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2009年3月

2009年3月29日 (日)

おいしいもの

Cimg0943_2  ふだんはめったに外食をしないのですが、このところお出かけ予定が重なって、外食続きです。

@@@ 焼肉 @@@
 焼き肉屋さんに行ったのも、実は3~4年ぶり?カルビって、こんなにおいしいんだと実感。豚トロはもちろん、鶏肉までもがとろけるようにやわらかいことに感激しつつ、お肉を堪能しました。どちらかというと、お魚のほうが好きなのですが、お肉もおいしかった~。

@@@ 韓国料理~オンドルバン @@@
 広島市内にある韓国料理屋さん。お店を入ると、オブジェのように備え付けてあるモニターにコン・ユの姿が。Mnetがずっと流れているみたいで、くいいるように見ちゃいました。
 こじんまりとしたお店ですが、雰囲気がよくて落ち着きます。もちろん、料理もおいしい!ごまの葉むすびの香ばしさや、豆腐チゲのスープのうまみは思い出しただけで唾が出てきそうなほど。ほかにも、ラー・ポッキ(ラーメンとトッポッキの煮込み?)もおいしかったし、にんにくサラダを口に入れたときに広がる香りも絶品。甘みのある辛さなので、辛いのが苦手な人でもおいしくいただけそうです。
 料理もさることながら、飲み物がまたおいしいんです!数種類ずつのマッコリと焼酎のほか、梅酒や美容酒なんかもあって、ドリンク選びも楽しかった。いっしょに行った友だちはみんなマッコリが初めてだったようですが、大絶賛でした。私が気に入ったのは、韓国の梅酒。すっきりとした飲み口で、お酒が苦手な私でも、知らないうちにコップが空になってました。

@@@ 中華~台湾家庭料理 黄さんの家 @@@
 お昼だったので、ランチメニューの中から、飲茶セットを注文。前菜、ミニラーメン、点心6種、デザート、中国茶で大満足。同じ飲茶セットでも、点心の種類が少し違ったり、デザートも違う味のものが運ばれてきたりで、いっしょに行ったみんなで比べ合ってわいわい言えるのも楽しかったですね。
 なにより感激したのが、中国茶。メニューの中から好きなものを選べるのですが、これが迷う、迷う。だって、定番の凍頂烏龍茶やジャスミン茶、プーアール茶以外に、阿里山茶に梨山茶、西湖龍井茶、正山小種、東方美人は言うに及ばず、白茶や黄茶までそろっているというすばらしさ。メニュー選びより、中国茶選びのほうで迷いました。しかも、これがちゃんと蓋のついたカップで出され、何回でもお湯を足してもらえるのも嬉しいです。
 そしてもう一つ、お店の1階ではお店と同じ味の肉まんなどがお惣菜として売られているので、お土産に持ち帰るもよし、お惣菜として活用するもよし。このご近所に住んで、常連さんになりたい気分です。

@@@ フレンチ~ラ・キュージーヌ・ド・フランセ・丹京 @@@ 
 食材にもこだわった本格フレンチのお店。お店の場所は地元の人でないと少し分かりにくいかもしれませんね。和洋中のうち、いちばんなじみがない洋、しかもフレンチですが、おいしかったです~。満足、満足!
 濃厚なのに後口のいいオリーブオイル風味の前菜や、りんご、ポテト、タマネギ、ロマネスコ(←ブロッコリーとカリフラワーをかけあわせた野菜だそうで、初めて食べました)とサーモンの盛り合わせに添えられたエビのクリームソースなんて、バゲットでしっかり残さずいただきました。
 楽しみだったデザートは、シャーベットとクリームブリュレ。シャーベットは、4人にそれぞれヨーグルト、バナナ、マンゴー(←たぶん、アルフォンソマンゴー)、ワイルドオレンジと違う種類が。もちろん、みんなで少しずつ食べ比べましたが、外れなし。シャーベットに添えられたベリー系のソースが、これまたほどよい酸味で至福のときを過ごしました。

 どれもおいしいものばっかりで、ついつい長文になってしまいました。
 これ以外にも、気になっていた近所のお好み焼きが予想以上においしかったとか、ネットでお手頃価格のドライフルーツを見つけて衝動買いしたり、おいしい中国茶を買ってみたり、数年ぶりにペニンシュラチョコを堪能したりと、胃袋満足の日々が続いております。

 食欲の秋ならぬ、口福の春です。

2009年3月28日 (土)

今週の韓ドラ’09(3/21~3/27)

 本屋さんで『ぼくと1ルピーの神様』が文庫になっているのを見かけましたが、これってさきのアカデミー作品賞をとった『スラムドッグ$ミリオネア』の原作だったんですね。
 映画化のことを知らずに、雑誌の書評欄で見て読んだ本ですが、おもしろいお話でした。いったい、どんな雰囲気の映像になっているんでしょうね。

 本といえば、2月に読んでおもしろかったのが『百年佳約』(村田喜代子・著/講談社)。秀吉の朝鮮出兵後、半島から九州に連れてこられた朝鮮人陶工たちの結婚について描いたお話です。海を渡った世代が健在でありながら、純然たる朝鮮風の生活が薄れつつあることと、大切に風習を守り伝えていこうとすることとが混ざりあい、とても興味をひかれる物語になっています。
 もちろん、現代の韓国ドラマとはまったく違いますが、その根底にあるものを感じさせるところが、あちこちにあって、ドラマで描かれる倫理観や、結婚や家庭に対する考え方など、これを読んでみると、すとんと得心がいくような気がします。

 これと対になっているともいえるのが、朝鮮人陶工たちの死の儀式を描いた『龍秘御天歌』。こちらも、死に対する考え方が、お隣朝鮮半島とこんなにも違うんだということに驚きつつ、おもしろく読めました。

ぼくと1ルピーの神様 (ランダムハウス講談社文庫)    龍秘御天歌 (文春文庫)  百年佳約

 ★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・火・・・
『プランダン 不汗党』(第12話)★★☆
 ジング父のさらなる実像に、またまたびっくり。息子ジングのために、ダルレと別れるようオジュンに言うのもあれですが、それを拒否したオジュンを怖いお兄さんたちに襲わせるとは。
 ジング父、見た目は温和な老人なのに、顔色一つ変えずにオジュンを脅すあたり、かなりのくせ者ですね。ジングがなにも言わないけれど、彼のために自分が悪役をひきうけるなんて言ってましたが、これがダルレに知られたら、嫌われるのはジング父じゃなくジングその人だってこと分からないのかな?そんな父に腹をたてながらも、父であるがゆえに憎みきれないジングの姿が痛ましかった……。オジュンよりも、ジングのほうが不幸で辛い人生に見えるんだけど、ダルレにそれを理解してもらうのは難しそうですね。
 ささやかな幸せを夢見ていたのに、死の影をぬぐいきれないオジュンは、嘘をついてダルレに嫌われようとする作戦に出ます。でもねぇ、その嘘が、まさに嘘くさくてみえみえなんです。数日前までベタベタだったのが、とたんに豹変なんて、さすがのダルレも嘘だって気づいてますよ。こんなときこそ、今までの経歴を活かした特上の嘘をつかないでどうする!>オジュン。それが無理なら、かっこ悪くても、悲しませても本当のことを言って、彼女の胸で死んであげるのも愛情だと思うけどな。(あ、死ぬと決まったわけじゃない?)

・・・水・・・
『オンエア』(第1話)★★★
 ドラマ業界を描いた作品で、冒頭は年末に行われるテレビ局主催の演技大賞授賞式場面。ドラマの映像の間あいだに、実際のレッドカーペットの映像で、イ・ソンギュン&オ・マンソク、パク・シユン、パク・チニ、ダニエル・ヘニーなど本物の俳優さんたちが登場したのにはびっくりでした。
 舞台裏のちょっとしたスタッフの動きや、小道具がおもしろくて、同じようにドラマづくりの様子がかいま見られるんじゃないかと、期待がふくらみます。
 オ・スンアという人気はあるけれど、演技力は今ひとつというスター女優を演じるのがキム・ハヌル。劇中では大根役者なんて評されてますが、人気先行の女優にしっかり見せるキム・ハヌルが巧いです。(←ややこしい)彼女に強い反感を持っている脚本家ソ・ヨンウンも、コミカルな役どころでおもしろかった。ソン・ユナをちゃんと見るのは初めてですが、こちらも期待できそう。
 男性陣は、テレビ局ドラマ部門の演出家イ・ギョンミンと、弱小芸能事務所社長のチャン・ギジュン。ギョンミンは、初回を見る限り、初対面の人にもひどくぶっきらぼうで、誤解をうけやすい感じですが、でも内面は温かい……とでもいう定番の役どころかな?それよりも、やっぱりギジュン@イ・ボムスが気になります。
 第1話は、期待以上の好印象でした。おもしろくなりますように~。

『H.I.T.-女性特別捜査官-』(第10話)★★★
 HITの課長室に盗聴器がしかけられ、強盗事件の証拠品が盗まれるという事件が勃発。署内での窃盗だけに、HITが極秘で調査を始めるという、緊迫感たっぷりの始まりにどきどきしながら見始めましたが、これが意外な展開。なんと、前回のスギョンとジェユンの大恋愛モードがちゃんと伏線になっていたのです。おかげで、事件の謎をめぐる緊張感がありながら、笑える場面がいっぱいで、げらげら笑っちゃいました。いやぁ、おもしろかった~!!
 二人の関係をまだ知らない同僚刑事たちに、監視カメラに写った不審人物が実はジェユンだと言い出せないでいるうちに、モンタージュは作られてしまうわ、ジェユンが届けたラブレターもどきの伝言メモが見つかるわ、刑事たちが真剣に捜査しているだけに笑いっぱなしでした。まさか、このドラマでこんなに笑うとはまさに予想外。
 もちろん、コミカルなお話運びの中に、事件性をにおわせるものがちりばめられており、次回も楽しみになりました。
 『不汗党』のジングとチョング(借金とり)が、このドラマでもシム刑事@ちゃっかり者、ナム刑事@純粋な肉体派として共演中ということに、今さらながら気づきました。シム刑事とジングのイメージが正反対なので、気づかなかったです。

・・・木・・・
『風の国』(第8話)★★★☆
 扶余の捕虜となったムヒュルと友人マロは、ユリ王への敵愾心をかわれて黒影(フギョン=忍びのような集団)となり、厳しい訓練を経ながらも生き延びてゆきます。
 高句麗のユリ王も、ヘミョン太子の死に心を痛めながらも、軍事力を扶余に対抗できるほどにつけ、外交などの政治手腕を発揮して国力を強めていきます。
 こういった、大事件のない回でもそれぞれの人物の心情をさりげなく絡めながら、背景が分かるよう丁寧に描かれているので、いつもながら1回の放送分があっという間に終わってしまいます。
 感想のたびに書いてますが、とにかくユリ王がいい!貴族や配下たちとのやりとりで見せる、抑制のきいた感情の露出に、その大きさがあふれ出ているようです。王である以上、もっと威圧的に怒鳴り散らしてもおかしくないのに、それが効果的でないことをちゃんと知っている大人の態度。酸いも甘いも知る深みのある姿にしびれっぱなしです。
 次回は、黒影となったムヒュルと、立太子礼を行うユリ王が再会しそうで、続きが気になります。 

・・・金・・・
『龍の涙』(第22話)★★★
 バンウォンは、太子廃位を進言したことで、またしても父王イ・ソンゲの逆鱗にふれ、宮中への出入りを禁止されてしまいます。他の兄弟たちや、その側近たちも、王室の醜聞で、またまた大揺れ。
 イ・ソンゲはこれを一蹴し、遷都問題にかまけてますが、その間に王妃の新任厚いチョン・ドジョンが新しい太子妃を迎えるよう進言。いや、いくらなんでも早すぎる気が。太子も亡くなった妃のことで動揺していて、勉強も手につかなくなってるし、なにより異母兄たちの辛辣な視線が気になります。子どもなのにねぇ……。王妃も子どものためと言いながら、酷な状況を作ってますね。
 その王妃と、バンウォン妻のバトルも久々に登場しましたが、いやぁ二人ともパワーアップしてます。太子妃が亡くなった件を心配するふりで、強烈な嫌味を言うバンウォン妻の顔が怖いのなんの。どうやら、バンウォンがいずれ王になるみたいだけど、この妻が一国の王妃となるのも、ものすごく嫌だわ。

・・・土・・・
『いかさま師~タチャ』(第1話)★★★
 主人公は後にいかさま師となるゴニ。彼の少年時代が描かれ、終盤で青年となったゴニが登場する構成でしたが、可もなく不可もなく。想像していたよりも、少しじっとり感があって、過去の因縁やつながりが今後の物語に強く絡んできそうな感じです。
 少年時代はさらっと流すとして、20歳前後のころの主演3人(チャン・ヒョク、キム・ミンジュン、ハン・イェスル)の姿には、さすがに違和感ありありでした。ハン・イェスルなんて、セーラー服姿です……いくら若々しいとはいえ、ちょっとね。
 子どものころ、いかさまの花札賭博が原因で父を失ったゴニが、いかにして一人前のタチャ=いかさま師に成長していくのか、楽しみです。

・・・月~金・・・
『張禧嬪』(第39~43話)★★
 懐妊でますますオクチョンの態度は傲慢になり、さらに兄のヒジェまで役職を与えられて宮中に出入りできるようになってしまいました。
 一方、仁顕王妃の兄であるミン・ジヌは、オクチョンの専横ぶりに業を煮やし、懐妊を祝う宴の席でオクチョンと王の行為を非難して、尋問(←というか、拷問)までされてしまいます。これで西人派をけん制しようという粛宗の企みはまんまと成功。ミン・ジヌを救う代わりに、粛宗の思う人事がかない、東平君も官職を得て堂々と宮中を歩いてます。
 しかし、兄が釈放されたお礼を言いにきた仁顕王妃に、義兄だから釈放したわけでもなく、自分に刃向かう者は容赦なく断罪すると吐き捨てた粛宗には、さすがに呆れました。確かに粛宗は一国の王かもしれないけれど、仁顕王妃の気持ちなんてどうでもいいと言わんばかりのこの態度はどうよ?西人派が政治絡みで行動するのを非難する王自身が、オクチョンの問題や、王妃の兄の諫言を自分の政治のために利用しているのはいけ好かない。
 そして、オクチョンが出産したのは、待望の王子。これでまた混乱必至です。まだほんの赤ちゃんなのに、太子にするって宣言しちゃうし、王妃に王子が生まれたらどうするのかと言う臣下には「10年以上も懐妊していないし、王妃に子どもは生まれない」と断言しちゃう粛宗。というか、寵愛したオクチョンですら2回目の妊娠なんだから、なにをいわんやです。
 そんな粛宗だけで血圧が上がりそうなのに、もっと見ている私をいらだたせるのが、オクチョンと仁顕王后のそれぞれの兄、ヒジェとミン・ジヌ。かっとしやすくて、チンピラもどきのヒジェと、孝臣きどりで、実はオクチョンの身分ばっかり非難して、周りに迷惑かけっぱなしのミン・ジヌ。この二人の短絡的な発想と行動を見ていると、血管が切れそうになります。オクチョンよりも、この愚兄コンビをどうにかしてほしいわ。

2009年3月24日 (火)

今週の韓ドラ’09(3/14~3/20)

 今見ているドラマは、正直苦手なものが多くて、自然と感想も辛口というか、ほぼ不満になりつつあって我ながら反省。どんなドラマにも見所はあるんだと思いつつも、ついつい……。やはり、コメディタッチの作品好きとしては、このラインナップは少々辛いところです。

 3月21日から始まった『いかさま師』、25日から始まる『オンエアー』、4月から始まる『スポットライト』はどんな雰囲気なんでしょうね?特に『いかさま師』は、チョ・スンウ主演の映画『タチャ いかさま師』がすばらしかっただけに、ちょっと不安ではありますが、楽しく見てみるつもりです。

 ★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・火・・・
『プランダン 不汗党』(第11話)★★☆
 オジュンの借金の大元は、まさかのジング父!まさか、こんなつながりがあるとは予想だにしていなかったのでしばらく呆然でした。いや、すごすぎる偶然です。
 ダルレとオジュンの関係は、もう好きにしてくださいという感じでさらりと流して見ました。幸せいっぱいですが、案の定、偶然にした検査でオジュンの脳に手術できない動脈瘤があって、いつなにがあってもおかしくない状態ときましたか。次回あたりから悲恋になるのか、それとも奇跡がおきるのか?ダルレにもオジュンにもあまり思い入れはありませんが、夫を雪山事故で亡くしているだけに、オジュンまで逝ってしまってはダルレがあまりにむごいので、奇跡を強く希望。あんまり悲しいのは、いやだなぁ。
 今回で印象に残ったのは、カンフーのまねをするチャン・ヒョクの蹴りの美しさと、ジング父と渡り合うけれんみたっぷりの場面。ダルレとオジュンの恋愛に興味はもてないけれど、チャン・ヒョク、イ・ダヘのちょっとした表情や演技には、たびたびはっとさせられるんですよね。

・・・水・・・
『ニューハート』(第23(最終)話)★★
 テレビで放送していたからこそ、最後まで見ましたが、DVDならきっと挫折していたと思います。
 登場人物たちの描き方があまり好きになれなかったドラマでした。三流大卒ながら、患者を大切にして思いやりのあるウンソン、神の手を持ち、病院の経営や家族、自分のことは後回しにして、患者を助けるために奔走するガングク。一方で、経営ばかりに腐心する院長や、出世をにらんで安全な道ばかりを進みたがるテジュンという、あまりに単純な色分けに興味をそがれた気がしますね。
 そしてなによりも、ガングクがたびたび口にする「患者を助ける」という言葉。もちろん、原語と日本語訳が同じニュアンスとは限りませんが、天才的な技術で助からない命をもすくい上げるといった医療の見方がどうにも肌に合いませんでした。病気やケガは、医師の力によって左右されるもので、そこに患者の意志の入り込む余地がないように思えてしかたありませんでした。医学的には正しくない判断でも、消極的で命を縮めることになる選択でも、患者の迷いを大事にして隣にいてくれるようなお医者さんが理想なので。
 医学界の古き威厳と、権力争いを描いた『白い巨塔』。
 あくまでも一人の人である医師の、悲喜こもごもを描いた『外科医ポン・ダルヒ』。
 この2つの力作のいいとこを組み合わせてみたら、中途半端になってしまった……というのが正直な感想です。
 おもしろいという評判ばかりを事前に聞いていたので、期待が高すぎたのかな? 

『H.I.T.-女性特別捜査官-』(第※話)***
 2週にわたり、放送お休み。

・・・木・・・
『風の国』(第7話)★★★☆
 おぉ、ヘミョン太子がこんなにあっさりと命を落としてしまうなんて(涙)。自分が身を挺してでも太子を救おうとしていたユリ王の目前でのできごとだっただけに、ユリ王の心情は察するにあまりあります。さらに悲劇的なのは、王が国のために太子を犠牲にしたとムヒュルが思いこみ、ユリ王に対する敵意を募らせていること。お互いに父と子であると知らないとはいえ、あまりに皮肉。二人をつないでいたヘミョン太子も、さぞかし無念だと思うと、これまた胸がしめつけられるような気分になります。お互いが思い合いながら、国を統べるものとしての重責の前になす術なく翻弄されてしまうのが、王族だと言われているようで辛いですね。
 しかも、ムヒュルは敵国たる扶余の捕虜となり、扶余の王族にその気骨あふれるところを見込まれてしまいます。ユリ王への強い復讐心が生きる糧となっているムヒュルだけに、悲劇的な父子の対面を迎えそうで、今から胸がしめつけられてます。
 ムヒュルの太子への無垢な信頼も、ユリ王の息子たちへの愛情も、太子の包み込むような大きさも、どれもが純粋なだけにひきこまれますね。
 彼らの爪の垢を、『龍の涙』のイ・ソンゲ家族や、『張禧嬪』の粛宗らにのませてやりたいくらいです。 

・・・金・・・
『龍の涙』(第21話)★★★
 案の定、追いつめられた太子妃は自害という形で短い命を終わらせてしまいました。相手のイ・マンも王妃によって人知れず川に沈められてしまうし。氷の張った川に沈められる光景は、身がすくむように恐ろしい風景でした。
 結局、太子妃の死によりイ・ソンゲも実情を知るところとなり、またバンウォンらが黙っているわけもなく、太子の廃位を訴えようと画策中。異母兄弟とはいえ、そこに家族の情愛なんて微塵も感じられず、悲しいかぎりです。ただ少なくとも太子は、自分が勉学にかまけて太子妃をかまってやれなかったことが、痛ましい結果になったことを悲しんでくれていることに安心しました。素直な太子が、こんなぎすぎすした環境で暮らしていかなければならないのが、気の毒だわ。 

・・・月~金・・・
『張禧嬪』(第34~38話)★★☆
 相変わらず、チャン昭儀(ソイ)ことオクチョンはキンキン声で怒鳴っているか、なにか企んでいるかでまったく共感の余地なし。粛宗も、王妃に対しては国母として威厳あるふるまいをとかなんとか説教しているわりに、空気が読めずに周囲の対立を煽っているように見えるし。粛宗の言動が、民の暮らしをよくするとか、国を繁栄させるとかいうことに結びついているように見えないので、王の威厳が目的の西人派ら両班との対立に見えてしまう。
 このドラマ、オクチョンの妖女ぶりを描くとみせて、実は粛宗の愚かさを見せたいのかと変な勘ぐりすらしてしまいます。
 が、そんな二人(というか、オクチョン)に真っ向勝負を挑むのが、身分高き両班から宮中に入ったキム貴人。王妃を慕い、良家の子女らしからぬはねっかえりぶりが見ていて爽快です。すっかり王妃の貫禄を身につけた仁顕王妃の存在感もいいけれど、キム貴人の愛らしさがこのドラマの救いです。
 しかし、ついにオクチョンが懐妊してしまっただけに、また彼女の態度がいっそう大きくなり、どんな恐ろしいことをしでかすやら。もう少し愛らしくして、みんなに可愛がられる人になったほうが、オクチョンのためにもいいだろうにねぇ。

2009年3月21日 (土)

今週の韓ドラ’09(2/21~3/13)

 放送は見ていましたが、感想を書く時間がなくて、まとめてのアップです。細かいところは忘れてるところもあるので、その辺りはご了承を。

 ★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・火・・・
『プランダン 不汗党』(第8~10話)★★☆
 ダルレのためにもう嘘はつかないと決めたオジュンですが、まだまだ胡散臭さが漂ってるような気が。おいうちをかけるように、騙した女性ヨナがオジュンの正体をダルレにばらしてしまいました。というか、ダルレも少しは気づこうよ……。投資家なのに、あんなにしょっちゅうボコボコに殴られてるなんて、おかしいよねぇ。
 ジングとダルレの授業はまだ続いているようで、今週分は切なかったですね。別れた元妻にきちんと謝りたいというジング。ダルレに付き添ってもらうところが、なんだか可愛いかったです。そして、元妻の優しい笑顔にほっとさせられました。
 そして、第9話ではダルレのためにオジュンが大変身。今まで騙した人にお詫びをし、お金も少しずつ返すと決意します。ボクシングジムに就職して地道な生活を始め、ダルレもすっかりオジュンを見直したもよう。ただ、すべての人が許してくれたらダルレにも許してほしいというオジュンの言い分って、騙された側からしたらずいぶん身勝手に思えるような気もしますね。相手のためというよりも、自分のために見えてしまう私の心が歪んでる?
 “純粋に人を信じる、心優しいダルレ”というキャラクターだと思ってましたが、それがここにきて揺らいでます。だって、オジュンの言うこと、することは、つっこみたくなるくらい簡単に信じるのに、真っ当なことを言うジングのことは疑って、しかも「お金持ちで幸せに育ったあなたには、はい上がろうとしてもできなかったオジュンの生き方は理解できないでしょう」みたいなことを言い放ってしまうんですもん。そんな単純じゃないってことは、あのジングを見てれば分かりそうなもんですが……。
 誰がなんと言おうと、ダルレがオジュンをすっかり好きになっているから、理屈でどうこう言ってもしかたないってことなんでしょうね。
 すっかり真面目になったオジュンに「人が変わるのは、死ぬのが近いときだ」ってからかう、親友マンドゥの言葉がなんだか気になります。まさか、オジュンが不治の病なんて展開になるんじゃないですよね。それは、ちょっといやだなぁ。
 マンドゥのカミングアウト、とっても唐突で驚いたけれど、これもなにかの伏線になるのか気になります。

・・・水・・・
『ニューハート』(第20~22話)★★
 ガングクの辞職にからむあれこれが中心にお話が進んだ3話でした。が、一度辞めた人を、いくら院長の手術のためとはいえ呼び戻すの???そんなにガングクはすごいのかとか、いくらなんでも他にも手術できる人はいるでしょうにとか、ガングクだって家庭の危機なのにいいのかとか、もう見ていて突っ込みの連続でした。ま、結果オーライということで、ね。
 あまりの展開にほかのことは吹っ飛んでしまったので、3話も見たのに、ほかのことはすっかり記憶の彼方に。

『H.I.T.-女性特別捜査官-』(第8話)★★★
 相変わらずHITチーム、迷走&暴走中です。香港事件はいちおう解決したものの、そのさらに奥にある真相をつかみながら、手をこまねいているしかない現状に、彼らがとったのは、やはりいつもの強行突破。しかも、ブレーキ役だったはずのお堅いキム刑事まですっかりHIT色にそまってるし。
 しかも事件解決の立役者は、なんとジェユン=キム検事ですよ~~。記者発表でも、さりげなくHITに花まで持たせて、大活躍ですよ。
 そして驚いたことに、後半はスギョンとジェユンの仲良しモード全開です。スギョン大好き光線が出て幸せいっぱいのジェユンと、同僚たちにばれないよう一所懸命に取り繕うスギョンがかわいいのなんの。大人の恋愛でもおかしくない年なのに、妙に初々しい二人のラブラブぶりに、殺伐とした事件のことはしばし忘れさせてもらいました。ぎゃんぎゃん怒鳴っているスギョンより、ジェユンに振りまわされつつ恋しているほうが、素敵ですね。

・・・木・・・
『風の国』(第4~6話)★★★☆
 高句麗の王や王子の話なんですが、実に人間くさく、温かみがあって毎回、毎回が本当に楽しみなドラマです。ムヒュルはまだ洞窟を出て、ようやく世間に出会う少年期といってもいい時代なので(←といっても、見かけは立派な青年ですけど)、彼を見守る太子や、ユリ王のほうに目がいきがち。
 扶余の属国的立場にあることの苦悩や、貴族たちとのかけひきなど、裏と表のあらゆるものを駆使しながら体ごとぶつかってゆくようなユリ王や、太子の姿勢からは、統治者たるものかくあるべしというような気概があふれ出ています。この時代はまだ、王と貴族たちとの関係も緊張感がありながら、正面から物を言い合える雰囲気があり、思惑はあれども共に国をつくっていこうという空気があっていいですね。
 まっすぐで誠実なヘミョン太子もいいけれど、目的のためにはプライドなんて小さいものだと言い切れるユリ王のかっこよさにはまだまだ。 

・・・金・・・
『龍の涙』(第17~19話)★★★
 国の礎はまだまだ安泰とはいいがたい状況で、旧王朝に未だ忠誠心を抱く儒者たちが住む集落に、バンウォンらが火を放ってしまいます。歴史は勝者の者ともいいますが、まさにこういうできごとを経て一国ができ、また時とともに滅びてゆくことを思うと、虚しい気持ちになりますね。
 そしてさらに宮中を揺るがす、太子妃と宦官イ・マンの密通問題。バンウォン妻の策略でついに王妃の知るところになった上、イ・マンは拷問の末に口をふさがれ、太子妃も軟禁状態。激怒して、キンキンと怒鳴りまくる王妃のシーンが延々と続いた19話はさすがに見返す気になれませんね。しかも、このときイ・ソンゲは遷都のため王宮の外。きっと、太子を廃位しろという話になるんだろうな。 

・・・日・・・
『外科医ポン・ダルヒ』(第28(最終)話)★★★★★
 あっという間に最終回になってしまって、寂しい気持ちです。
 大学病院を舞台に、ダルヒら研修医の奮闘と、先輩医師たちの人間模様がとてもよく描かれた作品で、毎回、毎回が楽しみでした。医師である彼らも、家庭のことや、恋愛に悩み、医療現場で過酷な勤務をしながら日々葛藤しているという目線が最後まで貫かれ、親しみを覚えることしきりでした。それゆえに、嫉妬もあれば、感情的になって他の人を傷つけることもあるし、失敗をして落ち込むこともたびたび。それでも彼らが果てしない海を泳ぐ小さな人のように、医師として病気に向き合っていくのを見ていると、ありきたりですが元気が出てきました。
 ダルヒを初めとする研修医たちも、みな欠点のある普通の人たち。高い技術を持つジュングンにしても、指導者として理想的なゴヌクにしても、反面では利己的に声を荒らげ、抑えきれない自分の感情にのみこまれる人として描かれているだけに、病院物にありがちな偽善臭がなくて、病院物が苦手な私も楽しんで見られました。
 いちばんのお気に入りキャラは、ダルヒの同僚研修医パク先生。それだけに、最終話でついにチョ・アラ先生に受け入れてもらえたのが、なによりも嬉しかった~!パク先生を主役にしたサイドストーリーとか作ってもらえないかしらん?
 ほんとうに、いいドラマでした。

・・・月~金・・・
『張禧嬪』(第19~33話)★★★
 もりだくさんでした。
 粛宗が天然痘になり生死の境をさまよい、回復したとたんに皇太后が倒れてそのまま亡くなる。皇太后が推していた西人派も分裂の危機。臣下のすすめで粛宗はもう一人側室をめとり、ついにオクチョンを再び宮中に呼び戻しました。なにより驚いたのは、オクチョンが宮中から追い出されてから、なんと6年もたっていたということです!みんな、全然様子が変わってないから、せいぜい半年程度のことかと思ってました。しかも、皇太后の年齢からすると、粛宗はこのころどうみつもっても20代。この年齢なら、オクチョンへの入れ込みようも、皇太后への思いも納得ですが、見た目があまりにも貫禄ありすぎて違和感だらけです。外見はともかく、もう少し若々しい演技ってできなかったんでしょうか?
 というつっこみどころもありながら、皇太后の最期には思わず涙しました。たった10歳で宮中に入り、王の妃として、王の母として過ごした彼女の姿が、初めて愛おしく見えました。王である前に、我が子としての粛宗を命にかえて守り抜いた姿を、圧倒的な力強さで見せるキム・ヨンエの女優魂に脱帽です。

 オクチョンが宮中にもどってからは、さらに彼女の独壇場。王妃や大王大妃の前では平気で横柄な態度をとって、あれこれ小細工までするのに、粛宗の前になるととたんにしおらしい女性に変身。ちょっと怒られると、白装束で座り込みの上、「罪を犯した私を殺してください」と叫び続ける、この上ないうざったい女です。
 この執念深さは、ひとえに寵愛を受けながら西人派によって疎まれ、命まで狙われたせいなのか、彼女の元々の性格なのか。
 オクチョン、悪女や妖女と言われているみたいですが、ドラマを見る限りでは単にお馬鹿なうるさい女にしか見えないのが辛い。彼女だけでもいいかげんうんざりするのに、ここに粛宗がまんまと彼女や、支配権を握ろうと周到に画策する東平君らに踊らされてしまうので、苛立つことしきり。
 いくら悪女といえども、ちょっとした良心や愛らしさがないと……。もう少し魅力的な悪女になってほしいわ。

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