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2006年10月17日 (火)

中華な小説~『長安牡丹花異聞』

 唐の時代、孝子とうたわれた黄良。病気の母の願いをかなえようと、牡丹一鉢をかかえて街角に立った。ひょんなことで知り合った衛士の若者と、西域の美しき舞姫とが組み、その世にも稀な牡丹で一攫千金を果たそうと画策する。果たして、牡丹は無事大金と化すのか……

 表題作の『長安牡丹花異聞』をはじめ6篇がおさめられた短編集です。漢文調の簡潔さを残しながら、やわらかさも備えた文が読みやすいのもありますが、なによりお話そのものが小気味いい。お話が盛り上がり、あとは余韻を…と思っているところですっとひねって、そのままさくっと終わる。すっきりとした読後感をかみしめられるものばかりで、もっと長いものも読んでみたくなりました。

 中国の昔話、仙人が出てくる不思議なお話のような味わいを楽しむ物語です。

 作者の森福都さん、お隣山口県の出身ということで、ちょっと親近感♪

長安牡丹花異聞
森福 都著
文芸春秋 (2005.7)
通常2-3日以内に発送します。

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