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2010年4月

2010年4月29日 (木)

骨太女たち、起つ~『スタイル』

スタイル 2009年
出演:キム・ジス、イ・ジア、リュ・シウォン、イ・ヨンウ

スタイル DVD-BOXI スタイル DVD-BOX II

 ファッション誌の辣腕編集長パク・キジャと、駆け出し編集者のイ・ソジョンを中心に、ファッション雑誌「スタイル」の存続をかけた仕事と恋のドラマ。

 見終わって一言。
 男性陣、腑抜けすぎです。
 女性たちの強さが目立つせいもあるけれど、男性たちの影の薄いこと、霞むこと。

 主役でありながら、見ていて最もイラッとさせられたのが、ソン・ウジン。「スタイル」の創始者と、そのカリスマモデルを父母に持ち、前発行人である異母姉ソン会長と「スタイル」をめぐって対立する重要な役柄なのですが、このウジンが本当に役に立たないのです。
未婚の母として生きた母の姿を見て、ファッション業界とは一線を画して生きてきた彼が、母も亡く、死にゆく父に両親の夢である「スタイル」を託されます。ついにソン会長と真っ向勝負を挑むべく、発行人の座を奪うわけですが、発行人としての彼の姿勢には失望させられっぱなし。
 異母姉のしつこい攻撃に、まったくもって有効な手段をうてない。発行人になってからも、雑誌の廃刊どころか、会社自体が危ういのに、「スタイル」をなんとしてでも残すという気概も覚悟もまったく伝わってきませんでした。いっつもキジャにつっかかって、観念的なことばかりで具体的な行動がない。本業はマクロビオテックのシェフですし、不本意な役職への就任だったかもしれないけれど、大勢のスタッフの生活を左右する立場なんだから、一度引き受けた以上はもっと根性を見せてくれないと。

 そして、フリーランスのカメラマンで謎の多いミンジュン。ちょっとひねった男女関係を描こうとしたんでしょうが、分かりにくかったです。彼の嗜好はともかくとして、なにをしたいのかが、さっぱり。優しいし、ちょっと皮肉も言えて、見た目もかっこいいんですが、後半の「スタイル」とキジャが苦しくなっていくところで、一歩ひいて関わってこなくなったのがもったいなかったです。

 恋愛のあれこればかりで、仕事や女性たちのライフスタイルに関わるところになると、なにも手を貸そうとしない男性二人。ともに傍観者でしかなかったのが、とっても不満です。
 そのぶん、女性たちは強すぎるくらいに強くて、彼女たちの奮闘ぶりで見続けられたドラマでした。

 キジャにびしびし鍛えられる、新米エディターのソジョン。初めは仕事中に彼氏の浮気現場を目撃して、撮影を放り出したり、自分の主観で取材をしないと投げ出したり、仕事に対する考え方に疑問符がつく行動が多くて、イライラして見てましたが、後半では、キジャからも頼りにされる成長ぶりでした。正直、演じるイ・ジアという女優さんが苦手なんですがこの役はよかったですね。

 そして、このドラマの肝であるパク・キジャ。その女傑ぶりがあっぱれ!情け容赦ない仕事の鬼っぷりと、ファッションショーさながらの出で立ち。超ハイヒールで高級スポーツカーを乗り回し(←あのヒールで運転すると危ないとは思うけど)、押し出しの強さもここまでいくと気持ちよかったです。部下たちからは、その厳しさゆえに、冷たいとか悪魔とか陰口を言われてましたが、彼女の言っていることはいちいち筋が通っているし、実際に自分が行動もするだけに、こういう人の下で働いてみたい気分に、ちょっとだけなりました。実際に彼女が上司だったら、胃が痛くなりそうですけどね。
 口調はきついし、仕事に妥協はしない、他人にも自分にも厳しいけれど、部下を思いやれるし、仕事をする上での辛さを理解してくれる彼女は、文句なしにかっこよかったです。

 キジャを演じたキム・ヘス。あの肉感的ボディを強調する衣裳に、きつい物言いで、彼女だからこそ出せた貫禄です。それでも、思い切り笑ったときに出る、鼻のしわがかわいくて、次は庶民的でお人好しな彼女の演技が見てみたくなります。
 そして、初めて見たミンジュン役のイ・ヨンウ。濃いけれど、かっこよくて、みとれることしばしば。舞踏家だそうで、スッとした身のこなしが美しい俳優さんでした。彼がウジン役だったら、もっと違う感じだったかなという気もします。
 ほかにも、ソン会長に、H百貨店のイ・バンジャ会長、前任編集長などの女性は、キジャに匹敵する骨太女っぷり。特別出演のパク・ソルミも、スターらしくよかったし、やっぱり女性が目立ったドラマですね。

2010年4月25日 (日)

チェ・ジウの華と、ユ・ジテの巧さ~『スターの恋人』

スターの恋人 2008年 
 出演:チェ・ジウ、ユ・ジテ、イ・ギウ、チャ・イェリョン

チェ・ジウのスターの恋人 OST

 国民的スターのイ・マリと、しがない大学講師のキム・チョルスとの恋を描いたラブストリー。

 まずは、イ・マリから。 
 車から下りる人物の足もとだけが大写しになる。それだけで、その人物がイ・マリだと分からせる場面があって、うまいな~と思いました。そのくらい、マリはスタートして得意な存在で、スターならこんなふうであって欲しいというイメージを形にしたような人物でした。チェ・ジウという女優さんが上手いのかどうか、正直なところよく分かりませんが、華やかで、周りを振り回す奔放さと、ちょっとした孤独と、愛らしさ。どこをどう切ってもスター女優のイ・マリにはまり役でした。
 これまで数々の男性と浮き名を流してきた彼女が、一介の大学講師であるチョルスに対しては、これでもかというほどの根性を見せてしがみつく姿に、ちょっと感動すらしました。

 そして、“スター”マリと恋に落ちるのがキム・チョルス。
 久しぶりにユ・ジテの演技を見ましたが、とにかくうまい!テレビドラマと映画のなにが違うかと言われても即答はできないけれど、チョルスを演じるユ・ジテの表情や仕草は、ドラマでパターン化しているそれとは別物。一つの感情を、そのときどきに表情を変えて見せてくれます。ユ・ジテという俳優さんは、決して二枚目ではないけれど、彼の動く姿を追っているうちに、どんどん魅せられていくというか、かっこよく見えてくるから不思議です。
 スターであるイ・マリの相手としては、冴えない普通の男性なのに、彼女と正面切ってわたりあっても、一歩もひけをとらない堂々たる一般人ぶりがお見事。このドラマを見たあとは、他のドラマで見る人、見る人が、感情表現パターンが少なすぎてロボットみたいに見えて困りました。

 この二人の恋が、まったく周りに理解してもらえないし、応援してもらえない。誰もが知るスター女優と、お金持ちでも、とびきり優秀でもなく、有名でもないただの人の間に恋愛なんて成り立たないと言われ、これから苦労するだろうからと反対され、物珍しいスキャンダルとしてしか取り合ってもらえません。
 それでもドラマだと誰か一人や二人は、当人同士が選んだんだから突き進んでみたらと応援してくれる人がいるものですが、このドラマ、これがことごとく反対されっぱなしなんです。友だちは反対まではしないけれど、積極的に応援してくれるわけでもないし、家族同然の人たちもいい顔はしない。チョルスには妹がいますが、彼女こそはと思いきやここも味方になってくれず、もちろんマリの仕事関係の人たちも、思惑が入り乱れて反対一本。本当に二人が孤立無援の状態が、かなり長引きます。

 くっついたり、離れたり、また元にもどってかなりもたもたしたところもありますが、誰にも「そんなに好きなら、納得できるところまでがんばってみたら」とすら言ってもらえない二人だからこそ、見ている自分くらいは応援してあげたくなって、がんばれ、がんばれと思いながら見たドラマでした。

 マリを支援するウジンも、チョルスの元恋人も、マリのかつての恋人にもほとんど思い入れがわかなかったぶん、主人公二人の恋だけに専念できたのも、よかったといえばよかった気がします。

 なにはともあれ、チェ・ジウの華やかさと、ユ・ジテの巧さをぜひ堪能してほしい作品でした。

2010年4月24日 (土)

今週の韓ドラ’10(4/17~4/23)

 BS-TBSで『パリの恋人』が始まりました。一度見ているドラマですが、また1週ずつ、ちくちくと見る予定です。まだ録画してあるだけなんですが、これがあると思うだけでわくわくしてきます♪ 
★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・水・・・
『トリプル』(第13話)★★★
 気づいたら、みんなちゃんと一歩前に出られたんだなと思わせるドラマですね。劇的な展開がなくて、ご飯食べて、仕事して、恋愛して、けんかして、ちょっとがんばる、あたりまえのことがつづられているのに淡々と見ていられるのは、その一歩が実感できるドラマだからなのかなという気がします。
 考えてみたら、ファルとスインのことや、ハルがどうやらファルを好きなことも、ヒョンテやヘユン、サンヒも、プンホのことも、みんな互いに知っているけれど必要以上に干渉したり、評価を加えたりしないところは韓国ドラマの濃い人間関係に慣れると、新鮮に見えます。
 でも、ナムコーチにそれは通じないよねぇ。ファルたちの関係もいいけれど、一方にこういう家族の典型のような関係があるから、ほっとします。親&親代わりとしたら、親戚に預けたら、悪い虫がついたみたいで心配になるのは、まっとうな感情ですし、どうなるのかな。

・・・木・・・
『善徳女王』(第26話)★★★
 ウォルヤは、復耶会という秘密結社に属する、加耶族の王子だったのですね。このあたり、部族と新羅の国の関係などを今ひとつ分かってないのですが、ユシン親子とは反目する立場ということのようです。すわ、敵役かと思ったのですが、あっという間にユシンと手を結んでしまいました。このドラマ、ミシル側の人たちのほうに俄然魅力を感じてしまうので、ちょっと残念にも感じますが、やっぱりウォルヤの不敵な感じはいいですね~。
 そして、25話では、頼りないばかりだったユシンも、やっとよくなってきました。木で岩も割れたし(←真剣な場面なんだけど、笑ってしまいましたわ)、やっと行動をし、みんなの前でトンマンを王として仰ぐと宣言。オム・テウンには、こういう力強い役が似合います!こうして、トンマンの周りに次々と人が集まり、やがてはミシルをも凌駕する力となっていく予感にわくわくする回でした。それにしても、トンマンに群れ集う男子たちは麗しいな~。ミシルのおじさま軍団との対決ですね。

『拝啓、ご両親様』(第*話)★次回12話から★
 放送お休み。 

・・・金・・・
『龍の涙』(第76話)★★★
 バンウォンの太子姿、違和感ありありです。でもって、やはり初っぱなから功臣たちと衝突のもよう。居丈高だし、王族のため、王家のためを連呼されたら、その恩恵に預かれると期待していた人たちには不況を買うでしょう。臣下にしても、あくまでそれは自分たちの利益のためであり、国を思ってというふうには見えないのがなんとも悲しいです。せめて、バンウォンが王制が安定すれば、国にとってどのような益となり、それがまわりまわって功臣たちの基盤を安泰にするかというようなことを説いてくれれば、もう少し彼に信頼をおくことができそうなんですが。思っていても口にしないのか、今はそこまで思いが及んでいないのか。
 イ・ソンゲとの関係がよければ、父の忸怩たる思いが彼に伝わることもあるだろうに。

・・・日・・・
『イ・サン』(第36話)★★★
 すっかり、ソンヨンとイ・サンの恋愛モードです。王宮を空けて、ソンヨンにつきっきりで看病して、宮廷の医官まで呼び出した上、告白風の言葉までかけてしまって、さらに恵嬪にまで正直に気持ちを打ち明けちゃったよ~。 でも、側室にするわけでもないようだし、これってソンヨンにとっては、嬉しいのか、辛いのか、どっちなんでしょうね。
 二人の恋路はそれとして、太子妃の報われない立場や、ソンヨンとイ・サンを思いやるテスの切ない気持ちには、やるせないものがあります。行き場のない思いというのは、いつどこにあっても切ないなぁ。
 でも、そんなことより英祖の状態と、王妃の復活のほうがやっぱりおもしろい。王ありきの国の仕組みは、王がいるのに機能できなくなったときに困るものですね。

2010年4月22日 (木)

今週の韓ドラ’10(4/10~4/16)

 Google Mapsで北京からソウルまでの距離を、ネットの地図上で調べたら、直線距離で約940kmでした。歩くスピードの平均時速は4~5km/hといいますから、時速4.5km/hとして24時間ぶっとおしで歩いて8日ちょっとかかる計算になります。毎日12時間歩いたとして、16日余り。もちろん、実際の道のりはもっと長いし、上り坂や悪路もあるでしょうから、この日数は無謀だろうけれど、ものすごーく頑張れば20日くらいで歩き通せるのかもしれません。
 なんでこんな計算をしているかは、『イ・サン』の感想を。
 ま、どちらにしても、現代人には至難の業でしょうねぇ。
★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・水・・・
『トリプル』(第12話)★★★
 ファルとスインの関係は、やっぱり元に戻りませんでしたね。初めから、スインの気持ちのほうがファルのそれより強かったし、ハルのことがなければ、一緒に住むこともなかったような気もするし。ファルの頑固さを思うと、一度こじれた関係を元通りにとは、なかなか難しそうですよね。結婚記念日だって、すっかり忘れちゃってたし、韓国男子にあるまじき失態ですからね。
 ハルに対して、妹以上の気持ちが芽生え始めた感じですが、このまま恋愛になっちゃうのかしらん。二人が仲良しなのは見ていて嬉しいけれど、でも恋人同士となるとどうなんだろう。シスコンくらいなら、ドキドキして見ていられるんですが、恋愛対象となると、ちょっと複雑だぁ。
 それに、辛い失恋をして傷ついているヒョンテも気になるし、やっと一緒に住もうと決めたヘユンとサンヒもうまくいって欲しいし。で、一番うまくいってほしいのは、プンホなんです。いちばん若いのに、大人男子3人組よりやることがかっこよくて、励ましてくれたり、なにも聞かずに付き合ってくれたり、本当にハルとうまくいって欲しいわ。

・・・木・・・
『善徳女王』(第25話)★★★
 チョンミョンの死を受けて、ついにトンマンが自ら王女としてたつことを決意しました。その途端、アルチョンに対しても、ピダムに対しても言葉遣いが変わりましたね。命の危険をも覚悟し、すべてをなげうってもチョンミョンの死を無駄にしないという強い思いが現れている場面でもありますが、トンマンにもう少し侵しがたい強さが欲しい気もします。ユシンも、そんなトンマンを強く引き留めるでもなく、なんだか弱いんですよねぇ。力ずくでもトンマンを国外に連れ出すくらいしてもいいのに。それともう一人、王様ですよ、王様!いくらミシルに敵わないとはいえ、あんまりにも情けない。赤ん坊のトンマンを逃がしたのは勇気ある行動でしたが、その後が全くふるわないし、本当に今回はバシッと背中でもたたいてやりたいような気分でしたわ。
 ミシルも、これまでの絶対的優位が揺らいできてます。ミシルに諫言を呈して毒をあおったソリ(神女)も、最後にはトンマンに味方するような行動をとったし、おもしろくなってきました。でも、ミシル好きとしては少々複雑ではありますが。
そうそう、今週もアルチョンよかったですね~。ふだんのアルチョンは二枚目じゃないけれど、決意の化粧をほどこした姿は予想以上の妖艶さでした。歌舞伎の女形とか、そんな感じ?
 そして、最後にちらっと登場したウォルヤ(漢字では“月夜”~きれいな名ですね)。チュ・サンウクの史劇は初めてですが、似合っててかっこよかった♪いっしょにいた人物・ソルチ(雪地)を演じるのが、裏切り者や憎らしい役を実に見事に演じるチョン・ホグンというのがちょっと気になるけど、どんな役なのかしらん。

『拝啓、ご両親様』(第11話)★★★
 長男ジファンとアリの結婚話が進み始めましたが、カップルの二人よりも、アリとお母さんのやりとりの方がおかしくて、笑っちゃいました。良くも悪くもあけっぴろげで、狭い部屋をお弁当箱みたいなんて言うアリもおかしいし、あなたのお弁当箱は大きいのねと皮肉で切り返すお母さんもおかしくて、なんか二人がいい家族になれそうな感じです。
 そして、今回がぜん目立っていたのは次男ジョンファン。食堂のミヨンは脚本が進まなくて鬱々としていると思ったら、突然ジョンファンにキスしちゃいました~。脚本にかこつけて、ミヨン自身がしたいことをしちゃったという感じでしたが、ジョンファンもすっかりその気になっているし、二人の関係もどうなるのか気になり始めました。屋台もうまくいくのか心配だけど、恋愛もうまくいくといいねぇ。 

・・・金・・・
『龍の涙』(第75話)★★★
バンウォンが正式に太子に就任。長かったですね、ここまで。得意満面のバンウォン妻や、重臣たちの喜々とした雰囲気よりも、王と王妃が心底ほっとしているのが印象的でした。本当によかったです。望まぬ帝位について、弟の顔色をうかがいながら過ごす日々にようやく終わりが見えた喜びは、このドラマにはほとんどない幸せそうなものでしたね。
ただ、バンウォンと先王との関係は、こじれっぱなし。無学大師が諭すように、父が子を許すしかないんでしょうが、バンウォン嫌いとしては、それも悔しいというのが本当のところです。国のためにしかたなかった、自分も辛い思いをしてがんばっているとしか思っていないバンウォンが、せめて自分の野心のために周りを犠牲にしたんだと認めてくれたら、違うふうに見られそうなんですが。

・・・日・・・
『イ・サン』(第35話)★★★
 清国から戻ったチョン・フギョムを出迎えたホン・グギョンとのピリピリとした会話、いいですね~。チョン・フギョムの行動に動揺する老論派の姿や、水面下での攻防は見応えがありました。そして、英祖の病状が明らかになっていないことを利用し、いよいよ王妃の反撃が始まりそうで、また宮中の空気は不穏になりましたが、外野としては期待感も芽生えます。チョン・フギョムはともかく、ファワンではどうも存在感が今ひとつなので、イ・サンの対抗馬としては王妃くらい強烈でないとね。でも、キム・ギジュまで呼び戻すなんて、王妃も懲りない人ですね。また、きっと自分の足をひっぱるだろうと思ってもよさそうなのに。
 そして、気になるソンヨンのこと。清国の情勢が変わり、まさか徒歩で朝鮮に帰ってきたの?清国の都(=今の北京)からって、いったいどれくらいの距離なんだろう?逞しすぎるよ、ソンヨン~。

2010年4月18日 (日)

3連勝!

 中華でもなく、韓流でもありません。Cimg1130

 3月末から始まるプロ野球シーズン。その間は、ドラマや映画と同じくらいに気になるのが、広島カープの試合結果。
 シーズン開始から、連敗続きでしたが、ようやくここにきて調子が出てきて、去年は大きく負け越した中日ドラゴンズ相手に、まさかの3連勝。

 昨日は、今年初めての球場観戦に行ってきました。
 お天気はよかったものの、内野スタンド上段の席はちょうど日陰になっていて、しかも風が冷たいので、かなり寒かったです。

 試合も、序盤から中日の攻勢で、4回表が終わったところで7-1の大差。正直ここで、負けを覚悟してました。なんせ、相手は去年も大きく負け越した苦手のドラゴンズ。まただめかなというムードが、スタンドのそこかしこから感じられました。中日の応援席ばかりが元気で、しかたないので、持っていった双眼鏡でベンチを見たり、違う座席の様子を眺めたり、向こうに走る新幹線を見たり。

 が、4回裏でカープの反撃。さらに点を重ねて、5回裏で1点差に追いついたところで、あぁこんなに楽しめたから、もうこれで負けてもいい気分で帰れるなと思っていたら、なんと逆転の上、サヨナラ勝ち!
 しかも、サヨナラ打を決めたのは、この日ことごとく凡打に終わっていた廣瀬選手。打率も1割台と低迷中ですが、見事にヒットを打ってくれました。やってくれると信じてました!!廣瀬選手、守備がいいのも頼もしいところですが、前から彼のブログをときどき愛読(?)していて、密かに応援しているのです。ブログは、短いながら、人柄の良さを感じさせる言葉でつづられています。カープが勝ったこともですが、そんな廣瀬選手が活躍してくれたのがなにより嬉しい試合でした。

 今年は、何回マツダスタジアムに行けるかな?

Cimg1134球場がいちばん湧いたのは、代打・前田選手の登場。もちろん、私も大好きな選手ですが、われんばかりの歓声を聞いていると、カープファンにとっての彼は特別な存在なんだと分かります。

2010年4月12日 (月)

最近の華ドラ(2010年3月)

 今朝、黒烏龍茶のCMを見ていると、そこにサモ・ハン・キンポーが出ていたのでびっくりしました!
 なんか、サモ・ハンに似ているなぁと思いつつも、まさかね……(画面は横顔、後ろ姿から、アップに)……おぉ、やっぱりサモ・ハンに間違いない~~~!
 いやぁ、香港映画の御大が日本のCMに登場とは、知らなかったわ。

敗犬女王/原題:敗犬女王(22~26集)
 ルーカスへの気持ちを振り切って、レスリーと結婚することにしたシュアン。ルーカスもシュアンへの思いを忘れようとしますが、やはり未練たっぷりだし、やけになって喧嘩したり、シュアンにわざと辛く当たったり。そりゃそうですよね。6年も恋人を放っていた男が突然帰ってきて、好きだった人がその元彼のところへ戻っていく。やってられないよって思うのも分かります。ましてや、彼女もなんだか自分にちょっと思いを残しているのかなという空気もあれば、なおさら。
 そして、そこにまたしても試練です。ルーカスの元恋人シャンユンの事故が、ルーカスのせいだという記事が出ます。ルーカス、実はお父さんが有名な医師だったことから一大スキャンダルに発展。これに敢然と立ち上がるのは、もちろん我らがシュアン!彼女の励ましで、ルーカスはシャンユンとのことにも区切りをつけ、長らく不和だった父とも和解、さらに再び医師への道に戻りたいと思い始めるところは、お決まりだと思いながらもジンときます。
 しかしそこは台湾ドラマ、といっては失礼ですが、かなり突っ込み甲斐のあるところが、あちこちに。心筋梗塞で倒れた人に、応急処置として気管切開するなんて、医師どころか医学生でしかないルーカスにできるのかなとか、してもいいのかなとか、温泉の有毒ガスとか、いろいろあるけど、それをも吹き飛ばす勢いがあって3月放送の4話分くらいを一気に見ちゃいました。
 どうしようもないと分かっていながら、それでも好きだという気持ちをぶつけずにいられないルーカスがいじらしいし、今までは小憎らしかったレスリーの、シュアンの心が離れていると分かっていながら、彼女を手放せずにいる切ない気持ちも見えてきて、泣けてきます。シュアンといっしょに、見ているこちらも二人の間を揺れ動きます。
 いよいよドラマも佳境に入ってきて、4月第1週分ではシュアンとレスリーの結婚式前日が描かれます。(←もう見ちゃってますが、感想はいちおう次回で)
 あぁ、結末が早く知りたい~!

桃花タイフーン/原題:桃花小妹(*集)
 せっかくケルビンが登場したんですが、時間もないのでリタイヤです。余一の部分をもっと見たい気はするんですが、他はあんまり興味が湧かなかったなぁ。

ぴー夏がいっぱい/原題:熱情仲夏(4~7集) 
 まだ、これといって大きな動きはなく、夏芽の累に対する他愛のない恋心のあれこれが描かれているだけですが、夏芽がかわいいので、毎回にこにこしながら見ています。モデルで、ちょっと風変わりな累にふりまわされっぱなしなのも、恋の始まり時期ならではのドキドキした感じがいっぱいで、なんにも考えずに見られるのが気楽でいいですね。
  累も、特別美人でもなく、勉強ができるわけでもないけれど、いつも一所懸命な夏芽のペースにだんだんと巻き込まれていっているようで、まんざらでもない風なのが、またかわいい。いや、夏芽もかわいいけれど、すねた高校生を演じている鄭元暢(ジョセフ・チェン)もかわいいんですよね。あんな、でっかい男子がすねた顔をしていても、なんだか許せてしまう雰囲気が鄭元暢には漂ってます。
 『敗犬女王』でルーカスを演じている阮經天(イーサン・ルアン)が、かなり三枚目な剣道部主将を演じているのも笑えます。彼には、こういうお茶目な役のほうが似合う気がします。
 しかし、7話まで進んで、まだあんまり大きなできごともない展開というのも、台湾ドラマならではですね。

2010年4月11日 (日)

ドキュメンタリー2本

 昨日見た2本のNHKの番組。
 1つは、『カラフル』という、子どもたちが自分のことを語るドキュメンタリーで、15分ほどの番組。
 2つ目は、BShiで放送された『北朝鮮に帰ったジュナ ~ある在日朝鮮人家族の50年~』Cimg0979_2

 『カラフル』は、元中国残留孤児であった祖父と、自分の言葉で話したいという小学4年生の男の子が主人公です。おじいちゃんは、まだ日本語がうまく話せず、男の子は中国語がほとんど話せません。
 日本生まれ、日本育ちの孫と、日本人でありながら、中国で育ち中国語で生活してきた祖父。男の子は、番組の中で「おじいちゃんは、日本に旅行に来て、いいところだから日本に住むことにしたのかと思っていた」と話します。戦争のことや、それによってたくさんの残留孤児と呼ばれる子どもたちがうまれたことを知らなかった少年が、自分のおじいちゃんの歴史を知り、おじいちゃんのことを知りたい、そのためにコミュニケーションをとりたいと思うようになる過程が、分かりやすく描かれています。
 男の子のまわりには、おじいちゃんと中国人のおばあちゃん、中国生まれのお父さんと、やはり中国人のお母さんと、中国語をいわゆる「母語」とする人ばかりです。中国語を話そうと思えば、自然と話せるようになる環境ながら、実際には男の子の「母語」である日本語で充分と思ってきたわけです。よく、子どもだから外国語の中に置けば、自然と言葉を覚えると言われるけれど、子どもだってそれを分かりたい、話したいと思わなければ、母語以外を自分の言葉にするのは難しいのでしょうね。逆に、この人の話を、自分の言葉として分かりたいという気持ちこそが、語学学習のいちばんの原動力になるということかもしれません。
 その孫を、穏やかに見つめる祖父のまなざしが印象的でした。

 『北朝鮮に帰ったジュナ』は、ハイビジョン特集で、こちらもドキュメンタリー。
 帰国事業で北朝鮮に家族で戻り、2002年に脱北して韓国に渡った男性が、50年ぶりに日本のいとこと再会し、故郷を訪ねる姿を追ったものですが、彼を迎えるのは日本に残った男性のいとこである女性。二人の対話から、半世紀にわたる時間を見つめます。
ここ数年で、にわかに注目され、脱北や帰国事業なども耳慣れた言葉になりましたが、その実際はまだまだ知らないことばかりだったようです。
 同じ親族であり、いずれは自分も帰国しようと考えながら、帰国しないままに日本に暮らしたいとこ同士の対話で、一つの家族の姿、在日であり、北朝鮮にとっては帰国者である親族の歴史が、パズルのように少しずつつながっていくようでした。
 なにより印象に残ったのは、男性から北朝鮮での暮らしを聞く女性の側の目線でした。かつては自身も民族活動に参加し理想を抱いていた女性が、自身は日本に残って家族と離れ、関係が疎遠になっていったことが語られるにつけ、私自身、送り出した側の声をこれまでほとんどちゃんと聞いたことがなかったんだと気づきました。
 歴史に翻弄され、現代社会の常識がまかりとおらぬ国に帰ってしまった不幸な人たちといった、表面的な見方では収まらない、もっと複雑で奥深いものがあることに、今さらながら気づいたような気がします。

 奇しくも、同じ日に見た2つのドキュメンタリーは、日本の戦後に大きくかかわるものでした。
 『カラフル』に登場した少年の祖父は、自分のルーツを知り、日本に戻りたいと願い、言葉も分からない母国に飛び込み、日本語を勉強しています。
 『北朝鮮に帰ったジュナ』では、脱北し今は韓国に住む元在日の男性が、生まれ故郷である米子を50年ぶりに訪ねます。彼が、米子駅に降り立ったときの満面の笑み。本当に嬉しそうに笑っている彼の姿に、胸うたれます。

 彼らにとっての故郷であり、故国である日本は、彼らの切なる願いをきちんと受け止める度量と、覚悟があるのか。そんなことを、何度も何度も思わずにはいられません。

※※※ 追記 ※※※
 帰国事業と聞いて、いつも思い出すのが『1970ぼくたちの青春』というドラマ。
 1991年に放送された2時間ドラマで、のちにビデオ化されたものを見ました。『北の国から』の杉田成道が演出、出演は吉岡秀隆、筒井道隆、萩原聖人、永堀剛敏、石田ひかり等。
 このドラマで主要な人物の一人が、帰国事業で国へ帰ってしまうという場面があり、当時はそんなことも知らなかっただけに、強く記憶に残ったものです。
 ドラマ自体は、それが主題ではなく、70年当時の、瑞々しくもほろ苦い青春を描いた秀作となっています。北朝鮮の話題が出るたびに、このドラマをもう一度見てみたいと思うのです が、DVD化はされていないようですね。

2010年4月10日 (土)

今週の韓ドラ’10(4/3~4/9)

 見終わったドラマの感想を書きたいなと思いながら、まったくはかどりません。ドラマがおもしろいとか、そうでないとかとはまったく関係なく、ものすごく感想を書きたい、文章にしておきたいと思うときと、まったくその気になれないときとがあって、今はその後者です。この差は、なんなんでしょうね~? 
★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・火・・・
『シンデレラマン』(第*話)
 4月から金曜日放送になったようで、それを機にリタイアです。好きも嫌いもなく、最後まで見たい~という気が、とんと起こりませんでした。

・・・水・・・
『トリプル』(第11話)★★★
 みんな、どこもかしこも停滞中。イメージとしては、週間天気予報で1週間ずっと曇りマークみたいな感じで、どんよりしているなという印象でした。が、2回目に見返してみると、行き場のない気持ちばかりでありながら、それぞれが自分の気持ちに一つの区切りをつけようと奮闘しているんだなと思えてきました。
 サンヒとヘユンの結婚をめぐる感覚の違いや、ヒョンテのスインへの気持ち、ハルの初恋。ヒョンテやハルが、必死に気持ちを抑えるのも切ないのですが、サンヒとヘユンのすれ違う様子も、なんとも胸締め付けられて、涙が出そうになりました。二人それぞれの気持ちも、言いたいこともよく分かるし、結婚に対する思いというのは、理屈じゃなく感覚のようなものだろうから、二人がどうやってこの溝を埋めていくのかと思うと、こちら側が切ない気持ちになってしまいました。
 そうしてみると、ファルという人は、やっぱり分かりにくい人ですね。彼は他人の気持ちをゆっくりしか分かることができないし、彼自身の気持ちも周りに伝え切れてないぶん、これからどうなるのか、いちばん気になります。

・・・木・・・
『善徳女王』(第24話)★★★
 トンマンとユシンの幸せのために、自分の気持ちを抑えて二人を国外に逃そうと行動に出たチョンミョン。それがまさか、こんなにあっけなく命を落としてしまうなんて、予想だにしていませんでした。ミシルたちを欺くための偽装なんじゃないかと、何度も何度も思いました。しかし、トンマンとユシンも、逃げるんなら花郎徒のかっこうじゃなくて、庶民の服に着替えたほうが、よほど逃げやすいだろうに。ピダムの用意した船も、狙ってくださいと言わんばかりの見晴らしのいい場所にとまっているし。ピダムかアルチョンが、とっさに気づいて、危機一髪となるとばかり思ったのに、本当に亡くなってしまったんですね。王女に生まれながら、若くして夫を戦で失い、子どもとも別れて暮らし、ミシルとの戦いに晒され続けたチョンミョンだけに、もっと安らかに逝かせてあげたかったです。
 今回は、今まで以上にアルチョンの出番が多かったですね。黙々と己のなすべきことをする彼は、やっぱりかっこいいな~。

『拝啓、ご両親様』(第10話)★★★
 ソンシルの離婚問題はやや膠着状態ですが、長男ジファンの結婚はちょっと前進。アリが、同居に前向きになってくれたようですね。ジファンはかなり保守的といいますか、がちがちとした固定観念がありそうなので、アリみたいな価値観がまったく違うタイプのほうがいいような気がします。同居は大変そうだけれど、ジファンの両親や家族となら、いっしょにがんばりたいなと思えそうですもんね。韓国ドラマに出てくる家族は、過干渉気味で、お付き合いは遠慮したいタイプの人も多いのですが、こちらの家族だと安心して付き合えそうです。
 今ひとつ存在感が薄い次男ジョンファンも、少し前進かな。大金持ちへの道のりは遠そうですが、屋台を始めるという目標に向けてがんばっている姿は好感度大です。 

・・・金・・・
『龍の涙』(第74話)★★★
 バンウォンが目指したのは、王族の正統性を明らかにすることというナレーションに、ますます気分が萎えていくのが分かりました。国を豊かにしたいとか、領土を広げたいとか、自分が王になって思うとおりの国造りをしたいとか、そういうものよりも正統性というバンウォンに、どうりで寄り添えないはずです。
 同じく今見ている『イ・サン』では、庶子であるがゆえに能力があっても官職につけないというお話が、今週分で描かれていました。そういえば、ホン・ギルドンが義賊となったのも、出自によるものでしたね。厳然たる身分差を生む社会のもとは、このバンウォンが後に王となったことに起因するのかもしれないと思うと、罪つくりなことです。初代王であるイ・ソンゲが、その能力をもってして王になっただけに皮肉ですね。

・・・日・・・
『イ・サン』(第34話)★★★
 英祖はどうやら、認知症のようですが、葛根に幻覚を起こさせるような作用で確認するとは驚きでした。しかし、昨日のことがまったく分からないほど記憶がとぶとしたら、その人に政を任せるというのも考えものですが、周りからは言えないんだろうな。
 一方で、イ・サンと老論派チェ・ソクチュとの攻防は、みごたえのあるかけひきでした。だてに政治の表舞台に立っていただけではないと思わせる老獪さでした。イ・サンにも髭が生えて、いよいよ政争も第2段階に入ってきた感じです。
 清国でのソンヨンは、絵の勉強ができなくても国に戻れないと分かるや、かなり大胆な売り込み作戦に出ましたね。おとなしい印象だったけれど、やるときにはガツンとやるタイプなのね。
 しかし、中国語の台詞部分はあれですね。あれじゃ、絶対に通じないだろうなと余計なことを思いながら見るので、どうしても気分がそがれます。俳優さんが慣れない中国語の台詞を覚えるのも大変だろうし、いっそ吹き替えにしたほうがすっきりするような気がするんですがねぇ。

2010年4月 3日 (土)

今週の韓ドラ’10(3/27~4/2)

 新しいNHKの朝ドラ『ゲゲゲの女房』で、主人公の少女が寝る前にお話をしてもらう場面。もっと話をして、長いお話が聞きたいという少女に祖母がしたのが、長い長~~~~~~~い蚤のふんどしの話。このお話、私も祖母からよく聞かされましたなと最近よく思い出していたところだったので、懐かしくなりました♪
★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・火・・・
『シンデレラマン』(第6話)★★★
 ユジンのお父さんにデサンが借金をしていたこと、ほとんど忘れかけてました。結局、デサンは自分の口からそれを言ったわけじゃなく、ユジンのお母さんが本当のことを知って問いつめたという形だったけど、これでいいのかな。いつかユジンが知って、激怒したりしないよね?どうしても、デサンが胡散臭い男にしか見えなくて、ちょっと不安です。
 それよりも、ユジンとジェミンがらみの場面が、少~~~しだけ面白くなってきました。もともとツンデレ系に弱いので、ジェミンがユジンにだけ見せる隙みたいなものが、もうちょっと見てみたくなるのです。
 お話とはまったく関係ないけれど、ハン・ウンジョンの口角が気になってしかたありません。口を閉じてても、穴が空いたような感じなんですよ。お水なんかが、ぴゅーっと飛び出しそう。

・・・水・・・
『トリプル』(第10話)★★★
 もう、ハルの好き好き攻撃に、ファルがたじたじしっぱなしです。兄33歳、妹17歳。年の差、実に16歳ですよ!さすがに、10代の女の子と30代男子の恋愛はどうなのかなという感じだし、ハルがプンホといっしょにいるとやっぱりそっちの方がしっくりくるんですよね。プンホのハルまっしぐらな行動は、彼ぐらいの年齢だとかわいくて、おまけに彼の屈託ない笑顔を見ていると、うんうん頑張れよ~と声をかけたくなっちゃいます。このドラマの男性たちは、みんな本当に優しくて、こういう人たちに囲まれているハルがうらやましいです。
 ファルがスインと暮らし始めたのは、これ以上ハルと近づいてはいけないからなんですかね?もちろん、スインに対する気持ちも整理しきれないからすっきりさせたいんでしょうが、ヒョンテの傷心ぶりを見ると、やっぱり気の毒。
 劇的なできごともないし、ドラマチックな大仕掛けもないぶん、穏やかな気持ちで見られる貴重なドラマです。

・・・木・・・
『善徳女王』(第23話)★★★
 もうチョンミョンも、アルチョンも、さらに一番目立っているピダムも眼中にない空気漂う、ユシンのトンマンへの熱~~~い思いにあてられて、なんだか途中から恥ずかしくなってきちゃいました。もう、なんにもいらない、トンマンさえいればいいんだっていうユシンのストレートな告白まであって、いつから彼はこんなにトンマンラブラブになってたんだろう。苦難をともにして、自分の気持ちが盛り上がっちゃったのか、本当の気持ちがあぶり出されてきたのか。
 でも、ミシルがいっさい出てこない回なんて、楽しくありません!ラブラブなお話よりも、ミシルが見たいので、個人的には物足りなかったです。そのぶん、アルチョンのかっこよさで寂しさを紛らわせましたが、次回はぜひミシル様を!

『拝啓、ご両親様』(第9話)★★★
 チャンスのお母さん登場。演じるのは、大好きなナ・ムニ。チンピラ風味ダメ男チャンスを、まるで5歳児でも扱うかのように、終始押しまくり、肝の話以外はいっさい許さない豪腕ぶりは、さすがでした。そして、娘のスアにもソンシルが離婚を考えていることを話しましたが、彼女が望んでいるのは、両親の復縁なんですね。子どもとして、親の離婚に反対する気持ちは痛いほど分かるけれど、でも妻であるソンシルの気持ちにも強く同意するから、見ていて複雑な気分ですね。ソンシルは、最終的にはどういう判断に行きつくんでしょう。
 ソンシル以外も、ちょっとずついろんなことが進み始めてます。長男の結婚問題も、お父さんの一声で次の段階に行けそうかな?
 お父さんの「人は、強くもないし、弱くもない」という言葉が、印象的でした。 

・・・金・・・
『龍の涙』(第71~73話)★★★
 一時は攻勢に出たバンガンですが、終わってみればバンウォンに屈し、彼が太子になる足がかりをつくってしまったのは皮肉ですね。さまざまな人たちが、そのときどきの勢力図を見ながら、自分の立ち位置を見定めようとするのは、いつどこにあっても同じと分かってはいても、誰のための国造りかと思うと虚しい気分になります。バンウォンにしても、兄を軟禁しているときに太子になることに抵抗感を示していましたが、それは民衆からどう思われるかというところに引っかかっているわけで、太子になること自体には異存はない。まわりも、次の王はバンウォンしかないと思っているし、王も早く政争の舞台から降りたくてうずうずしているのに、当のバンウォンが妙な感傷や、自分のイメージつくりで周りを振り回している姿には、やっぱり嫌な感情しか抱けないのです。
 のちのち、600年も続く李氏朝鮮の礎を築いたのだから、偉大な歴史物語として見るべきなのかもしれないけれど、どうしても斜に見てしまうわ。

・・・日・・・
『イ・サン』(第33話)★★★
 ソンヨンは中国へ、といっても、まだまだ向こうで活躍したり、実際に絵の修行をしたりという場面はまだ登場しませんでした。
 そのぶん、国内のほうはいろいろと騒がしくなりそうな前触れたっぷり。湯治に訪れたイ・サンを批判した謎の男と、めっぽう腕っ節の強い男二人の正体は誰なんでしょう?テスたちが、ボコボコに負かされるくらいの強さって、相当なものですよね。いわば国のトップを守るSPが、どこの誰とも知れない一般人に簡単にのされてしまうというのは、確かにまずいでしょう。
 そして、宮中に残った英祖も先行き不安です。王妃を軟禁状態に置くとしたのに、なにもなかったように会いに行ったかと思えば、翌日はいつもどおり。これは、もしかすると認知症なんでしょうか?

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