2014年5月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

***

« 今週の韓ドラ’09(4/3~4/9) | トップページ | 今週の韓ドラ’09(4/11~4/17) »

2009年4月12日 (日)

初夏の風のような~『1%の奇跡』

1%の奇跡 2003年
 出演:キム・ジョンファ、カン・ドンウォン、ハン・ヘジン、ピョン・ヒボン

1%の奇跡 DVD-BOX 1

 財閥の後継者となる条件として、平凡な中学教師のタヒョンと付き合うことを祖父から命じられたジェイン。一方のタヒョンも、教え子の学費を援助するためジェインの提案を受け入れる。
 自分勝手でわがままなジェインと、勝ち気なタヒョン。会えばケンカばかりしてしまう、まったく合わない二人の期間限定交際が始まる。

 財閥の後継者と平凡な教師の恋。傲慢な御曹司と、実直で心優しい普通の女性。価値観の違いと、ケンカばかりのデート。恋のライバルと、親の反対などなど、韓国ドラマ的“おとぎ話”要素がたっぷりの、定番中の定番作品ですが、その期待を裏切らない、とっても気持ちのいいお話でした。

 御曹司のジェインは、あんまりにも自分勝手で、傲慢で、すぐ怒鳴るわ、怒るわでとても30歳の大人に見えず、本当に嫌なヤツ。それが、見ているうちに、いつの間にか憎めない、可愛い男になっているんです。
 ケンカばっかりしているタヒョンが、いろいろ言いながらも彼と会うことをやめず、気になるふうなのが、よく分かります。カン・ドンウォンの外見はまったくもって好みじゃないのに、それもだんだん素敵に見えてくるのが、自分でも不思議だったほどです。

 お話のテンポは、どちらかというとゆっくり目ですが、ジェインとタヒョンの関係がゆっくりと固まっていく安心感と、恋のドキドキ感がいい具合にまざりあって、見るたびに好感度があがってゆく感覚が、なんともいえずいい気分でした。
 好きなのにいじめてみたり、きつい物言いをしたり。でも、会わないとそわそわして、他の人と仲よくしている姿に嫉妬したり。自分の気持ちが分からなくて、もどかしさからケンカになって、また仲直りして。
 大人同士の恋愛とはいえ、その実二人とも恋愛経験がほとんどないようで、ほとんど中学生くらいの初恋レベルですが、二人の性格がまっすぐで、策を弄したりしないからこそ、見ているこちらもスッと受け入れることができたような気がします。もちろん、カン・ドンウォン、キム・ジョンファというキャスティングが、ぴったりだったからこそこの設定がいきるわけで、二人の演技や存在感も大きいはず。

 途中、ジェインの幼なじみでお嬢様のチュヒ、タヒョンの同僚で美術教師のカン先生が、ライバルとして登場して、それなりにえげつない行動もとりますが、犯罪的なライバルがまま存在する韓国ドラマにしては、すっきりとしたものでした。

 総じて、出てくる人たちがみないい人なんですね。ジェインとタヒョンは言うにあらず、彼らの家族も、友人も、かかわる人たちもみな、癖はあるけれど芯は善人。
 親たちの世代にしても、子どもたちとぶつかり、ときに感情的に叱り、自分たちの価値観を通そうとしますが、その根っこは子への愛情と信頼感だと見ていて分かるから、衝突にも安心していられる。「子どもに親は勝てない」と言いながら、理解してくれようとする姿に、ほっとします。

 やはり、このドラマは“おとぎ話”なんですね。突飛な夢物語ではないにしても、少しがんばればこんなふうに気持ちのいい気分になれるというような、手の届きそうなファンタジー。
 現実はもっと世知辛いと思いながらも、タイトルどおり『1%の奇跡』にふれたくて、ドラマや映画を見ているのかもしれません。やっぱり、おとぎ話はやめられません。

 願わくば、最後に二人と、まわりの人のその後の映像がほしかったな。

« 今週の韓ドラ’09(4/3~4/9) | トップページ | 今週の韓ドラ’09(4/11~4/17) »

韓国ドラマ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/37870/44646356

この記事へのトラックバック一覧です: 初夏の風のような~『1%の奇跡』:

« 今週の韓ドラ’09(4/3~4/9) | トップページ | 今週の韓ドラ’09(4/11~4/17) »