ、野球ができる幸せを感じ、気持ちを新たにするという若きエースは、眩しかった!
 カープは弱くてもいいんだ、それでも好きだからと思っていたけれど、少々反省。マエケンのこんな気持ちに応えられるくらいに、カープも強くなってくれなくちゃいけません!あぁ、また球場に行きたくなってきました。
★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・火・・・
『タムナ~Love the Island』(第2話)★★★ 
 いきなりパク・ギュンとウィリアムが、おまるを巡って出会ってしまうのかと思いきや、さすがにそこはひきのばしたけれど、ボジンのあやしげな様子を見てパク・ギュンがウィリアムの隠れている洞窟を見つけてしまいました。そして、ウィリアムのお友だち(?)ヤンも、島に漂着して、メンバーが揃いました。
 このドラマ、ボジンを初め、海女さんたちがわらわらと登場するから、時代物にしては露出度が高いのが新鮮な感じです。でも、それが色よく日に焼けて、むっちりとして健康的なので、いやらしい感じはなく、お話をいっそう開放的で明るくしているところが気に入ってます。タムナ島=済州島は、日がな一日、海に潜るような薄着をして過ごせる温かいところなんでしょうね。
 このドラマの時代は、鎖国政策をとっていたとナレーションで言っていたので、ウィリアムみたいな、金髪碧眼で、肌がまっ白、背も高くて、目鼻立ちがアジア人のそれとは明らかに別物なんて人を見たら、ずいぶん驚いたでしょうね。

『ヒーロー』(第15話)★★☆
 それにしても、みんなよく捕まります。ドヒョクが無断で集会を開いた容疑(?)と、チェ・イルトゥへの名誉毀損で拘束されたと思ったら、それをかばってヨンドクが自首(?)。警察も、検察もテセ・グループの圧力かもしれないけれど、そんなに暇なのかしらん。公衆の面前で、イルトゥ自身が映ったテープを公開されたことはどうなるのさ。というか、ワイドショーみたいなところに、あの映像をスクープとして売り込むなりすれば、買ってくれるところの一つくらいありそうだけどね。テセ・グループってそんなに大きい組織なのかとか、もう見ていけばいくほど突っ込みたくなります。
 でも、ここにきてイルトゥの娘がだんだん気の毒になってきました。裕福で、幸せな生活を送っていたはずが、異母弟や父の愛人のこと、さらにその殺害事件。そこに父が関わっていたことや、婚約者が復讐のために自分へ近づいたことなど、知りたくなかったであろうことを次々と突きつけられて、どうやらそれが真実らしいと分かり始めている姿は、気の毒以外のなにものでもありません。彼女に罪はないですもんね。
 いよいよあと1回を残すのみ。というか、やっとここまで来ました。もう、なんでもいいから早く決着つけてください。

・・・木・・・
『善徳女王』(第42話)★★★
 おぉ、久しぶりにミシルが目立って見応えありました。喧噪の中を、一人悠然としていたのも、遊山に出かけたのも、もう一度頂点を目指すためだったのですね。トンマンとチュンチュそれぞれの、王になる宣言こそが、ミシルの中に眠っていた野心を解き放ったのですね。女性にとって最高の地位は王妃であり、王の妻となってこそ頂上に立てると思いこんでいたミシルの固定観念を、図らずも大きく崩してしまったのが敵である二人というのが皮肉です。でも、ミシルの野望をメラメラ燃やしている姿というのは、他の誰より激烈でかっこいいんですよね~。しばらく彼女の目立った活躍がなくて寂しかっただけに、強いミシルを見るのがなにより楽しみです。本筋ではないし、民にとっても、国にとっても不本意だと分かっているけれど、トンマンやチュンチュよりもミシルが王になった姿を見たい気がします。

『拝啓、ご両親様』(第25話)★★★
 ジョンファンとミヨンのこと、ソンシルとチャンスのこと、いろいろありますが、きりきりとした刺激ばかりが目立つお話ではなく、どこの家にもあるような日常が淡々と描かれているのでほっとします。
 一人娘を心配して、近所まで訪ねてきたアリのお父さんと、アリとの短い時間がなんとも印象的でした。寂しい姿を見せまいと、わざと素っ気ない様子の父と、それを分かってもなにもできず涙を浮かべる娘。お互いを思い合い、慈しみ合う親子の姿というのに、弱くて、なんでもない場面なのにポロポロと泣けました。ジファン、本当にいい人と結婚したよね。
 そして、もう一つなんでもない場面。お母さん、ソンシル、ソンミ、アリが法事の準備で餃子みたいなものを作るところ。不慣れなアリが自分もやってみたいと言うと、ソンミが餃子の餡をよそってくれて、できあがったそれを見てみんなで笑い合う。のどかです。この幸せそのものの光景の横では、ジョンファンがお母さんにミヨンとのことで絞られて正座させられたままなのも、また微笑ましくて。こういう静かで、しみじみとしたドラマもいいですね。

・・・金・・・
『龍の涙』(第94話)★★★
 イ・ソンゲの元に使者として送られた、バンウォンの内官までもが処刑されてしまいました。さらに、かつて建国にかかわった老臣の一人が、三人目の使者として名乗りを上げますが、どうやら彼の行く末も同じになるようですね。この朝鮮開国の祖であるイ・ソンゲによる、使者処刑はナレーションによると李朝の正式な歴史書には記載されていないといいますが、それも当然でしょうね。尊き王族、しかも国の始祖が息子からの使いを次々に殺してしまったというのでは、民に示しがつきません。どうやってこの事態が収まるのか、今週分ではまだまったく糸口さえ感じられないけれど、本当にどうなるんだろう。バンウォン自らが出向いて、命をも差し出すとでも言うしかないのか?そういうふうにはならないんでしょうが、それくらいの覚悟でなければ、凝り固まったイ・ソンゲを押しとどめることは難しそうです。

『美男(イケメン)ですね』(第8話)★★★☆
 あぁ、毎回おもしろい♪
 自分の気持ちを抑えるツボ=ブタ鼻とか、テギョンの誤解とやきもちとか。ミナムはもちろんだけど、テギョンもこの感じだと恋愛経験ないんでしょうね。自分がミナムを好きで、彼女のいちいちが気になっているなんて、思ってもないんだろうな。
 PVの撮影で、ミナム@本物の親友ドンギュンが登場。実は彼がミナムのことを好きだったと分かるあたりも、よくできてます。親友の妹が卵焼きが大好きだったから、彼女のためにお弁当にいつも入れてもらってたというエピソードが、実に効果的。そして、このドンギュンがまたいいんですよね。普通の人っぽくて、ミナムの正体に気づくんだけど、詳しいことは聞かずに黙っていてくれて。入隊する前に、彼が自分の気持ちをミナムに伝えられて本当によかったです。
 テギョンと実母ファランの場面はいつも辛いですね。自分を捨てていき、自分の嫌いな食べ物も忘れていた母なのに、誕生日だから食事に誘ってくれたんじゃないかと嬉しく思ってしまうのが皮肉です。テギョンを産んだから、愛する人を失ったという言うファランに、子どもの気持ちが分かる日がくるのかな。泣いているテギョンも、それを見ているミナムも、見ていられなかったです。

・・・日・・・
『イ・サン』(第53話)★★★
 女の闘いに気を取られて、庶子として登用された官吏たちが襲われたことはすっかり忘れていましたが、どうやら大変なことになっています。報復合戦と腹の探り合いようになり、ついにはホン・グギョンが老論派の重臣殺害の嫌疑をかけられ捕らえられてしまいます。実際のところ、誰がこれを仕組んでいるのかまったく予想もつかないので、気になります。しかも、ホン・グギョンが犯人ではないことを証明するとイ・サンが宣言したところで終わって、焦らされてます。
 しかし、ホン・グギョンが腕力に訴えて老論派に脅しをかけるのはなんとなく分かるけれど、テスがあそこまで荒っぽいとは。そりゃ、確かにあのミン某は憎々しいことこの上ないけれど、さらってボコボコにしているテスを見ると、ちょっと不安に。暴走しかけるホン・グギョンを止めるくらいの冷静さがほしかったのに。

『華麗なる遺産』(第12話)★★★   
 ウンソンと義母の対決、怖いです。ウヌが無事でいるらしいのが見ているこちらには分かっているせいか、二人の火花バチバチのにらみ合いはあんまり見たくないんです。全面的に義母に非があるんだけど、ウンソンがギロッとでも擬音がつきそうな怖い顔も苦手。
 おばあさんの遺産をめぐる動きが、いよいよ本格的になってきて、7年前の遺言状を破棄してしまった上に、遺言執行人まで交代させてしまいました。ウンソンに遺産が渡る公算が強くなってきたし、利益のあがっていない2号店立て直しをウンソンに任せるみたいですね。とはいえ、韓国には法定相続分っていうのはないのかしらん?いくら遺言状があったとしても、ファンたちが遺族として権利を主張していくらかを取り戻す方法はありそうだけど、そんな知識はなさそう。おばあさんやウンソンの言動にいちいち過剰反応しないで、少し調べればよさそうだけど、それじゃドラマがおもしろくないかな。
 ウヌ関連よりも、ウンソンの細腕繁盛記的物語のほうが見たいです。

2010年8月25日 (水)

挫折ドラマ考

 DVDで見ていた『愛してる、泣かないで』、とうとう挫折してしまいました。気づいてはいたんですが、50話くらい以上になる長めのホームドラマ系というのがどうも苦手なようで、のきなみ挫折してます。

 『がんばれクムスン』はおもしろくて、続きが見たくて何年も利用していなかった近所のレンタルビデオ屋さんまでめぐったほどですが、その後が続きませんでした。『19歳の純情』、『憎くても可愛くても』、『幸せです』、そして今回の『愛してる、泣かないで』は、あえなく途中でリタイア。最後までなんとか見たものの、苦痛でしかたなかった『黄金の新婦』に、辛くはなかったけれど、おもしろさがよく分からなかった『ヨメ全盛時代』。かなり評判のいい作品もあって、楽しみにしていたんですが、正直どれもはまれませんでした。

 長いお話にするためには、いろんな要素を盛り込まなければいけないのはいいとして、飽きさせないためか、どうも人物設定が強烈すぎてそこから見る気が失せていくんですね。『愛してる、泣かないで』は、オ・スンヒョン演じる、ソヨンという女性がもう強烈で、性格悪くて、やることが常軌を逸していて、見ていてストレス溜まりまくりました。途中、ソヨンが乗馬中に落馬して、右腕をけがしてしまうのですが、だんだんと大仰なギプス姿を見ているだけで、わけもなくイライラ、イライラしてきてしまう始末。(←このケガ、物語上の設定ではなくて、実際のケガなのかな?)
 こうなってくると、他の人や、設定のあらばっかり見てしまうようになる悪循環。それをも吹き飛ばしてくれるような魅力的な人物があったり、思い入れられる人がいれば続くんですが、それがないとやはり辛いです。

 正直、見ているときは夢中だった『がんばれクムスン』も、時間がたってくると、おもしろいけれど積極的に好きという作品とは違うと思ってます。でも、おばあちゃんの家族に対する彼女なりの愛し方や、クムスンの実母の悲しみと深い思い、ジェヒとクムスンの恋模様がとってもおもしろかったからこそ、勢いよく完走できたんですね。

 苦手なら、もう無理に見なくていいやと思うんですが、長編ドラマならではの醍醐味を味わいたくて、懲りずに手を出してしまいます。いつか、胸を張って大好きと言える長編ホームドラマに出会えるときがくるんでしょうか?

2010年8月22日 (日)

今週の韓ドラ’10(8/14~8/20)

 毎日、毎日本当に暑いです。暑さにはさほど弱いほうではないものの、さすがに日光ギラギラの炎天下に出て行くと、水分はかなり気をつけてとっていても頭がくらくらします。しかし、亜熱帯の台湾や香港より、広島のほうが気温が高いってどういうことなんでしょう? 
★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・火・・・
『タムナ』(第1話)★★★ 
 異色の時代物で、舞台も都から遠く離れた済州島。落ちこぼれ海女のボジンと、長崎に渡る途中に難破した船から流れ着いたイギリス人のウィリアム、そして流人となった両班のパク・キュが繰り広げるお話は、コメディタッチでなかなかおもしろそうです。
 コメディというか、初回からいきなり、う○ちのお話に終始するこのセンスはすごいです。おまるに、豚トイレ、海を眺めながらの開放的ないたし方まで。悪い意味じゃなく、日本ではなかなか作れないドラマです。しかも、ウィリアムとパク・キュの出会いも、そっち絡みのようで、おもしろい初回でした。
 漢陽から遠いぶん、時代物とはいえおおらかで、流人のパク・キュがボジンの家に預けられたり、ボジン母が両班をも恐れずにポンポン物を言えたり。あくまでドラマではあるものの、史劇特有の閉塞感が薄そうでほっとします。
 言葉の通じないボジンが、ウィリアムと交わすとんちんかんな会話も、微笑ましいですね~♪

『ヒーロー』(第14話)★★☆
 ハンギョル誘拐と殺人から、コン・チルソンの口封じまできて、その実行犯であるパク・グァンギが逮捕され、再び殺人教唆でイルトゥが拘束されます。それにしても、報道はヘソンたちテセ一派によって規制がかけられるとしても、警察での捜査も全然広がっていかないから、相変わらずこじんまりした話に留まっていますね。しかし、捜査段階から証拠品や捜査の進行状況まで逐一ドヒョクが知ることができるって、いいのかな?警察署にも出入り自由だし、容疑者の部屋にまで入れるって、記者じゃなくて刑事かと思うような行動。イルトゥの追跡記事にしても、新聞というよりは市民活動みたいな感じだし、ドヒョクは記者じゃなくてもいい感じです。
 あとヘソンの復讐はどこがゴールなんでしょう。動機は早くから分かったけれど、そのあとの意図が全然分からなくて、こちらもまた遠いところにぼーっと立っている人物にしか見えなくなってきました。
 脚本の善し悪しを素人がどうこう言うのもなんですが、これはさすがに演出とか、演技力とか以前に、脚本が悪いんじゃないかと思いますわ。
検索にブロックがかかってしまう、検索禁止語というものがいわゆる西側国に存在することに驚きました。

・・・木・・・
『善徳女王』(第41話)★★★
 チュンチュ、どんどんブラックになって、見ているこちらも驚きの連続です。ほんと、今までどんな暮らしをしてきたかと思うと、不憫ですね。チョンミョンが生きていたら、どんな気分で我が子を見たでしょうね?チュンチュが果たして本当にすべてを蹴散らして王位につきたいのか、他に狙いがあるのかまだ分かりませんが、楽しみです。
 ミシルはこの状況下、ピダムを連れて出かけたりして、なにか企んでいる様子。こちらも気になります。
 それにしても、王様はこんなときでも、どうしようかと内輪で話し合ってばっかりで不甲斐ないですね。なにかしてほしいわけじゃないけれど、あんまりにも頼りがいがなくて悲しくなるほど。

『拝啓、ご両親様』(第24話)★★★
 ジョンファンとミヨンが付き合っているらしいという話題で、アン一家はにわかに盛り上がってます。お母さんに追求されたときのジョンファンの慌てっぷり、おかしかったです。でも、ちゃんと嘘をついてごまかす辺りがジョンファンらしい。口では否定しているけれど、すっかりミヨンとは恋人同志という感じで、脚本が採用されたと喜ぶミヨンを見ているジョンファンの目が優しくって、嬉しそうで、こちらまでほんわかしてきます。演じるイ・ドンウク、表情も動きもくるくる変わって、実にいいです。
 韓国ドラマには、脚本家やそれを目指している人というのがよく出てくる気がします。物を書く仕事というのが、身近なんでしょうかね?
相変わらず、アリとお母さんのやりとりがおかしくて、この場面になると嬉しくなります。

・・・金・・・
『龍の涙』(第93話)★★★
 イ・ソンゲが使者を殺害してしまったことに、バンウォンは打ちひしがれます。事態を重く見た側近たちによって、この事件そのものは表沙汰にしないことにされ、水面下でことが動いていきます。
 イ・スクポンは、イ・ソンゲの背後に誰かがいると考え始めたようです。大胆さと智慧ばたらきが彼の本領だったはずなのに、こういう場面は久しぶりでした。
 が、一番目立ったというか、すっきりさせてくれたのが王妃の実父でもあるミン・ジェのバンウォンへの苦言。「100回とがめられたら、100回謝れ。請われれば、王座も渡せ」という、周囲の誰も言うことのなかった言葉は重い重いものでした。確かに、父であるイ・ソンゲの言動も頑なで、執拗なのは事実ですが、バンウォンは親子の間がうまくいっているときのような、ありきたりの孝行心でしか対処してこなかったし、王妃もきつい言葉を浴びせられれば引き下がり、なにがなんでも溝を埋めようとしてこなかったように見えました。バンウォン夫妻にとって王座というのは揺るがない目標であり、自分たちにこそ相応しいと思っているがゆえに、そのための犠牲は仕方がないし、それについて自分たちも十分に苦しんできたと思っている。だから、なぜこれほどまで父であるイ・ソンゲが過去にこだわるのか、その奥底にあるものにまでは到底思い及ばないんだろうな、というふうに見えます。
早く、イ・ソンゲを楽な気持ちで過ごさせてあげたいものです。

『美男(イケメン)ですね』(第7話)★★★☆
 一気に切ない雰囲気になりましたね~。ミナムが女性だと暴露されてしまわないよう、テギョンがユ・ヘイと付き合っているふりをしたことで、ミナムは自分のテギョンへの気持ちに気づいてしまいます。自分は彼のファンなんだ、兄貴分として尊敬しているんだと思おうとすればするほど、本当の気持ちは違うと分かってしまう、胸しめつけられるような感じが、痛いほど伝わってきました。テギョンの行動は、100%ミナム大好きモードなんだけど、どうも彼自身がそのことに気づいていないし、当のミナムも浮世離れしているから、テギョンのすることを素直に受け取ってしまうから、ほんとうは両思いよって教えてあげたくなります。
鈍感さでいくと、ミナム>テギョン:敏感なようで、恋愛方面はかなり鈍いとみた>>シヌ:分からなくてもいい気持ちの揺れまで、受け止めてしまうタイプですよね。あ、ジェルミは、今のところ種目違いという感じで、比べられないわ。ジェルミも、もう少しここに加わってほしような、彼には今のままでいてほしいような。

・・・日・・・
『イ・サン』(第52話)★★★
 なんでイ・サンは側室を迎えたその初めての夜に、ソンヨンと会うんでしょう。ちょっと配慮すれば、余計ないざこざが起こらずにすむのに。確かに好きでもない女性が側室になるのは大変でしょうが、これも仕事の一つだと割り切れないものかしらん。王室のためにと自ら側室を選ぼうとする王妃の、イ・サンへの気持ちを断ち切ろうと苦しんでいるソンヨンはもちろん、請われて晴れやかな気持ちで宮殿に入りながら、初日からすっぽかされたホン・グギョンの妹もみんな報われない、最悪の状況です。髭が似合うイ・サンをちょっとでも素敵と思った自分が恨めしくなりましたわ。
 しかし、宮殿で生き残るというのは、大変みたいですね。王妃であっても、王子を産んでも、きっと上昇志向で生き抜かねば、すぐにその地位を失ってしまうかのような世界。好きだの嫌いだのなんかではないみたいですね。いや、身分の高い人たちって大変そうです。

『華麗なる遺産』(第11話)★★★   
 スンミ、とうとう悪いほうに吹っ切れてしまいましたね。心配していたとおりになっちゃった。短い間に、実の母親の見たくない面を次々と見てしまい、それを誰にも言えずに内面に抑え込んでしまえば、いつか爆発してしまうのも当然でしょうね。スンミは根は悪くないけれど、自分を前面に押し出せる強さがないからな。お母さんは自分のことしか見えてないし、あのウンソン父ではそれを補うことも無理そうだし、環境が落ち着いていればこんなことしなくてすんだと思うと、気の毒で、彼女のこれからが心配です。
 そうしてみると、ウンソンはやっぱり強い!ファンにガンガンお説教をしているあのパワーは、ウンソンの強みですね。ウンソンがまくし立てている場面、元気があって大好きなんですが、対するファンがやっぱり好きになれないので、ちょっと複雑な気分ではあります。
後半、ウヌの消息がつかめますが、またしてもすれ違い。が、そこでウンソンは義母がウヌの失踪に関わっていたらしいことに気づいたようです。

2010年8月21日 (土)

今週の韓ドラ’10(8/7~8/13)

 お盆は読書三昧。図書館から借りた本4冊と、積ん読本2冊を読了。児童書も含めて、軽めのものばかりを選んでおいたので、さくさく読めて爽快でした。というわけで、ドラマのほうは録画したまま放置状態。なので、お盆前放送分の感想をやっと書きました。日曜日のドラマなんて、もう2週間前に見ているので、遠い記憶のかなた……。これから、やっと8/14以降分の録画に手をつけます。 
★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・火・・・
『18・29~妻が突然18歳!?』(第16(最終)話)★★★ 
 記憶を取り戻したのは、やはりショック療法でしたね。再び事故にあって、29歳にもどったヘチャンは、自分に起こったことを覚えていないようでしたが、徐々に記憶喪失だった間のことを思い出すくだり、かわいらしかった~♪照れくさいから、忘れたまんまのふりをしているのに、ちゃんとボンマンやヘウォンに見破られているのがおかしくて、やっとこのドラマらしい明るさにもどりました。
 ヘチャンが妊娠したことで、ボンギュとヘウォンの結婚もとんとん拍子に進むし、ボンマンたちとお母さんの関係もうまくいくしで、見事なまでの大団円。ちょっとうまくいきすぎな気もしますが、このドラマには勢いと明るさが似合うので、楽しい最終回で満足です。特に、おじいさんがボンマン母を受け入れる場面、よかったですね。頑ななおじいさんだけど、確かに父親を亡くして、母親にまで去られた幼い孫たちを育てるのは、ひとかたならぬ苦労があっただろうし、簡単に息子の妻を許せなかったのも分かるだけに、ほろっとする場面でした。
 ありえない設定ながら、ヘチャンとボンマン二人の関係が微笑ましくて、一度は切れそうになった夫婦の絆を、もう一度見つめ直す過程が笑いをまじえつつ、きちんと描かれていたお話でした。毎回最後にある、二人の過去のエピソード場面がまた可愛くてよかったんです。特に、高校時代の二人のあれこれは、本編と同じくらい楽しみでした。

『ヒーロー』(第13話)★★★
 あらあら、まさかこんなに簡単にコン・チルソン(←やっと名前覚えた)が消されてしまうとは。急転直下の展開です。というか、イルトゥの隠し子の少年にしても、このコン・チルソンにしても、簡単に殺されすぎて、びっくりしてしまいます。
 そして今週も、ドヒョクたちはなんとかテセ日報とドゥイルの不正を世間に知らせようと策を講じるのですが、なかなかうまくいきません。ドヒョクの努力も熱意も分かるし、ドラマとしては、正しいことをきちんとやっていれば、報われて認められるということが言いたいんだろうと思うけれど、どうもそれがドラマとしての面白みにつながっていない気がします。新聞社の記者であるドヒョクだからこそ、正しさの裏付けや、理由をちゃんと伝えてくれる必要があるし、それができるはずなんだけれど、そこが描かれないからカタルシスが生まれないんですね。
 俳優さんたちは、みんな熱演しているだけに、もったいないです。

・・・木・・・
『善徳女王』(第*話)★次回41話から★
 放送お休みです。

『拝啓、ご両親様』(第*話)★次回24話から★
 放送お休みです。

・・・金・・・
『龍の涙』(第92話)★★★
 イ・スクポンがアン氏を側室にもくろんだのは、王妃を牽制するためだったようです。王妃は、弟をも巻き込んでバンウォンを盛り立ててきた同志みたいなものなので、王妃の力が強まることは、その一族であるミン氏の勢力がいや増すわけで、それを阻止しようという思いとは、さすが策士。確かに、王妃は一歩引いて王を盛り立てるタイプではなく、自分もいっしょに王権を分かち合うとでもいった感じですし、その弟たちは正直あんまり賢いタイプではなくて、ちょっと軽率なところもありますからね。そして、この考え方が実はバンウォンのそれと、しっかり一致しているからまた複雑というか、怖いというか。バンウォンは例えそれが糟糠の妻であったとしても、権力を握ろうとすれば許さないところがあるから、スクポンの行動を許しているんでしょうね。あぁ、こんな夫婦っていやだろうなと思いますが、仕方ないのかな?

『美男(イケメン)ですね』(第6話)★★★☆
 せっかくおばさんがお泊まりに来たのに、彼女との場面が全然ありませんでしたね。ミナムの小さいころの話とか、おばさんがどういう人なのかとか分かるのかと思ったのに。カットの具合なのかしらん?
 男の子のふりをしているミナムの、さらに女装というややこしい設定でテギョンとラブラブしているのが、やっぱりかわいい。テギョンが道ばたの露天でピン留めを買うんですが、3000ウォンに10万ウォンを出しておつりももわらないなんて、売れっ子は違いますね。しかも、「10万ウォンか、高い買い物だ」みたいにほくそ笑んでいるあたり、テギョンらしくて、微笑ましいです。テギョンのかっこよさよりも、こういう子どものようなところが魅力ですね。
そして、この二人に対して、シヌがやっぱり損な役回り。ミナムも、あんな至近距離にくっついてきている彼に気づかないんだから、相当鈍感です。シヌの方は、必死に気づいてオーラを出しているだけに、ショックも大きいよね。これが積み重なって、ダークなシヌがらみで、ドロドロしたりしないですよね?ちょっと不安。
 そんな中、ジェルミ一人が蚊帳の外って感じで寂しい。

・・・日・・・
『イ・サン』(第51話)★★★
 ソンヨンが側室になるのが幸せの究極だとは思わないけれど、イ・サンを思って泣いている彼女を見ると、身分が卑しいとかいう理由であんなにも恵慶宮にきついことを言われて拒まれるのは辛くなりますね。考えようによっては、王権を操ろうとする親戚や後ろ盾がないぶん、純粋に王が心安らげる存在として迎えるのにいいと思うんですが、それは現代に生きる者の考え方なんでしょうね。王の絵師になって、このまま側室にはなれないのかしらね。それじゃ、テスも報われないし、ソンヨンも辛いし、イ・サンも一度は希望をもったぶん落胆するし、耐えてソンヨンを推した王妃の立つ瀬もない。いいところなしの感じが切ないですね。
 そして、気になるホン・グギョン。彼に権力が集まり始めている感じが怖いです。というか、他のドラマのあらすじを見ていたらホン・グギョンのこれからも分かってしまって、複雑な気分です。あぁ、ホン・グギョンよ~。

『華麗なる遺産』(第10話)★★★   
 おばあさん、なにか重篤な病気なのかな?薬を飲んでいたし、遺産相続騒動もかなり強引なのも、そのせいなんでしょうか。
 ファンは、少しずつまともになってきてますね。というか、それでも20代半ばと思われる男性にしたら、あまりにガキで、単純で、かわいいと思えればいいけれど、実際に接してみるとけっこうイラッとさせられるかも。それに腹を立てながらでも、根気よく付き合っているウンソンはえらいなぁ~。
 スンミはなんとか母親のしたことを償おうとしますが、彼女もある意味大人になりきれていないところがあって、強い母に引きずられてしまうので、見ていてもどかしいやら、かわいそうやら。親子の情が厚いお国柄なので、それを引き剥がすような強い態度はとれないにしても、どこかで自我が獲得できるといいのにと思いながら見てます。でもスンミ、お父さんがマンションに現れたときの反応は、あまりにもひどいわ。死んだと思った人が突然現れたら驚くだろうけど、まさにお化けを見たときみたいでしたね。これで、きっとスンミは本当のことを言いづらくなるんだろうな。

2010年8月 8日 (日)

今週の韓ドラ10’(7/31~8/6)

 知り合いの女性(御年90歳)は、韓国ドラマがお好きだそうで、最近のお気に入りを尋ねると「『華麗なる~』がおもしろいのよ~。あれは、本当によくて、おもしろいんだから」と大絶賛でした。どこがそんなにすばらしいのかまでは、聞けなかったけれど、とにかく良いらしい。 
★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・火・・・
『18・29~妻が突然18歳!?』(第15話)★★★ 
 いよいよ大詰めという感じです。ヌンは、ようやくヘチャンへの気持ちを整理したみたいですね。ボンマンとの関係も、凸凹という感じでおもしろく見えたのにほっとしました。もう一人の難敵ジヨンも、ヘチャンの妊娠を知ってやっと二人の間に割り込むのは無理かもと分かったのかな?ボンマンを助けられるのは自分とか言っているわりに、なにかあるとヘチャンに説得してとか、身を引いてとか頼むばっかりの自分じゃ太刀打ちできないって分かってくれたのならいいんだけど。
 ヘウォンとボンギュの結婚話も、なんかよく分からないけどうまくいってる感じで、幸せそうなのがいいです。これであとは、お母さんとも親子として会えるようになるといいんだけど、あと一息かな。
 あとは最終回を残すのみです。記憶を失う前のことはパソコンの日記で確認し、記憶を失ってからのいろんなできごとも経験して、ヘチャンとボンマンが最後にどういう決断をするのか。いや、ハッピーエンドは確実だと思うのですが、どれくらい幸せな気分にさせてもらえるかを楽しみにしてます。

『ヒーロー』(第12話)★★★
 だんだん感想に書くこともなくなってきましたねぇ。ドヒョクやヘユンと、ドゥイルの過去がどうかかわっていたのかが、あらかた分かってしまったので、目新しいできごともなく、真相をあれこれ考える楽しみもないのです。といって、見るのをやめようという気分はなくて、ドラマを見続けること自体は苦痛もなく最後まで見る気十分なのが変な感じです。
 ここに来て、ドゥイルの腹心とでもいうべきヤクザのおじさん(←やっぱり名前が分からない)が、がぜん動き出します。しかし、大統領にもなろうかという人物が、自分で直接こういった裏稼業の人物に指示を出したり、会ったりするものなのかな。間に誰かを介したほうが、リスクが高いがゆえの行動なのかよく分かりませんが、それにしても激情で人を手にかけてしまうような男を部下にしておくのは、これからも危険だと毎回思ってしまいます。

・・・木・・・
『善徳女王』(第40話)★★★
 トンマンの結婚話が持ち上がり、いよいよ王女から女王への道が始まりました。トンマンが結婚すれば、その夫となる人が王になるのですね。ユシンがミシルの孫とすでに結婚してしまったので(←しかも、いつの間にか妻は妊娠!)、次の候補はアルチョンか?という話もありましたね。アルチョンが王になると聞いて、にわかに妄想がむくむくと大きくなりましたわ。トンマンと夫婦というのはともかくとして、アルチョンがきらびやかな衣裳で王座にある姿を想像するのは、ちょっとわくわくするものがあります。
 トンマンは、結婚はせずに自らが王女となると宣言するのですが、ここに対抗馬が登場。やっと表舞台に出てきたチュンチュです。トンマンが自ら王位に就くと言ったのは、自分がミシルを排除した国造りをした後に、チュンチュにその座を渡すということなのでしょうか?だとしても、チュンチュとトンマンの関係が深まっていないのは気になりますね。いっそ、自分こそが王にふさわしいとミシル並の野心をトンマンが示してくれると、それも面白いかな。
 このところ、ミシルの策略に冴えがないのが寂しいです。

『拝啓、ご両親様』(第*話)★次回24話から★
放送お休みです。

・・・金・・・
『龍の涙』(第91話)★★★
 バンウォンが側室を迎えたことで、王妃の怒り爆発の回でした。バンウォン妻は呼びつけられて罵倒されるし、王は寝所に戻らないしで、宮中の騒ぎはまだおさまらないようです。王妃のこの激烈な性格にはうんざりする気持ちもありますが、アン氏のしれっとした態度もかなり他人をイラッとさせるもので、こんな女性が側室になったかと思うと怒り倍増なのは分かる気がします。バンウォン自身、父イ・ソンゲが二人の妻を持ったことで家庭内に溝ができた経験があるというのに、その轍を踏まないでおこうということにはならないんですね。
 そして、毎回ほんの少しずつしか進展していないふうなイ・ソンゲの反乱計画(?)。忠臣ドゥランの訃報を知ったことで逆上し、王宮に戻るようにというバンウォンからの使者に弓を射て殺してしまいました。ここまで根深い恨みと怒りこそが、イ・ソンゲを支えているようで哀れですね。

『美男(イケメン)ですね』(第5話)★★★☆
 いや、もう場面、場面がいちいち可愛い♪正直、何度も見返したり、なにかにつけて場面を思い出したりすることはなく、はまっているという感じではなく、見ている瞬間が楽しくて、さっと忘れてしまうような楽しさですが、おもしろいです。
 ミナムとテギョンのかけ合い漫才みたいなのは、やっぱり笑えます。テギョンが以外にも究極の方向音痴とか、おばさんが泊まりに来ることになったときの目配せとか。ミナムに一番かっこいいと言わせたくて、新人のころの髪型に戻したり、本当にかわいいわ>テギョン。
 でも、そんな二人を見ているシヌの目が気になります。いかにも二番手という設定だけに、彼の気持ちが報われそうにないと思うと、なんだか切ないですねぇ。ミナムが悪意がなく、可愛いのでなおさら。
 そうそう、今回の一番はテギョンでも、シヌでもなくジェルミかな。ミナムを誤解していたと知り、もういじめないと言ったり、抱きつかれて(といっても、転びそうになったのを支えてもらったんだけど)ドキドキしたり。男の子のミナムにときめく自分に驚いているところが、ジェルミらしくて微笑ましいです。

・・・日・・・
『イ・サン』(第50話)★★★
 老論派の重臣たちと、王の攻防はなかなか見応えがあります。政にかける双方の意地のようなものが、いちいちせせり出てくるような姿勢。政治とはこういう真剣勝負なんだなと思えます。国を動かすのは両班であるという意地は、李朝時代の史劇にたびたび登場する考え方ですが、王というもののとらえ方が日本とはつくづく違いますね。自分たちの手にこそ政の権限があるといいながら、決して自分たちが王に取って代わろうというものではないようで、身分の上下は絶対であるというこの構造は、不思議なものに見えます。
 そして、後宮では側室選びも進行中。ホン・グギョンの妹も候補の一人ですが、王妃から辞退するよう言われたにもかかわらず、ホン・グギョンは妹を側室にするという話を承諾しましたね。久しぶりに彼の得体の知れなさがよく出た行動に、思わずにんまり。でも、彼の真意はどこにあるんでしょう。単に出世したいという野心からだけじゃないですよね?

『華麗なる遺産』(第9話)★★★   
 ウンソンとファン祖母との約束事が、ウヌを捜すことだと知って慌てながらも、やっぱり次の手を繰り出してくる義母はさすがと言えば、さすが。後が続かなくなるかもなんてことよりも、とにかく今の危機を回避しようとするその行動力はあっぱれです。ウンソンやウヌにとって、お父さんの死は悲劇だったけれど、一番の打撃はこの義母かもしれません。例え会社が倒産したとしても、こういう変な形で家族がバラバラになることはなかったかもしれないし、少なくともウヌがいなくなることはなかったかな。お父さんも、ジュンセの前にばっかり現れず、ちゃんと表舞台に登場して、義母の暴走を止めてくれないと。義母の行動力の10分の1でもお父さんに具わっていたらなぁ。
 ファンのことは、とりあえずスルーします。怒鳴る場面が減っているだけで、十分です。でも、ウンソンと近づけば近づくほど、スミンが泣くことになると思うと、ちょっと憂鬱。スミンが、ウンソンに「連れ子同士じゃなかったら、友だちになれたかも」と言うのが切なかったな。

2010年8月 4日 (水)

最近の華ドラ(2010年7月)

 新しい台湾ドラマを見ていると、さらっと流して見たままにしている『イタズラなKiss』をちゃんと見直してみたくなりました。

P.S.男/原題:偷心大聖PS男(1~4集)
 主人公らしき男性、夏和杰(シャー・ホーチエ)は売れっ子作家で、書く物なら批評だろうが、ブログだろうが、一躍トップセールスになる話題の人。が、ふだんの彼はこの上なく嫌味で、女好きで、自信満々なところが鼻につくタイプ。それにしても、台湾ドラマの男性主人公は性格が悪い設定でないといけないのかと思うくらい、見るもの、見るもの、性格がひどい人ばかり出てきます。ねじ曲がった性格が、恋によって変わっていくところが面白みなんだろうけれど、あんまりにも同じような性格だてにかなり食傷気味です。
 その男性を変えていく女性は、しっかり者でというパターンも踏襲しているわけで、女性主人公は、自分の幼稚園を建てるという夢を持つ、幼稚園の先生・馬小茜(マー・シャオチェン)。
 ことごとく反発しあう二人は、もともと幼なじみ。今後の展開を見るまでもなく、この二人が恋に落ちるんだろうなという雰囲気で、誰と誰がくっつくのかなという楽しみは感じられませんが、思わぬ展開とかあるのかしらん?

 当の和杰は、見た目の冴えない小茜が幼なじみだとは気づいてないし、彼女よりもその友だちのアマンダに狙いを定めます。しかし、こんな頭悪そうで、性格悪そうな男が、いくら顔がよくてお金があっても、そうそう女性にもてるっていうことが信じられない。いや、世間とはそういうもんなんでしょうかね?
 和杰のライバルは、『敗犬女王』のレスリーこと温昇豪(ウェン・シェンハオ)。しかし、4話まではその影もなし。正直、和杰は好みのタイプじゃないので、対抗馬に期待。

 トップモデルで、女優業にも進出したアマンダを演じるのは、白[音欠]惠(ビアンカ・パイ)。和杰の猛烈アタック(←死語ですか?)に素っ気ないそぶりですが、あの手この手で押されるもんだから、早くも惹かれ始めている感じですね。アマンダ、可愛い感じの美人だし、スタイルもいいし素敵だけど、あの甘ったるくて、重い感じの話し方が少し苦手。台湾ドラマの女優さんたちって、こういう独特のとろっとしたしゃべり方をするなという気がするんですが、もっとパキパキ話してかっこよく演じてほしいです。
 台湾ドラマの4話は、まだまだ助走ですね。

イケメン探偵倶楽部MIT/原題:霹靂MIT(1集)
 有名大学に存在し、学内の事件を独自に解決するMITと呼ばれる組織。有名ミステリー作家を父に持ち、天才といわれる士徳(シードゥー)が、MITに加わり謎を解き明かす、学園ミステリー。
 まだ第1話だけですが、ミステリー仕立てとしては、お話運びのテンポが悪くて拙いなというのが第一印象。飛輪海のアーロン演じる士徳が、キャンパスで謎に出会いながら事件に巻き込まれていくのですが、伏線や謎の見せ方がうまくないので、全然どきどきせずミステリーに引きこまれていかないのです。ばらまかれた伏線、謎も放置されたままという荒っぽさではありますが、台湾ドラマには珍しい分野なので期待半分、不安半分です。そのせいでもないんでしょうが、見る気満々なのに、気づいたら途中で寝ていてまた巻き戻して…というのを、4回も繰り返してしまいましたわ。この後、たまたま見た日本の『チェイサー』というドラマ。国税局と脱税のプロとの攻防にぐいぐい引きこまれながら、このスピード感の差はどこからくるなんだろうかと思ってしまいました。
 大学なのに、みんな制服でまるで高校みたいなのや、アーロンがクールさを強調したいがあまりちょっと棒読みなのもちょっと気になりはしますが、これから物語が展開すればこなれてくると思うので、しばらく見てみます。

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