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2006年1月

2006年1月31日 (火)

衝動買い台湾本『台湾好吃大全』

『台湾好吃(フォーチャア)大全』 (新潮社) 平野久美子

 もう買うまい、もうやめておこう、と思いながら、本屋さんに行くとついつい文庫本や、旅行雑誌を衝動買いしてしまいます。
 そして、案の定またしても予定外の買い物をしてしまいました。
 ぱらぱらとページをめくっていると、いつのまにかレジの前に。

 題名のとおり、台湾のおいしいものが、最初から最後までてんこもりで、もうページをくっていくたびに口の中に唾があふれてきます。お茶に、魯肉飯(るーろーふぁん)、肉圓(ばーわん)、米粉(ビーフン)に豆花(とうふぁ)、担仔麺(タンツーメン)、肉粽(肉入りちまき)などなど。食べたことのあるものもあれば、名前しか知らないもの、初めて見るものなど盛りだくさんです。

 台湾の食べ物は、総じて鮮やかで目を奪うような彩りはなく、見た目は地味ですが、それすらもこの本の中では食欲をそそるような色に見えてきます。
 そして、紹介されているものは、どれも高級な食材や料理ではなく、屋台や街角でごく普通に食べられるものがほとんど。台湾全土の名物をまんべんなく取り上げてはいますが、台北でもたいてい食べられると思います。
 この本を片手に台湾に乗りこみ、ページの最初から最後までの「台湾的好吃」なものを食べ尽くしてみたい……そんな衝動にかられる一冊です。

2006年1月29日 (日)

新年快楽!

CIMG0313  ♪新年快樂♪

今日は、旧暦の元旦です。きっと、台湾では夕べからそこかしこに爆竹の音が鳴り響き、にぎやかなことでしょう。

 好事連連 好夢甜甜

←これは、中国語の先生にいただいたお正月飾りです。

CIMG0315

←「福」の字の裏はカレンダーになっていて、こんな中国テイストたっぷりの画が描かれています。右上の子どもは手に独楽を持ち、左の子は爆竹を鳴らそうと耳を押さえた、新年の風景でしょうか?

2006年1月28日 (土)

『美麗時光』~国語と台湾語と客家語

 先日見た『美麗時光~きらめきの季節』では、国語(=普通話)の出現度がかなり低いので、台詞はほとんど字幕頼りでした。

 聞き取れない音は台湾語だとばかり思っていたのですが、どうやら主人公の一人であるアウェイ一家は客家語(はっかご)を話していたそうです。つまり、台湾語と国語、さらには客家語が混じっているわけです。 アジェやアウェイの家には蒋介石の写真や、国民党の旗などが飾られ、さらには「台湾へ来て○年…」という台詞まで。つまり、中国本土から蒋介石に率いられた国民党軍の元兵士という境遇でありながら、台湾語(=国民党軍が来る前から台湾に住んでいた華人の多くが使う言葉)を話すことに違和感があったのですが、これで少しすっきりしました。
 これが台湾に住む人であれば、台詞などによる説明がなくても彼らの言語を聞き分け、こういうちょっとした状況で登場人物たちの来し方を理解することができるのでしょうが、いかんせん私の知識ではなかなか。

 台湾の交通機関の一つ、MRT(捷運)では次の駅名が、国語、台湾語、客家語、英語の4種類でアナウンスされます。久しぶりに、それを聞いてみたくなりました。

2006年1月26日 (木)

『美麗時光~きらめきの季節』

 録画したままになっていた『美麗時光~きらめきの季節』をようやく見ました。久しぶりの台湾映画です。

 いとこ同士のアウェイとアジェは、家も隣でいつも一緒に過ごす親友同士。アウェイが働くのは、ヤクザ組織の息がかかるカラオケ店。ある日、アウェイは仕事を紹介してほしいというアジェを伴い、組事務所を訪れる。そこで、組が経営する店の集金を任されることになる。初めての二人での仕事がいとも簡単にすむと、褒美に拳銃と弾丸を渡される。気が大きくなったアジェは、取り立てで諍いを起こし、ボスを拳銃で撃ってしまう。台北の街を後にし、追ってから逃れるが……

 アウェイとアジェの住むところは、高層ビルや、近代的な街並みとはかけ離れた、近くをどぶ川(←と、劇中の台詞にありました)が流れるような場所です。二人の父親はともに、賭け事や宝くじに夢中になってあまり仕事をしていないようで、経済的にも豊かとはほど遠い印象。「台北に住んでいる」という台詞がなければ、とても台北とは思わなかったとほど、私の知る台北の街とは、まったく別物でした。
 その中で、運命共同体のように生きる二人の青年が、主人公のアウェイとアジェです。年上のはずのアジェは、後先考えずに突っ走ってしまったり、手品に夢中になってどこか夢見がちなところがあり、それをアウェイはいつも心配しながら、結局は彼に巻き込まれてゆきます。拳銃を手にすれば、止めるアウェイの言葉に耳を貸さず、案の定やっかいな状況に自ら足をつっこんでしまう。はらはらしながら、仕方ないといった表情で彼につきあい、尻ぬぐいをするアウェイ。こんな二人の関係、画面を見ながら思い出したのは、王家衛(ウォン・カーワイ)監督の『いますぐ抱きしめたい』です。チンピラの劉徳華(アンディ・ラウ)と、その弟分を演じた張學友(ジャッキー・チュン)。功をあげようと焦って突っ走るあまり、行く先々で面倒を起こす弟分と、その彼に振り回されながら最後まで彼に付き合う兄貴分の関係を、どこか彷彿とさせます。
 なにもそこまでしなくても…と思わせるような、密着、いやむしろ背中合わせのような閉塞感で息苦しくなる作品でした。

 美麗時光~きらめきの季節(原題:美麗時光) 2001年・台湾
  監督:チャン・ツォーチ
  出演:ファン・チィウェイ、ガオ・モンジェ
 

2006年1月16日 (月)

中華なブログは今ごろ…

 昨日放送された、竹野内豊とチェ・ジウ共演の『輪舞曲』。なにげなく見ていたのですが、『インファナル・アフェア(無間道)』にそっくりな場面がいくつも出てきて、そこばっかり気になってしまいました。

 竹野内豊演じるのは、裏の社会に潜む潜入捜査官。革ジャンに髭といい、状況は違うものの時計が大切な小道具だったり、彼の存在を唯一知る刑事とビルの屋上で会ったり。梁朝偉(トニー・レオン)が演じたヤンを彷彿とさせる場面があれやこれや。
 もう、『無間道』そのまんまのシーンがてんこもり。そのとき思いました。「あぁ、これでこの後から明日にかけて、中華なブログではこの話題でいっぱいになるんだろうな」と。

 これは、いわゆる真似なのか、それとも脚本家の方の『無間道』へのあふれんばかりの愛情の賜物なのか……できれば後者であってほしいですね。香港映画が、話題のドラマにまで影響を与える。そう考えると、これは嬉しいことなのかも。

 さて、ラウはこれから登場するのでしょうか?

2006年1月10日 (火)

書店でにんまり~中国語学習

 本屋さんで見かけた雑誌。題名はたしか『台湾ドラマではじめる中国語』というようなものだったと思います。表紙はJ長(←久々に強烈な変換が!)ではなく、周杰倫(ジェイ・チョウ)。

 よくあるタイトルではありますが、中身はなかなか面白いじゃないですか。
 まずは、表紙の裏に台湾で使われている言葉の説明があります。中国語の中でもいわゆる普通話とか北京語と言われる言葉と、それより前から使われている福建語の流れをくむ台湾語が主な言語であると書いてあります。
 ページをぱらぱらめくってゆくと、日常の簡単な言い回しが、なんと国語(※台湾では、普通話のことはたいてい「国語(ぐぉゆぃ=guo2 yu3)」ということが多いので、ここでも普通話のことは国語といいます)だけではなく、台湾語での言い方まで併記されてるという親切っぷり!しかも、そのセレクトがまた台湾風味いっぱいで、もうにんまりせずにはいられない。
 「謝謝(しぇーしぇー=xie4 xie)」は、「ありがとうございます」。もう少しくだけた感じという意味で、「ありがとう」は「謝[ロ拉](しぇーら=xie4 la)」と書いてあったり、「どういたしまして」を「不會(ぶぅふい=bu2 hui4)」としてあったり。確かに国語ではごくごく当たり前に使う表現ですが、中国大陸辺りでは使わない表現(…たぶん)で、これぞ台湾国語!というにおいがプンプンします。
 もちろん巻き舌音もなく、「事」には「しー」ではなく「すー」とふりがながうってあるあたりも合格!

 流れる音楽のような響きをもつ普通話ですが、台湾の国語はもっと庶民的な音にあふれて、にぎやかな感じがします。北京や東北辺りの巻き巻き普通話も美しいと思いますが、やっぱり台湾や南方の普通話が、私にとっての懐かしい中国語。すんなり耳に入ってくるのは南の音なのです。
 この雑誌を見た人が、台湾ドラマを見ながら、国語も好きになってくれると嬉しいですね。
 と、絶賛しながら立ち読みですませているのは内緒です…。
 

[キ率]跟頭~『再説一次我愛[イ尓]』

 今年になってから、習っている中国語のテキストが新しくなり、それにあわせて難度も一気にアップしたので苦戦しています。
 その練習問題に、「[キ率]跟頭(shuai1 gen1 tou)」という単語を使って例文を作りなさいというもの。これは「転ぶ、失敗する」という意味なのですが、なんせ見たこともなければ、使ったこともない。例文を作ろうにも見当がつかないので、ネットで検索をかけてみました。するとその中に、「アンディ、転んで水浸し」というような見出しと、派手に転んでいる画像が。

 まさか、それがその数時間後に見ようと思っていた作品のことだとは、DVDを見るまでまったく予想だにしませんでした。

愛していると、もう一度(※原題:再説一次我愛[イ尓]) 2005年・香港
 監督:余國偉(ダニエル・ユー)
 出演:劉徳華(アンディ・ラウ)、楊采妮(チャーリー・ヤン)、蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)、黄秋生(アンソニー・ウォン)、林雪(ラム・シュ)

 医師のコウ(劉徳華)は、事故で妻(蔡卓妍)を亡くしてしまう。彼女の死から6年、救急隊員となっているコウは、偶然にサム(楊采妮)という女性が事故を起こした現場にでくわす。彼女が、亡き妻の心臓を移植された相手であることを知ったコウ。忙しさから、妻にいつも寂しい思いをさせていたことが今も心の傷となっているコウは、サムがあまり幸せでないことが気にかかり始める……。そして、彼のとった行動は……。

 切ないお話ではありますが、最後までわりと淡々と見てしまいました。
 コウがサムのためにしてあげたいと思ったこと、実際にしたことは分からなくはないんですが、もしも自分がサムの立場だったらあんまり嬉しくないよね、と思ってしまったのがのりきれなかった原因かもしれませんね。
 気管切開をしてもちゃんと普通に話ができてしまうところとか、臓器移植したというけどあの状況で可能だったのかなとか、医療従事者として守秘義務はどうなのよとか、香港の救急隊は制服がかっちりして、初め見たときは警官かと思っちゃったよとか、勝手に人んちに入っちゃいかんだろうとか……そんなところがサラッと流せるくらい、ぐいっと押さえ込まれるような力技で見せてくれたら嬉しかったなぁ。
 
 
 

2006年1月 7日 (土)

年末に見た2本~『千杯不醉』&『童夢奇縁』

 2005年はこの10年数年の中で、一番映画を見ていない年でした。映画館に行ったのは、一年でたったの2回だけ。DVDで見た作品も、ごく数えるほどでした。今年は、時間をつくってアジア映画だけでなく、日本映画や、欧米の作品ももっと見たいものです。

 そんな去年の終わり、年末に見たのは、『千杯不醉』と『童夢奇縁』の2本です。

 馬偉豪(ジョー・マー)監督作品でおなじみの名コンビ、楊千[女華](ミリアム・ヨン)と呉彦祖(ダニエル・ウー)が、今回は爾冬陞(イー・トンシン)監督作で共演。
 酒場でビールを売る仕事をしている楊千[女華]は、ぐでんぐでんに酔っぱらった呉彦祖と偶然出会い、彼を介抱するはめに。おしゃれなフレンチレストランのオーナーシェフである彼が店をたたもうとしていることを聞き、彼に出資したいと申し出ます……という辺りからお話が始まっていきます。
 というか、おおまかな物語しか覚えていないのです。このDVDを見た日はどうも体調がいまひとつで字幕は字面を追うだけ、読む端から抜け出ていってたのかもしれません。さらにその日の夜は38度の熱が出て、夢の中で“レストランが潰れちゃうよー、なんとかしなきゃ…”と何回もうなされ、そのたびに目が覚めたというおまけつき…。
 楊千[女華]は相変わらずかわいい!ということで、感想終わりっ!すみません…。

 そして、2005年の最後を飾ったのは、劉徳華(アンディ・ラウ)の老けメイクが話題となった『童夢奇縁』。
 12歳の光仔少年は、父と義母、そして異母弟の4人家族。しかし、光仔は自分の母親が義母のせいで死んでしまったと思い、彼女とぶつかっては家出を繰り返していた。そんなとき、不思議な老人と出会い、彼が持っている「大人になる薬」をこっそり飲んでしまう。大人になった光仔少年(劉徳華)は、大喜びで友だちの前に現れ、それまでとは違う体験をしてゆく…。というようなお話です。
 外見は大人、心は少年のまま。一見ファンタジーですが、大人になって見えてくる現実がそこかしこに散りばめられ、なんとも切ない気分になります。香港映画に漂う無常観がよりはっきりとみてとれる作品といえるかもしれません。
 初めの辺りで、トム・ハンクス主演の『ビッグ』を思い出しましたが、まったく趣の違う作品でした。でも、個人的にはやっぱり『ビッグ』のほうが好きなのだ。

千杯不醉 2005年・香港
 監督:爾冬陞(イー・トンシン)
 出演:楊千[女華](ミリアム・ヨン)、呉彦祖(ダニエル・ウー)、方中信(アレックス・フォン)、谷徳昭(ビンセント・コック)

童夢奇縁 2005年・香港
 監督:陳徳森(テディ・チャン)
 出演:劉徳華(アンディ・ラウ)、莫文蔚(カレン・モク)、黄日華(フェリックス・ウォン)、應采兒(チェリー・イン)

※※※ ビッグ(1988年・米) 監督:ペニー・マーシャル 出演:トム・ハンクス ※※※

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