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2009年8月

2009年8月30日 (日)

中華なニュースあれこれ

 最近、仕事の日のお昼休みは、食事をしながら台湾や香港などの中文サイトのニュースを見るのが日課になってます。

 少し前に、香港の名脇役である成奎安(シン・フイオン)氏が、ガンのため27日に亡くなられたそうです。まだ54歳という若さです。
 2004年に咽頭ガンを発症。化学療法などで一度は治癒しながら、最近肝臓への転移が見つかり、闘病の果ての最期だったようです。つい少し前、入院したというニュースを読んだばかりだったので、残念です。

 大きくて、ごっつくて、一度見たら忘れられない顔立ちで、悪役からとぼけた役まで、いったい何本の香港映画でお目にかかったことでしょう。
 ご冥福をお祈りします。

 そして、最近気になっているのが、台湾の馬英九(マー・インチュウ)総統に関するニュース。
 今月8日に台湾南部を襲った台風は、未曾有の被害を出したことが日本でも伝えられましたが、ネットニュースによるとこの「八・八水災」における政府の対応が遅きに失していると非難され、馬英九総統の支持率が大幅に低下しているというのです。

 日本で水害後の台湾政局についてはあまり報道されていないような気がするんですが、どうなんでしょう?
 前総統の汚職事件があり、クリーンなイメージの馬英九氏はかなり支持率が高かっただけに、この水害は台湾に打撃を与えているようですね。

 そして、さっき近ごろやや敬遠気味の中華娯楽ニュースを見てみました。黎明(レオン・ライ)が噂のモデルさんと結婚していたというニュースでふむ、ふむと思っていると、なんと楊千[女華](ミリアム・ヨン)が、結婚したとあるじゃないですか。恭喜、恭喜!大好きなタレントさんだけに、幸せになってほしいですね。
 はい、もう一つの紙面を独占状態にしている結婚のニュースについては……もちろん祝福する気持ちでいっぱいです……が、やっぱりちょっと複雑な気分gawk

最近の華ドラ6

 懲りずに台湾ドラマを見始めました、が……ものすごく強烈なドラマでした>『笑うハナに恋きたる(原題:不良笑花)』

 第1話を早朝4時半に見たせいもあるんでしょうが(←暑くて目が覚めたもんで……)、不快ポイントを刺激されること、たびたび。

 聖誕樹=クリスマスツリーと称される、原色個性派スタイルに、ぐりぐり頭の小花(シャオファ)と、有名なスタイリストのタムが主人公のようですが、しょっぱなは定番の“最悪の出会い”。そこに、小花の元クラスメートでお金持ち&イケメンのジェイと、ジェイの婚約者エミがからむ、元気なラブコメディ。

 出だしはひねりもなにもありませんが、小花がとにかく迫力あるんです。話し方は、とても20代の女の子のものとは思えない、おばちゃん風国語(=普通話)。ただこれが、がんばってそれ風に話してますという感じなので、聞いていて少々疲れます。おまけに、タムはしょっちゅう怒鳴っているし、小花の友人カップルも、始終ハイテンションで賑やかすぎるほどの始まり方は、早朝には辛かったです。

 ただ、恐ろしいもので、2話目ではさほどこれらが気にならず、楽しんで見られたから不思議。
 小花の話す、台湾語訛りの国語もちょっと不自然なのは気にせず、開き直って独特な語尾の「~よ」や「~ねぇ」を楽しんでます。そして1話目から気になっていた、ジェイの国語。演じるのは日本人の藤岡竜雄という役者さん。台詞がとても自然なので、中華系の人かと思いましたが、どうやら日本生まれ、日本育ちらしい。いや、本当にとっても上手くて、尊敬です!

 さて、今度の中華ドラマは完走できるか?

2009年8月29日 (土)

今週の韓ドラ’09(8/22~8/28)

 いよいよ明日は衆院選投票日ですね。選挙カーを見ていると、いつも無性にイライラするんです。候補者がどうのこうのでは決してなく、イライラの原因は、車が走っているときに窓から手を出して振るあの行動!子どものころから、車の窓から手や顔を出してはいけないと、それは何度もしつこいくらいに言われていたせいかな?思い切り手を出している光景を見ると、危ないじゃない!と腹が立ってくるんですねぇ。そういえば、子どもが同じようなことをしている車を見るとと、「大人はなんで注意しないの、危ない!」と過剰に反応しちゃいます。
 三つ子の魂百までとは、ほんとよく言ったもんです。窓から手や顔を出さないようにしましょう。

★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・月・・・
『ラスト・スキャンダル』(第13話)★★★☆
 今まで、おちゃらけてて、みんなを笑わせてきたジェビンがずっと悩んで暗い顔をしてましたね。今までずっとジェビンに元気をもらってきたソニが、今度は反対に彼を一所懸命元気づけようとしても、結局彼の悩殺スマイルは出ずじまい。耐えているジェビンを見て泣き、心配するソニを見て泣き、フンの見つめるドンファの姿で泣き……このドラマってこんなに泣けましたっけ?
 ソニよりも、このところジェビン目線になってしまっているので、切ないです。
 それにしても、ナユンは15年もたって、どうしたいんでしょうね?フン会いたさに戻ってきたのかと思ったけれど、ジェビンとよりを戻したい気持ちのほうが強いようにも見えてきました。こういう嫌な役のピョン・ジョンスは初めてなので、ちょっと新鮮。

・・・水・・・
『オンエアー』(第21(最終)話)★★★★
 最終話では、久しぶりにヨンウンの激烈トークが登場して、むしょうに懐かしくて嬉しかったです。初めのころは、まくしたてるヨンウンと、女王様然としたスンアがちょっちゅうぶつかっては、ギョンミンが怒り、ギジュンがなだめてましたっけ。それぞれが、まだ未来に向かって進んでいることを感じさせる終わり方も、気持ちのいいものでした。
 なにげなく見ている韓国ドラマの裏側を見る楽しみと、登場人物たちがぶつかったり、理解しあったりしながら一つの作品をつくりあげていく醍醐味とを一度に味わえました。なんといっても、強烈な個性のスンアとヨンウンがよかった~。うるさいし、わがままだし、我が強いし、そばにいる人にはストレスになりそうだけれど、二人とも好きでしたね。恋愛部分もよかったけれど、なにより彼女たちが自分の仕事に対して、並々ならぬ熱意を持ってぶるかる姿は、男性たち以上にかっこよかったです。
 韓国ドラマを見るたびに、このドラマのあれこれを思い出してしまいそう。

『必殺!最強チル』(第12話)★★☆
 久しぶりなので、前回までの流れがすっかりとんでいました。
 そうそう、フクサンらにソヨンが捕まってしまったのでした。今回は、フクサン中心のお話でした。裏切り者となり、そのまま生き別れた父の剣法をチルに見て戸惑うところや、ソヨンに対する気持ちなどが語られ、これまで謎めいていて温度が感じられなかったフクサンという役が、やっと息をし始めた感じです。ただ、ここはやはりこのドラマ。ソヨンの血のりが赤すぎて、血に見えないとか、ケガをしているとはいえフクサンの息が荒すぎて気になるとか、お話に集中させてくれませんねぇ……。
 フクサンの正体を明かす鍵となる無倫堂のはちまき(?)も、まさかこんなところで登場するとは。10年以上昔のものを、フクサンはいつも持ち歩いていたのかな?

・・・木・・・
『風の国』(第29話)★★★★
 久ぶりに憎々しいテソ王が見られました。ユリ王を退けて安閑としているチェガたちに、きつい先制攻撃でぐうの音も出させないところはさすが。ウボの器では、とうていテソ王には敵わないとは思いましたが、まさに完敗でしたね。
 ユリ王は、ムヒュルに権限を譲り、自ら貴族たちを訪ねるという相変わらずのきめ細かさ。王としては思うような国を築けていないかもしれないけれど、やっぱりユリ王のこういう人間くさいところは、素敵だなと思います。
 そうそう、またしてもトジンのもとに戻ることになってしまったヨンは、なんとムヒュルの子がお腹に!ただ、ヨンの行き来があんまり激しすぎて、興がそがれ気味です。

『テロワール』(第8話)★★★
 もうこのドラマ、毎回、毎回いいところで終わります。途中経過はどうあれ、次が気になってしかたない!
 失敗しては謝ってばかりのウジュですが、命じられたワインの勉強をきちんとしていることで、テミンからもだんだんと認められ始めましたね。ウジュも、テミンが風邪をひけばホットワインをつくってあげたり(←これが、おいしそうなんです!)、なにかと彼が気になって、このあたりは可愛くてよかった。いやな客も、スマートに追い払ってくれるし。ジソンとジョイが、もやもやとした不安にかられている気持ち、よ~く分かりますね。二人の様子は、まさに恋の始まり部分ですもん。
 が、祖父がジソンに自分とつり合わないので別れるよう言っていたことを知ったテミンは、ウジュをだしに使ってしまい、彼女を激怒させてしまう。これに傷ついたウジュは、シャトー・ムートン・マイヤーをテミンの前で捨ててしまうのです。いや、確かにテミンのしたことはひどいし、ウジュが怒るのは分かる。ただ、両親がいないと言われることが、なぜそこまでウジュを刺激するのかが、ちょっと分からなくて唐突な感じでした。テミンに「私の気持ちは分からないでしょう」と言ってたけれど、この台詞は定番ですね。きっと、テミンの両親が亡くなっていることを後で知ったウジュが、テミンに言い過ぎたと謝るとか、そんな展開かしら?
 しかし、それはそうとしても、ウジュよ、ここでワインを持ち出すのは反則でしょう。テミンにとってあのワインがどれだけ特別なものか、ウジュには分からないだろうな。自分の気持ちを踏みにじったと怒ったウジュだけど、同じようなことをテミンに対してしてるんだけどねぇ。

・・・金・・・
『龍の涙』(第43話)★★★
 王妃が亡くなったことは、王や太子たちにとっては悲しむべきことですが、その他の人たちにとっては、自身の勢力を拡大するチャンスだという現実がなんとも虚しく見えました。王が、人生がはかないと嘆く気持ちが痛いほど分かります。それにしても王は、本当に王妃のことを大事に思っていたんですね。あんまりの落ち込みようで、心配になってしまいます。

・・・日・・・
『イ・サン』(第*話)次回4話から
 放送お休み。

・・・月~金・・・
『憎くても、可愛くても』(第*話)
 2週間のお休みの間に、案じていたとおり見る気がなくなってしまいました。長く見たような気がするのに、まだ半分と考えたら、あっさり挫折決定。とはいえ、続きが気にはなるので、他の感想サイトであらすじを読みました。このドラマらしい展開がまだまだ続くようですね。

『食客』(第1~2話)★★★
 とりあえず2話分だけ見ましたが、出てくる料理がおいしそう~。まな板の上で次々に食材が切り分けられていくさまも、見ているだけで楽しめました。出だしとしては、続きが見たいなと思えるものでした。
 第1話で、洋装の王様にチャングムばりの古装束の家臣が侍っている様に、ほんの100年ちょっと前までは、韓国だけでなく、中国や日本もこんなふうだったと思うと不思議な気がしました。

『インスンはきれいだ』(第14~16(最終)話)★★★  
 インスンにとって、自分がしたいことを見つけるには、過去の事件に彼女なりの決着をつける必要があったんだと分かる物語運びがよかったです。少年院で刑を終えることとは別に、彼女が周りの人とかかわって自分を見つめ直す姿にもずいぶん考えさせられたし、周りの人が彼女をどう受け入れていこうか試行錯誤している様も、またよかった。特に、サンウがよかったですね~。キム・ミンジュン、今まで見てきた役はどれも粘っこいというか、ギラギラした感じがして苦手だったんですが、このサンウは終始、春みたいにほんわかしてました。インスンを受け入れることに逡巡しながらも、彼女の気持ちを汲むことを知り、実に温かく彼女を包んでいく姿は理想的な男性像かも。両親に対しても、二人の気持ちを大事にして、自分の価値観で非難することをしないところは、韓国ドラマでは新鮮な役だった気がします。
 静かで、淡々とした、いいドラマでした。

2009年8月24日 (月)

今週の韓ドラ’09(8/15~8/21)

 本当は、少し前から始まった『花より男子』を見るつもりだったんですが、1話で挫折してしまいました。お話がおもしろくないのではなく、日本版と台湾版を見ているので、出だしで「あぁ、またこれか」と思ったら、もういいかなと思ってしまったんですね。
 といっても、台湾版も3話目くらいまでしか見てませんが。

 台湾といえば、『ラスト・スキャンダル』でジェビンが学生時代を地下室に再現した場面で、壁にはブルック・シールズのポスターにならんで貼ってあったのは、ジョイ・ウォン@『チャイニーズゴーストストーリー』でしたね。韓国でも人気だったのね♪

★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・月・・・
『ラスト・スキャンダル』(第12話)★★★☆
 もう、ジェビンには毎回泣かされますね。ドンファと映画を見に行くといって出かけるソニの後ろを、トランシーバーを持ってそっと追いかけるジェビン、いえ、ドンチョル。彼女の後ろ姿を見つめながら、ずっとこの声が聞こえると言い続けるドンチョル。不思議がりながらも、振り返らないソニ。二人の距離が開いていくようで、あんまりにも哀しい場面でした。
 そして、ナユンの衝撃の告白。ちょっと予想はしていたけれど、まさかの展開でした。そりゃ、悩むよね。これからジェビンはどうするんだろう。気になります。

・・・水・・・
『オンエアー』(第19~20話)★★★★
 スンアのビデオ騒動は、なんとも見ていて辛かったですね。事実とは無関係に、マスコミ報道が過熱してゆくさま、スンアの会見、ギジュンに信じてもらえなかったと感じたスンアの思い、マネージャーとしての振る舞い方。どれもが、一つ一つ突き刺さってくるようでした。
 そんな中で、初めのころのいがみ合いが嘘のような、ヨンウンとスンアの抱擁には、心底温かい気持ちにさせてもらいました。ヨンウンのベストシーンです!
 騒動が収束してからは、一転、恋愛モードで、キスが鍵になる場面の数々。本屋さんでのヨンウンとギョンミンのキスシーンなんて、ちょっとどきどきしちゃいました。しかも、それをちゃんとドラマに活かすヨンウン、さすが脚本家。自分たちのキスを思い出して、撮影中なのににやにやしているギョンミンがおかしかった~。
 ギジュンは、スンアを女優として支えることを選んだようですが、こちらの二人にも幸せが訪れるのかな?次回は、寂しいけれど、いよいよ最終回です。

『必殺!最強チル』(第*話)次回12話から
 放送お休みです。前回、どんな話だっけ?

・・・木・・・
『風の国』(第28話)★★★★
 ペグクの反乱で、撤退するムヒュル。失意の中にあって、まさかのヨジンの死。あまりにもあっけない、あっけないです>ヨジン。彼なりに必死で正義にもとり、王子としての立場をまっとうしたのに、そんな結末なんて悲劇的すぎる。王妃も、大切な息子を失って初めて己のしたことに気づいたようですが、遅すぎるのよ!
 あと気になるのは、ムヒュルをめぐる女の戦い。あぁ、ヨンったら今度は太子妃に捕らえられてしまいます。もう、本当にこの人ったら、うかうかしていていっつも危ない目に遭ってしまうのね……。

『テロワール』(第7話)★★★
 前回、とってもいいところで終わったので続きが気になってしかたなかったので、速攻で見ましたわ。テミンがなんとかテロワールに戻れて、おまけに評論家をも唸らせるワイン選びで、一気にいい雰囲気になってほっとしました。ウジュの真摯な態度と、テミンの周到さがうまくかみ合ってました。
 そのおかげか、テミンとウジュの関係もちょっと前進。なんか、お互いのことが気になっているみたいなのに、二人ともそれを認めたくないって態度が、ほほえましかったです。テミン、ウジュの前ではこの上ない素っ気なさなのに、ワインの勉強をしたいという彼女のために道具を用意してあげるところなんて、かわいいじゃないですか。それにウジュが、カメラ越しにお礼をするところがまた愛嬌たっぷり。また、ハン・ヘジンの変な動きや、素っ頓狂な驚き方が、ウジュの突拍子もない性格に合ってて、見てるだけで口元がゆるんじゃいます。
 それなのに、ウジュの友人ユッコンが……。もう、このドラマ次はこんなことしそうとか、失敗するぞ~と思っていると、定番どおりになにかやらかしてくれるんですよ。あぁ、また次回が気になってしまう。

・・・金・・・
『龍の涙』(第41~42話)★★★
 やや膠着状態だった政局が、また動き始めました。
明への使者がつかわされ、長らく病んでいた王妃も転地療養のかいなく、ついに最期を迎えました。一家臣の第二夫人から、朝鮮王朝の王妃となり、我が子を太子にまでした激動の人生でしたが、それと幸せとはまた別物なんでしょうね。王や皇子たちに見守られながらも、涙、涙で死を迎える王妃の最期は壮絶でした。こういうのを見ていると、多大な権力を手にすれば、それに応じただけを失われることになっているのかなと思います。

・・・日・・・
『イ・サン』(第3話)★★★
 栴檀は双葉より芳しといいたいのでしょうが、イ・サン少年がちょっといい子過ぎて、できすぎで、いまひとつ面白みに欠けますね。
 祖父・英祖との関係も、なんとか世孫として認められたと思ったら、世孫が生活していた場所から、大量の銃や剣が見つかって、またまた英祖との仲が険悪になるし。しかし、例え英祖が言うように、サド世子が謀反のために備えた武器で、それをイ・サンが知っていたとしても、あんな子どもになにができるというんでしょう?英祖もそれほどまでに、疑心暗鬼にならざるを得ないということだとしたら、哀しいことですね。

・・・月~金・・・
『憎くても、可愛くても』(第*話)次回37話から
 高校野球のため、2週間放送お休みです。

『風の絵師』(第16~20(最終)話)★★★★ 
 サド世子の肖像画作成にまつわる10年前の陰謀にまつわる謎解きと、ホンド、ユンボクと、大行首ジョニョンとの総力をかけた対決で、張りつめた糸のゆるむ間もない展開。堪能しました。最後、一人旅だってゆくユンボクと、彼(女)が残した絵を前に涙を流すホンド。もっと劇的な別れを描くこともできたでしょうに、彼らの恋が最後までほのかなもので終わったのも、彼らに似つかわしい終わり方だったんじゃないでしょうか。二人が、男女である以上に、絵を人生の伴侶とする師弟だったからこその別れ方を見ていたら、涙が出てきました。
 お話のおもしろさもさることながら、パク・シニャン、ムン・グニョン、そして大行首を演じたリュ・スンヨンの演技がすばらしかった!演技のうまさで、人物にこれだけ幅が出るのかと唸らされる場面が何度あったことか。
 そして、筆先から紡ぎ出される線が、次第に形になってゆく、一幅の画となっていく過程には、うっとりしっぱなし。
 こういう、ゆるゆるとした余韻を、好きですね~。じっくりと、感想を書いてみたくなる作品でした。

『インスンはきれいだ』(第7~13話)★★★ 
 インスンの浮き沈みが、何度も、何度も訪れて、いろんなことが起こるのですが、それでも穏やかな後味なのが、このドラマらしいところです。
 母の希望で芸能界の仕事を始めるインスンですが、華やかな世界と、過去とのギャップに悩み、ついには少年院にいたという噂がマスコミでもささやかれ始めます。なんとか事を納めたい母は、なんと謝罪会見を自ら開き、インスンの過去を告白してしまいます。このインスン母、娘たちのことを考えているんですが、どうしても自分の価値観にひきずられる性格なので、自分の行動で相手がどれだけ傷つくかが想像できないところがあります。その母の言動に傷つきながらも、自分たちの行き方を模索してゆくインスン、そして妹のジョンアが健気でもありますね。 

2009年8月17日 (月)

今週の韓ドラ’09(8/8~8/14)

 DVDで『用意周到ミス・シン』を見ていて気になったのが、見たことあるけど、どこで見たのか思い出せない女優さん。ハン・イェスルの同僚(部下?)役の人。調べてみたら、『オンエアー』の台湾でスンアご一行を通訳する役の方でした。中国語が上手だなと思っていたら、華僑だそうです。難怪(=なるほど~)。韓国ドラマって、意外に中国語がよく出てくるんですが、やはり台詞として丸暗記しました~っていうのが多くて、聞き取れないことが多くて……。

★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・月・・・
『ラスト・スキャンダル』(第11話)★★★☆
 ジェビンがやきもきしているけれど、ドンファがソニに優しくするのを見ていると、この二人がくっつくのもいいなと思ってしまいます。ソニは、彼のことは男性として見ているところがあるけれど、ジェビンのことはすっかり友だち感覚だから、接し方に差が出てしまうのもしかたないよね。
 そして、またしても元夫ユシクが腹の立つことばかりするんです。身勝手に離婚までしたくせに、ソニに干渉して、ジミンをだしに家まで来る始末。でも、ここでちゃんとジェビン&ドンファが虫退治をしてくれますが、今回よかったのは、この後の場面なんです。
 いつものようにソニを呼び出し、ソニを後ろから抱きしめる場面。自分の気持ちを伝えずにいられなくなったジェビンと、19歳のときとは違うから友だちでいようと返すソニ。それを聞いて、涙を流すジェビンにもうやられました。いやぁ、こんな切ない気持ちになるなんて、思い出しただけでもグッと来ます。ジェビン、純愛です。

・・・水・・・
『オンエアー』(第*話)次回19話から
 いちおう見ているんですが、時間がなくてながら見だったので、改めて見直します。

『必殺!最強チル』(第*話)次回12話から
 今週、来週と放送お休みです。

・・・木・・・
『風の国』(第27話)★★★★
 ペグクの反乱で、ユリ王はつかまる、国内城は反乱軍に占領される、果てはヨジンまで大ケガを負ってしまうと、ムヒュルたちには不利なことばかりで気を揉みっぱなしでした。
 ペグクはユリ王に「高句麗は、もうおしまいだ」みたいなことを言ってましたが、彼は反乱を起こして扶余の傘下に入ることで、それで満足なのかしらん?結局、頭がユリ王からテソ王に変わるだけのような気がするんだけど。王妃も、ヨジンを王になんて言いながら、扶余の属国の形だけの王に息子を据えたいなんて、浅はかに見えてしまいます。
 次回は、きっとムヒュルたちが盛り返してくれるはず。

『テロワール』(第6話)★★★
 ついにウジュも堪忍袋の緒が切れて、テミンにかみつく場面は、迫力ありましたね。涙ながらに悔しさをぶつけるウジュに、思わず声援を送ってました。無事に、疑いが晴れてよかったです。しかし、テミンも素直じゃないから、ストレートには謝らないんですよね、これが。でも、それが嫌味な感じがしないのは、テミンびいきからだからかな?
 しかーし、テロワールの受難はまだまだ続くわけで、有名な評論家に酷評されてしまいます。起死回生のため、なんとかその評論家をもう一度店に招待できますが、彼がソムリエに指名したのが、なんとウジュ!しかも、渋滞にまきこまれてテミンは店に戻れずにいる。さあ、どうするってところで今週話が終了。
 ウジュがテミンの助けなしで、なんとかその場を切り抜けるんでしょうが、続きが気になってしかたありません。早く見たい~~~!
 ものすごーく、いやな奴だと思っていたヤン社長。憎らしいんだけど、けっこう味があると思えてきました。

・・・金・・・
『龍の涙』(第*話)次回41話から
 次回、まとめて見ることにします。

・・土・・・
『いかさま師~タチャ』(第21(最終)話)★★☆
 最終回になって、やっと追いつきました。正直、あまり好きなお話ではなくて、のりきれませんでした。コニが復讐の手段を賭け事の世界に求めたのは、彼自身の選択だったと思うのに、コニがそう思ってないふうなのがダメでした。なんというか、いかさま師としての自分と、賭け事の距離感を最後まで制御しきれていない感じがね……。
 賭け事にいろんな形でがんじがらめにされているアグィやチョンマダム、ヨンミンのほうが、抜け出せずにもがいていたり、その立場を分かっているぶん、かっこよくて魅力的でした。キム・ガプスのけれんみたっぷりな悪役ぶりは言うに及ばず、チョンマダムの悪女ぶりも堂に入っていて、お見事。悪の道と分かりながら、引き返せず冷徹になってゆくヨンミンも、微かに残る良心と戦っている姿が哀感たっぷりで印象的でした。
 今さらですが、アグィ側にたって、滅び行く悪を楽しめばもっとはまれたのかも。
 やっぱり、復讐物って苦手です。

・・・日・・・
『イ・サン』(第2話)★★★
 サン役の少年、かわいいですね。世孫らしい品と、祖父王に会うため冒険してしまうやんちゃな感じとが共存していて、本当にかわいい。もちろん、イ・サンという人物に、父サド世子が米びつに閉じこめられた話は欠かせないんだけど、それ以外に子役時代の必然性があんまり感じられないですね。時系列でなく、回想くらいでよかった気もするけれど、史劇ゆえの定番も必要なのかな?
 楽しみにしていた図画署、早く出てきてくれないかしらん。

・・・月~金・・・
『憎くても、可愛くても』(第*話)次回37話から
 高校野球のため、2週間放送お休みです。

『風の絵師』(第11~15話)★★★★ 
 兄ヨンボクの思い、切なかったですね。兄としての情以上に、ユンボクへの秘めた思いを持っていたんですね。命を削ってまでユンボクのためになりたかった彼が、別れを告げにくる場面で、思わず泣きました。
 しかし、ユンボクは本当になにをするか分からないから、はらはらさせられますね。まさか、王の思いがこもった御真(オジン)を、兄の無念を思ってとはいえ、破ってしまうとは……。ホンドの必死の訴えで命が助かったからよかったものの、こんな弟子がいたら命がいくつあっても足りないわ。
 兄ヨンボクといい、ホンドといい、ユンボクにここまで思い入れるのはいったいなぜなんでしょう?ユンボクの、描くことに対するひたむきさと、たぐいまれな才能が同じ道を志すものにとっては、なににも代え難い輝きを放つのかな。ま、たしかにユンボクのあのまん丸な瞳で見つめられたら、なんでもやってあげようって気になるかもしれませんね。
 そして、10年前のサド世子の肖像画に関する謎もますます深まって、1話1話が本当におもしろいです。

『インスンはきれいだ』(第4~6話)★★★ 
 インスンの明るさって、なんだかほっとさせられますね。 悲劇的な題材なのに、そこをさらりと描いて、元気を出してやっていこうと思わせてくれる不思議なドラマです。
 もちろん、実母との再会や、インスンが地下鉄で人助けをして有名になったこと、いろんなことが起こるんですが、それよりもインスンの喜怒哀楽を見ているだけでなんか時間がたってしまうんです。母親に対する恨み言や、それでも捨てきれない彼女への期待、サンウとの会話のあれこれと、彼女が心で思うことが素直で、当たり前で、妙にしみてきます。
 いろんなことが起こりそうだけど、どこに、なにがどう収まっていくのか、今のところまったく分からない不思議な感覚も、ちょっと癖になりますね。

2009年8月13日 (木)

色ちがい4人~ケ・セラ・セラ

ケ・セラ・セラ 2007年
 出演:チョン・ユミ、ムン・ジョンヒョク、イ・ギュハン、ユン・ジヘ

ケ・セラ・セラ DVD BOX I

 自他共に認めるプレイボーイのテジュと、彼の前に現れた、お隣さんのウンス。ウンスがアルバイトをする百貨店の若き常務ジュンヒョクと、彼と兄妹のように育った財閥の一人娘ヘリン。
 4人の恋と思惑が絡み合い、不思議な後口を残すお話。

 とにかく、この4人がなかなかの曲者ぞろい。前半はその4人のぶつかり合いが刺激的で、予想外の展開続きで、目が離せなくなります。

 テジュのことがなにかと気になり始めたウンスは、おとなしそうな外見とはうらはらに、直進一本、自分の気持ちにまっすぐに、反則と思える手も平気で使いながらテジュにぶつかっていきます。見た目もパッとしない、田舎の、お金もない、それでいてちょっと風変わりなウンスの猛攻勢に、たじたじとする様は、プレイボーイも形無しです。
 エレベーターの中で突然ウンスにキスをするテジュ。ここが、恋愛巧者テジュの面目躍如たる場面。対するうぶな女の子は「何するのよ」とビンタの一つでもしつつ、たじろぐところでしょうが、なんとウンスの反応は「キスっておもしろい!もう1回して」です。なんていう女の子なんだろう。画面の中のテジュといっしょに、目が点になります。
 あぁ、でもこれで想定外のウンスの行動に、テジュがふりまわされながら恋をしていくんだと思うわけです。

 そしてもう一組の登場のしかたもまた想定外。兄妹のように育ちながら、二人はお互いに好き合っていて、激しいキスシーン。でも、ヘリンの両親からは結婚は反対されているだけに、障害を越えて二人が愛を成就させるんだろうと考えます。

 が、この予想、二つともが見事に裏切られ、4人それぞれの関係が絡み合って、何度も驚かされ、思っているのと違うほうに行ってしまう4人が気になってしかたなくなります。

 では、すごくおもしろかったかと言われると、どうも違う。もちろん、つまらないわけはない。ではなにが違うんだろうと考えたとき、どうもテジュとウンスの行動と真意がつかみきれなくて、どうしても分かることができなかったからというところに行きつくのです。

 プレイボーイで、今までは上手に後腐れなく、ちょっとかっこよく女性と付き合ってこられたテジュですが、俗物で変にプライドが高くて、屈折のかたまり。それをテジュ自身も承知しているようだけれど、その実分かっていなかった。そして、その彼への気持ちをふくらませすぎてしまったウンスは、気持ちの持って行き場をジュンヒョクに求めて鎮めようとしてしまった。
 でも途中で、もしかするとテジュとウンスは、本当に別の相手を愛してしまい、新しい恋に進もうとしているのかもしれないと思えてくるのです。でも、少しするとどうもお互いにまだ相手が気になっているんだと分かる。それでも、彼らが進むのは気持ちと反対の方向。それで見ているこちらは、どこに本当があるのか分からなくなってしまいます。

 結局、変な無理をしている自分たちを、テジュとウンス自身が受け入れられず、結果としてヘリンもジュンヒョクをも呑み込んでしまったような気がします。
 相手の気持ちが違う人に向いていると知りながら、自分に向けられる微かな親しみでやっていけると信じたヘリンとジュンヒョクの愛し方のほうが、私には分かりやすかくて、入り込んでいけました。

 自分の欲しいもののために、ごく自然に周囲のものを切り捨てられる、上に立つ者の残酷さを見事に体現していたヘリン。口ではあけっぴろげな風を装いながら、特別扱いされないと気が済まない矛盾したお嬢様らしい彼女が、テジュと出会って、プライドをかなぐり捨てて彼にぶつかっていく姿が好きだっただけに、そのヘリンを悩ませ続けたテジュが、どうしても好きになれなかったのかもしれません。
 ヘリンとテジュは、寄れば喧嘩の繰り返しだったけれど、お似合いに見えたのに。

 それでも、最後は気持ちのいい終わり方で、憑きものが落ちたようにすっきりした様子の、テジュと、ヘリン、ジュンヒョクが印象的でした。

 自分の身近に、こんな4人がいたら、気持ちの休まる日がないでしょうね。

2009年8月10日 (月)

やっと、日本でも芭樂が

 スーパーで、芭樂(パーラ)=グァバを見つけました!

 茫果(マンゴー)に、茘枝(ライチ)、木瓜(パパイヤ)、火龍果(ドラゴンフルーツ)、百香果(パッションフルーツ)と、近ごろはいろんな南国フルーツを見かけることができますが、芭樂は初めて見たような気がします。
 むしょうに食べたくて、食べたくてたまらなかった芭樂だっただけに、奮発して買っちゃいました。握り拳より一回り小さいくらい。台湾産の6割くらいしかない小さい芭樂ですが、味は懐かしい味そのまんまでした。
 ちなみに産地は沖縄。台湾と緯度が同じくらいの沖縄では、台湾と同じような果物ができるんですね。

Cimg1006

 これが、芭樂です。

Cimg1008

 そして、これが半分に切ったところ。皮といっても、リンゴやなんかのような固いものじゃないので、皮は果肉といっしょにそのまま食べます。真ん中のほうにあるつぶつぶが種なのかな?この種の周りは、ちょっとクリーミーで、やわらかな甘みがあるので、種もガリガリかみ砕きながら、全部食べることができます。ここが、おいしいんですよ~♪

 果肉は、甘みもなければ、汁気もなくて、なんで台湾の人はこんな物足りない味の果物を好んで食べるんだろうと思いましたが、この淡泊さ、あっさりさが癖になってしまうんです。不思議ですよね。

 ちなみに、こんな飲み物もあります。けっこうドロリとした濃厚な味です。Cimg1009

2009年8月 8日 (土)

今週の韓ドラ’09(8/1~8/7)

 『風の絵師』では、正祖(=『イ・サン』その人ですね)の父サド世子の死にまつわるできごとが、物語の鍵の一つになっています。
 以前、同じく正祖の時代を描いた『正祖暗殺ミステリー8日』を見ていてよかったと思いました。でなければ、なかなか人物関係が複雑で分かりにくかったような気がします。

★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・月・・・
『ラスト・スキャンダル』(第10話)★★★☆
 ジェビンがもうソニにメロメロなのが、ほほえましくって、どんどん仲よくして~って感じです。ソニがおばさんなら、ジェビンもいいおじさんなんだけど、許せてしまうんですよね、なぜか。幸せになれ、笑顔になれるよって励ます彼は、今週もすてきでした。そして、もう一人、ドンファもなにげにソニが気になっているようで、こっそりプレゼントを用意したりして、兄弟そろっていいですねぇ。
 それはそうと、カレーにもキムチを添えるのね。福神漬けみたいなもんでしょうか?

・・・水・・・
『オンエアー』(第18話)★★★★
 チェリーがすっかり素直になって、現場にもどってくれたことで、SWと局や制作班との衝突はなんとか回避。それよりも気になるのが、チン社長が持っているという、スンアのビデオ。内容がスキャンダルにもなりかねないようですが、今さらこれが公表されることで、一体だれがなんの得をするんだろう?チン社長がスンアに圧力をかける材料にはなるだろうけど、それを撮って保管していたSWも非難されるんじゃないかしらん?
 すっかり動揺しているギジュンが痛ましかったですね。
 でも、ギョンミンとヨンウンのほうは、ずいぶん進展中。ギョンミンの不器用なアプローチにどぎまぎしているヨンウンが、またかわいくて◎。

『必殺!最強チル』(第11話)★★☆
 ソヨンが、龍骨大(ヨンゴルテ)に捕らわれそうになったところを助けようとするチルは大ケガをしてしまいます。それを救ったのがフクサン。しかし、彼はそのままソヨンをさらい、監禁。世子とのつながりを疑われ、囚われの身となります。
チル、ソヨンを救いたいけれど、相手は清朝の将軍。それを羅将のかっこうのまま切りかかるから、国際問題になるんじゃないか心配してしまいました。
 ソヨン役ク・ヘソンの怯える演技が、妙に気になる。怯え方が、ちょっとわざとらしい?

・・・木・・・
『風の国』(第26話)★★★★
 ムヒュルとヨンの再会、太子妃の軍営訪問、トジンの扶余密偵疑惑、ペグクらによる謀反の動きと戦の準備と、密度が濃すぎるくらいの回で、1時間弱たっぷり堪能しました。
 トジンの身分が明らかになってしまっても、「私の側に付くのなら、お前を守る」と言い切るムヒュル。友としての信頼感からとはいえ、トジンにとっては残酷な言葉です。こういう形になることは、、二人の道が分かれたときから決まっていたかもしれないけれど、やはり酷な場面でした。かつて、ムヒュルに「ヨンを幸せにできるのか?」と詰め寄ったトジンですが、彼自身も決してヨンを幸せにしてやれないことをいやというほど分かっているだろうと思うと、トジンにも同情してしまいます。いや、ヨンに落ち度はないけれど、彼女はつくづく悪い女ですね。
 そして、もう一つ気になるペグクらの謀反。いち早く動き始めたムヒュルらですが、どうなるんでしょう。

『テロワール』(第5話)★★★
 ウジュたちの態度もなんですが、でもそんなに目くじらを立てて追い出そうとするほどの失敗かな?テミンはもとより、シェフも、マネージャーも敵視しすぎに思えるんだけど。でも、それにもめげずあそこでがんばりたいウジュの理由ってなんなんでしょうね?追い出されずにすむよう、ワインの勉強を始めるウジュは、なかなかがんばりやでかわいいわ♪
 それなのに、セーラーの温度計をウジュが壊したって疑うなんて。テミンはすてきと思うけれど、さすがにこのときの彼は許せません!わざわざ追い出される口実を作るようなこと、いくら歯止めがきかないウジュでも、するわけないって分かりそうなのにね。
 やっとフランスからテミンの恋人(?)も戻ってきて、役者が揃いました。ジョイが今のところ、とってもいい人で高ポイントです。

・・・金・・・
『龍の涙』(第40話)★★★
 王妃の病気に、明からの圧力、家臣同士の対立と、国の乱れがましてゆく状況。それなのに、まったく動こうとせず、打開策を見つけられないチョン・ドジョンは、本当に有能な官吏なんだろうかと思えてきます。
 王妃も、この期に及んでまだバンウォンたちの見舞いも拒否して虚勢を張っているし、一人バンウォン妻だけが元気で、ギラギラしているように見えます。

・・土・・・
『いかさま師~タチャ』(第18~20話)★★☆
 さらーっと見てます。何度も言うけど、コニは今脱獄中よね?周りの人が、だれ一人自首しろと言わないのも不思議。
 しかも、ピョン巡査長の娘までもが、コニたちに協力し始めるのには驚きました。おまけに、コニのことが好きだったみたいで、またまたびっくり。そんな設定とは思えないほど、今まで影が薄かったのに。
 それよりも、ヨンミンが根っからの悪人風になって、ますます貫禄がついているほうに目がいきます。デホを殺したことも、ぬれぎぬをコニに着せたことにも、悪びれず答えるところは、悪役故の輝きがあって、ついついヨンミンに肩入れしてしまいます。
 そして、いよいよコニ最後の勝負なんですが、ごめんなさい、もうあんまり興味が持てなくて、ナンスクが心配しようが、コニが相変わらずメラメラと熱かろうが、淡々としか見られなくなってます。ノーカット版、はまれないドラマのときは無性に長く感じますねぇ。

・・・日・・・
『イ・サン』(第1話)★★★
 とりあえず、初回を見ました。おなじみ、英祖によるサド世子を米びつに閉じこめる場面は、差し出された手が生々しくて怖かった。派閥争いに巻き込まれて、謀反のぬれぎぬを着せられたということですが、我が子を餓死させるまでに至るにはなにがあったんでしょう。そこまでの状況をつくった王の側近たちは、どんな思いでこのことを見ていたのかとか、いろいろなことを考えさせられます。
 どちらに非があるにしろ、ないにしろ、子どもにとっては父親がこんな形で亡くなれば、心の傷になるでしょうね。王族とは、つくづくもって過酷なものです。英祖も、生母の身分が低く宮中で肩身の狭い思いをしながら育ち、異母兄の前王@チャン・ヒビンの子も父である粛宗に冷遇され、精神を病んだとも言われているそうで、元凶はあの粛宗では?と変なかんぐりをしながら見てしまいました。

・・・月~金・・・
『憎くても、可愛くても』(第32~36話)★★★
 スアとソンジェがようやく結婚。なんと披露宴の会場で、初めてベコとダンプンはお互いが親類になったことを知りましたね。よくも、ここまでひっぱったと感心です。二人が、ものすごーく残念そうな顔をするのが、なんか気の毒でね。
 ソンジェもボンジュール食品に就職するや、新婚旅行を返上して会社のピンチを救いますが、なんか嫌味だわ。自分の会社でもないのに、辞令もおりてないうちから、旅行先から戻ってくる人なんて、やりすぎで私なら信用できないけど。
 ダンプンも、ヒョヌのペースで婚約式までしてしまおうかというところまで進んでるけど、全然嬉しそうじゃないのです、これが。もらった指輪も全然してないし。でもね、当のダンプン自身が自分の気持ちに気づいてないんだから、見ているこっちもときめかない。ダンプン、いい子なんだけどね……。
 そして、やっと登場しました。ジヨンの先輩ウジン。苦手な男性陣の中にあっては、頭一つ抜きんでてます。あの無防備な笑顔がいいな~。
 高校野球のため、来週から2週間放送がお休みだそうです。

『風の絵師』(第6~10話)★★★★ 
 時間がなくて、1週間分をまとめて見たんですが、あっという間でした。おもしろい~!
ユンボクと妓女チョンヒャンの淡い恋と別れ。チャンヒョンの一途な想いと、それに応えたくてもできないユンボクのもどかしさ。大事な王命を控えていることが分かっていながらも、彼女への気持ちを伝えたいと一途に想うユンボクも、妓女としての道を進むことしか許されないチャンヒョン。とうていかなうことのない恋だけに、ほろりとさせられます。
 そして、正祖の肖像を描く“御真画師”が始まってからは、一転、サスペンス風味が加わり、張りつめたものが漂いだし、また違うおもしろさにひきこまれます。王の肖像はただの絵ではなく、王そのものであり、権威の象徴という意味があることは驚きでした。シミやしわだけじゃなく、ホクロすら肖像には描かないという徹底ぶり。さならが、仏像やご神体みたいな感じでしょうか?
 そうそう、ホンドのかつての同門イ・ミョンギという人物もおもしろかったです。ホンドに匹敵するほどの腕を持つことから、王大妃らに請われて御真画師に参加しますが、この御仁、口が悪いことといったら天才的。さすがのホンドがたじたじになっている姿がおかしかったし、画人としての矜恃を感じさせる人物で存在感がありました。

『インスンはきれいだ』(第1~3話)★★★ 
 主人公インスンを演じるのが、好きな女優さんのキム・ヒョンジュだから見始めましたが、やっぱり彼女はうまいですね。高校時代に友人を死なせてしまい少年院で過ごした女性を演じながら、重いだけにとどまらない爽やかさと明るさを感じさせるインスン像で、一気に心をつかまれました。
 前科があると分かったとたん、仕事や住む場所を失い、家族もないインスンの境遇に、何度も泣かされるんですが、それでも重苦しくないんです。
 彼女を支え続けてくれる高校時代の恩師(←でも、他のあるドラマでの印象が強すぎて、ちょっと……なんですが)や、インスンの中学時代の友人サンウらの存在が、彼女が一人じゃないんだと思わせてくれるから、安心していられるんですね。サンウはそれでも、どこかまだインスンの過去にわだかまりを持っているようですが、それが善人すぎない普通の人っぽく、むしろ好感が持てます。

2009年8月 3日 (月)

きみといっしょに~『北京ヴァイオリン』

北京ヴァイオリン(和イ尓在一起) 2002年・中国
 監督:陳凱歌(チェン・カイコー)
 出演:劉佩琦(リュウ・ペイチー)、唐韵(タン・ユン)、陳紅(チェン・ホン)
     王志文(ワン・チーウェン)、陳凱歌(チェン・カイコー)

 中国南方の代表的な風景とも言える、美しき水郷の街を、ヴァイオリンを持った少年が駆け抜けてゆく場面から、物語が始まります。
 陣痛真っ最中の女性のためにと請われて、鳴り響くヴァイオリンの高らかな音色。そして、そこに重なる産声。
 クラシック音楽とは無縁のような光景に、当たり前のようにからまっているヴァイオリンと少年と、彼の父。水郷の景色とあいまって、時間や場所をとびこえたような錯覚とともに始まるオープニングが秀逸でした。

北京ヴァイオリン

 息子の音楽家としての成功を夢見る父・劉成(リュウ・チェン)は、小春とともに北京に向かいます。音楽コンクールを経て、師について勉強を始める親子と、周囲の人びととのふれあいが、素直に描かれてゆく物語。

 しかし、そこに描かれるのは定番とも言える、普遍的な物語。突飛すぎるできごともないし、想像を大きく越えるような出会いがあるわけでもない。それでも、大人たちが一人の少年の成長を見守るさまは、温かくて、変わらないからこそほっとさせられます。劉成が父親として注ぐ愛情も、莉莉という小春が憧れる女性が示す奔放な親しみも、北京で最初についた恩師が見せる音楽への愛も、どれもが思春期の少年にとっては少しうっとうしく思えても不思議ではないけれど、その使い古された感じに安心感を覚えます。
 近代化著しい中国の風景とは無縁の、老北京といった古い街並みの中に、当たり前のようになじんでいる彼らの暮らしは、どれだけ時代が進んでも変わらないものがあると言っているようにもみえます。

 大人が、子どもたちになにをしてやれるのか、どんな姿を見せてやれるのか。いつの時代にも次の世代に引き継ぐべきなにかがあるんだと思えてきます。

 一方で、近代化や成功を象徴するような、余教授の自宅。おしゃれで、機能的な彼の家は美しくはあるけれど、なにか物足りない。
 実際には余教授の側のほうが快適だと知っていながら、それでも古くさい劉成たちのような暮らしが続いて欲しいと思うのは幻想であり、わがままかもしれません。

 だからこそ、ラストの小春の選択が胸にぐっと迫ってきます。

 劉成を演じる劉佩琦がすばらしいのは言うまでもありませんが、小春の最初の恩師・江(ジャン)先生を演じた王志文がいい!指導らしい指導もしないけれど、楽譜を見せ、音楽に対する愛情を語るうらぶれた教師姿に愛嬌があって、印象的でした。

2009年8月 1日 (土)

今週の韓ドラ’09(7/25~7/31)

 『スポットライト』の後続は、史劇『イ・サン』。
 『正祖暗殺ミステリー8日間』では、正祖自身の暗殺と、彼の父サド世子が、祖父である英祖により殺害された過去が描かれますが、この正祖こそがイ・サンです。
 下に感想を書いている『風の絵師』でも、檀園のよき理解者たる王が正祖。
 ちなみに、正祖の祖父・英祖は『チャン・ヒビン』で粛宗が側室との間にもうけた皇子。

 庶民が主人公のものはいいけれど、王や王族がメインの史劇は少々苦手なので、『イ・サン』も見るつもりはなかったんですが、『風の絵師』にも登場する図画署が多く描かれるらしいので、しばらく見てみようかなと思案中。

★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・月・・・
『ラスト・スキャンダル』(第9話)★★★☆
 とうとう、ユシク(←やっと、名前を覚えた)の企みをソニが知ってしまいました。それなのに、あの男はジェビンの家を出ろだの、いちいち命令口調でソニに接して、本当に腹がたつ。ソニが言うように、合ってもソニの心配をするでもなく、ジミンのことにも無関心。それなのに、元妻はいつまでも俺の女って態度が本当に許せない!
 ソニが悲しむのは辛いけれど、ジェビンやドンファも見方になってくれてるわけだし、がんばって仕返ししてやれ~。
 ソニのことが心配で、こっそりユシクに会ったり、ソニを抱きしめたり、ジェビンって本当にソニが好きなんだねぇ。ソニが早くそれに気づいてくれますように。

・・・水・・・
『オンエアー』(第17話)★★★★
 チン社長、またしてもやってくれます。チェリーの扱いが不満で、彼女を降板させると言い出す始末。もちろん、ドラマは途中だからみんなが困るわけで、それが嫌なら台本を直せと要求してきます。制作費を出資してるし、大手事務所だしで、やりたい放題。監督であるギョンミンはもとより、テレビ局、出演者、制作会社、脚本家等々、スタッフや関係者すべてが困るわけです。それを分かってこその、チン社長の行動なわけですよね。いつもは強気のヨンウンが、ただただ子どもみたいに泣いているのが、たまらなく辛かったです。
 でもね、スタッフ一同のがんばりは、ここからでした!ギョンミンやスンアもですが、テレビ局局長や、制作会社の女性社長のふんばりが頼もしかった。すったもんだしながら、みんなでドラマをつくってきた時間はだてじゃなかった。素直に感動。

『必殺!最強チル』(第*話)次回11話から
 放送時間が7時からのせいか、お休みが多いです。

・・・木・・・
『風の国』(第25話)★★★★
 いやぁ、テソ王の意地悪さったら、脱帽ものです。まさかヨンをムヒュルの立太子礼への使節団に加え、ユリ王に彼女の身分を知らしめながら二人に引導を渡そうとするなんて、人として年長者としてどうなのよ?だれ一人いい気持ちでいられない状況をつくりあげるこんな人を、王として崇めなければならないなんていやだわ。
 ムヒュルも彼女をあきらめきれず、婚礼を終えた太子妃に「あなたが入る心の隙間がない」なんて、正直に話してしまうし。これが優しさなのかどうか、うーん、どうなんでしょうね。太子妃はすべてを分かって待つと言っているのを聞くと、結婚した以上は、太子妃としても、女性としても大事にしてあげるべきなんじゃないかなと思ってしまいます。王族の結婚って、つらいですね。しかも、ヨンは大胆にも扶余勢の監視をかいくぐって、一人高句麗に残ってしまうし。一度は結婚してるわけだから、このまま二人が夫婦にってわけにもいかないだろうし、周辺諸国との緊張は高まるし、高句麗はどうなるんでしょう?
 髭をたくわえてからのムヒュル、かっこいいんですけど。

『テロワール』(第4話)★★★
 ウジュが指摘したワインの傷みは、プロでも見逃しそうなものだったことが判明。テミンも、少し彼女のことを見直したみたいだけど、まだまだ険悪な感じですね。
 元上司のヤン社長、ますますテミンの新事業に敵対心を燃やしてるみたいだけど、それを大人~な態度でやりすごすテミンの手腕はすごいですね。ウジュの前ではけっこう頭に血を上らせているのに、ときと場所で感情をコントロールできるあの態度には敬服。またそれが嫌味でもなく、自然なのもさすが。
 気になるのは、テミンが会社を辞めたきっかけになった稀少ワイン。その価値にウジュも気づいたみたいですが、飲みかけのままで、栓はコルクだけ。いやぁ、早くきちんとした保管方法にしなきゃと、見ているほうがハラハラしてしまいました。

・・・金・・・
『龍の涙』(第39話)★★★
 明からの強硬なドジョンをよこせという要求で、まるっと1話分紛糾中。ドジョンの身が危険なことが明白なのに、みすみす彼を明に渡すのか、彼の代わりに監禁状態にある官吏たちの身はどうでもよいのかにかこつけた勢力争いを見て、王が一言。「こんなときだからこそ団結が必要なのに、それもできないのか」。まさにそのとおり。国の危機に乗じて、己の立場を優位にしようという姿が醜くくも思えるし、それが安寧の前の必須条件なのかとも思えるし。
 そして政治の形態として、権力をどうコントロールしてゆくかという議論は、今にも通じるものがあり興味深いですね。

・・土・・・
『いかさま師~タチャ』(第17話)★★★
 脱獄中ってことを忘れそうなくらい、コニが活躍しているのを見て、一気に気分が萎えてしまってダラダラ見てしまいました。
 アグィへの復讐のため、まずは彼の手下から攻略してゆくコニたち。おおがかりな騙しのしかけと、そこに絡め取られてゆく敵役。アグィの足もとが揺らぐ様に、痛快な気分を味わうところなんでしょうが、のれないんです、全然。
 デホおじさんがヨンミンの手で命を落としたことを知り、またもや「仇を討つ」とギラギラしているコニを見ても、ああまた復讐ねとしか思えない……。きれいで楽しいだけの世界でもないのに、いちいち引っかかては深みにはまるコニ。コニにとって、賭博がなんなのか、いまだもってよく分かりません

・・・日・・・
『スポットライト』(第16(最終)話)★★★
 ここまで大きくなった話をどうおさめるのか興味津々でしたが、やはり消化不良の感は否めませんでした。政財界のタブーにふれ、その計り知れない恐ろしさで後半はどきどきしただけに、残念。
 テソク父の元議員が協力してくれたことや、ウジンらが圧力で異動になったことなどはよかったけれど、真相を暴く場が報道番組中というのは、さすがに嘘っぽかった。証拠があったとしても、ウジンのあれしきの追求でボロを出すようじゃ、ヨンファン建設も政治家も小さすぎです。知らぬ存ぜぬで、きちんとした決着はつかないにしても、ウジンやテソクらの取材が、ひとつのきっかけになりこれから真相が明らかになりそうだとにおわせる程度でよかったような気もします。
 ウジンがややクリーンすぎて、独善的に見えたのが難点ですが、恋愛色を排したつくりはけっこう好きだし。政財界と報道の攻防もおもしろかった。前半の凶悪犯とのわたりあいなんかも緊張感たっぷりだったし、スンチョルもよかったので、充分楽しみました。

・・・月~金・・・
『憎くても、可愛くても』(第27~31話)★★★
 淡々と見ているのは、やっぱりこの人!と思い入れられる人がいないからかな?特に男性がどの人もあんまり好きじゃないから、続きが楽しみってことはないですね。ソンジェに加えて、ヒョヌもだんだん鬱陶しい男に変化中で、出てくるだけで気分がどんよりです。でも、すごーく考えたんであろう(←私はかなり引きましたが……)プロポーズだったのに、ダンプンったら指輪を見たとたんに、「結婚はまだ……」なんて言い出すんだから、ヒョヌもちょっとかわいそうでしたね。
 一方ベコは、ヒョヌからダンプンに手を出すなみたいに釘をさされて、落ち込み気味。それで冷凍倉庫への勤務を希望したりしてるのを、かわいいと見るか、いい大人が……と見るかは微妙ですが。

『風の絵師』(第1~5話) 
 図画署(トファソ)という、絵画で王室の歴史を残す部署が舞台になったお話が新鮮です。
 年若い天才的絵師ユンボクの男装(←ですよね?)、ユンボクの心象風景にたびたび現れる親子、檀園が宮廷を追われたわけ、正祖の父のまつわる因縁など、謎めいた設定がちりばめられて、これからの展開に期待を抱かせます。
 ユンボクが男装だろうというのは、ムン・グニョンちゃんが女性であると知っているからで、もしも予備知識なしに見たら、男の子役だと思ってしまうかも。確かに華奢でかわいいけれど、声も女、女していないし、無理に低くしている感じでもないから、本当に男の子なのかもしれないと思えてきます。
 そのユンボクや檀園が絵を描いてゆく場面が、またすばらしくて目が離せなくなります。もう、ドラマなしで絵を描くところだけ見せられても、1時間は軽く過ごせそうです。

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