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2009年11月

2009年11月29日 (日)

今週の韓ドラ’09(11/21~11/27)

 録画だけして後で見ようと思っていた『総合病院』。ちょっとだけと思って見始めたら、止まらなくなってしまいました。感想は書いてないけれど、本放送に追いついて毎日見てるくらい、おもしろいです!キム・ジョンウンが演じるチョン・ハヨンが、弁護士でありながら医療現場を知りたいとレジデントになる設定なので、今まで見た病院ものとはまた少し違う視点が多くて、新鮮です。
★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・月・・・
『美賊イルジメ伝』(第8話)★★★   
 今回は、あの独特のナレーションが少なくて、普通のドラマ(?)になってしまって物足りない感じがずっと続きました。突飛な物語展開も、あの口調で妙な説得力があったみたいです。
 イルジメが修行を終えて漢陽にもどり、いよいよ義賊となるのですが、その前にはまずお決まりの女の子とのラブラブシーン。イルジメとウォルヒが再会するや、すぐに深~い間柄になってしまって、史劇だと油断していたから驚きました。ウォルヒ嬢、簡単にイルジメに心を許してしまうし、大量の黄金まで預かってしまうしで、心配になっちゃいました。一人暮らしなんだから、気をつけなくちゃ。

・・・火・・・
『彼らが生きる世界』(第12話)★★★ 
 なんだか、今回のジオには本当に苛立ちました。ジュニョンは決して好きなタイプじゃないけれど、あんなに真剣に別れたいという理由を聞いているのに、はっきり理由を言わずはぐらかすジオの態度がひどくて、ムカムカしました。同僚や脚本家に優しくする姿を見て「優しさの無駄遣いするなー!」と本気で腹が立ってきました。結局、1話分ずっとうだうだしてましたね。次回はジュニョンが反撃に出るようなので、期待してます。
 今回は、ギュホの登場場面も少なかったので、よけいに物足りない気分でした。ギュホをもっと出して~。

『イルジメ』(第8話)★★★★★(再見)
 イルジメは一日にしてならず。盗賊になるにも、努力がいるんですね。遊んでばかりいて、武術の心得もないし、秀才でもない、口八丁手八丁で生きてきたヨンが、頑張り始めるのは、目的がなんであれ応援したくなります。セドル、意外にすばしっこくて、錠前破りの腕といい、なかなかすごい盗賊だったみたいですね。
 そして、ついに登場した王様。威厳よりも、王であることに疲れたような気だるさを漂わせる今まで見たことのない王様像は、人間くささがあふれていて、強い印象が残ります。直訴のため宮殿に忍び込んだヨンを、「目が輝いている」と眩しそうに見つめる王の姿と、民の直訴に心動かされる姿、しがらみに流される投げやりにも見える姿が一人の人に共存する現実が、ただ座っている王からにじみ出ているのです。いや、本当にこの王の描かれ方と、それを演じたキム・チャンワンのすごさには舌を巻きます。
 もちろん、デシクの救出劇や、シフの探索などなど、書き出したらとまらないくらいにいい場面ばっかり。何度見ても、すごいドラマです。

・・・水・・・
『ベートーベン・ウィルス』(第11話)★★★
 なんか、またしても問題が。こんなにゴタゴタしていて、練習は大丈夫なのか心配。カン・マエも、一人でなにかと苦労しますねぇ。いちいち直談判にくる団員たちの相手だけで、相当消耗しそう……。せっかく心を開こうと食事に呼んだのに、誰も来ない食卓で一人ぽつねんとしている姿が、あんまりにも孤独で見ていられませんでした。
 これから、ルミとのことも進展しちゃうんでしょうね。ゴヌじゃないけれど、ちょっと複雑。ルミとうまくいかないのも気の毒だし、二人が恋人同士になるのもあんまり見たくないんですよね。カン・マエとルミは、漫才コンビみたいな師弟どうしでいて、ゴヌとルミの若い恋人同士を微笑ましく見守ってほしいので、二人の接近にあんまりときめくことができないでいます。
 ルミ、ヴァイオリンケースをくくりつけての自転車傷心旅行でしたが、気候条件とか振動とか、大丈夫なのかな?楽器には詳しくないので分かりませんが、ちょっと心配。

・・・木・・・
『善徳女王』(第*話)次回6話から
 感想お休み。

・・・金・・・
『龍の涙』(第56話★★★
 悲しみの日々を送るイ・ソンゲは、ギョンスン姫を伴って寺へと身をうつし、譲位を決意しました。王でありながら、政変の外に置かれ、首謀者であるバンウォンらと一度も会うこともなく過ごしているだけに、こうする以外に道はない気もします。
 バンウォンは父王に認めてほしくてあがいていると言っていたし、事実そうなのかもしれませんが、多くの犠牲を払ったことの言い訳にしないでほしい。ましてや、兄を太子にして民心を得るなんて手段をとっているなら、父と訣別するくらいの気概は見せてほしいという気もします。チョン・ドジョンに罪があるなら、彼を重用し、彼とともに歩むことを貫いた王にも責任を問うくらいの強い思いを見せてくれると、もう少し彼に同調できるんですが。
 ギョンスン姫がこんな状況でも強く優しいので、彼女が報われないのがよけい辛いですね。

・・・日・・・
『イ・サン』(第16話)★★★
 視察のため、英祖とイ・サンが宮殿の外に出るところが目玉。宮殿の中にあってすら、刺客に狙われるイ・サンなので、城外になればなおいっそう危険が高まります。テスら精鋭を率いたホン・グギョンが裏方として、危険を予測しながら対処していくところは、彼の有能ぶりがうかがえて面白く見ました。それと同時に、フギョンの隣にわざわざ家を借りてしれっと挨拶までする狸っぷりも、これからどんなことをしてくれるのかわくわくしますね。

・・・月~金・・・
『黄金の新婦』(第38~42話)★★☆
※※※ 辛口注意報発令中 ※※※
 ヨンミン父の優柔不断で、利己的な言動にいちいち腹がたってしかたありません。不安になってついに自分からジュヌ母にセミとヨンスのことは受け入れられないと言いに行って、軽く墓穴を掘ってる姿には思わずほくそ笑んでしまいました。みんなに、早くこの男の実態を知ってほしいもんです。でも、ジュヌ母も、オッキョン=ヨンミン母には過剰なまでにつっかかるのに、ヨンミン父が言うとものすごーくあっさり納得して、夫にも「彼がそこまで反対するんだから」って説明したりして、それでいいの?元凶はこの男なのにねぇ。
 留学直前に空港から逃げ出したヨンスには、よくやったと思ったものの、その後の行動はやっぱりお子さまなので、なんか応援しきれないんですよね……。
 でも、やっとあのインギョンがジュヌへの干渉をやめて、ニューヨークへ行くことになって、一つイライラ要素が減りました。しかも、ジヨンがあ~んなに苦労して守ってきた秘密をあっさりとばらしてしまうという、最後までお騒がせっぷりはお見事。
 ジンジュの餅修行は順調で、ボンニョやヨンギとの場面には、癒しすら感じます(笑)。ジンジュも赤ちゃんができ、ベトナムのお母さんに報告するところなんてグッときました。ますます母として妻として幸せになってほしいわ。そうそう、ウォンミ一家のお話がだんだん好きになって笑わせてもらってます。ドング母、最高です!

『ホジュン』(第19~23話)★★★
 三寂寺での修行を経て、いよいよホ・ジュンは科挙を受けることになり、やっと宮廷医官への道が始まると思いきや、科挙試験までが長い長い!
 漢陽に行く途中、貧しい村で急病人を診たことで、次々と診察を希望する人がやってきて、請われるままに治療をする、科挙の試験日は近づくで、もうハラハラというよりもイライラしてました。一人だけ、半日だけ、あともう一日だけって具合に診療を延ばすホ・ジュンに、科挙を受けてダヒやお母さんのことも考えろと言いたくなってむずむずしました。際限なく治療を頼む村人たちにも、悪いと思いつつ軽い苛立ちを覚えました。申し訳ない、このご恩は忘れないといいながらも彼らがちゃんと自分の要求をする姿は、当然といえばそうだけれど、人のエゴを感じて嫌な気持ちにもなりました。私は、ホ・ジュンみたいに広い心にはなれないわ。
 結局、ホ・ジュンは科挙試験を受けることができず、ユ・ウィテの息子ドジは見事合格の運びとなりました。
 ホ・ジュンのこの態度はすばらしいけれど、科挙を受けて医官になることと、民衆の中にあって治療を続けることに、彼は今後どう折り合いをつけていくんでしょうね。家族のことは二の次にしているのも、ちょっと気になりますね。

『ヨメ全盛時代』(第1~5話)★★★ 
 ホームドラマはしばらく見まいと思っていたのに、イ・スギョンが見たくて、 また手を出してしまいました。
 豚足店一家の跡取り息子ボクスと、彼の恋人ミンジを中心にしたお話みたいですが、やっぱりイ・スギョンはかわいいなぁ♪すぐに頭に血が上るタイプのミンジですが、それがまたかわいくて、好感度大。結婚に逃げ腰のボクスにも、ぐいぐい詰め寄っていく強気なところは好きなタイプです。ボクスが一本調子で、ちょっと苦手なタイプなんですが、他にもボクス母や、姉のボクナムなどおもしろそうな人がいっぱいなので、笑っている間に終わってる感じです。
 『がんばれ!クムスン』で気の強いハルモニだったユン・ヨジョンが、姑や夫の間で小さくなる、少しドジなお母さんというのもおもしろそう。

2009年11月23日 (月)

韓国ドラマと中国語=韓劇的中文

 韓国ドラマには、日本語もけっこう出てきますが、中国語もたびたび登場します。もちろん、韓国と中国はお隣同士ですし、歴史的にもさまざまな形で深いかかわりもあるので当然といえばそうかもしれません。思いついたものをざっと挙げてみました。かっこの中は、中国語題です。

『善徳女王(善徳女王)』
 新羅を逃れたトンマンが暮らすのはタクラマカン砂漠にある交易の町。シルクロードのどこかというところでしょうか?ここはもちろん中国なので、中国語(普通話)が登場します。が、領主様はなぜか広東語。広州あたりから赴任してきたという設定なんでしょうか?BSフジの放送は吹き替えですが、中国語部分は原音のままのようでした。

『オンエアー(真愛 On Air)』
 台湾ロケの場面が登場。ロケ地は台北の故宮博物院や圓山飯店(円山ホテル)、九イ分など。現地のコーディネーターを演じるのがカン・レヨンという方。彼女は実際に華僑(台湾系だったかな?)ということなので、ネイティブではないけれど、中国語が分かる人の発音なので、聞いていてしっくりきました。

『君に出会ってから(自従認識イ尓)』
 チェ・ジンシルが中国の朝鮮族という設定。リュ・シウォンが上海出張時に、彼女と初めて出会うという場面があり、そこでリュ・シウォンがあやしい中国語を披露します。周りからは「お前、いつの間に中国語が?」なんて誉められますが、かなりたどたどしかったです。

『クク島の秘密(可可島的秘密)』
 クク島に漂流して間もないころ、沖を通る中国漁船にキム・グァンギュが助けを呼ぶ場面があります。キム部長は、中国語教室に通うための会社からの補助金を使い込んでしまい、中国語はごくごく初歩だけしか分からない。でも、それを上司に知られまいと、知っている中国語でなんとかその場を取り繕おうとします。彼が漁船に向けて叫んだのは「イ尓是中国人ロ馬?我是韓国人。我是学生、イ尓是学生ロ馬?」
 大爆笑のシーンです。

『白雪姫(白雪公主)』
 ヨンヒ(キム・ジョンファ)が大の周星馳(チャウ・シンチー)@『少林サッカー』ファンという設定でしたね。部屋には、周星馳のポスターや切り抜きもありました。映画館に周星馳の新作を見に行くというエピソードも。

『9回裏2アウト(9局下2出局)』
 DVDでスエとチョ・ウンジが見ていたのは、ジョン・ウー監督作品。二人は映画を見ながら、ジョン・ウーがハリウッドに行ってしまったことを嘆き、涙を流して画面を見ています。作品名はちょっと分かりませんが、挽歌シリーズとか、そのあたりでは?

『商道(商道)』
 イ・ジェリョンが訳官(=通訳)を目指し、後に中国の清国との貿易をする商人となる役なので、中国語満載。かなり中国語の台詞が多いので、大変そうでした。イ・ジェリョンの中国語は通じないだろう部分もありましたが、かなりの健闘。

『エアシティ(天空之城)』
 香港ロケ部分では、香港黒社会の怖いお兄さんたちが登場。部下たちはちゃんとした広東語なのに、ボスは普通話でした。しかもネイティブでないはずの韓国語よりもたどたどしいのがご愛嬌。

『フルハウス(浪漫満屋)』
 上海にジウン(ソン・ヘギョ)が旅行に行きます。ソウルから上海までなのに、機内食があんなにたくさん出るのは、ビジネスクラスだから?飛行時間は1時間程度でしょうに、食べる時間があるんだろうか。
 ヨンジェ(ピ)とジウンが泊まったホテルは、個性的な高層ビル群がそびえる浦東(プートン)地域ですが、ヨンジェは朝のランニングで外灘(ワイタン)を走ってるよ~。浦東と外灘は、広い川をはさんだ対岸で、近いけれど地下道路で通じてます。渡し船でも使ったか?

『いいかげんな興信所(詐欺信用調査所)』
 タイトルロールでは、ムヨル(イ・ミンギ)が『パイレーツ・オブ・カリビアン』のフック船長。ヨンス(リュ・ソンス)がインディ・ジョーンズ、ウンジェ(イ・ウンソン)が『マトリックス』に扮してますが、ヒギョン(イェ・ジウォン)のそれはおそらく香港映画の『スウォーズマン』の東方不敗ではないかと。日本のドラマなら絶対に選ばれないでしょうね。

『快刀ホン・ギルドン(快刀洪吉童)』
 ギルドン(カン・ジファン)が清国に渡ることを夢見ていたり、町に清国人のふりをして清国の品物を扱う雑貨店があったりと、両国の行き来が盛んだった様子が分かります。
 清国帰りのイノク(ソン・ユリ)がギルドンに教え、その後もたびたび登場する中国語は「加油(じゃーよう)」。がんばれという意味のこの単語は、オリンピックもあったりで今じゃ結構ポピュラーかな?1話目でイノクが教える「冷やかしなら帰れ」の意味で使っているのは「不買薬的話、滾到一辺」。直訳すると、「薬を買わないなら、あっちへ行って」かな?でも、イノクよりギルドンの発音のほうが通じそうでした。

2009年11月22日 (日)

今週の韓ドラ’09(11/14~11/20)

 ずいぶん寒くなってきたので、数日前からこたつを出しました。が、昨日の朝、突然コードがバチッと火花を出して、そのままご臨終。20年ものだっただけに、よくぞここまでがんばってくれました。
 BS日テレで『総合病院』が始まったのですが、毎日ドラマをすでに2本見ているので、録画のみ。来週からもう1本毎日ドラマを録画予定で、いくらなんでも週4本毎日ものは無理ですよね。『黄金の新婦』をやめようかとも思うんですが、それもふんぎりがつかなくて、思案中。ちなみに、『黄金の~』で検索して来られる方が多いようです。かなり辛口なので、申し訳ないです……。
★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・月・・・
『美賊イルジメ伝』(第7話)★★★   
 どんな感想を書けばいいのか、こんなに悩むドラマは初めてかも?
 漂流したイルジメは、対馬にたどりつきますが、そこで彼を助けてくれたのが忍者の村(?)の人びと。ご飯のときも、修行のときも、かしこまった儀式でもなぜかいつも“たすきがけ”の武士=実は忍者に、忍術を教わり、たまたま持っていた朝鮮人参で救った病気の女の子に惚れられ、彼女に片思いの青年を思って、また対馬を後にするという展開。忍者夫妻は『宮』の王&王妃様コンビでした。
 そして、朝鮮に戻ったイルジメは、和尚に弱い人びとを助けたいと、ものすご~くあっさりと義賊宣言。つい2話くらい前までは、大通りでいちゃもんをつけては喧嘩していたのが嘘のようです。
 普通なら怒濤の展開になりそうなお話なんだけど、そうはならない不思議なテンポです。

・・・火・・・
『彼らが生きる世界』(第11話)★★★ 
 今まで、もう見ているほうが恥ずかしくなるようなベタベタぶりだったのに、突然ジオがジュニョンに別れを切り出したのには、ジュニョンならずともびっくりでしょう。ジュニョンがお金持ちで、ジオが甥の留学費用も捻出できず悔しい思いをする貧しい家庭だから、それを乗り越える自信がないなんて理由で別れようなんて言われたら、そりゃ納得できないでしょう。ジオの中には、筋道たったものがあるだろうけど、口にしないと伝わらないのに、それをしないジオが、ちっちゃくて、本当に不誠実な男に見えてしまいました。それがまたリアルで、本当にいそうな現実感があるからよけいに幻滅してしまう。今まで好印象のジオだっただけに、こんな一面は見たくなかったわ。
 別れるにしろ、がっつりぶつかりたいジュニョンに、ジオは果たしてきちんと応えてくれるかな。いや、応えてほしいです。

『イルジメ』(第6~7話)★★★★★(再見)
 母と姉が生きていることを知ったヨンは、ギトギト頭に頼んで行方を探します。このギトギト頭が、初めて登場したときはただのヤクザ者でしかなかったけれど、ヨンの姉を探すことになってみると、実は情に厚く、仕事以上の気持ちでヨンの姉探しに協力します。本気でヨンのために悲しんで、いっしょになって危険な橋を渡ろうとしてくれます。彼はどういう経緯でヤクザな仕事をしているのか分からないけれど、それだけが彼のすべてではないと分かっていくおもしろさが、このドラマの醍醐味ですね。
 そして、姉との再会と別れでは、やはり泣いてしまいました。実の姉と知らずに言葉を交わし、そのまま別れなくてはならなかったヨンと、姉と知らず彼女を役人にわたしてしまったシフ。その捻れた運命を知り、心を痛める周囲の人たち。彼らはお互いにそれを口にして慰め合うこともできず、一人で胸をかきむしって苦しみながら、笑って生活する。強い人たちです。

・・・水・・・
『ベートーベン・ウィルス』(第10話)★★★☆
 ルミの告白がらみは、まだ助走といった感じで、なぜかホッとしてます。ルミがちょっと苦手なので、カン・マエと恋愛っていうのに抵抗があるみたいです、私。
 しかし、カン・マエの引き出しはいったいどれだけ大きいんでしょう。水害被災者を前に語った幼少期の話は、ともすれば不幸自慢になりそうなのに、決してそうならずに話せるカン・マエにまたまた惚れ直しました。その後に第九の指揮ときたら、感動せずにはいられません。合唱団も戻り、被災した人たちにも音楽で感動を与える。カン・マエの行動は分かりにくいし、偏屈で付き合いづらいけれど、彼にぶつかれば大きなものに出会えるという信頼感が、見るたびに大きくなっていきます。カン・マエ最高です!

・・・木・・・
『善徳女王』(第5話)★★★
 チョンミョン、すでに結婚していたのね。しかも、子どものようでいて実は妊娠まで。それにしても、ミシル怖いです。笑って抱きしめながら「出て行け」ですよ。でも、それに負けず知恵を働かせて時機を待つチョンミョンの強さにも驚かされました。王室を担うには、これほどまでに強い人間であらねばならないのかと思うと、少し気の毒な気もします。
物語の壮大さもですが、戦い場面での武器がぶつかりあう音や画も迫力があって、思わず見入ってしまいます。鮮やかな色の鎧がひしめきあう映像は、戦なのに美しくすら見えます。
 今ごろ気づきましたが、ミシル側につく花郎ソルォンは、『必殺!最強チル』のミン史官なんですね。どうりで見たことがある顔だと。演じるチョン・ノミンの奥様は『ファン・ジニ』のメヒャンだそうで、頭の中に妓生姿と官服姿の夫婦像が浮かんでしまいましたわ。

『テロワール』(第20(最終)話)★★★
 いやはや、いろいろありましたがいちおうハッピーエンドなのかな。
 ジョイ、人騒がせにもほどがあるとか、ウジュ、やっぱり猪女だなとか、ウジュのお父さんの話はあれで終わりなの?とか、いろいろ消化不良のところはありますが、後半からの雰囲気でなんとなく想像はできていたので、こんなものかなという感じです。
 とにかくみんな、テミンに甘えすぎ。瞬間湯沸かし器みたいに感情の起伏が激しくて、猪突猛進なウジュは言うに及ばず。ジョイも、悩んでいたことは察せられるけれど、告白のタイミングも方法もあまりにひどかった。テミンたちへの申し訳なさよりも、自分の苦しみから逃れるがためにしたことにしか見えませんでした。テミン祖父も意固地すぎたし、ウジュ祖父は(いい人だけど)父親のことをなぜかテミンに託しちゃうし。ヤン社長も(嫌いじゃないけど)、テミンに執拗にこだわるし。それなのに、それを当たり前みたいに全部受け止めるテミンって、すごい人だわ。心が広すぎます。
 そういう意味で、キム・ジュヒョクの演技力を改めて見直したドラマです。抑えた感情表現ながら、テミンが魅力的な人物になっていた気がします。彼が見たかったので、テミン目線で楽しめましたが、そうでないと辛いでしょうね。ソムリエコンクールのお話なんかは面白かったので、せめてテロワールが軌道にのるまでと、恋愛くらいに絞ったほうが味わいのあるものになったような気がします。

・・・金・・・
『龍の涙』(第55話)★★★
 バンウォンとイ・ソンゲの父子対決がついに見られるかと思いきや、まだその日はこないようです。現状を嘆くイ・ソンゲは王というよりも、一人の父であり、ただの人なのですが、今のバンウォンには理解できないんでしょうね。
 それにしても、ここまで見てきてまだバンウォンという人が分からない。激情で周囲を威嚇する反面、情に厚いところもある。でも、なぜか彼に信頼をよせることができない冷たさを感じてしまい、怖い人だなという気がします。知恵も決断力もあるんでしょうが、政治に対する誠実さはどうしても感じられないのは、なぜなんでしょう?

・・・日・・・
『イ・サン』(第15話)★★★
 もりだくさんな内容ながら、イ・サンがだんだん認められてきて面白く見ました。
 ホン・グギョンにして「空の星をとるような難題」で、「出世するより難しい」と思われていたテスの武官試験にからむところが、笑いもあって、ほほえましくてよかった~。イ・サンから、不正をせずにテスを武官に合格させろと命じられたホン・グギョンが、本気で頭を抱えて、最後の手段で山を張って試験に臨ませたのに、覚えきれなくて後回しにしたところが試験に出ちゃうという……。もう、テスらしいというか、なんというか。ソンヨンをいじめてる、図画署の茶母仲間とも恋の予感?
 陰謀めいたお話の合間の、こういう微笑ましいお話はほっとします。

・・・月~金・・・
『黄金の新婦』(第33~37話)★★★
※※※ 辛口注意報発令中 ※※※
 セミとヨンスの交際にからむゴタゴタがまだまだ続きそうですね。ジュヌ父の取りなしで、ヨンミン母も折れてくれそうですが、それは第1ハードルに過ぎないからねぇ。ジヨンの過去も、考えようによっては解決できそうですが、ヨンミン父がジンジュとセミ一家の関係を知ってしまったから、これが手強そう。二人はかわいそうだけど、駆け落ちでもするか、縁がなかったとあきらめたほうがいいよ、なんて思っちゃいます。二人も、ハンストしたり、試験をすっぽかして会ったりせず、親をねじふせるだけの強さを見せてほしいけど、無理でしょうね。
 ジンジュがらみでも、やっぱり問題が。インギョン、本当にうっとうしいんですが、さらに強烈なミン理事とやらが出現。どうしてこうも、次から次へと品のない人ばっかり登場するんでしょう。このドラマの高学歴、高収入、そこそこ美人な女性って、みんなインテリジェンスの欠片も感じさせない嫌な人ばっかりだわ。
 ただ、ジンジュも相手がひどかったとはいえ、ケガをさせたことにはきちんと謝ったほうがいいと思うし、会社も私的な部分を超える問題なのに対応が今ひとつだなと思うんですがねぇ。
 禮阮のボンニョと、ジヨン母が登場すると、なぜかほっとします(笑)

『犬とオオカミの時間』(第13~16(最終)話)★★★ ※放送終了
 最後はいい意味で裏切ってもらえたので、いい後味で見終われました。
スヒョンに記憶がもどってからは、深く苦悩する彼が痛々しくてたまりません。それでも、ミンギにスヒョンが生きていると告げることができてからは、物語の盛り上がりに気分よくのっていけました。一人で戦い続けるスヒョンを見続けていられなかったし、荒れるミンギの姿も見たくなかったので、二人が肩の荷を少しおろせたことに、見ているこちらの方が安堵しました。
 そして、マオとの最後の対決。このマオが、敵役ながら存在感たっぷりで、すばらしかった。確かに非道で疑り深い、劇中の言葉を借りるなら“嗅覚のきく”男ですが、ケイが記憶を失ったスヒョンだったとはいえ、あれほどまでに信頼を寄せたことがうなづけるような魅力的な人でした。最期まで、周囲を圧倒する力がありましたね。
ただ、途中から感じてはいましたが、ジウがちょっと物足りない。スヒョンやミンギが諜報員(だった)ことを知っているとは思えない行動の連続に、最後3話あたりはイライラしっぱなしでした。あれが普通の人の反応だとは思うけれど、せめてもう少し察しのいい、想像ができる女性として描かれていたらよかったおに。涙や悲しみに、もう少し情緒や憂いがほしかったです。
 人は生きている限り誰かとつながっているわけで、一人の人生が狂えば、それにともない他の人の生き方も変わってしまう。潜伏捜査は、こんなに大きな犠牲をはらっても必要なものなんだろうか、そんなことを思いました。

『ホジュン』(第14~18話)★★★
 治る見込みはないと思われていた両班の奥方を、ユ・ウィテの代打で見事治したことで、ホ・ジュンの医員としての評価は急上昇。身分を変えることもできる宮廷医への道にぐんと近づいたと思ったホ・ジュンですが、両班の主から推薦状をもらったことでユ医員に破門されてしまいます。
 そして、ここから一気に3話分もずっとやさぐれモードで、さすがにこれは見ていて辛かった。妻がいくら諭しても、イェジンが励ましても一向に反省もせず、やる気も出さないホ・ジュンは見ていて腹立たしいほどでした。ただ、このあたりはきっとまだ若い20代半ばくらいの年齢設定じゃないかと思うので、飲んだくれているホ・ジュンがくたびれた中年にしか見えなかったのが難と言えば難点。チョン・グァンリョル、もうちょっと若々しく演じてくれると、なお良いのですがね。
 が、まだまだユ医員のお許しは出ず、イェジンのすすめもあって難病患者の村で、大師について治療を始めます。大師の過去もいろいろあったようですね。難病というのはハンセン病と思われますが、時代や場所を問わずこの病が経てきたものを思うと、胸にささるものがあります。大師やユ医員らが、当たり前の病気として接してくれている姿がせめてもの救いです。

2009年11月14日 (土)

今週の韓ドラ’09(11/7~11/13)

 今見ている中で、『善徳女王』と『イ・サン』は日本語吹き替えですが、史劇だと吹き替えもあまり気になりません。というよりも、だんだん吹き替えに慣れてくると、さすが声優さんだけあって声の表情に幅があって、安心して聞けるようになります。史劇独特の聞き慣れない役職名や、言い回しも耳からだとすんなり入ってくるし、字数制限もないので早口の台詞でもしっかり言葉がつまっているのがいいですね。
★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・月・・・
『美賊イルジメ伝』(第6話)★★★   
 イルジメが、ヨンゴル和尚にとらえられて閉じこめられ、投げやりで荒んだ生活を反省。あの暴れん坊ぶりが嘘のように、また穏やかな青年に。その後、ヨンゴル和尚に自分の育ての親がいることを聞かされ、感動の再会をしますが、ふーん、って感じしか浮かびません。波乱の人生だけれど、ダルと出会ってラブラブしていたり、中国でもわりと楽しくやってたりしたせいか、イルジメの悲壮感漂う言動ほどに、彼が孤独だったような感じがしないんです。
 なんて思っていたら、後半は身を寄せた海辺の村で、殺人事件が起き、名推理で犯人を突き止めるお話に。いつの間に、ミステリーになったのさ?しかも、それがイルジメの美しさゆえに起こった悲劇と知るや、小舟で海に乗り出し……。あぁ、最後にはへんてこな武士みたいな人まで出てきました。
 悲哀をえがきたいのか、笑わせたいのか、どっちなんでしょう。ある意味すごいドラマかも。

・・・火・・・
『彼らが生きる世界』(第10話)★★★ 
 ジュニョンの家族関係が分かる理由が分かる冒頭部分。泣きじゃくりながら、ジオに話すジュニョンは、やっぱりジュニョンでした。なにをやるにも、強力パワーで動いているような迫力がありますね。彼女と友だちになってみたい気はするけれど、恋人にはなりたくないなと思ったのでした。
 今回、意外と出番が多かったのが、助監督のヤン・スギョン。彼は、登場してからこのかた、とんと良いところがない。今回も、ロケの移動バスに一人乗り遅れて、翌日は遅刻、さらに怒られてやけ酒、あげく過労で点滴しながら眠っているジュニョンにキスまでしてしまう。彼がこれから浮上することがあるのか、気になってきました。

『イルジメ』(第*話)次回6話から(再見)
次回にまとめます。

・・・水・・・
『ベートーベン・ウィルス』(第9話)★★★☆
 オケの団員からも、合唱団の団員からも反乱を起こされたカン・マエ。ちょっと弱気になって、謝罪要求を受け入れるのかと思いきや、やっぱりカン・マエ。演奏のこと以外を非難したこともないし、口が悪いのはもともと。けれど、最高の演奏を作り上げるとみんなに宣言。思わず、拍手したくなるくらいの迫力と、堂々とした態度はさすがでした。
 そんな彼を後押ししてくれるのが、カン・ゴヌやルミたちなんですね。ミョンファンのように、彼のことをちゃんと理解してくれた人はきっと今までにもいたと思うけれど、社会とカン・マエとのパイプ役になる人に恵まれなかったから、音楽業界でも誤解されたままきちゃったんでしょうね。早くに彼を理解できるマネージャーのような人がいたら、カン・マエももっと世界で名をはせてたのかな。
 ルミ、カン・マエに告白しちゃったけど、ゴヌじゃだめなの?

『必殺!最強チル』(第20(最終)話)★★☆
 やっと終わった~。途中から、かなり辛かったので、それが一番の感想です。
 王への復讐をどういう形でするのかと思ったら、あっさりと王を王宮の外に連れ出したのでびっくり。チルとフクサンとのほんの数十分(だと思う)の話で思いついた方法が、簡単に成功してしまうような王の護衛体制はお粗末すぎるでしょうと思うけれど、このドラマだから仕方ないかな。その上、王の家臣は問答無用で斬り捨てたのに、王にはまさかの温情なのも、少し意外でした。
 全体としては、刺客の部分が前面に出ていた前半はそこそこ楽しめたんですが、後半のシリアスな部分になってからはだめでした。お話の作りが粗いのは始めから分かっていたことですから、欠点(←あくまで、見ている私にとっての)が気にならないほど、ぐっと入りこめるものがなかったのがなかったということでしょうね。仲間同士の連帯感や、恋愛でもいいし、身分制度への抗いでも、俳優さん個人の魅力でも、なんでもよかったんだけど、なにもなかったですねぇ。フクサンが予想外の存在感だったけれど、今ひとつ起爆剤にまではなりませんでした。こうしてみると、1話目に登場したチル父のオ・マンソクが一番印象に残っているかな。

・・・木・・・
『善徳女王』(第4話)★★★
 ソファとトンマンの身分が、彼女たちを追って流れてきたチルスクに知られてしまいます。才気煥発なトンマンがよけいなことまで話して災いを招いてしまうという、定番の展開と分かっていながらドキドキしながら見ました。でもちょっとソファが、ハァハァ言い過ぎて(←呼吸器系の病気+火への恐怖心)気になるわ。トンマンが主人公だからしかたないけど、ミシル様をもっと見せてくれ~!早く、新羅へ戻ってミシルと対決してほしいです。
 トンマンを王チルスクを演じるのは、アン・ギルガン@『イルジメ』ヨンガル和尚。不敵な面構えが、15年も二人を追い続けた執念深い刺客にぴったりで、絵になります。

『テロワール』(第19話)★★★
 ヤン社長、ブラヴォ~!しつっこいし、嫌なやつなんだけれど、テロワールの危機に手をさしのべてくれる心憎いところもあって、いい味です。テミンに対するこれほどまでの信頼感は、ある意味、愛ですね。ワイン泥棒も無事に捕まったし。めでたし、めでたしです。しかし、警察でウジュがヤン社長の部下に「あんたのせいで、他の人が疑われたのよ」って怒ってましたが、勝手に決めつけてたのはウジュなんだけどねぇ……。
 やっとテミンの周辺が落ち着いて、少しウジュともいい雰囲気になってきましたが、なんかウジュが醸造の仕事をしたいとか言い始めちゃってます。そりゃないでしょう、ウジュ。ジソンと離ればなれになって挙げ句、別れた直後なのに。でも、「え~っ」とでも言いたげな、お茶目なテミンが見られたのは、ちょっと嬉しかったです。
 そして、どうしても言及せずにはいられないジョイ。会社でも背任で解任されそうになるし、ヤン社長からも仕事を断られるしでかわいそうな気もしますが、さらにやってくれました。ジョイって、なにかあるたびに律儀に(?)いちいちテミンに電話してますね。テミンに対する複雑な思いがうかがえますが、彼もテミンからそろそろ卒業しないといけないことに気づいてほしいな。

・・・金・・・
『龍の涙』(第54話)★★★
 太子にたてられた次男バングァ、本当に気の毒。気が弱くて、人身御供にさせられてもはねつけられないで、びくびくしている様はとても時期王になる立場とは思えないほど。同じ兄弟を、平気で民心を鎮める楯にしてしまうバンウォンらの正義など、この程度のものなのかと思うと情けない思いがします。四男は自分も王位に色気があるらしく、三男に不満をぶつけているし、まだ一波乱あるのかもしれませんね。処刑されずに残った重臣たちも、バンウォン勢力の前に物が言えなくなっているし、安定した王権はまだまだのようです。
 イ・ソンゲ王は、なかなかの人物ですが、子ども運は今ひとつ。朝鮮王朝を興した波乱の人生の、晩年がこれとは気の毒です。
 バンウォン妻以外は、女性の影が薄い中、トクシルお付きのクムニョは芯が強く印象的でした。

・・・日・・・
『イ・サン』(第14話)★★★
 イ・サンらを狙う勢力の姿がおぼろげになってゆくところは、さすがに緊迫した空気でした。謀反の主犯として捕らえられた重臣が、他の重臣やファワンまでもがこれに関係していると暴露してしまいましたが、そりゃそうでしょう。軽率な行動に出てしまったとはいえ、簡単に切り捨てられてしまうのでは悔しくて、他の人をも道連れにしてやろうと思うのも無理はないと思います。強い信念で結ばれているというより、利害関係や、長年の因縁で結束していることの脆さなんでしょう。イ・サンが言ったように、血を分けたきょうだいなのに、ファワンはサド世子を殺害することに加担してしまうことに背筋が寒くなる思いです。
 黒幕の存在まで追いつめることはできなかったけれど、イ・サンにはホン・グギョンといいう強い味方が加わったので、これからに期待です。
 髪をきれいに結ったテスは、別人みたいでしたね~。

・・・月~金・・・
『黄金の新婦』(第28~32話)★★★
 他の方のサイトを見ると、かなり高評価なので、自分の性格の悪さを試されているような気分になりながら見てます。よって、かな~り辛口ですが、ここまでこじれ切った関係がどうなるのか、見届けたい一心だけで見続けてます。
 まずは、ヨンミン父の往生際の悪さ。ジンジュと直接会ったのに、しらばっくれて、叔母さんに問いつめられて、挙げ句の果てに怖いから、自信がないから名乗りでないときたもんだ。他にもっと理由があるのなら同情もできるけど、自己憐憫だけなんだもん。もう脱力です。こんな男を20年も思い続けるジンジュ母が憐れだし、ヨンミン母も気の毒だし、もう本当に……。意外に真相が早く分かったわりに、すっきりしませんね。
 そして、セミとヨンス絡みのお話。セミも言っていたけれど、30年も前のことをしつこく言い合う両家の母には、少々うんざりです。しかも、その原因を作ったヨンミン父が本当に最低男なので、よけいイライラが募ります。
 そんな中楽しみなのは、ジヨン母。もう出てこないと思ってましたが、再登場。いい人そうな他の面々より、真っ赤な口紅に、崩れた雰囲気で、娘のためになりふり構わない彼女のほうが、見ていて気持ちいいです。
 ジュヌが揺らがないので安心ですが、ジヨンの身勝手さに腹をたて、自分に見る目がなさ過ぎたと、やっと分かったみたいですね。遅すぎだけど、気づいただけましかな?

『犬とオオカミの時間』(第*話)次回13話から ※放送終了
***。

『ホジュン』(第9~13話)★★★
 下働きとして苦労を重ねたホ・ジュンが、まずは薬草倉庫番に昇格。これは、薬材商から自分の裁量で仕入れをする役目なので、大出世のようです。ユ・ウィテが、きちんと見るべき所を見て評価してくれるので、安心して見ていられます。患者に対する分け隔てのなさも、尊敬に値しますね。ハンセン病を思わせる難病患者と呼ばれる人たちや、身分の低い人たちをも、ないがしろにしない姿勢は、当時にあってはなかなかできることじゃないだけに、頭が下がる思いです。ホ・ジュンは、本当に良い師に出会えてますね。
 そして、朝廷の要職を務めたこともある両班の妻の治療に、ユ・ウィテに替わって派遣されるところは、見ていてもハラハラの連続。当時は、両班といえども医学知識はない中で、名医という評判以外に医師を選ぶ判断基準がないまま、大事な人の命をゆだねるというのは、想像以上に勇気のいることだったでしょうね。両班がホ・ジュンに何度も大丈夫かと尋ねる気持ち、分かるような気がします。
 それにしても、いいところで終わって続きが気になるわ~。患者の容態が急変し、ホ・ジュンの治療が悪いと捕らえられてしまったけれど、このピンチはどう切り抜けるんでしょう。

2009年11月 8日 (日)

今週の韓ドラ’09(10/31~11/6)

 先日、久しぶりに映画館に行きました。見てきたのは別記事で感想を書いた『妻が結婚した』。
 ドラマもいいけれど、映画はまた別の味わいがあって、やっぱり映画はいいなぁと思いました。こういう日常と突拍子のない非現実をないまぜにしたお話を描かせたら、韓国映画は巧いですね。虚実の混ざり具合が絶妙で、つきぬけ方がまたうまい。国を選ばない題材なのに、なぜか日本ではあまり作られないタイプの作品のような気がします。
★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・月・・・
『美賊イルジメ伝』(第5話)★★★   
 ものすごく展開が早くて、ハラハラ・ドキドキする間もないくらい物語だけが先に進んでいっている感じです。ダルというイルジメにとっての初恋相手の女の子が登場したのが先週ですが、あっという間に彼女の本当の身分が分かり、まさかの結末に。韓国史劇でに登場する処刑人は、何度見ても怖いですね。大きな刀を振りながら、踊るように罪人の周りをまわるところは、なまはげのイメージです。
 イルジメはまたしても追われる身になりますが、街を歩いてぶつかったと言っては難癖をつけて殴る、蹴る。武術に長けているのに、素人相手に徹底的にやっちゃうから、町中大騒ぎです。なんだか、義賊への道は遠そうです。

・・・火・・・
『彼らが生きる世界』(第9話)★★★ 
 ジュニョンとジオの喧嘩は、相変わらずすごい迫力ですね。二人ともが、次から次へと息する間も惜しいというように、自己主張をするさまは痛快で、見ているぶんにはおもしろいです。でも、自分がその場にいたら、いたたまれないでしょうねぇ。そのジュニョンをも黙らせたのは、ギュホでした。ジュニョンに一言も口を挟ませない迫力がすごかった~。見ているのが恥ずかしくなるようなヘジンとの恋愛もまた、ギュホの別の顔というのが、おもしろいです。
 ジオは、相変わらず局内のいざこざを収拾する役に徹して、ジュニョンのお世話をしての毎日。ドラマは撮らないのかな?
 回を重ねるごとに増えているのが、女優ユニョンと、脚本のイ作家の集い。そこに、助監督のミニやジュニョンが加わって、あれこれ話すんですが、この場面が毎回おもしろくて好きですねぇ。あんな強烈な人たちの集まりに、すみっこのほうへ加えてもらいたいくらい。

『イルジメ』(第5話)★★★★★(再見)
 いよいよヨンが記憶を取り戻し、父の死の真相を探り始めます。ヨンが動くと、相手も容赦ない手で対抗してくる。ヨンがどれだけ大きなものを相手にしているのか見ているこちらは分かっているけれど、ヨンにしてみれば暗闇の中、手探りで進むようなものなんだろうと思います。それでも進もうするヨンの強さを思うと、本当に愛おしいような気持ちになりますね。
 あとあと印象的な場面に使われることになる、サドル、タン、ヨンの家族が庭で過ごす場面。実は、遠くからシフがこれを見ています。シフが一人つぶやくように、幸せなそうな家族の、ありふれた日常。シフの寂しさは言うに及びませんが、ヨンたち3人にも決して口にできないものをそれぞれが抱えていることを思うと、もうこの場面だけで涙、涙でした。
 時代劇ということもあるでしょうが、このドラマの人物たちはみんな我慢強い。苦しさや、寂しさを表に出すことで傷つく人がいると思えば、それを飲み込み、自分が一人泣くことを選ぶ人たちばかり。もっと、わがままになって、楽になってもいいのに。

・・・水・・・
『ベートーベン・ウィルス』(第*話)次回9話から
 放送お休み。

『必殺!最強チル』(第19話)★★☆
 チョルソクと、王の対面は祖父と孫の再会からイメージするものとはほど遠い、恐ろしいものでした。
 でも、まさかここにきてチョルソクをあんなふうに死なせるなんて……。確かに、存在するだけで王の存在を脅かすので、無事にはいられないと思ったけれど、まさかそこまでの展開にするとは。ソユンが、刺客として関係した高官たちや、王までをも亡き者にして欲しいとチルたちに依頼するところで終わりますが、こういう復讐の連鎖はいやだな。
 次はいよいよ最終話ですが、どう収めるんでしょう。

・・・木・・・
『善徳女王』(第3話)★★★
 ミシルらの手を逃れたトンマンは侍女のソファとともに逃れますが、タクラマカン砂漠とはずいぶん遠くまで行きましたね。とはいえ、まだ少女期のさわりという感じで、大きな展開はなし。
 一方、新羅では双子が生まれると聖骨(ソンゴル)が途絶えるという言い伝えのまま、次々と王子が亡くなり、残るのはトンマンの姉、チョンミョンのみ。もちろん、ミシルの野心が消えるはずもなく、変わらず妖しい魅力をふりまいてます。コ・ヒョンジョンの福福しい顔立ちだからこその、ミシルの悪女ぶりがよけいに恐ろしくもあるし、取り込まれそうにもなるのかも。トンマンがどこまでこのミシルに対抗してくれるのか、今から楽しみです。でも、きっとミシルびいきになりそうな予感です。

『テロワール』(第18話)★★★
 もうジョイのことは、さらっと流すつもりだったのに、半分くらいはジョイ絡みの話なのでスルーするわけにもいかないですね。「許してくれないから、傷ついた」という理由でジョイが暴走するって、どうなのよ。許しを請う側が逆ギレしている珍しい状況は、斬新な展開を狙っているのか、なんなのか、もう理解不能です。テミンのほうが、暴走したいくらいだろうに、もくもくと事を収拾して回って、本当にテミンっていい人だわ。
 本業のテロワールも、また危機、危機の連続。もう、テロワールの面々があまりに不用心で、人がいいというか間が抜けているというか。だいたい、大事なイベント用のワインが盗まれたからといって、よく知らない相手からワインを提供してもらうのも、それを突きつめないのも、明らかにミスですよね。魚の注文にしても、相手から変更の確認とかなかったのかしらん?
 今回は、始めから終わりまで、フラストレーションがたまりっぱなしの展開でした。

・・・金・・・
『龍の涙』(第52~53話)★★★
 ついに、バンウォンとドジョンが最後の対面を果たしますが、命乞いをすることなく堂々としているドジョンの前では、王室がないがしろにされた、正義のためには自分の行動がいたしかたないものだと言うバンウォンがひどく小さく見えました。しかし、反逆者として殺生簿にしるされたゆえに、呼び出されたとたん重臣たちが次々と処刑されてしまうのは、恐ろしい光景でした。
 さらに、命乞いをする弟たちを次々に殺害してゆくバンウォンたちが成し遂げたことは、なんだったんでしょうね。ドジョンら殺害した重臣たちの子は殺さず、後に登用したのが温情もあったでしょうが、それならもっと違う形で自らの志を果たす道を探ってほしかったですね。
 処刑場面や、勢力のせめぎあいとそら恐ろしいところが多い2話でしたが、でも一番怖かったのは、夫が太子になれなかったと知ったバンウォン妻。いやぁ、怖い、怖い。

・・・日・・・
『イ・サン』(第13話)★★★
 イ・サンの危機を救うため、やっと図画署の記録画が大事なアイテムとして登場しました。現代なら、記録も写真やビデオで簡単に保存できますが、当時はそれを絵で描いていたのだから、図画署という部署も必要だったでしょうね。当時の宮廷の様子を描いたものは、今どれくらい残っているんでしょう?
 しかし、ソヨンは毎回、毎回大変な目にあいますね。ま、イ・サンのためといって、危ないところに自分から飛び込むんだから、いたしかたないかな。

・・・月~金・・・
『黄金の新婦』(第22~27話)★★★
 男性陣にまったく萌えませんが、唯一ヨンギはいいなぁ♪誠実な感じや、ジンジュに対してもまっすぐに接してくれるところが素敵です。
 それに対して評価急降下なのは、もちろんヨンミン父。まさかとは思っていたけれど、彼がジンジュの父親なの?違ってほしいと願っていたけど、どうやら確実みたいですね。ジュヌ母と付き合っていながら、ヨンミン母になびいて結婚。結婚して子どもまでいるのに、2年半も帰ってこずに妻を苦しめ、子どもの心に傷を残し、未だにその間どこでなにをしていたか家族に言わないだけでも腹立たしかったのに、ジンジュ母娘まで悲しませていたとは。それを悲劇の主人公みたいに思って、自分のせいと思ってなさそうなのがまた苛立ちます。ジュヌ母、別れて正解だったと思うわ~。
 でも、そうなるとヨンスはジンジュの異母弟になるわけで、セミとはつきあえなくなりそうな気が。ジヨンとジュヌも親戚になってしまうし、一波乱も二波乱もありそうですね。
 ヨンミン父のことが衝撃的でジヨンとヨンミンのもめ事も吹っ飛びました。ジヨンももうちょっと上手に隠すか、できないならはっきり言うべき!ヨンミンも、結婚前に3年も付き合ってて、今さら仕事とか子どものこととか、初めて話題にするなんて信じられない。恋愛時期には、将来設計のこととか話さないんでしょうか?ヨンミン母は、論外だけどね。

『犬とオオカミの時間』(第11~12話)★★★ ※放送終了
 スヒョンとケイの間で揺れるイ・ジュンギが、『イルジメ』とかぶって、喘ぐような切なさに惹きつけられます。ケイとしての、いかにもチンピラ然とした仕草や、笑いかたがまたかっこいい。本当に、うまい俳優さんです。
 ミンギはというと、父親の無念の死に、たがが外れてしまったかのような暴走ぶりが、痛々しいし、はらはらします。ジウが仕事でケイと接点があることも許せず、たびたびぶつかってしまいます。ただ、私憤や私怨に情報員の立場を利用しているように思えて、共感はできないでいます。情報員としてのケリのつけ方は、もっと違う形なんじゃないかなと思えるんですね。ジウとのことも、彼女と結婚まで考えたんなら、情報員という仕事柄どういう準備がいるか考えたら、家庭のことも今さら知らなかったじゃすまないだろうにと思うんだけどねぇ。
 どんどん絡まった糸がほぐれていく展開は、ほんとうにおもしろい。これで、ジウがもう少し情感があるとなおいいんですが。なんというか、どっしり構えて、なにがあっても大丈夫に見えてしまうんですよね。ぎりぎりのところを歩くスヒョンやミンギに比べて、今ひとつ危うさがないのが惜しい。

『ホジュン』(第3~8話)★★★
 いつの間にやら、医師を志すことになり、ユ・ウィテのもとで下働きが始まります。が、助手仲間たちからは次々にいやがらせされて前途多難。ホ・ジュンがこの陰湿で、姑息ないじめに耐えているのは、ひとえに医員になりたいという夢があり、尊敬すべきお手本が目の前にあるから。やはり、こういう頑張りは見ていて気持ちがいいのです。今見ているドラマの中で、実はいちばん楽しみかも。
 ダヒお嬢様とも、もうこれでもかというくらいのすれ違いぶりだったので、このまま悲恋で終わるのかと思いきや、ちゃんと結婚したのには少し驚きました。てっきり、同じ医院で働くイェジンとうまくいく話になると思っていたんですが。

2009年11月 6日 (金)

結婚のカタチ~『妻が結婚した』

妻が結婚した 2008年・韓国
 監督:チョン・ユンス
 出演:キム・ジュヒョク、ソン・イェジン、チュ・サンウク

 妻が結婚する?どういうことなんだろうと思って見始めると、全くそのまま、妻が「結婚したい」と言い始めるので、その文字どおりのできごとに、正直唖然とする。

 とにかく、この“妻”であるイナが、自由奔放、恋愛中から夫となるドックンの度肝を抜くようなことばかり。かわいくて、お酒が大好きで、仕事もできてちょっとエッチ。ドックンならずとも、男性が彼女にメロメロになるのもよく分かる。
 イナを見ていると、まるで息でもするように恋をしているようで、ドックンと付き合っていても他の人を好きになるし、二人でお酒も飲めば、ベッドも共にする。そんな彼女にふりまわされっぱなしのドックンが、おかしいけれど、だんだん気の毒にすらなってくるほどに、彼女は自由。ましてや、彼女に悪気がなく、悪びれてもいないだけに、ドックンの空回りが虚しく見えてしまうのだ。このあたりは、ドックンを演じるキム・ジュヒョクが実にうまく、身悶えするような彼のジレンマに、まるで自分がドックン自身になってしまったような気になって、胸が苦しくて、涙すら出そうになってしまう。思わず、自分をドックンに重ねてしまう。

 それでも彼が、イナを大好きで、たまらなく愛おしく思っていて、なんとか彼女の行動に折り合いをつけると、またイナはさらに高いハードルを持ってくる。また、ドックンは死にものぐるいでそれを越えていく、その繰り返しをしているうちに、だんだんとドックンにも、イナにも感情移入してしまう。

 「前は結婚なんて考えてもいなかった。でも、あなたと結婚して、とても幸せだと分かった。だから、好きな人ともちゃんと結婚したい。」
 イナが、ドックンに別の男性と結婚したいといったときの言葉。
 付き合うのでも、浮気でもなく、結婚にこだわるイナの思考にはなかなか追いつけないけれど、それでも彼女が本気で恋愛をして、真剣に相手と向き合っていることが分かるこの台詞は、ひどく感動的だった。

 理性や理屈でははかりきれない妻の奔放さに、夫はどう彼女とつきあっていくのか。凡庸な倫理とか道徳観が通じない相手を前にして、揺らぐ価値観に不安を隠せないドックン。一方のイナもドックンに出会って価値観を揺さぶられ、新しい生き方を模索しているんだとお話すが進むにつれ分かってくると、いびつな彼らの関係も、調和のとれたものにすら思えてくる。
 そして、イナに振り回されっぱなしで情けないことこの上なかったドックンが、だんだん堂々として見えてくる不思議な気持ちのよさが残る。

 男性が二人の女性と同時につきあおうとする話はありふれているのに、女性が別々の男性と結婚したいというと、どうしてこんなに刺激的な話になるんだろう?

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 久しぶりの映画館は、やっぱりよかったです~。しかも、キム・ジュヒョク初スクリーン鑑賞。映画やドラマ以外のキム・ジュヒョクは、なかなかのお洒落さんですが、この作品のドックンは、会社員スーツがいちばんかっこよく見えてしまうというダサダサぶり。そのギャップもおもしろかったな♪

2009年11月 4日 (水)

韓国映画のおともに

歴史を知ればもっと面白い韓国映画 「キューポラのある街」から「王の男」まで

 図書館でなにげなく目にして読み始めましたが、おもしろいです!

 タイトルそのままのとおり、韓国の近代史を中心に、日本との関係や、韓国の歴史の背景にあったものなどが、重厚でありながらも、非常に分かりやすく説明されているので、韓国映画を見ない人でも読み物としても充分に楽しめるつくりになっています。そしてなにより、著者の歴史を語る口調が、温かみのある気持ちのいいものなのにも、ほっとさせれます。

 韓流ブームと言われ始めたころは、いかにも一過性のものみたいでその言葉に抵抗感もありましたが、韓国への親しみやすさが大きく変わったとことを思うと、大きなできごとだったんだなと改めて思います。

 今でこそ、韓国ドラマに、韓国映画は誰もが簡単に見られるし、映画館でもDVDでもさまざまなものが揃っている時代になりましたが、ほんの10年ほど前くらいまではごく一部が劇場公開され、DVD(当時はまだビデオが主流だったかな?)になるものも、そう多くはなかった気がします。

 初めてちゃんと見た韓国映画は御大イム・グォンテク監督の『シバジ』。いくつかの韓国映画がまとまって劇場公開された中の1本で、誘われて映画館に見に行きましたが、いっしょに行った5人全員が見終わってから絵に描いたように“どんより”したことは忘れられません。
 李朝時代、両班が跡継ぎの男子を絶やさないため、代理母を雇って子どもを生ませるという話だけに、暗澹たる気分になるものでした。女性は美しいけれど、薄幸だし、男性はどう見てもかっこよくないし、お話は暗くて救いがない。秀作ではあるけれど、この作品でしばらく韓国映画は敬遠してしまいました。
 この韓国映画=暗いというイメージは、『シュリ』を劇場で見るまで続きました。

 この『シュリ』に描かれた南北対立の構造についても詳しくかかれており、興味深いものでした。

 私自身、歴史に疎く、あまり深いことが分からないぶん、映画という媒体によりさまざまな形で表現されることで、韓国近代史に目を向けるきっかけをもらえると思っています。近代史の悲しい現実を笑いやファンタジーで描こうとするところは、韓国映画界のすごさの一つではないでしょうか。

 これを読んでいると、韓国映画が見たくなります。 

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