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2009年9月

2009年9月29日 (火)

津和野行~安野光雅美術館

 津和野に行ったら、ぜひ立ち寄りたかったのが、津和野出身の画家であり絵本作家でもある安野光雅さんの美術館。津和野駅前の道をはさんだすぐ向かいにある、瓦屋根と城壁の美しい建物がそれです。こぢんまりとして見える外観ですが、ホールは広々として、外光もふんだんに注ぐ明るい館内は、思いのほか広く感じられます。
 展示作品は、『旅の絵本Ⅶ』の原画や、澤地久枝さんの本の装幀作品、『森の絵本』の原画などで、どれもが魅力的で、時間がもっとほしかったです。『森の絵本』は、森の風景の中に動物が隠れているというもので、思わず動物探しをしてしまいますが、周りを見たら、みんな同じように必死で隠れた動物探し中でした。

 時間がなくて通り過ぎただけですが、館内には小さなプラネタリウムがあったり、昔の木造校舎を模した教室や図書室があって、またゆっくり行ってみたい美術館でした。

 美術館って、目を凝らして展示品を見たり、歩き回ったりで意外に体力を使うので、こういうこぢんまりした美術館の規模は、興味あるものを絞り込んで、ゆっくり、たっぷり鑑賞できていいですね。

 ミュージアムショップも、安野光雅さんファンなら垂涎の場所。絵はがきと、『旅の絵本Ⅶ』を買って帰りました。

旅の絵本 VII

 今回の旅の舞台は、中国。あとがきにもあるように、「清明上河図」のように、川をさかのぼるように中国の江南地方を思わせる風景から、平原広がる景色までが描かれています。

 見開き2頁の中に、いきいきとした生活があふれています。街角で中国将棋に興じる人、ミシンで縫い物をする人、サンザシ売りやたこあげをする子どもたちなどなど。
 絵本を開くたびに、また新しい姿が発見できる楽しみと、中国の景色に思いをはせる楽しみとを味わえます。

 安野光雅さんのイラストを見ていて、今さらのように思い出したのが、子どものころに大好きだった“チャイクロ”という絵本シリーズ。あれは、今思えば、安野光雅さんのイラストだったんですね。
 だまし絵のような不思議な絵や、他のイラストも大好きで、何度も何度も、飽きるほどに眺めてました。今はもう手元にないのが、本当に残念。また見たかったなぁ。

2009年9月28日 (月)

最近の華ドラ(2009年9月)

 BSで始まったもう1本の台湾ドラマ『負け犬女王』。例によって初回は、面白いともそうでないとも判断のつかないものでした。出だしからガツンと来るような台湾ドラマが見たいけれど、なかなかめぐり逢えませんね。

負け犬女王(原題:敗犬女王) 2009年・台湾
 出演:阮經天(イーサン・ルアン)、楊謹華(シェリル・ヤン)
     温昇豪(ウェン・シェンハオ)、楊雅筑(ヤン・ヤージュー)
     張懐秋(ハリー・チャン)

 でも、このドラマのオープニングはなかなか凝ってます。
 主人公の單無雙(日本語字幕ではシュアン)のスケジュール帳が背景になっていて、「最近いちばん欲しいものは、靴~」とか、「王建岷(←台湾出身のメジャーリーガー?)インタビュー」「電気修理に来てもらう」なんてメモまであって、おもしろいんです。ドラマ自体は挫折してしまったけれど、『ハートに命中100%』も、かわいいオープニング背景でした。

 出演は『ハート~』でも主演した阮經天(イーサン・ルアン)。『ハート~』の役より、かなりソフトというか、軟派な感じなのに、同じような役に見えてしまうんですよね。俳優さんの存在感なのか、それとも……(以下略)。
 そうそう、屈中恆(チュイ・チョンハン)が野心家で冷酷な政治家役で登場しました。ゲスト出演なのか、レギュラーなのか分かりませんが、かなりの嫌な人ぶりを楽しませてもらいました。
 さて、全34話の長丁場に耐えられるか!?

 そして、いつの間にか第6話まで進んだ『笑うハナに恋きたる』。これが、だんだん好きになって、今や毎週楽しみになってます♪にぎにぎしい小花にも耐性ができたのか、だんだんかわいく見えてきたし、タムもちょっとかっこよく見えてきました。小花にふりまわされては「我要冷静、我要冷静、冷静一点」って、感情を抑えようとしている姿もおかしいし、小花のあれこれを心配する優しさもかいま見えて、好感度アップ中。

 第6話は、台湾語訛りが強い小花の言葉遣い(なまりという意味で“口音”という単語が使われてます)をタムが直そうとするんですが、これがもうおかしくて、おかしくて大爆笑。いつもは見終わったらすぐにHDから消すんですが、この回ばかりは何回も見直してます。
 もちろん、タムの中国語も台湾訛りはあるんですが、小花のそれは、若い女の子のものとは思えないほどで、なんというか、おばちゃんっぽい感じかな?

 タムに気持ちが傾いていってるみたいですが、ジェイも素敵なので、どっちともうまくいってほしいなんて思っちゃいます。

2009年9月27日 (日)

今週の韓ドラ’09(9/19~9/25)

 連休の間、久しぶりに『憎くても、可愛くても』を見ましたが、ずいぶん見てないのに、なんとなくお話も分かってしまうし、 各家庭の空気もそのまんま。ベコとダンプンが付き合っているのが目新しいくらいでした。やっぱり見続けていれば、なんて気分はまったくないけれど、同じテンションを保ち続けているのはある意味すごいなと思います。
 ★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・火・・・
『彼らが生きる世界』(第2~3話)★★★
 描きようによっては、ドラマチックに盛り上げることもできるのに、敢えてそれをしない進め方。登場する人たちが癖のある人ばかりなだけに、お話運びのテンションをあげてしまうと、かなりうるさい印象になってしまうから、これくらいがいいです。
 韓国ドラマ好きにはたまらない俳優陣が続々と登場するのに、これまたさりげな~い感じが贅沢。放送局局長にキム・ガプス、同じく制作部のベテランキム・チャンワン、奔放な女優のペ・ジョンオク、新作ドラマに集うのは、キム・ジャオク、ミョン・ゲナム、ユン・ヨジョン。もう、これでもかという顔ぶれです。さらにキム・ヨジンが脚本家役で登場しますが、これがまたすごい存在感。風変わりな女性脚本家役、本当にいいです!ジュニョンに「あなた、変わった性格してるわね」というけど、いい勝負ですもん。
 「キスもセックスもできない。つきあいに金もかかる。いちばん、面倒な関係だ」なんて、男と女の友だち関係がこんな台詞で表現されていたのが、印象的でした。
 ジオとジュニョンの関係復活なので、次回からは恋愛モードになるのかな?

・・・水・・・
『ベートーベン・ウィルス』(第4話)★★★
 もう、カン・マエの独壇場。市長の目の前で、出がらしのティーバックを食べちゃいましたよ~!!表情も変えずに、ぐさりと相手を刺すあの言葉。しかも、立て板に水。でも、なぜか憎めない。やると決めたら、不利な状況もなんのその、実力を見せつけてくれる非凡さが、だんだん素敵に見えてきました。ルミと恋に落ちるのかな?ルミ、ちょっと苦手なので複雑ですが、他に恋愛対象になりそうな人がいないし……チェロの人とか、女子高生じゃ、、、だめよね。
 カン・マエのゴヌに対する信頼も、彼の練習ぶりや、実力を認めてこそ。愛犬への愛情もあるし、カン・マエって意外と情に厚いというか、大事と思ったものは絶対的に受け入れてくれるタイプみたいです。

『必殺!最強チル』(第*話)次回16話から
 サッカー中継のため、放送お休み。

・・・木・・・
『風の国』(第32~33話)★★★★
 扶余に戻ったヨンが出産し、あっという間にその子が大きくなりました。その間、ムヒュルはというと、ずっ~と戦場での戦いに明け暮れていたようです。ヨンが去り、父王を失って、城に戻れる状況でもないし、戻りたくなかったのかななんて思いました。きつい性格だけど、王妃がちょっとかわいそうな気もします。
 そして、お話の軸は、ヨンの息子の存在を知ったムヒュルたちの行動。ムヒュルのために、側近たちがヨンと王子を高句麗に連れ戻そうと扶余に出向きます。分からなくはないし、それをムヒュルも、もっというならヨンも望んでいるようなので、当然のことなんだろうけど、本当にそれがいいことなのかな?ムヒュルは、ヨンをどうするんだろう?扶余の血を引く王子を周囲や、なによりあの王妃が認めるんでしょうか?きちんとした形でヨンを遇する覚悟が、ムヒュルにあるのか気になります。

『テロワール』(第12話)★★★
 ヤン社長&タカギのテロワール攻撃が続いてます。急所をついてくるタカギは、なかなか油断のできない相手ですね。引き抜きの話や、マネージャーとシェフの弱みが絡み、テロワールの危機をみんなで乗り越えようとするうちに、結束が強まって連帯感が生まれるというお話……なんでしょうが、なぜか盛り上がりきれないんです。チームワークが強まるようなできごとって、あったっけ?テミンと、それぞれの人の関係が良くなっているのは毎回よく伝わってくるんですが、テミンの絡まないところでの関係がぶつ切れで、急に仲よくなったみたいに見えてしまうんですよね。
 ただ、テミンはすごくいいんです(←ひいき目が加味されてます)。引き抜きを知って冷静にしてるけど、ウジュに「俺っていい社長かな?」なんて聞くところなんて、哀愁漂う大人の雰囲気が絶妙です。彼に、どういう状態であれ、一緒に仕事をしたいと思ってるなんて言われたら、そりゃマネージャーでなくても、戻ってきますよね。
 そうそう、ジソンのフライング気味の恋人宣言。いや、確かに恋人だからいいんだけど、こういうかけひきは、ちょっと好きじゃないな。ジョイも、二人のお祝いの席なんてもうけちゃうし。優しいのはいいけど、ウジュにぶつからないから、少しイラっとします。

・・・金・・・
『龍の涙』(第47話)★★★
 王様、王妃を亡くして傷心の上、病気にまでなってしまうとはお気の毒。その病気の枕元で、遼東半島への出兵をどうするか侃々諤々する老臣たち。王とは因果なものだと思います。領土を広げることが国力をあげることだった時代の価値観を判断することはできないけれど、国を真剣に思う人たちがいることには頼もしさを感じますね。
 その隙をつこうとしているバンウォンは、なんと「殺生録」なるものを出してきます。その名のとおり、彼が天下をとったら誰を処分というか、殺すかという名簿なんです。また、それを落ち着いた様子で受け取る、懐刀の大監。いやはや、彼らが権力の頂点に立つと思うと、本当に怖いわ。

・・・日・・・
『イ・サン』(第7話)★★★
 清に献上する白布が盗まれたことで、ピンチになるイ・サンですが、黄色い布を染めるというソンヨンのアイディアで危機を脱します。こういうの、分かっていながらやっぱり面白いです。そして、その白布を盗んだ事件に、なんとテスが関わっていたとは。それを知って必死に太子を救おうと役人に直訴するテス。なんていいやつなんだ~。ソンヨンは、イ・サンのことで頭がいっぱいみたいだから、テスの気持ちが報われることはないのかな?

・・・月~金・・・
『食客』(第19~24(最終)話)★★★
 ボンジュが雲岩亭を世界に通用する店にするという思いを強くすればするほど、空回りしていきます。規模が大きくなって、「昔はおいしかったんだけどね」と言われるのは、よくあることですが、それをなぞるような行動があまりに型どおりで、よけいに辛かったですね。そこに、世界でフランチャイズを展開する日本人マツモトが、雲岩亭を買い取るという騒動がおき、再びソンチャンが乗り出し、マツモトと雲岩亭をかけた料理対決でクライマックスを迎えます。マツモトの料理が、日本料理とはかけ離れて、すべて韓国風なのはご愛嬌ですが、対決は充分楽しめます。
 ソンチャンも本当にいい人で、料理もおいしそうだし、韓国のおいしそうな食材の数々にどれも興味をひかれます。が、それ以上でもそれ以下でもない、平均点のまま終わりました。毎日の放送だったので、ちょっと飽きてしまったのかな。私にとっては、週1回ずつ見たほうが、もっと楽しめたような気がします。

2009年9月23日 (水)

津和野行

連休を利用して、津和野に行ってきました。街に沿うように流れる津和野川が、秋晴れに映えていたのが印象的な街です。CIMG1036 街中に残るお屋敷の門や、藩校跡などの古い建物は、静かな街の雰囲気と調和して、見ているだけでほっとします。建築物はまったくの門外漢ですが、こうしてすっくと立っている姿を下から見上げるだけで、なぜかわくわくして時間を忘れそうになります。CIMG1031 通りのふちに流れる水辺には、色とりどりの鯉。しかも、これがかなり大きい!もとは、城下町のお堀が汚れないよう、お殿様が鯉を飼うことを奨励したのだそうです。CIMG1030 そんな街中には、古いカトリック教会も。教会の中は、畳敷き。畳の上におちる、ステンドグラスの影。CIMG1029 そして、日曜日や祝日に下関ではなく新山口-津和野間を走るSL。山と積み込まれた石炭の黒さ、くろぐろと上る煙。初めて聞いたのに、なぜか懐かしいような気分になる汽笛の音が耳に残ります。CIMG1042 美術館や記念館など見るところもたくさんあって、丸一日しっかり楽しんで、あっという間の一日でした。

2009年9月18日 (金)

今週の韓ドラ’09(9/12~9/18)

 世間はシルバーウィークとやらだそうです。5連休で台湾旅行でもと思ったけれど、大型連休の存在を知ったのがほんの3ヵ月前だったので、すでに航空券はキャンセル待ち。しかも、高い!というわけで、あっさりあきらめました。しかし、ここ10年くらいで、よく分からないお休みが増えているように思うのは気のせい?

 ★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・月・・・
『ラスト・スキャンダル』(第16(最終)話)★★★☆
 最後まで、おもしろかった~。
 ドンチョルからソニへのプロポーズ、よかったですね。ソニをいつものトランシーバーで呼び出したドンチョルが用意したプレゼントは、なんと通帳の束。家計はまかせたよという、現実的なのにロマンもある贈り物。そして、指輪をわたすところがまた素敵で、もう一人でキャーキャー言いながら見ました。韓国ドラマにありがちな、過剰で甘々なプロポーズとはほど遠いのに、なぜかドキドキするような場面で、大人の純愛もいいなと、心底思いました。
 そして、恋敵ながらあっぱれだったドンファも、最後まで紳士でしたね~。ソニへの気持ちを持ちながら、気持ちよく二人を祝福してくれる男っぷりがかっこよくて、彼とソニのカップルも見てみたかった気がします。
 ドンチョルの一途さを、少しずつソニが受け入れていく過程が、ほほえましくて、ちょっと大人で、最初から最後までいい気分で見続けられました。

・・・火・・・
『彼らが生きる世界』(第*話)次回2話から
 時間がなくて、次回にまわします。

・・・水・・・
『ベートーベン・ウィルス』(第3話)★★★
 ゴヌのほうが大事だとルミに言われて、すっかり対抗心を燃やしちゃったカン・マエ。これでもかというくらいの優しい口調だけど、「ほら、見ろ!」と言わんばかりに実力発揮。限りなく素人に近い楽団相手にも、むきになっちゃうのね。意外と単純な性格なのが、ちょっと可愛く思えました。相変わらず口は悪いけど。いつもは、反抗心むき出しのゴヌまで、感動させるとは、やはりただ者じゃないのですね。
 でも、次回はルミが詐欺にあったことが明るみに出るのかな?しかし、名の知れたカン・マエを招いて、かなりの予算がありそうなプロジェクトなのに、ルミとチェロ(だっけ?)の男性以外に関係者がいないっていうのも、おおざっぱだわ。

『必殺!最強チル』(第15話)★★☆
 チルの両班嫌いが、久しぶりに出ましたね。彼の言いたいことは分かるけれど、結局は両班だから、庶民だからと自ら線を引いて、立場や身分の向こうにあるものに踏み込むことを恐れているようにも感じます。無倫堂を率いた父の轍を踏みたくないという気持ちだということなのかしらん?その迷いを感じさせるような描写やできごとがないので、チルたちの気持ちがすとんと入ってこないんですよね。むしろ、フクサンや、その育ての父である領議政のほうが、野心も逡巡も、お互いへの情愛も分かりやすくて、彼らのほうに感情移入しがちです。
 ミン史官たちと同じことを、国を変えるために立ち上がらなければいけないと、ソユンやチョルソクが望んだら、チルはどういう決断をするんだろう?

・・・木・・・
『風の国』(第*話)次回32話から
 時間なし、その2。

『テロワール』(第11話)★★★
 逆ギレしては店を飛び出すウジュや、タイミングの悪い告白をするジョイは相変わらずですが、そんな二人をも霞ませるすごい女性が登場。ヤン社長がワイン・レストラン開店のために呼んだ、日本人女性タカギ。テロワールに現れて、グラスが汚いだの、料理がワインに合ってないだの、通と言うよりも、ほとんど言いがかりでテロワールの面々に強烈な印象を残します。そのわりに、ウジュが提案した料理を出したら、あっさり受け入れちゃうのです。ウジュのセンスを感じさせたいがための場面なんだろうけれど、いまひとつ説得力がない場面でしたね……。ヤン社長の上をいく強敵になりそうだけど、テミンはどう対抗するのかな?タカギを演じるのは、日本の女優さん(?)のようですが、日本語シーンだと演技の拙さが目立ってしまうのがちょっと残念。
 お話が進むにつれて、ちょっとアラが見え始めたかな。でも、お目当てはテミンなので、まだまだ大丈夫です。

・・・金・・・
『龍の涙』(第46話)★★★
 王自らが軍事訓練を命じたことで、ますます家臣たちの不満は募っていますが、まだ行動はなしで、少々じれったい感じもしますね。
 そのぶん、バンウォン妻は次期王妃になるべく着々と準備していたり、彼女の生んだ長男が大きくなり、太子妃も懐妊と、次世代を担う若いというより、幼い王族たちが登場したおかげで、どことなく華やいだ感じがしました。ひげ面のおじさん度が高いドラマだけに、女性や年若い人たちが出てくると、それだけで新鮮な気分になります。しかし、彼らは生まれたときから、大人たちの思惑に左右される運命を背負っていると思うと、それもまたかわいそうな気がします。
 それにしても、イ・ソンゲ王よ、しっかりしてないと大変なことになるよ~。

・・・日・・・
『イ・サン』(第6話)★★★
 あわや処罰されそうになったところを図画署の長に助けられた上、さらに太子の主催する宴に出られることになったソンヨン。でも、やっぱり意地悪されて邪魔されちゃうのです。もう、このあたりは『チャングム』を見た人だったら、お~、きたきたきた、って感じでおなじみですね。そして、せっかく、太子に会えたのに、彼ばっかり見ていて仕事がおろそかになって、自らピンチを招くのもお約束。
 あとは、武官の試験を受けるといっているテスが宮中にあがれば、3人が再会となるのかな。でも、まだ道は遠そうです。

・・・月~金・・・
『食客』(第15~18話)★★★
 ジソンの記事が勝手に雑誌に掲載され、ボンジュが待令熟手の末裔ではないということが世間に公表されてしまいます。でも、確かに宮廷料理の伝統を謳い、その直系であるかのようなイメージでやってきたんだから、世間が騙されたと思ってもしかたないですよね。少し前に大騒ぎした、産地偽装のニュースを連想してしまいました。
 それに対してソンチャンがどんな対応をするのかと思ったら、父やボンジュをかばって、また放浪なのね。争いたくない気持ちは分かるけど、ソンチャンってなにかあると、すぐいなくなるんだもん。正面きって話したり、問いただして誤解を解こうとすることもないから、優しさよりも、頼りない感じがしてきちゃいます。
 1~2話で完結するそれぞれのエピソードも、感傷的で、感動させようとしすぎているのが好みじゃないだけに、なかなか視聴が進みません。

2009年9月12日 (土)

今週の韓ドラ’09(9/5~9/11)

 韓国ドラマばっかり見てますが、それ以外で唯一見ているのが、別記事でも書いた『笑うハナに恋きたる(原題:不良笑花)』。予備知識なしで見たのがよかったのか、意外におもしろくなってきました。小花とタムのコンビに、笑いっぱなしです。しかも、タムがだんだんかっこよく見えてきました……。
★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・月・・・
『ラスト・スキャンダル』(第15話)★★★☆
 ジェビンではなく、フンの父であるドンチョルとして生きていくと記者会見で宣言するジェビン。途中で言葉につまり、会見場を見ると記者たちにまじってソニの姿が。彼女の姿にまた言葉を接ぐジェビン、いえドンチョル。いやぁ、なんてかっこいいの。元からもファンはショックかもしれないけれど、新しいファンが増えそうな堂々たる男っぷり。子どもじみた彼もいいけれど、大人の顔もいいなぁ。
 ドンファとの、ラブラブ兄弟ぶりは微笑ましいし、フンとドンファの場面もいいし、ドンチョルが押しかける記者たちからソニを守るところもいい。恋愛というよりも、家族愛なんですね。気持ちの奥底から湧き出でるような愛情があふれてます。同じソニの涙でも、初めのころの引きちぎられるような哀しさがなくなって、どこか安心していられる気がします。

・・・水・・・
『彼らが生きる世界』(第1話)★★★
 淡々としたお話ですが、その実、出てくる人たちはかなり個性が強い人ばかりでした。
 演出の腕は確かそうだけれど、独特の雰囲気でおよそ行動がはかれないジュニョン。先輩演出家ジオ。こちらも、ぐいぐいと感情をぶつけてくるタイプで、しかも口が悪い。ドラマで見るにはおもしろいけれど、実際に付き合いたくないですね。ペ・ジョンオク、キム・ガプス、キム・チャンワンといったベテラン陣もアクの強そうな人ばかり。それを、静かに最後まで、ほとんど説明不足ともいえる描き方で押し通しているところは、今まで見た韓国ドラマとはひと味違いました。ちょっと映画のような味わいは、嫌いじゃないです。
 これが、おもしろくなるのか、そうでないのか。
 気になる人物は、同僚演出家ギュホと、女優志望の女の子ヘジン@『インスンはきれいだ』のインスン妹。

・・・水・・・
『ベートーベン・ウィルス』(第2話)★★★
 やっとカン・マエがいっぱい出てきました。天才的指揮者なのかと思っていたら、意外と努力の人だったみたい。やる気がなかったのに、ライバル視している有名指揮者が演奏会を見に来ると知った途端にやる気を出すあたり、子どもみたいでお茶目です。でも、口が悪すぎる!変な言い方だけれど、立て板に水の如き毒舌ぶり。言ってることは、正しいんだけれど、見ているほうがいたたまれない気分になってきました。愛犬のトーベンが倒れてうろたえるところなんかは、思いのほか愛情深い一面もあって微笑ましいんだけどな。
 でもね、ルミとカン・ゴヌが、どうも好きになれない……。詐欺にあってにわか作りの楽団だから大目に見てというルミの理屈が、納得いかないし、カン・ゴヌはトーベンの不調につけこんで指揮者になれと迫る、その根性が嫌!わんこといえども、生き死にで取り引きしようとするところで、大減点。
 笑って見るべき作品なんだろうけれど、どうにも笑えなくて、困ってます。

『必殺!最強チル』(第14話)★★☆
 なんだか、少しおもしろくなってきた?謎めいた部分がつながっていくところは、思わずくいいるように見てしまいました。それだけに、刺客団のお話がまったくなくなって少し寂しい気も。最初のころの、いわゆる“必殺”的な部分も、嫌いじゃなかったんですよね。王室絡みの謎解きは興味深いけれど、『イルジメ』や『快刀ホン・ギルドン』を見ていると、あまり目新しい感じはないし、いろんな意味で宙ぶらりんな感じがします。
 でも、次はいよいよチルとフクサンが再会するようで、興味を覚えます。

・・・木・・・
『風の国』(第31話)★★★★
 とうとう、ユリ王が亡くなってしまいました。最後まで王らしくありたいと自分の意志を貫いた凛々しさに、ユリ王の王たる美学を感じます。いや、本当に素敵な王様でした。王として、父として葛藤する姿の向こうに、一人の人間を感じさせる温度がちゃんと持っているところがなによりも好きでした。そういう意味では、嫌な男ですがテソ王もしかり。このドラマの主人公はムヒュルですが、個人的には断然ユリ王、テソ王の二人に注目していただけに、次回からちょっと寂しくなるな。

『テロワール』(第10話)★★★
 テミン祖父が倒れ、さらにヤン社長がテロワールの近くにワインレストランをオープンさせるようで、ますますテミンは頭が痛いことばかり。ジョイはテミンが会社に入ることをあきらめてないし、ジソンは狙ったようにウジュといっしょのときにばっかり現れるし。
 ジョイが、テミン祖父の会社で働いているのは、違う道に進んだテミンの代わりに会社を盛り立てるためかと思ってましたが、なんか本気でテミンを会社に入れたいみたいね。ワイン業界で実力を認められたテミンを、わざわざ畑違いの建設会社に入社させることと、ジョイの贖罪の気持ちとがいまひとつ結びつかない。今の状況だと、むしろ、ジョイの独りよがりに思えるんですけど?
 それでも、テロワールの人たちがだんだん仲よくなってきているのが救いです。コンニムの最悪な元夫が現れたときの、テミンの仕返しの仕方はよかった~!!感情を抑えたコンニムもいいし、その態度にテミンがお礼を言う場面もまたよし。この調子で、ヤン社長の姑息なやり方を撃退してほしいもんです。

・・・金・・・
『龍の涙』(第45話)★★★
 バンウォン、いよいよ反撃かと思いきや、まだ行動に出ず少々停滞気味。水面下の勢力争いばかりが続くと、さすがに少しうんざりしてきます。軍事訓練を再開する、しないにしろ、王族たちがそれにどう対処するかにしろ、国のためといいながら、そう見えないところが辛いところですね。なにもかも国民のためなんてきれいごとを言われるのも白々しい気がするけれど、これが政治なのかと思うと、本当のところげんなりします。

・・・日・・・
『イ・サン』(第5話)★★★
 すっかり大人になったイ・サンたち3人。ソンヨンはイ・サンに再会したいがために、図画署の下働きをしている一方で、テスは働きもせず先の見えない生活。そして、やっぱりイ・サンが出てこない部分のほうが、断然おもしろいんですよね。イ・サンはいいから、ソンヨンやテスをもっと出して、なんて言ったら怒られるかな?
 図画署の中に、わらわら人がいて、みんな忙しく立ち働いているところなんて、見ているとワクワクしてきます。
 そして、すんでのところでイ・サンとの再会ができず、太子の行列をソンヨンが追いかける場面。定番のすれ違いながら、こういうところでドキドキさせられるんですよね。

・・・月~金・・・
『食客』(第11~14話)★★★
 牛肉対決、なかなか面白かったです。肉の塊が、食材であるおいしい肉に変わっていくところや、炭づくり、レシピを考えてゆくところなんかは本当におもしろい。ドラマ部分より、ドキュメンタリーみたいなものとして見られるところになると、がぜんおもしろくなって興味がわいてきます。
 兄弟対決は、ボンジュに軍配。確かに、雲岩亭のことを考えると、これだ妥当な結果かもしれませんね。しかし、その後またしても姿を消すソンチャン。後継者問題のときは、姿を消すのも分かる気がしたけれど、いなくなる以外の方法をもっと考えてみたらいいのにとも思いますね。
 でも、また偶然にジンスと会ってしまうところは、さすがドラマ(笑)
 次はどういう展開になるのかしらん。

2009年9月 5日 (土)

今週の韓ドラ’09(8/29~9/4)

 『食客』。出てくる食べ物がどれもこれもおいしそうで、お腹がすいているときには辛いドラマです。雲岩亭の料理もですが、ソンチャンが行商で売り歩く食材も見ているだけで生唾もの。むしょうに、おいしいものが食べたくなります。

★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・月・・・
『ラスト・スキャンダル』(第14話)★★★☆
 ソニ親子がとうとうジェビンの家を出て行ってしまい、ジェビンはフンに本当のことを話してしまいます。でも、フンにしてみたら尊敬して大好きだった父親が、実は伯父さんだったなんて突然言われて、混乱の極みでしょうね。ジェビンも、ナユンも自分たちの気持ちのことで余裕がなくて、いちばん考えてあげるべきフンのことがおざなり。フンがいい子だからいいけれど、このまま非行にはしっても不思議じゃない状況ですよね。
 でも、ジェビンったら結局ソニなしではがまんできなくて、ソニの屋上部屋におしかけてしまうんだから、相変わらずお茶目♪膝枕してもらって嬉しそうなジェビンがかわいいったらありません。
 ナユンは、ジェビンやフンのことを記者会見で暴露してしまいそうな勢いですが、ドンファは彼女に土下座してましたね。フンのこと、ジェビンのことを彼がどんなに大事に思っているか、痛いほど伝わってきます。どうか、ナユンが思いとどまって、せめてフンに良い印象で母親と名乗れるといいんだけど。

・・・水・・・
『ベートーベン・ウィルス』(第1話)★★★
 マエストロ・カンがまだあんまり登場せず、ちょっと残念。
 彼が指揮をとることになるオーケストラができるまでのお話ですが、ちょっとお話に無理があるかな。自治体の予算を使ったプロジェクトだったのが、詐欺に遭って予算を失い、演奏者たちにもそっぽを向かれてしまう。苦肉の策で、企画の発案者であるルミはボランティアで団員を集め始め、なんとか演奏会までこぎつけようとします。
 公的予算を使っているのに、こんなことでいいの?しかも、この彼女がまた、なんというかその場しのぎを重ねて、のっぴきならないことになっていくんです。しかも、にわか団員があっという間に集まって、そこそこの演奏をしてしまうという……う~ん、突拍子もないお話は好きだけど、ちょっとこれは……。
 でも、カン・マエの登場で無茶な設定も許せるお話になっていくのか?期待してます。

『必殺!最強チル』(第13話)★★☆
 フクサンが前面に出てきたら、すっかりお話がフクサン一色になって、彼の意外な存在感の大きさに驚いてます。すごく男前なわけでもないし、悲しい過去を背負った影を強く感じさせるわけでもないのに、フクサンが出てくるとなぜか気になるから不思議です。
 そのせいで、ミン史官やチャジャがいる意味がすっかり薄れちゃってます。おまけに、チルが刺客のかっこうでいることも、どうでもよく見えてきて、もう刺客団である必要もない気がするんだけど。
 でも、ソユンよ、いくら格好が違うといっても、コスプレ・チルを目の前にして「あなたは誰?」って……あんな目の前で見ても分からないとは。

・・・木・・・
『風の国』(第30話)★★★★
 ユリ王が……。やっとムヒュルたちの反撃も攻勢になり始めてきたのに、まさかウボに刺されてしまうなんて。ウボの憎らしいことといったら!金色の王の装束を着ても、なぜか貧相なくせに、ユリ王に刃を向けるとは。
 ユリ王、本当に大変な人生ですよね。朱蒙王と、ムヒュルにはさまれて、もしかすると歴史上では目立たないのかもしれませんが、ずいぶん劇的な生涯です。王子を次々と亡くし、しじゅう扶余からの脅威にさらされ続け、国内においてもチェガたち豪族勢力とのせめぎあいがあり、王とはこれほどまでに過酷な存在なのかと同情心すら覚えます。それでも、父王の築いた高句麗の王としての尊厳を守り続けるユリ王は、他とは一線を画す大きな存在です。

『テロワール』(第9話)★★★
 いくら子どものころ寂しい思いをして、親がいないことを我慢してきたと分かっても、ウジュがワインを捨てたことも、気づいたのに言ってなかったことも、なんかひっかかります。しかも、自分は悪くなくて全部テミンのせいみたいな態度もね……テミンも、すっかり申し訳なさそうにしちゃって、心が広いわ。ウジュ、確かにかわいいけど、それは役の魅力というより、演じるハン・ヘジン自身の愛らしさのおかげだと思えてきました。
 そして、ジソンとのことを強硬に反対するテミン祖父。その理由が、なんだかなぁ……。愛情からの行為とはいえ、孫が辛い思いをすることくらい分かりそうなものなのに。おまけに、頼みにしていたジョイから、火をつけたのは自分だなんて言われて倒れちゃった。ジョイも、なにもあそこで言わなくても。火事も事故なんだろうし、つくづく間が悪い人です。
 酔いつぶれた翌朝、テミンがウジュの部屋でうろたえる場面、いつもの彼らしからぬ慌てっぷりがおかしくて、ちょっとかわいかったです♪

・・・金・・・
『龍の涙』(第44話)★★★
 イ・ソンゲ王、王妃を失ってすっかり王としての勤めすらおろそかになってますね。チョン・ドジョンとバンウォンが、ここぞとばかりに火花を散らしているというのに、あまりといえば、あまりの態度。人間的ともいえるけれど、王としては及第点はあげられないかな。
 そして、明に派遣された使臣たちのうち4名が、王妃の喪に服すため皇帝に背いて喪服を着たことで、処刑されてしまいます。明朝皇帝の、朝鮮王朝に対する挑発にまんまとのせられてしまったのですね……。しかも、それが国内の政局にも大きな影響を与えることは自明の理なのに、抑えられなかった使臣たち。喪服を着なくても、王妃の死を悼むことはできそうなのにと思う反面、これこそが朝鮮半島の文化なのかなという気も。全き形こそが、完全たる精神や真心の現れ、言い換えれば、中身あるものには美しく完全な形が伴うという考え方が半島文化には根強くあるという話を思い出しました。

・・・日・・・
『イ・サン』(第4話)★★★
 世孫にかけられた謀反のぬれぎぬが晴れていくさまが、ちょっとしたミステリー調で楽しみました。そうか、このお話は正統派史劇ではなく、娯楽作品なんだと思ったらおもしろくなりそうな気がしてきました。
 中でも、王命をうけた内侍(ネシ)コンビと、ソンヨン、テスの活躍がなんといっても最高でした。サンを陥れようとした勢力のお粗末なやり方を、あっさり看破してくれました。なんといっても、タルホを演じるイ・ヒドがいいですね~。愛嬌があって、“できる”人タイプじゃないけれど、やるときはやってくれる、いいおじさんなんです。
 せっかく子役になじんできたのに、次からはもう大人になってしまって、少し残念。

・・・月~金・・・
『食客』(第3~10話)★★★
 ほう、ソンチャンこそが、最後の待令熟手の血筋だったんですね。だから、総料理長がソンチャンにもチャンスを与えるため、後継者を決めるための場をつくったわけですね。
 が、ここでボンジュの、鷹揚な態度に見え隠れする、自尊心や劣等感、卑小なところが出てきます。これが、いかにも2代目風でよい。ソンチャンに対しても、雲岩亭の今後の戦略にしても、絶対的な悪人にはなりきれず、かといって堂々とまっ白でもいられないところは、演じるクォン・オジュンの巧さもあって、こういう人いそうだなと思わせてくれます。決して好きじゃないけれど、役柄としておもしろい。
 正直なところ、全体はのめりこむほどおもしろいと思えないんです。ソンチャンが雲岩亭を飛び出してからのカニビビンバや、伝説の牛解体職人にまつわるエピソードなんかが、どうにも陳腐。仲違いする親子の間を、ソンチャンが取り持つというのはおもしろいんですが、親子が疎遠になっている原因のお話そのものが、どこかで見たようなものばかり。他にも、本筋にはあまり関係ないけれど、出てくる人の描き方がステレオタイプだなと思うところがちらほらあって、気になるんですね。
 ただ、雲岩亭内での料理対決から、ソンチャンが飛び出してぐっと場面が広がっていく展開や、そこからのお話運び、エピソードと本筋の絡ませ方なんかは、うまいな~、よくできているな~と感心しきりです。
 大技のうまさは抜群、でも小技の粗さが目立つといったところかな?

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