2014年5月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

***

« 今週の韓ドラ(11/1~11/7) | トップページ | 今週の韓ドラ(11/8~11/14) »

2008年11月10日 (月)

『薔薇之恋 薔薇のために』

薔薇之恋~薔薇のために~ 2004年・台湾
 出演:陳嘉樺(エラ・チャン)、黄志[王韋](ジェリー・ホァン)、鄭元暢(ジョセフ・チェン)
     陸明君(ルー・ミンチュン)、葉童(イップ・トン)

薔薇之恋~薔薇のために~ DVD-BOX1   薔薇之恋 - 薔薇のために - DVD-BOX2

 全41話という長いドラマでしたが、長さを意識することなく、もう終わってしまったという名残惜しさすら感じるおもしろい作品でした。

 韓国ドラマには儒教精神が強く表れているところがあって、兄と妹、姉と弟の恋愛関係なんてもってのほか。いとこ同志ですら、禁忌でドラマの重いテーマになるのに慣れていると、このドラマの恋愛は非常に危険な香りがしてそれだけでどきどきしてしまいました。

 美人とは言い難い普通の女の子、百合(ぱいはー)は失恋したその日に、たった一人の肉親である祖母まで亡くしてしまう。住むところもなくなり、天涯孤独になったと思っていた百合は、祖母ののこした手紙から自分の母が有名女優であることを知る。
 意を決して母の家を訪れると、そこには異父きょうだいたちがいた。芙蓉(ふーろん)、菫(ちん)、葵(くい)の美しき家族といっしょの生活が始まるのだった。

 百合の新しい家族は、母、姉・芙蓉、兄・菫、弟・葵。子どもたちはみな父親が違うだけに、その容貌もそれぞればらばらで、違うタイプながら美形ぞろい。
 そこにやってきた百合は、みにくいアヒルの子よろしく浮きまくります。いかにも可愛いアイドル然とした役者さんが百合役だったら、この設定はそらぞらしく見えてしまったと思いますが、失礼ながら、陳嘉樺(エラ・チャン)はまさにはまり役。決して美人ではない彼女が演じたからこそ、見ているほうは百合の立場や気持ちにすんなりと入っていけたような気がします。

 そして、百合が家族たちと気持ちを通わせてゆくさまと、さらにきょうだいでありながらお互いに恋心を抱いていくというお話に、ぐんぐんひきこまれてゆきました。
 きょうだいたちの性格も、見た目もがあまりにも違い、彼らの浮世離れした生活ぶりを存分に見せられるせいか、不思議とこのきょうだい同志のあぶない関係にもいやらしさがないのです。嫌悪感どころか、どうにかして彼らが幸せに結ばれてくれないかと、やきもきしてしまうほど。
 そして、複雑な家族関係のさらに深いところにあるそれぞれの関係や、家族同士のつながり、さらには秘められた真実などもあいまって、見れば見るほどとまらなくなっていきます。

 家族への複雑な気持ちや、通じ合わない気持ちが切なくて涙したかと思うと、百合のどじっぷりや、ダイエット場面などには笑い、他愛のないきょうだいげんかにまた笑いしているうちに、すっかり彼らの虜になります。

 初めは、百合に対しても冷淡で、それぞれが思い思いの方向を向いていた家族が、百合という混ざりものを得たことで、しだいにわだかまりを溶かし、暖かい気持ちを相手に投げかけてゆくことができるようになれた。
 見終わったときに、いちばんに思ったのはこれでした。

 薔薇のように華やかで美しい家族の中にまいこんだ、百合という女の子。
 彼女と、その家族の暖かくも艶っぽい物語、最高でした!

« 今週の韓ドラ(11/1~11/7) | トップページ | 今週の韓ドラ(11/8~11/14) »

中華ドラマ~中華電視劇」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/37870/42254298

この記事へのトラックバック一覧です: 『薔薇之恋 薔薇のために』:

« 今週の韓ドラ(11/1~11/7) | トップページ | 今週の韓ドラ(11/8~11/14) »