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2006年8月

2006年8月27日 (日)

うっとり眺める『中国世界遺産の旅1』

中国世界遺産の旅 1
平山 郁夫監修 / 樋口 隆康監修
講談社 (2005.2)
通常24時間以内に発送します。

 昨日、注文していた本が届きました。幸せです。
 ちょうど1年前の今ごろ、暑い北京を歩いていたかと思うと感慨深いです。ぜひもう一度行ってみたい、いえ、機会があれば何度でも行ってみたい街ですが、とうぶんはそれもかないそうにないので、これを見てうっとりしながら過ごすことにします。

※ほんとうは、こちらに記事を書くつもりだったのに、あちらへ間違ってアップしてしまいました。たいしたことは書いてませんが、ご興味のある方はどうぞ。

2006年8月26日 (土)

台湾映画に関する二題

 東京、大阪など一部地域では明日8/26から公開の『幻遊伝』。

 監督は『運転手の恋』の陳以文(チェン・イーウェン)。主演は田中麗奈、陳柏霖(チェン・ボーリン)。
 台北の漢方薬店の少女が、ある日時間をさかのぼってしまう。恋あり、アクションあり、キョンシーありの、なにやら楽しげなお話です。

 田中麗奈さん、中国語(普通話だと思います)を三年も勉強されているらしく、スタッフとのコミュニケーションもばっちりだったとか。共演の陳柏霖、洪天祥(ホン・ティェンシャン)も日本語ができるらしいので、現場では実にさまざまな言語がとびかっていたことでしょう。
 陳以文監督、『現実の続き夢の終わり』→『運転手の恋』に続いてこの作品とは、どうも作品の傾向がつかめませんが、ちょっと、見てみたい。広島での公開予定がないのは残念! 

 そして、台湾映画について、こんな豪華なサイトがありました。→→→

 台湾を代表する、蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)監督の『楽日』、『西瓜』、そして彼の作品でおなじみの李康生(リー・カンション)の監督作『迷子』の三本が公開されるにあたり、「蔡明亮と語る!」と題し、計6回のトークショーが行われたようです。その様子をサイトでも見ることができますが、このイベントの対談相手というか、ゲストというのが諏訪敦彦(映画監督)、瀬々敬久(映画監督)、西島秀俊、野崎歓(東大教授・フランス文学)など、実に豪華なのです。
 どの方も映画に造詣が深いだけに、お話の中身も濃いもよう(←実は、まだ一部ずつしか読んでいません…)

 蔡明亮作品、実を言うとあまり相性がよくないので、作品そのものについてはともかく、映画を好きな人が熱く語るという行為そのものはとても興味深いので、おもしろいサイトを見つけたとほくほくしています。

幻遊伝(神遊情人) 2006年・日本=台湾合作
  監督:陳以文(チェン・イーウェン)
  出演:田中麗奈、陳柏霖(チェン・ボーリン)、大杉漣

楽日(原題:不散) 2003年・台湾
  監督:蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)
  出演:陳湘琪(チェン・シァンチー)、李康生(リー・カンション)、三田村恭伸

迷子(原題:不見) 2003年・台湾
  監督:李康生(リー・カンション)
  出演:陸弈静(ルー・イーチン)、苗天(ミャオ・ティェン)、張捷(チャン・チェア)

西瓜(原題:天邊一朶雲) 2005年・台湾
  監督:蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)
  出演:陳湘琪(チェン・シァンチー)、李康生(リー・カンション)、陸弈静(ルー・イーチン)

2006年8月17日 (木)

こんな本が出てきた~台湾の民話集

Photo  お盆で帰省したとき、久しぶりに実家に置きっぱなしの本棚をのぞいてみると、こんな本が出てきました。台湾で買ったものは、けっこう記憶が残っているつもりだったんですが、これについては、いつ、どこで買った物やら……?

『華麗島民話集』
 西川満、池田敏雄・著
 陳藻香・監製
 (致良出版社)

 台湾に伝わる民話を集めたお話で、見開きの右頁には日本語、左頁には中国語でお話が語られています。
 表紙のデザインも、とてもすてきですが、中身もこれまたいいのです。挿し絵はほのぼのとした版画調で、“民話”の雰囲気にぴったり。

 日本の民話にも、十二支を決めるときのお話がありますが、この本にも同じようなお話が収録されています。
 子どものころに読んだ昔話では、猫が十二支に選ばれなかったのは、神様が皆を集める日を鼠がわざと一日遅く伝えたから、となっていたはず。台湾版では、猫はちゃんと決められた日にやってきたのに、急いで走ってきた鼠に突き飛ばされて河に落ちてしまい、13番目になってしまったとありました。さすが、台湾の猫。どこか、のんびりしてますね。

 収録されているお話はどれも短く、読みやすいものばかりで、あっという間に読了です。手元において、ときどき読み返したい気分です。

2006年8月12日 (土)

台湾産マンゴーはどこ?

 そういえば、今年は台湾産のアップルマンゴーをまだ店頭で見かけていないことに気づきました。去年は、7月初めころにはすでに、スーパーで見かけるようになっていたはず。

 で、調べてみたところ、厚生労働省のサイトにこんな記述が見つかりました。
 詳しくはこちら →→→ ■■■

 7月の初め、台湾産マンゴーから基準値を超える農薬が検出されたため、輸入に際して制限がもうけられたようです。
 ご近所のスーパーに、マンゴーがお目見えしないのはこのことと関係があるのかどうかは分かりませんが、アップルマンゴー、食べたいですね~。無いと思うと、よけいに、むしょうに食べたくなります。

2006年8月10日 (木)

夏のご挨拶

Cimg0581_1

2006年8月 6日 (日)

種子島産パッションフルーツ

Cimg0570_1   ごくたまーに、スーパーでも見かけるようになったパッションフルーツ(中国語名:百香果~ぱいしゃんぐぉ)。

 拳(こぶし)より二回りほど小さい、黒く丸いもの。中身が熟してくると、そこにしわが寄ってきて、パッションフルーツの味を知らなければ、とても手にとって見ようという気にはならないだろうなと思わせる外観です。

 その実を二つに切ると、黒い種を包むオレンジ色の果肉がぷつぷつと並んで、一気に甘酸っぱい、なんともいえない爽やかな香りが漂います。この香り、もうなんど味わってもいい!つい、くんくんと、いつまでも香りを楽しんでしまいます。
 紅茶に入れてもいいのですが、今回はごくごくシンプルにパッションフルーツジュース。果肉1個分を皮からこそげおとして、そのままコップに入れ、お好みでハチミツなどで甘みをつけ、あとは冷たくした水を注ぐだけ。
 種だけをあらかじめ取っておくというのができないので、種ごとそのまま入れてしまいます。この種にぴったりとくっついている果肉部分が、とっても甘くておいしいので、ジュースを飲んでしばらくは、口の中で果肉のぷつぷつした感触を味わいます。本当は種をちゃんと出したほうがいいんでしょうが、私はめんどうくさくて、ついつい種の半分くらいは胃の中へ……。暑い夏、さわやかな口当たりが最高です。

 今回のパッションフルーツは、種子島産。遠いところから、夏の香りを運んできてくれてありがとう!

2006年8月 3日 (木)

台湾の青空~『夢遊夏威夷』

夢遊夏威夷(日本公開題:夢遊ハワイ) 2004年・台湾
  監督:徐輔軍(シュー・フーチュン)
  出演:楊祐寧(トニー・ヤン)、黄鴻升(ホァン・ホンシェン)、
張鈞甯(チャン・チュンニン)

 間もなく兵役を終えようというとき、阿洲(アジョウ)と小鬼(シャオグイ)に休暇が与えられる。喜ぶ二人に、上官は恋人の心変わりに悩んで脱走した昆河(クンハー)を探しに行くよう命じる。阿洲の小学校の同級生だった欣欣(シンシン)を交え、3人の奇妙な旅が始まる……。

 台湾男子には、1年8ヵ月の兵役が今も課せられています。若い身空で、迷彩服に身を包み、毎日厳しい訓練に明け暮れる日々……を想像すると肩すかしをくらいます。町のビンロウ売りの女の子に会うため、兵舎をこっそり抜け出したり、カップラーメンなどを兵舎の塀越しに差し入れしてもらったり、およそ緊張感とは無縁の、ゆるゆるした空気が画面に漂います。
 脱走した同僚を追っていく二人の青年と女の子がたどり着くのは、これまたのどかな海岸。台湾の強い陽ざしと真っ青な空は、まさに休暇を楽しむためにあるように輝きます。

 とはいえ、のんびり楽しいお話では決してなく、むしろ甘いお菓子にくるまれた中にあるものは、“兵変”(※)であったり、懐かしい子ども時代をひっくり返してしまうような事実だったり、お気楽な青年たちをあざ笑うかのように辛辣です。安穏としているようで、台湾の若い人たちをとりまく厳しい現実を、見せられているような気分になります。 それでも、この作品が暗い後味悪いものだけで終わらないのは、出演している俳優さんたちの明るさのおかげかもしれませんね。楊祐寧にしろ、彼が連れ歩くはめになってしまった女の子を演じる張鈞甯にしろ、陰を持ちながら、それを忘れさせてくれるような大らかさがある、そんな気がしました。
 ハワイのように突きぬけた楽園を思わせる空とはすこし違うけれど、湿気たっぷりで、肌にまとわりつくような台湾の夏も、なかなかいいものです。

兵変(bing1 bian4:ピンピェン)=男の子が兵役についている間に、恋人と別れてしまう現象。別の人に心変わりしたり、連絡も満足にとれない現状に耐えられなかったり、と原因はいろいろのようです。この言葉、語学学校の授業で老師(=先生)に教えてもらいました。

 台北時代の房東(ふぁんとん=大家さんのようなもの)は、ちょうど兵役を終えたばかりでした。配属先は「金門島」。ここは、眼前に眺められるほど中国大陸に近いところだけに、かなりの緊張を強いられる配属先らしく、毎日毎日穴掘りをしたり、訓練で山を歩き回ったりと大変なことが多かったそうです。
 ただ、そんな中でも、対岸の中国からお米や、手作りの食べ物を船に乗って売りにくるので、こっそり買い食いしたりという、ちょっとのどかな光景もあったそうです。房東曰く、「中国のお米はなかなかおいしかった」そうです。
 この作品を見ながら、そんな話をふと思い出しました。

 今年9月に日本公開予定だそうです。 

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