2009年7月 4日 (土)

今週の韓ドラ’09(6/27~7/3)

 テレビを見ていたら、“キョンキョンの元夫、女優と熱愛?”という字幕が出てきました。もちろん、俳優の永瀬正敏さんのことなんですが、キョンキョンの元夫って言われるのね……。熱愛報道はどうでもいいのですが、この表現はショックでした。

★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・月・・・
『ラスト・スキャンダル』(第5話)★★★
 なんだかんだといって、ジェビンはソニのことが気になってしかたないんだね~。いじわるするくせに、ちょっとソニが元気がないと泣いてるんじゃないかと気にしたりして、キュートです。くせのある性格だけれど、威圧的に怒鳴りつけるような感じじゃないから、憎めないのかな?ソニは、裏表がなくて、スターのジェビンにも同級生ドンチョルとして自然に接しているから、安心できるんでしょうね。二人がゲームで対決しているところなんて、ほとんど学生のまんま♪ジェビン兄のドンファも、穏やかで紳士的だし、フンはかわいいし。マネージャーさんたちも親しみやすくて、あの家って本当に楽しなのも見ていて、ほっとできます。
 あと気になるのは、イ・ナユン。フンの母親なんだと思うんだけど、なんでジェビンと関係が悪いんでしょう?

・・・水・・・
『オンエアー』(第13話)★★★★
 やっとのことで撮影が始まりましたが、期待どおりみんな自己主張が激しい、激しい。撮影初日のしょっぱなから、スンアとチェリーの衣裳がかぶってしまってるし。でも、いわゆる衣裳さんっていないのかな?スンアくらいのスターなら、彼女には個別にスタイリストがいるとしても、事前に打ち合わせしないのかしらん。ギョンミンも、監督なんだからもう少し全体を見ておかないとね……ま、自分でも言ってたけど、新米だから演出だけで頭がいっぱいってことなんでしょうか。ますます、無表情になっていくギョンミンです。
 そして、スンアの演技にしつこいくらいのダメ出し。ま、確かにスンアの演技はちょっとしらじらしく見えますが、大根に見えるように演じているわけで、キム・ハヌルの力量に感心しきりです。

『必殺!最強チル』(第7話)★★★
 ミン史官のかつての仲間たちが狙われ、太子事件の真相が少しずつ明らかになる部分は、確かにおもしろい。おもしろいんだけれど、細々したところはやっぱりひどい……。仕事が依頼される方法もすぐに足がつきそうだし、主要人物以外の小者ばっかりが殺されてるし、白昼堂々とチル、ミン史官、チャジャが街中で話をしたり、お酒飲んだりしてるし。あんなに接点のなさそうな3人がいっしょにいたら、変に思うよねぇ。
 あと、気になるのがチルの態度。なんかいっつも偉そう……。
 これまでは比較的、お話のおもしろさでアラも笑って見過ごせたけれど、ちょっと鼻につき始めてきたかも。

・・・木・・・
『風の国』(第21話)★★★★
 一気に戦のきな臭さ漂う雰囲気になって、男臭くなってきました。ムヒュルの初陣、まさかの大惨敗でしたね。王子と認められてからの成長ぶりが頼もしかっただけに、華々しい戦績をあげるものとばかり思っていたけれど、現実はそんなに甘くないというところでしょうか。扶余のテソ王、さすがの老獪さで、敵ながらあっぱれでした。

・・・金・・・
『龍の涙』(第35話)★★★
 イ・スクポン、気持ちいいくらいにバンウォンにずけずけと物を言ってくれました。民からの信頼がないから、太子になれなかったとまで言うとは、なかなか大胆。バンウォンと袂を分かつことになったスクポン、これからも活躍してくれることを期待します。
 明国との関係は、ますますこじれていますね。地続きで他国と接している大陸にあっては、国うちの政に諸国との関係が重要なんだということが、こういうのを見ているといやというほど分かる気がします。

・・土・・・
『いかさま師~タチャ』(第11話)★★★
 コニが父の復讐のための勝負は、ナンスク、ヨンミンにとっても残酷な結果になりました。コニとナンスクがお互いの本当の姿を知りながら、勝負をしなければならない場面はなかなか見ていて辛かった。でも、崖っぷちで究極の選択をしてここまできたナンスクとヨンミンと比べると、コニはまだ甘く見えてしまいますね。父の復讐と言いながら、勝負に魅せられてのっぴきならない状況に自分から飛び込んでいったようにも思えます。もう賭け事はしないと言ってたけど、そうはいかないんだろうなぁ。
 映画版では、賭け事にのめんりこんでいく過程がうまく描かれていたので、筋違いと分かっていながら、つい比べてしまいますね。

・・・日・・・
『スポットライト』(第*話)次回13話から
放送お休み。

・・・木・金・・・
『砂時計』(第19~20話)★★★★★
 18話、録画を失敗してしまったので、感想は19話からです。
 19話ではヘリンがユン会長の跡を継いでカジノの経営を始めますが、これまた政界やら経済界やらの狐狸たちの横やりで、前途多難な模様です。が、こうしてやっとヘリンとテスがお互いに話をすることができるようにもなりました。ユン会長の凋落を画策したテスと、ヘリンが久しぶりに対峙する場面はやはり見応えがあります。裏で糸をひいたテスに「父を恨んでいるのか?」と尋ねたヘリンに、「こうすれば、君が自分の元に戻ってくると思った」と答えたテス。好きだという気持ちをこういう形でしか伝えられない関係が哀しいですね。
 一方のウソクはテスとの関係が原因で、釜山に異動させられるものの、新たな部下たちを得てイ・ジョンドを追いつめ始めます。この部下の一人が、ソウルでウソクの仕事ぶりに惚れ込んでわざわざついてきたのが、イム・ヒョンシク演じるオ事務官。男が惚れる男ウソクらしいエピソードで、1回目に見たときから好きな場面です。

・・・月~金・・・
『憎くても、可愛くても』(第12~16話)★★★
 先週ぶんでは少しベコを見直しましたが、やっぱり、ちょっとこの人の常識を疑ってしまう。子どもを放っておけないからって、会社に連れて行く?しかも、勝手に早退してるし。ま、家族を大事にする韓国だから、これはまだよしとしても、会社にある試作品のかぼちゃ豆腐を勝手に食べるなんて、一体どういう神経なのよ。お菓子なら、だれかのおやつと間違えたって思うけど、豆腐よ、豆腐!それもテーブルの上にポンと置いてあったら、食品会社なんだから気づくでしょう。前回も書いたけれど、あの賢い、常識的なお母さんが育てたとは思えないわ。
 そしてスアがらみのごたごたもエスカレート中。スアのしつこさも鬱陶しいし、ダンプン母にも辟易。スアの猛攻勢に実はけっこう揺れているらしい感じのダンプン兄にもいらいらさせられるし、どうでもいいから早く片が付いてほしいです。
 唯一ほっとさせられたのが、おばあちゃんとチャンのほんわかムード。チャンは素直でかわいいから、おばあちゃんも孫ができたみたいで嬉しそうなのがよかった~。

『大韓民国弁護士』(第1話)★★★
 初回、とっても楽しくて、あっという間に見終わりました。
 世間が注目するファンド会社社長ハン・ミングクと、結婚を機に引退した女優イ・エリの離婚から始まるお話ですが、このミングクの存在感がかなり強烈。莫大な資産があるにもかかわらず、お金に強いこだわりがあって、自分勝手で、わがまま。でも、なぜかお茶目なところがある不思議な人物になっているのは、やっぱり演じるイ・ソンジェの上手さのなせる業のような気がします。
 イ・エリを演じるのは、ハ・ジウォンにものすごく似ている(と、個人的に思う)ハン・ウンジョン。二人をそれぞれ担当する弁護士ウ・イギョンとビョン・ヒョクにイ・スギョンとリュ・スヨン。イ・スギョン(←役名はウ・イギョンで、なんかとっても紛らわしい……)、『ソウルメイト』でしか見たことがないんですが、口元がかわいくって好きなので、見ているだけでいい気分♪

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月29日 (月)

今週の韓ドラ’09(6/20~6/26)

 韓国で今放送されている『トリプル』というドラマが見たいです!
 出演はイ・ジョンジェに、イ・ソンギュン、ユン・ゲサン、イ・ハナ。好きな俳優さん勢揃いなんです。内容も、設定も気になるけれど、この出演者だったら彼らを眺めているだけで、充分楽しめそうで、気になってしかたありません。
 日本語字幕つきで見られる日が、早くきますように。

★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・月・・・
『ラスト・スキャンダル』(第4話)★★★
 いよいよジェビンの家で家政婦として働くことになったソニですが、やっぱり二人のやりとりはおもしろいですね~。でも、結局はソニのことが気になって、いじわるしても助けたり、罪滅ぼしをしたりしてしまうジェビンが、大人な中にも愛嬌があっていいんです。確かに、ソニはおばちゃんらしい大胆さはあるけれど、辛い状況を顔に出さずに一所懸命でいるところは、なんとか応援したくなるから、ジェビンの行動もよく分かる。
 メイド服のお詫びに高い服を買ってくれたのもいいけれど、その後の行動がまたよかった。ワインバーで、馬鹿にされているソニを見かねて、みんなの前でちゃんとかばってくれるんだもの。できそうで、できない行動ですよね。
 しかし、あのワインバーのチャン会長夫人、なんであんな頼りなさそうなソニ夫に投資する気になったのかな?

・・・水・・・
『オンエアー』(第12話)★★★★
 このごろは、ヨンウンが元気ないときが多いですね。やる気のないスンナに怒ったところも、今までに比べるとずっと冷静だし、大人の発言。そんな彼女にギョンミンがみんなでお花見に行こうと誘います。お~、彼の気持ちはヨンウンに向いてるのねと思ったら、桜並木に現れたバスの列……みんなでって、数が多すぎるなと思ったら、ロケですよ、ロケ!これはお花見じゃなくて、仕事というのだよ>ギョンミン。ま、ヨンウンは嬉しそうだったからいいのかな。
 そして、もう一組のスンアとギジュン。せっかくスンアが自分の気持ちを出し始めているのに、ギジュンが引き始めてるんです。彼女のためとかなんとか言わずに、もっと思い切って受け止めてくれ~。

『必殺!最強チル』(第*話)次回7話から
 またまた放送お休み。

・・・木・・・
『風の国』(第20話)★★★★
 扶余でのたびかさなる困難も、次々と解決してゆくムヒュルはすっかり王子の貫禄ですね。後半では、ついにムヒュルに髭が!ソン・イルグクって、髭があるほうが二枚目に見えますねぇ。それにしても、扶余のテソ王。器が大きいんだか、小さいんだか。何回毒を盛れば気が済むのよね、ほんとうに。
 そして、気になるのがヨンの身。王妃にその身分を怪しまれて、ムヒュルが国境警備の視察に出かけている間に、捕らえられてしまいました。また、ヨンもトジンにはっきりと「扶余には戻りたくない」なんて言ってしまうもんだから、それを見つめるトジンがどうすることもできなくて、切ないばっかりです。
 ヨンをめぐる恋心も気になりますが、とうとう扶余が高句麗に攻め込んできたようで、次回からは戦いモードになるのかな。

・・・金・・・
『龍の涙』(第34話)★★★
 明の皇帝・朱元璋が、チョン・ドジョンらが推し進める国力増強政策に危機感を抱いていることで、朝廷が揺れています。これもバンウォンが明国に赴いたときに、それとなくチョン・ドジョンを牽制したせいなので、バンウォンの側近たちはほくほく顔。またそれが、どう見ても悪役って感じにしか見えないのは、どうなんでしょうね?
 そうそう、イ・スクポンという科挙に合格した風変わりな人物が登場していますが、彼はこれからどんな役回りを演じるんでしょう?まじめなドラマの中にあって、かなり異質なだけにちょっと楽しみ。

・・土・・・
『いかさま師~タチャ』(第*話)次回11話から

・・・日・・・
『スポットライト』(第12話)★★★
 ウジン、もう次から次へとトラブルに巻き込まれますが、取材をしているとそんなこともあるんじゃないかと思えてきます。どんな世界にもタブーがあって、それに果敢に挑んでいく記者たちの姿が、勇ましいですね。
 日本の作品だと、諜報部員という設定はちょっと嘘くさく思えてしまうのに、韓国ドラマだとそれが妙にしっくりくる。今回登場した諜報部員は、かっこいいスパイという雰囲気じゃなく、もっと冷酷な感じがして怖いけれど、それがまた真に迫っているような気がしてくるから不思議です。果たして、ウジンは彼らとどんな取り引きをして、このできごとをどんなふうに報道するんでしょう?

・・・木・金・・・
『砂時計』(第17話)★★★★★
 ウソク、下宿のお嬢さんと、女性記者の二人から思われて、思わぬモテ男ぶりを発揮中。でも、分かる気がします。暖かさと、意志の強そうな両面が備わっているウソクは、二枚目じゃないけれど、かっこいいんです。検事として、正義を貫こうとすると、周りとぶつかりうまくいかない。それでも自分のやり方を変えることができない不器用なところに、彼の若さやひたむきさを感じますね。
 このドラマのもの悲しい音楽のせいもあるんでしょうが、ウソクもテスも、ヘリンも身を削るようにして、必死に生きているのが痛々しくて、もっと楽な生き方をしてほしいとさえ思えてきます。

・・・月~金・・・
『憎くても、可愛くても』(第7~11話)★★★
 群像劇なので、感想にしようとすると、どれを書いていいのやら。
 まずは、ベコ。お父さんのコネでボンジュール食品に契約社員で入社。しかし、ぜんぜん仕事の経験もないし、実際に初日から居眠りまでするいいかげんさなのに、役付きの椅子が用意されていると思い込むあたり、どういう神経をしてるんだか……。ダンプンでなくとも、ストレスが溜まりますわ。ベコ、家族とか友達ならいいけれど、仕事はいっしょにしたくないわぁ。あの、しっかり者のお母さんが育てたとは思えないです。
 でも、ベコより気になったのは、ミエです。スアも性格悪いし、ダンプン母の俗物ぶりも創造を絶するけれど、ミエの甘ちゃんぶりにも辟易。女優になりたいというのはいいけれど、せめて息子と会っている間くらい、ちゃんと迷子にしなように世話してほしいもんです。
 ダンプンが主役かと思ってたけれど、彼女はものすごくまっとうで、今のところ目だってませんね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月27日 (土)

今週の韓ドラ’09(6/13~6/19)

 とりあえず、先々週分をアップします。見てはいるけれど、感想がなかなか追いつきませんね~。
 今週分もまだなのになんですが、7月以降に『大韓民国弁護士』に『テロワール』、『風の絵師』、『食客』と、続々話題作が放送予定なので楽しみです。
 BS11も、かなり韓ドラ放送数が増えてます。『グリーンローズ』、『ごめん、愛してる』、『乾パン先生とこんぺいとう』と、見ようかと迷いながら手が伸びずにいるものも放送予定で、ちょっと気になるところです。

 ★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・月・・・
『ラスト・スキャンダル』(第3話)★★★
 ソニの夫と義母&妹、あんまりだわ~~~。謎の女性が保釈金を出してくれたのはいいけれど、ソニとジミンが住む家がなくなるのに、お金まで持ち出すなんて本当にひどすぎる。しかも、外国航路の船に乗っていったなんて言わずに、離婚するなりなんなりすればいいのに。もう、あんな最悪な夫のためにがんばっているソニが、あんまりにもかわいそうで、涙が出そうでした。
 でも、ジェビンことドンチョルの家での家政婦ぶりですっかり気分回復。笑いました♪ドンチョルとの対決が、おかしくって、おかしくって。二人が、なんのかんのといいながら仲よくしているのが、微笑ましいです。うん、だんだん面白くなってきました。

・・・水・・・
『オンエアー』(第11話)★★★★
 今までのスンアの高飛車ぶりは、そんなに鼻につくとは思っていなかったけれど、さすがに今回はちょっと呆れ気味です。台本の読み合わせのときなんて、イライラしました。あんなに我を通そうとするなんて、よっぽど自信がないのかしらね?
 しかし、脚本がいいとか、演技力がという以前に、スンアがあの小生意気な新人タレントの妹役って、ちょっと無理があるような気がするんですけど。
 本読みのほかに、カメラマンも決まりましたが、これまた一癖ありそうな人物でこっちも楽しみ。

『必殺!最強チル』(第6話)★★★
 清国から贈られたという像にからんだお話。「ゾウによる圧死事件」ってそのまんまのタイトルですが、予想したまんまの結末でした。前回のお話がなかなかよかっただけに、肩すかしを食らった感じで残念。チルたちの仕事ぶりも、堂々と顔を晒しているし、なんだかおざなりな感じが否めず……。
 そのかわり、ソユンの過去が少しかいま見える場面は、なかなか切なく次が気になる展開でした。どうやら彼女は太子夫妻の中国行きに同行したときに、太子や随行者たちが大勢殺された中で、生き残り戻ってきたんですね。そして、彼女が命を救ったのが皇子?そして、その暗殺団の主たる人物が、チルたちの幼なじみのフクサン?
 思わぬお話の広がり具合に、少々驚いてます。

・・・木・・・
『風の国』(第19話)★★★★
 ムヒュルの王子っぷりが爽快です。しかも、自らテソ王に会いに行ったりして、なかなか大胆。高句麗と扶余の二国間の思惑以外にも、テソ王、ユリ王、チェガ会議、王妃側などなどの関係が複雑に絡み合って、ムヒュルにとってはまさに内憂外患のお手本みたいな状況ですね。でも、ムヒュルがいつも堂々としていてくれるので、なんだか安心して見ていられますね。

・・・金・・・
『龍の涙』(第33話)★★★
 チョン・ドジョンの改革は着々と進みますが、それに伴って周囲の反発も爆発寸前。さすがの王でも、あまりに周囲の不満がふくらみすぎると危険で、改革の速度をゆるめるように言いますが、ドジョンの言うように一気呵成に状況を変えてしまうのがいいような気もするし、難しいところですね。

・・土・・・
『いかさま師~タチャ』(第9~10話)★★★
 自分をだました相手に報復したコニは、晴れて釜山のお母さんに会いに行けて一安心。でも、そこで父親が花札に手を出していたことや、亡くなったわけを知って、再び賭け事の世界に。さらなる復讐を誓い、ついにはヨンミンと再会しますが、コニの気持ちは変わらないんでしょうね。コニは復讐のためと言ってはいますが、それよりも賭け事の世界に魅せられてしまい、自分から足をどんどん踏み入れているような気がしてなりませんでした。痛みも、失敗も、まだまだ賭け事から遠ざかるほどの痛手にはなってないのかな。
 ナンスクととってもいい雰囲気で、二人ともが将来に夢を抱いているけれど、たぶんこのままでは終わらないでしょうね。お互いに自分の本当の居場所を相手に伝えていないんですもんね。

・・・日・・・
『スポットライト』(第11話)★★★
 報道の裏側を描いたといううたい文句そのもので、どういうふうに取材がされるのかや、それをどんな表現方法で伝えるのかが、とてもよく伝わってきます。なにげなく見ているものも、こんなにたくさんの過程を経てきているんだと思うと、もっと真剣に見なくちゃと思えてきますね。キャスターを目指して、二人の記者が競っているという設定がどうでもよくなってしまうくらい、ニュースづくりに見入った回でした。

・・・木・金・・・
『砂時計』(第14~16話)★★★★★
 あれほどまでに栄華を誇ったヘリン父の凋落は、やはり寂しいですね。やってきたことも、手段も共感はとうていできないけれど、悪いなら悪いままふてぶてしく最期を迎えてほしかった気もします。
 ほとんど孤立無援の状態で父の跡をついだヘリン。そのユン会長の罪を公にする立場のウソクも、復讐心から成り上がっていき成功を手にしているテスも、彼女の力にはなりえないという現実が、なんとも見ていて辛いですね。正しいとか、正しくないとかいうこととと、与えられた生き方というのは別物なのかもしれません。ヘリンやテスのように、正義ではないと承知していながら、その道にしか進めない生き方というものがあるのかもしれないと思えてきます。

・・・月~金・・・
『張禧嬪』(第95~100(最終)話)★★
 いや、さすがオクチョン。粛宗の最後の情けである自害という王命にも堂々と逆らってくれました。悪女ならこうでなくちゃ!潔く、かっこよく自害なんて彼女らしくない。しかも、世太子にも自分を助けるために罰を請うよう命じたり、あぁ徹底していて彼女らしい。
 世太子、オクチョンの息子にしては孝行者のいい子だと思っていたけれど、すっかりダメ王子ぶりで評価も一気に下落です。母を救いたい気持ちは痛いほど分かるけれど、その理由が「世太子である自分に免じて許してほしい」だって。それじゃ、粛宗も臣下の心も動かせるはずがないだろうに。自分が一生をかけてでも改心させるし、身分は奪われてもいいから、命だけは助けてほしい、くらいのことを言って説得するのかと期待していたんですがね……。
 オクチョンの最期、さすがに鬼気迫る熱演に、少しばかり気の毒にも思えましたね。が、彼女の性格上、いくらここで情をかけても元の鞘に戻れば、あの人が悪い、この人のせいと自分を省みることなく、また同じことを繰り返すような気もするし……。

 100話もよく見たもんだと感心します。途中からは、ほとんど意地でした。オクチョンを好きになれなかったのは、彼女が悪女だからではなく、頂点にのぼりつめることの魅力がドラマからはまったく伝わってこなかったこと。栄華をきわめる場面も、それまでとどう違うのか今ひとつピンとこないし、王妃とそれ意外の立場がどう違うのか分からないから、彼女が始終喚いているだけにしか思えなくなっていきました。
 そして、彼女に敵対する勢力が、なぜそこまで彼女を目の敵にするのかも理解できずじまい。仁顕王后が人格者であったことは分かるけれど、彼女が王妃であることが西人派には都合がいいだろうけれど、それ以外、たとえば国民にとってどう良かったのかも描かれていないので、ただ「いい人、すばらしい人」と言われても、女の戦いに敗れただけにしか感じられなかったのです。
 悪女を描くことでなにを見せたかったのか、私には最後まで分からないままでした。

『憎くても、可愛くても』(第2~6話)★★★
 前回、ベコ役を演じているがキム・ジフンと書きましたが、キム・ジソクでしたね。失礼しました。実は、このお二人ともがちょっと苦手なもので、どっちがどっちか分からなくなってしまうのです。
 ベコ母と、マンスのロマンス。苦難を乗り越えて結婚までいたる感動的なお話なんでしょうが、ちょっと見ていて気恥ずかしかったです。お姑さんも、なにも結婚前にあんな誓約書を書かせなくたっていいのに。しかも、自分が先に亡くなったら、なんの効力もなくなりそうなのにねぇ。
 ベコ、ふらふらしてるし、図々しいしで第一印象はかな~り悪かったのですが、早くも愛嬌があっていいやつに見えてきましたわ。なんせ、ベコとは義理の兄妹になるスアがあんまりにも幼稚で、わがままだからベコの素直さは見ていて気持ちがいい。きっと、そういうところに、これからダンプンも惹かれていくんでしょうね。
 なんとか、やっと今週分で登場人物たちの名前と顔が一致してきましたが、主だった人だけでもかなりの数ですな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月24日 (水)

最近の華ドラ5~挫折しきり

 韓国ドラマは順調に見ていますが、中華系ドラマはあんまり視聴が進みません。今、ちびちびレンタルで見ているのが、『恋・愛・都・市 恋がしたい(好想好想談恋愛)』と『朱元璋』。

 テレビで放送されていて、なんとか見終えたのは『君につづく道(這裡發現愛)』『天使のラブクーポン(換換愛)』
 『君につづく道』は、必要以上にシリアスにしようとしている物語展開がしっくりこないまま終わりました。台湾観光協会とのタイアップ作品なら、もっと明るくて楽しいもののほうがよかったんじゃないかしらん?スポンサーの関係でしょうが、豪華ホテルが舞台になっているぶん、台湾の親しみやすさみたいなものが今ひとつ感じられなかった。街中のジューススタンドとか、夜市の屋台とか、そういうものが舞台になったほうが観光には役立ちそうな気もします。
 『天使のラブクーポン』も、最後がなんだかな……という展開に脱力しきり。そのときのフォーダー(←こんな役名だったなぁ、そういえば)の態度に共感できず、最終話はどうなったかすでに遠い記憶の彼方です。前半のぶっとんだ元気さがなくなっていったのが、とっても残念。でも、ファンの方には楽しめるお話かと思います。

 途中まで見たものの挫折したのは『花ざかりの君たちへ(花様少年少女)』『ハチミツとクローバー』『ハートに命中!100%(命中注定我愛イ尓)』

 『花ざかり~』と『ハチクロ』は、日本版を見ているので、もういいかなという感じでリタイアしました。

 オリジナルドラマの『命中~』は、見る前からとっても楽しみにしていたんです。

 主人公のシンイーは、付箋紙のような女の子。同僚からは便利に使われて、いらなくなったら見向きもされない地味な会社員。その彼女が、ひょんなことで新進気鋭の社長ジェイと一夜をともにし、あろうことか妊娠してしまうというもの。
 題材は、定番ながらおもしろそう。
 が、主人公二人があんまり好みのタイプじゃなかった。
 シンイーは確かに素直で、優しくてとってもいい子なんですが、ずばずば言うくらいの気の強い女の子のほうが好きなので、妙にじれったい。
 では男性のほうはというと、これがまたよくある、お金持ちでやり手だけれど、傲慢なところがあるという人物造形。その傲慢な若手社長が、ちらっと見せる優しさで魅了するというタイプなんですが……う~ん、ほとんど魅力を感じられませんでした。初めのころはそれでも、ちょっと素敵と思うところもあったんですが、回が進んでいくうちに、だんだんと支持率低下。シンイーに対して、優しくしたかと思ったら自分の都合で冷たく突き放し、やりすぎたかなと一人反省しては、また同じように怒鳴って、また後悔して、の繰り返し。
 もう、これが延々と続くのにはさすがに参りました。

 さらにこの後、まさかの展開。そして結末かと思いきや、さらにもうひとひねりがあって、まだまだお話は続いていますが、ついて行けなくなって挫折。

 とにかく、ジェイの幼稚さ、身勝手さ、ころころ変わる態度に、イライラしっぱなし。しかも、そんなジェイをシンイーが好きという設定で、さらに怒りが倍増。
 台湾では大ヒットしたようですが、私には魅力が分かりませんでした。

 唯一、見て良かったと思ったのは、大好きな屈中恆(チュイ・チョンハン)が、産婦人科の先生役で登場したところ。1回だけの出演かと思ったら、けっこう長い時間登場してくれて、楽しませていただきました。父親の自覚ゼロのジェイを、ビシッと叱ってくれた(役の上でね)のも素敵でした。

 次は、おもしろい台湾ドラマと出会いたいです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月17日 (水)

杜琪峯的風格~『エグザイル/絆』

エグザイル/絆(原題:放、逐) 2008年・香港
 監督:杜琪峯(ジョニー・トー)
 出演:黄秋生(アンソニー・ウォン)、呉鎮宇(ン・ジャンユー)、林雪(ラム・シュ)
     張耀揚(ロイ・チョン)、張家輝(ニック・チョン)、何超儀(ジョシー・ホー)

エグザイル/絆 スタンダード・エディション [DVD]

 ボスを襲い追われるウー(阿和)は、妻と生まれたばかりの子どもと過ごすためにマカオに戻ってきた。彼の始末を命じられたブレイズ(火)とファット(阿肥)、ウーを守ろうとするタイ(泰)と、キャット(猫)が、ウーの元に集まる。
 かつて幼なじみであった5人の再会がもたらすものは……。

 台詞を極端に省いて、感情の表出をぐっと抑えこんでいるのに、物語は驚くほどすんなりと入ってくる展開。一人一人の立ち位置まで計算された、画面構成。杜琪峯(ジョニー・トー)監督が、自身のスタイルを究めに極めた作品といっても過言ではないくらいに、作りこまれている作品。

 香港映画でありながら、世界のどこで作られたと言われてもうなずいてしまいそうな広がりがあることに、まずひと唸り。

 中華圏映画につきものの、漢字もほとんど登場しない。
 マカオが舞台だからか、どこかヨーロッパを思わせる路地裏と街の景色。
そしてなにより驚いたのが、荒野とでもいうような風景が現れ、画面を一瞬のうちにロードムービー風に切り替えてしまったこと。オーストラリアの荒野や、アイルランドの荒れ地、アメリカ西部の岩地のように見せてしまう。しかし、その先にあるものは巨大な観音像。また、一瞬のうちにマカオという中華圏に引き戻される。この時間や場所をも一瞬のうちに飛び越えてしまうような、不思議な感覚にとらわれる。

 そして、杜琪峯作品の常連の面々が、いつもながらに男くさく、かっこいいのはいうまでもない。裏社会の住人であるはずの彼らに、悲壮感や義侠心は似合わない。どこか、スタイリッシュで軽妙ですらある。
 そして登場する女性二人のうちの一人、ウーの妻。男くさい連中の中で、彼女は銃をかまえて男どもと渡り合い、生まれたばかりの我が子を抱いたまま敵陣に乗り込む、気の強さと度胸を備えている。その強さは、組織の掟や、義侠心なんかではなく、夫を思い、子を思う私情からわき出たものだけに、彼女の存在は向こう側にいる男たちと、こちら側の観客たる自分をつなぐ現実的なものに思える。それだけに、無性に彼女が印象に残る。

 中国語で様式やスタイルを現す言葉は“風格”。
 さまざまな流れ方をする時間と、香港から飛び出して無国籍に見え始める空間の中で、まさに杜琪峯の“風格”に酔い、浸る作品。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月 8日 (月)

今週の韓ドラ’09(5/30~6/5)

★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・月・・・
『H.I.T.-女性特別捜査官-』(第19話)★★★
 犯人とHITの攻防に、もうずっとドキドキしっぱなし。スギョン以外が捜査にあたれない中、娘が人質にとられて半狂乱で暴走気味のチャン刑事はおいておくとしても、その他の面々はまたしても意気消沈。ほんとうに、いつもながら気分の浮き沈みが激しい人たちだわ……。が、頼りになるのはいつもながらジェユン。発信器を用意したり、新プログラムを捜査に導入したり、陰に日向にスギョンを支えようとする姿にほだされますね。それに応えて、スギョンも本領発揮でねばり強く、緻密な捜査をしてゆく姿がかっこよかった。本当に、HITにはこの二人で保っている気がします。
 そして、もう一つの見所は、我らがナム刑事と犯人の一騎打ち!初めて会った人をけなしたこともないし、本気で人を殴りたいと思ったこともないが、初めて本気で憎らしいやつに出会ったと言うナム刑事。あんな犯人に負けないで、打ち負かしてやってくれ~~~。

『ラスト・スキャンダル』(第1話)★★★
 チョン・ジュノ演じる俳優ソン・ジェビン。本当は40前なのに、30代前半と年をごまかしているという設定ですが、あの目尻の深い皺は30歳ちょっとには見えないけれど、でも二枚目です。彼の初恋の少女が、すっかりおばちゃんパーマが板についてしまったチェ・ジンシル演じるホン・ソニ。
 変わり果てた二人の再会からドラマが展開するってわけですね。なんか、とーってもうるさくって、やや引き気味ですが、これからおもしろくなるのかな?2話以降に期待です。

・・・水・・・
『オンエアー』(第9話)★★★★
 一進一退。せっかくうまくいっていると思ったら、男性主人公候補が別のドラマに出演を決めてしまった上に、カメラマンも他の制作班で仕事を始めるし、本当にスンアたちのドラマは完成するのかしらん?というか、韓国ドラマにはプロデューサーっていないのでしょうか。
 ギョンミンはすぐに怒るだけで意外と行動力がないし(←しかも今回はベロベロに酔ってるし……)、もちろんヨンウンも目先のことで頭がいっぱいだし。キジュンの調整能力はすばらしいけれど、芸能プロの社長だからドラマづくりを仕切るわけにいかないし。
いあぁ、前途多難です。

『必殺!最強チル』(第*話)次回5話から
 ながら見しかできなかったので、次回にまわします。

・・・木・・・
『風の国』(第18話)★★★☆
 扶余に一人のりこんで、解毒剤を無事に持ち帰ったムヒュル。相変わらず、行動力があるというか、無鉄砲というか。そして、ついに高句麗の第3王子であることが公にされました。つめよるチェガたちの前で、自分の命をかけると宣言する姿はすでに王族の貫禄を備えているムヒュル。いつのまにやら、すっかり大人になってたんですね。いや、さすがヘミョン太子の弟にして、ユリ王の息子だけあります。いろいろ大変だろうけど、きっと彼なら王子として、ユリ王の右腕となり、姉弟たちと手を取って国をもりたててくれそうです。
 ヨンとの関係もちょっと進展?しかし、それを見つめるトジンが、なんだかかわいそうで……。正々堂々と自分の身分を明かすことができたムヒュルに対して、トジンはテソ王の命を受けていることを明かせないし、立場も微妙。しかも、ユリ王に敵対するチェガ側に組みするしかないし、不利な材料がいっぱい。なにより、ヨンの気持ちがどうもムヒュルに傾いている感じなのがねぇ。

・・・金・・・
『龍の涙』(第31話)★★★
 バンウォンが戻り、再び政局は不穏な雲行きになってきました。彼の力を封じるため、王妃はチョン・ドジョンに相談し、ついに王族や貴族が持つ私兵を国軍に吸収することを始めます。為政者にとっては、いつ謀反を起こされるか分からないのに、武器や兵士を持たせておくのは危険きわまりないことですから、当然のことではあるでしょうね。
 しかし、バンウォンって賢いんだか、そうでないんだか今ひとつつかめませんな。

・・土・・・
『いかさま師~タチャ』(第*話)次回第7話から
 おもしろいのに、やっぱり後回しにしてしまうこのドラマ。

・・・日・・・
『スポットライト』(第9話)★★★
 ウジンが、大学時代の先輩からブランドバッグを受け取った行為が、収賄の疑いだとして問題にされます。もちろん、これはヨンファン建設が仕組んだこと。さらにウジンがリポートしたニュースが誤報だとして大問題になります。テソクとウジンだけが、ヨンファン建設問題にかかわっているとはいえ、一介のかけだし記者が収賄っていうのもスケールが小さいな。天下の大建設会社なら、上層部に賄賂を贈ってなんぼでしょうにね。ま、ウジンもあれだけテソクに注意されていたのに、迂闊といえばそうなのですが、末端に誤報問題の責任を負わせるっていうのも酷な話だなと思いながら見ていました。
 ウジンの窮地に、同僚たちが真剣に心配している姿に、ちょっと感動でした。
 ウジンの憧れの先輩役は、『白雪姫』でケーキ屋の店長さんを演じていた人でしたね♪

・・・木・金・・・
『砂時計』(第11~12話)★★★★★
 動乱の時代を経て、テスはヘリン父の差し金で三清教育隊にやられ、一度は元兄貴分を助けるために脱走を図りますが、見つかって再び地獄の日々に。ヘリンは、テスを助けるために父の仕事を手伝うと約束し、二度と会わないと約束させられてしまう。ウソクもヘリンの頼みでテスを助けるために、彼の最も嫌う賄賂という手段を使ったことで検事になる道をあきらめようと決意します。
 友情や愛情、義侠心のためには、自分が不利な状況に陥ることも厭わない彼らですが、それでもそこにつきまとう複雑な思いが渦巻く2話分の物語は、出口のない迷路のようでした。時代の大きなうねりが、若い3人の将来をいとも簡単に変えてしまうその瞬間は、あまりにも無情です。

・・・月~金・・・
『張禧嬪』(第8~話)★★
 怒鳴ってばかりのオクチョンにはとうの前から嫌気がさしているし、彼女を悪女呼ばわりしてその地位から引きずりおろそうとする勢力にも肩入れするほどの愛着はないし、あともう少しで終わる、もう少しと我慢しながら見てます。ここまでして見ているのは、単にオクチョンの末路を見届けたいのと、今までの80数時間がもったいないというその二つだけ。
 仁顕王后もとうとう亡くなってしまい、さらにお話はどんよりです。国葬は3ヵ月後(!)だというのに、粛宗はすっかりしょげちゃって殯館にこもりっきり。世太子夫妻の言葉はもちろん、臣下のこともほっぽらかして「後悔している。すまぬ、王妃」とか言って涙ぐむ姿も、今さらなにを……って気がして、すっかり冷めた目で見てます。若気の至りはとはいえ、自業自得です!あぁ、うっとうしい。
 最近のお話で気になるのは、チュンテクとチャン・ヒジェの前妻。ヒジェとは雲泥の差のいい人に出会えたのに、ヒジェの元妻であるばっかりに、スクチョンらに目の敵にされるし、王妃復位に貢献したのにチュンテク側の両班らには蔑まれるし。彼女にももう少しいい目を見せてあげてほしいものです。

『ラブトレジャー~夜になればわかること~』(第10~14話)★★★
 あららら、なんだかお話が意外な方向にいっていて、びっくりすることが続々と起こります。チャン会長の私蔵品になっている国宝を奪い返し、国立博物館に寄付する義賊“洪吉童”の正体にしろ、チョヒたちの父親ホ・テスの行方にしろ、意外性は高得点です。お話自体は、ちょっとシリアスな部分が増えて、チョヒとボムサンの軽妙なかけあいシーンが少ないのが寂しいです。お話そのものはおもしろいし、出演者も豪華なのに、なぜかいまひとつ地味な感じがするのはどうしてだろう?

『不良主夫』(第*話)※※※
放送はすでに終了しています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月31日 (日)

今週の韓ドラ’09(5/23~5/29)

 『オンエアー』第7話は、台湾ロケシーンが満載でした。
 スンアらご一行が宿泊するのは、中華建築の外観が圧倒的な圓山大飯店(圓山ホテル)。オフで遊びに行くのが、侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の『悲情城市』や『恋恋風塵』で有名な観光地、九[イ分]。台北からだと車で1時間ちょっとかな。スンア、ギジュン、ヨンウン、ギョンミンがそれぞれ別々に遊びに行ってたけれど、九[イ分]というところは、山の斜面にはりつくようにある小さな街で、さほど広いところではないし、観光客が街への出入りをするところも決まっているから、いくらバラバラに出かけたと行っても現地で会う確率は高いでしょうね。九[イ分]のもの悲しげな風景は、雨降りが似合いますね。
 その翌日は故宮博物院と、台湾東部にある花蓮(かれん=ふぁりぇん)の太魯閣(タロコ)渓谷。いつもながら、あの大理石からなる岩々がそびえ立つ景色は、圧巻です。こちらは台北から車で5時間くらい、飛行機と車でなら2時間弱くらいの景勝地です。

 歡迎イ尓來充滿中華文化藝術的台灣。イ尓的日常生活會變得非常特別。
(↑スンアが中国語で言った台詞……たぶん、こんな感じです)

★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・月・・・
『H.I.T.-女性特別捜査官-』(第18話)★★★
 姿を現し始める連続殺人犯に、一歩ずつ近づいていくスギョンたちといっしょに、彼が放つ不気味さや、底知れない恐ろしさを感じて、くいいるように見終わりました。次に起こることがきっと悲劇なんだろうと予感しながらも、それが実際に起こってしまい打ちのめされるような思いに、ざわざわと肌が粟立ちます。これが、実際のできごとでなく、ドラマであってくれて本当によかったと思いましたもの。
 また、犯人役の俳優さんの表情が巧いんです。薄ら寒い、背筋に冷たいものが走るようなぞっとする笑顔。そして、なんともいえない嫌な笑い声と、話し方。
 スギョンが一皮も二皮もむけて、過去と対峙しながら冷静に捜査にあたっている姿がなによりの救いですが、早く解決してほしいですね。

・・・水・・・
『オンエアー』(第8話)★★★★
 台湾へのロケハンという設定だったので、ほとんどが台湾の場面。スンアの口から映画『悲情城市』の名前が出たりで、ちょっと嬉しい回でした。
 いつもながらの迫力のスンアとヨンウンの対決もおもしろかったし、なによりギジュンとヨンウンの過去がちらっと登場しましたね。それを聞いて複雑な表情のギョンミン。でも、九[イ分](=地名)ではスンアとちょっといい雰囲気だったし、スンアもまんざらでもない様子。スンアはてっきりギジュンのことが好きなんだと思っていたんだけど、違うのかしらん?ヨンウンもギョンミンを憎からず思っているみたいだし。スンアも好きな人がいるみたいに仄めかしていたし、ギジュンでなくとも気になります。

『必殺!最強チル』(第4話)★★★
 新たな刺客“チャジャ(刺字)”が加わりました。彼のつけた剣の傷が、チルらが追うものと同じだったことから、すわ真犯人かと色めき立ちますが、刺字も同じ人物を追っていることが分かり、あっという間に仲間に。しかし、あの剣捌きの一瞬の間に「Z」みたいな傷をつけるとは、すごい腕前だわ~。それをチャジャまで真似てしまえるとは、彼も剣豪なのねと感心していたのに、仕事人になったとたん、チャジャが手にしたのは2本の大斧!えーーーー、あんなにすごい剣術なのに、なぜ突然に斧?そして、仕事人になるときは、ほとんど仮面ライダーとかの変身シーンみたいに延ばした腕に布がひとりでにくるくる巻き付いて、上半身には革のベストがピタッとなって、いざ出動。わはははは。違う意味で楽しんでます。
 チャジャを演じているのが、亡くなったイオン。注目株だったんだと改めて思うと、残念でなりません……。

・・・木・・・
『風の国』(第17話)★★★☆
 第3王子の存在を探索するようセリュ王女から命じられ、とうとうムヒュルがその真実を知ってしまう場面。ムヒュルがそこにいることを知らず、ユリ王が彼についての神託を恐れていると話す場面は、もうムヒュルといっしょに涙、涙でした。今のムヒュルだったら、きっとユリ王の気持ちを理解することができるだろうけれど、分かるからこそ自分自身をどう処していいのか分からず、混乱しているだろうと思うと、泣けてしかたありませんでした。
 そして、それを利用しようとする扶余やピリュなどの対抗勢力。ユリ王や、セリュ王女、ヨジン王子と気づいてきた絆がゆさぶられるんだろうと思うと、もうそれだけで辛くなってきます。せめてもの救いは、ヨンがいつもムヒュルを支えてくれることです。ムヒュルには、もっともっと幸せになってほしいわ~。
 今さらですが、なぜ“風”の国なんでしょうね?

・・・金・・・
『龍の涙』(第30話)★★★
 開城から、漢陽に遷都し、イ・ソンゲを始め、みな祝福ムードでいつもよりも明るい感じの回でした。でも、明に使者として出かけていたバンウォンも無事に帰国すると分かり、王妃サイドは、大げさなくらいにうろたえていましたね。いやぁ、企みの後だけに、仕返しが怖いですね。しかも、バンウォンの側室的存在のトクシルが、どうやら妊娠した様子。バンウォン妻の眉がつり上がるのが目に見えるようで、トクシルならずとも身震いがしました。
いよいよ、バンウォンがのし上がっていくのかな。ちょっと憂鬱です。

・・土・・・
『いかさま師~タチャ』(第6話)★★★

 ピョン先生のもとで、タチャとしての修行を続けるコニとナンスク&ヨンミンの線が再び交わり始めます。アグィの元にいるナンスクとヨンミンがどこか荒んでいるので、同じ賭博の世界といえどもコニたちの場面になると、スッと空気が変わってほっとします。
 いかさまというと、楽をして大もうけするようなイメージがありますが、こうして見ていると形は変わってもお金を稼ぐということには大変な苦労が必ずついて回るんですね。

・・・日・・・
『スポットライト』(第8話)★★★
 議員襲撃事件にからみ、建築業界と政界の癒着について極秘裏に取材をすすめるウジンとテソク。まだ取材にとりかかったばかりだというのに、早くもウジンの元には脅しともとれる輩が現れ、彼女を陥れるための工作が計画されるのを見ていると、彼らが相手にするものがあまりに黒くて大きいので、心底怖くなってきました。
 裏工作の中心となる建設会社の常務だか専務だかが、もうとても真っ当な会社役員には見えない、ものすごい悪人面なんです。この前の脱走犯といい、この人といい、よくもまぁこんなにふてぶてしい面構えの役者さんを、それぞれに揃えてきたなと感心するくらい強烈な印象が残ります。
 テソク、ウジンを危険からどうか守ってやってね~。

・・・木・金・・・
『砂時計』(第7~10話)★★★★★
 光州事件では、民衆側に立っていたテスと、鎮圧軍にいたウソク。そして、学生運動の果てに拘束されたヘリン。だれがも胸に大きな傷を残したことは想像に難くありません。特にヘリンは、拘束され何日も続く厳しい尋問の中で、仲間を裏切るような証言をしてしまいます。時代という言葉で片づけてしまうのは酷かもしれませんが、時代の流れの中で誰しもがとおる道なのに、運悪く裏切り者になってしまった者や、その犠牲になった者がいる。その背後に、運良く当事者でありながらも傍観者でいられた大勢がいる。主義主張をあくまでも貫き通せた人はきっとほとんどいなかったであろう中で、スケープゴートのようになってしまったヘリンの苦悩は、時代が大きく変動する痛みなのかなと思いました。
 そして、ヘリンとの恋を成就させようとしたことで、テスも窮地に。
 1980年というと、『クレイマークレイマー』や『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』が公開された時代。女性の自立と離婚や、壮大なSFファンタジーを映画にこめて語る人たちがいる一方での、この政治の閉塞感や、ヘリンの家庭のような歪な力関係。悲劇なのか、喜劇なのか……。

・・・月~金・・・
『張嬉嬪』(第81~85話)★★
済州島に流されて意気消沈しているのかと思えば、チャン・ヒジェは全然変わってないし、反省している様子もなし。オクチョンも、太子夫妻を脅しつけて粛宗にヒジェの釈放を願い出させたり、チェ淑儀の王子を殺すと脅して彼女を使ったり、もうやりすぎで笑うしかありません。自分の子どもといえども、道具のように扱うことには変わりないのね。このあたりで終わるかと思いきや、粛宗から仁顕王后の看病を命じられ、それを逆手にとって強い毒性のある煎じ薬を作って飲ませる始末。ほんとうに、転んでもただでは起きないオクチョンには脱帽です。
でもね、それがどう作用したのか、その薬を飲んだら王妃がぐんぐん回復して元気になりましたよ。チェ淑儀は献身的な看病が認められて、さらに淑嬪といってより高い位を粛宗から授けられて、オクチョンにとっては最悪の結末ですが、溜飲下がりまくりです。
別棟にかくまっている巫女も、オクチョンの身勝手さに腹を立てて、反対にオクチョンやオクチョン母を呪っているし……。一貫の終わりになる日が近そうです。

『ラブトレジャー』(第5~9話)★★★
 チョヒとボムサンの関係がぐんぐん近くなっていくのが、妙にドキドキします。ボムサンの方が、仕事熱心で、細かい心遣いができるチョヒにいつの間にか惹かれていったのに、チョヒはカン班長が気になって、彼の気持ちに今ひとつ気づいていないのもおかしいのです。二人が接近して、やっとカン班長もチョヒのことが気になり始めたみたい。でも、3人がみんな大人なので、変な意地の張り合いや、小細工がなくて愛情の出し方が控えめなのも好みです。う~ん、イ・ドンゴンって、こんなにセクシーだったのね。初めてかっこいいと思いました。
 一方、盗まれた美術品をめぐる攻防も、チョヒ父の影を感じさせながら、サスペンス調で展開中。違法であると分かっていても、それが盗品であっても手元に置きたいという強い欲望をよびさます美術品というもの。それにさまざまな形で魅入られた人たちの人間模様がおもしろいです。
 そろそろ、伝説の盗掘師の登場かな?

『不良主夫』(第*話)※※※
放送はすでに終了しています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月25日 (月)

王と母~『正祖暗殺ミステリー8日間』

正祖暗殺ミステリー8日間 2007年
 出演:キム・サンジュン、チョン・エリ、パク・チョンチョル、イ・ソノ

正祖暗殺ミステリー 8日 [DVD]

 ミステリーの名のとおり、朝鮮王朝第22代正祖の園幸(ウォネン=王の地方への巡幸)をきっかけに、暗躍する反乱分子の動きと、それを暴き王の身を守ろうとする文官チョン・ヤギョンらの活躍とかけひき。さらに正祖の父サド世子の死の真相に迫ろうとする正祖と、その母の攻防が絡み合いながら、濃厚な物語が広がってゆく。

 朝鮮王朝の宮廷に渦巻く派閥同志の絶え間ない政争や、王族同士の骨肉の争い、お互いを探り合い、損得ない交ぜになったそれぞれの関係の複雑さに、なかなか頭がついていけませんが、丁寧なお話だけに、慣れてくると徐々に物語りに入り込んでいきます。
 そんな暗いものと対を為すように美しく華麗な美術と衣裳。ドラマというよりも、映画のような奥行きのある画面が印象的なドラマでした。

 惜しむらくは、ミステリー部分が分かりにくいところ。もちろん、朝鮮史に疎いということも分かりにくさの原因でしょうが、伏線が伏線として生きていないところがいくつもあって、せっかくの見せ場がさらりと流れてしまうのです。特に後半、正祖、老論派、王座を狙うムン・インバンの三勢力がぶつかりあうところは、もっと緊張して追い立てられるようなスピード感があってもいいのに、妙にもたついて、エピソードがぶつ切れになっているのが、つくづくもったいない。
 王の襲撃を企む勢力と、それを阻もうとするヤギョンら重臣たちの動きがすべて終わってみても、なにがどうなって襲撃が失敗したのか、ヤギョンの読みがどういうふうに的中したのか、台詞で説明されてやっとぼんやり概要が分かるというふうで、カタルシスを感じることができないのが、もどかしく思えました。
 本来なら、ドラマの“動”の部分たりえる部分の失速感が、もう少しどうにかなっていたら上質のミステリー娯楽作品になっていたような気がします。

 それに対して、正祖とその生母・恵慶宮(ヘギョングン)を中心とした“静”の部分はすばらしかったです。
 30年余り前の父の死に強いわだかまりを持ち、夫の死に母である恵慶宮が深くかかわっていると疑う正祖。園幸の機会に、宮殿の外でほとんど初めて真正面から向き合う二人。宮殿の中では、母と子である以上に、一国の君主と、宮殿の奥向きを統べる君主の母・大妃として対峙せざるをえない二人は、その背後に彼らに連なる勢力をひきずり、力の均衡によって身のふり方を決めざるを得ない。だから対立もするし、ときに血縁同志で命を奪い合うことにもなる。
 そんな歪なつながり方から解き放たれて、過去にさまよう二人には、それとは別の触れると崩れそうな緊張感が生まれます。このチリチリとしたものは、ときには太く大きく、またときには跡形すらないほど微かなものに変わりながら、存在し続けます。

 だからこそ、最後、真実が明らかになったとき、二人の流す涙に胸をつかれるのです。
決して、心温まるような、郷愁のある親子ではないけれど、王族なりの独特な形をした愛情が、精一杯の形でそこに存在するのを見ていると、初めて彼らに親近感を覚えたような気がしました。

 恵慶宮を見ていると、当時、女性が宮殿の中で生きてゆくには、こんな方法しかなかったのかと哀しくなります。
 我が子にすらその生き方を理解されず、孤高を保ちながら生きてゆく境遇は、決して羨ましいものではないけれど、王族として生まれ、そして死にゆくための必死の姿は、感動的ですらありました。この大妃の存在があって、初めて正祖の複雑な思いが生きてくる、そんな気がします。

 緩急のつけ方が好みではなかったものの、細部まで丁寧につくられた作品でした。もしかすると、映像よりも文字でじっくりと楽しむのに向いている作品なのかもしれませんね。

※正祖の祖父・英祖は、『チャン・ヒビン』の粛宗の第2王子。つまり、オクチョンことチャン・ヒビンが呪い殺そうとしていたチェ淑儀の生んだ王子です。生まれたときも大変だったけれど、長じても自分の息子であるサド世子を死に追いやらざるをえなかったとは、波乱の人生だったのかも。やはり、オクチョンの恨みかしらん?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月24日 (日)

今週の韓ドラ’09(5/16~5/22)

 韓国ドラマの途中に、最近よく流れるロッテ免税店のCM。出てくる面々も豪華だし、音楽も妙に耳に残って気になります。ほんとにチラッとしか登場しないんですが、カン・ジファンが出てくるところが、やはり一番のお気に入り♪

★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・月・・・
『H.I.T.-女性特別捜査官-』(第16~17話)★★★
 スギョンがHITに復帰し、14年前の事件の犯人が再び登場して、おもしろくなってきました。このところお騒がせ担当みたいになっていたスギョンですが、冷却期間をおいたことでまた冴えが出てきたようです。
 ばらばらになりかけていたHITのメンバーも、それぞれの持ち味を取り戻したようで、ナム&シム刑事のかけ合いが復活したのも嬉しいです。議員が慰問に来たときの取材に全員で歯磨きしてみせたところなんて、事件のシリアスさを忘れてホッとさせてもらいました。
 それにしても、連続殺人事件の猟奇性も、犯人の薄気味悪さときたら、これ以上ないというほど。ドラマのできごとながらスギョンたちにがんばって、早く解決してほしいと願わずにいられません。
 ジェユンとスギョンの関係も、今まで以上に強くなったようでこっちにも安堵しました。やっぱりジェユン、いい男です~。

・・・水・・・
『オンエアー』(第7話)★★★★
 ギジュンの事務所に移る前の契約を使って、またしてもSWのチン社長がスンアの邪魔をしかけてきますが、渋るスンアを説得してギジュンがなんとかまるくおさめました。主役であるうつ病の精神科医役を、SWの女優チェリーにゆずり、スンアは助演にまわるというもの。主役をもかすませてしまう存在感のある役ですが、スンアはどうも自分の演技力に自信が持てず、この役を演じることに不安を感じているみたいですね。でも、ギジュンは彼女が一皮むけて、お飾りの女優から脱皮できると信じているらしく、彼の話を聞いているとこっちまでそんな気分になってくるのはなぜなんでしょうね?
 チン社長とギジュンの間にあったらしい過去のなにかも気になります。二人がいっしょに仕事をしていたこと、そのときに所属していた女性が亡くなったこと。それが原因で二人が袂を分かつことになったということがあるらしいのですが、こっちも気になります。

『必殺!最強チル』(第*話)~次回第4話から~
 今週は放送なし。ちょっと残念。

・・・木・・・
『風の国』(第16話)★★★☆
 ムヒュルが第3王子ということを知る人物が少しずつ増え、それをめぐって再び高句麗国内に波風が立っています。当のムヒュルはまだそんなことはつゆ知らず、ことの収拾に必死であたっている姿がまた健気で、ユリ王はそんな彼をどんな気持ちで見ているんだろうなと思うと切なくなります。
 トジンも、ムヒュルとマロを殺すよう命令を受けていながら、少し戸惑っているのかな?敬愛するテソ王と、友だちの間に立ち、友情を捨てなくてはならない彼もまた悲劇の人。ムヒュルが苦難に遭いながらも、多くかけがえのないものを手にしているのと比べると、トジンの不運というか、不幸というか陰のようなものが目立ってきます。おまけに、演じるパク・コニョンが、この雰囲気にぴったりなんですよね~。

・・・金・・・
『龍の涙』(第29話)★★★
 バンウォン、明の皇帝である朱元璋(←彼が始祖とは知らなかった……)に謁見し、謙遜しているふりをして、しっかりチョン・ドジョンの専横ぶりを告げ口してるなんて、相変わらず食えない男です。知恵者だと素直に感心できないんですよね……。
 そのバンウォンが留守の間も、お国ではさまざまな人が暗躍してますね。チョン・ドジョンがたとえその地位を追われても、また次のチョン・ドジョンが取って代わるだけなんでしょうね。
 そして、今回も大活躍(?)なのがバンウォン妻。味方を増やすため、養女の話を半ば作り上げて、姻戚関係で勢力拡大を図ろうとしてます。実の父親からも、「怖いやつだ」と言われてもなんのその。あぁ、怖い。

・・土・・・
『いかさま師~タチャ』(第4~5話)★★★
 ヨンミンは祖母の葬儀を出すためにアグィの手下に。ヨンミンを助けようとしたゴニも、母のお金を持ち出した挙げ句、タチャの術中にはまってすべてを失い、復讐をしようと釜山からソウルへ。さらに、ナンスクも兄の借金の担保として、チョンマダムの元へ。3人が、賭博をきっかけに転落した第4話は、やや悲劇色が濃いものの、テンポがいいのでぐいぐいひきこまれます。
 そして3年後。大人になった彼らが、さらに深く賭博の世界に沈み込んでいる姿が描かれていきますが、やはりおもしろい。
ちんけなタチャであるグァンリョルと出会ったゴニが、さらに伝説のタチャといわれるピョン巡査長に出会い、弟子入りするあたりはコミカルでもあり、ぐっとくるところもありで本当に楽しいですね。
 グァンリョル役のソン・ヒョンジュ、好きな俳優さんなんですが、いつもながらにいい味です。

・・・日・・・
『スポットライト』(第7話)★★★
 ウジンのキャスターオーディション、反対かと思ったテソクですが、それはそれ、これはこれでちゃんと彼女のことを評価してくれてたんですね。それなら、それでもう少しあの堅っ苦しい態度をどうにかしてくれるといいと思うんですが、テソクの態度はわかりにくすぎます。ウジンをライバル視している先輩記者、自信満々だったわりには、二次試験ではひどいできでしたね。意外と本番に弱いタイプなのかしらんね。

・・・木・金・・・
『砂時計』(第4~6話)★★★★★
 民主化をたどる韓国の中で、テス、ウソク、ヘリンの3人が出会い、またそれぞれの道を歩き始める姿は、どの回を見ていても胸がつまるような思いになります。
 3人が、友だちとして過ごし、はしゃいでいる姿はいつの時代も変わらない青春そのものなのに、その後しばらくすると彼らが時代の中で隔てられてゆく。望んでいるのとは違う場所に立たされたような、彼らの所在のなさが漂い続けます。カジノを経営する裕福な家に生まれたことを隠して、学生運動に参加するヘリンも、母の事故死と父の過去で裏社会に足をふみいれざるをえず、上からの指示で権力の手先にもならなければならないテス、学業を中断し兵役につくウソク。そのどこにいても、矛盾にさらされ、不条理な現実を味あわされていくのは、時代には関係ないかもしれませんが、やはり時代ゆえの激しさは想像を超えるものです。 
 『張禧嬪』でオクチョンの兄ヒジェを演じているチョン・ソンモが、テスの兄弟分イ・ジョンド役で出演してたんですね。このジョンドもなかなかの曲者。『風の国』といい、癖のある役を演じることが多い役者さんなんですね。7

・・・月~金・・・
『張』(第76~80話)★★
 オクチョン、ヒジェの放免を図ろうとあれこれ策略し、祈祷師を宮中に呼び出します。宮中の祈祷といえば、粛宗のために亡き太后が命をかけておこなったものを思い出しますが、あのときの母が子を思う悲愴なまでの決意とは違って、オクチョンのそれは兄を思う純粋な気持ちに見えないところが二人の器の差なのかなと思います。しかし、巫女の祈祷でチェ淑儀の王子が病気になったと喜ぶくだりは、現代から思うと滑稽ですらありますが、当時は真剣だったんですよね。
 粛宗は病気になったと思ったら、あっという間に復活。実際には数ヶ月以上の月日がたっているのかもしれないけれど、見ている限りではよくわからないです。おまけに、仁顕王后のときもそうですが、ふだんと顔色も同じまま突然倒れたりするので、今ひとつ病気って感じがしないんですね。
 今までおとなしかったチェ淑儀が、ついにオクチョンに反撃中なのは、胸がすく思いです。なにかにつけて身分が低いと蔑むけれど、自分だってさんざん同じように言われてきたのに、結局はオクチョンも身分という鎖に縛られているようです。 
 王世子が、オクチョンの子にしては、しごくまっとうで優しい少年に育っているのだけが救いです。

『強敵たち』(第14~16(最終)話)★★★
 最後6話でがぜん盛り上がり、前半の退屈さが嘘のようにいい気分で見終われました。
過去を思い出し、コンニムが自分の娘だと知ったスホが、なんとか彼女に認めてもらおうと自分から変わっていく姿は、予想以上のかっこよさ。分かりやすいがんばりであるがゆえに、自然と彼を応援していました。
 そして、自分のミスから懲戒処分になった元警護官の襲撃計画も、分かってはいながらドキドキしたし、コンニムとグァンピルの親子愛にも素直に感動できて、最後でがんばってくれました。
 それにしても、思いこみの強い人がいっぱい出てきましたね。前半の頑ななスホにしろ、偏った家族思いのスホ姉にしろ、もう少し見方を変えると、もっと生きやすくて、周りの人にも愛されそうなのに、自分からそれと違う方向にわざわざ行ってしまうという不思議な人たちでした。グァンピルのコンニムに対する愛情も、分かるけれど、一人よがりにも見えるし。そんな中にあって、ヨンジンがまっすぐでちょっとした思いやりを備えた女性だったことが救いでした。
 最終話、ハン・ゴウン(←しかも名前はチャ・ソンジュ!)とリュジンの『京城スキャンダル』コンビが登場するというおまけは嬉しかったな~♪演出家が同じなんですね。

『ラブトレジャー』(第1~4話)★★★
 文化財取締班のホ・チョヒと、古美術鑑定家のキム・ボムサン。この二人のかけあいが、漫才みたいでおもしろい!仕返しのしかたも、お互いになかなか技巧がこらされていて、さりげないのにキツ~イ一撃をくらわせるところに、何度も大笑い。
 第1話は、日本が舞台のお話でした。日本のヤクザ役で白竜が登場したのには驚きました。いやはや、いつもながらの貫禄です。ここでのチョヒは、韓国語が少しできる日本人に偽装する韓国人という、ちょっとややこしい役まわり。キム・ソナは日本語、韓国語、さらに片言の韓国語を駆使して、笑わせてくれます。特に、外国人訛りの韓国語は、いかにもそれふうで上手かった。さすがトライリンガルのキム・ソナ。
 文化財庁が舞台だけに、公には登場しない古美術品の取り引きや、復元方法、それらを扱うさまざまな人たちの姿が、どれも新鮮でおもしろいのも惹かれるところです。
 キム・ソナが上手いのは今さら言うまでもありませんが、イ・ドンゴンがいいです。ソフトで人気のある鑑定士と、その実は軽くて、女好きで、損得にめざといボムサンという男を、嫌味なくおもしろく見せてくれます。好みのタイプではないけれど、その上手さに官服です。

『不良主夫』(第*話)※※※
 放送はすでに終了しています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月20日 (水)

今週の韓ドラ’09(5/9~5/15)

 チェックしている韓国ドラマだけで10本余り。

 その他にも話題の作品がいろいろありますね。

 もうだいぶお話は進んでいる『甘い人生』。物語がシリアスそうで手が伸びなかったのですが、サスペンス的な要素もあるらしく、今になって少し見たくなってきました。再放送があったら挑戦してみようかと思案中。
 ソン・スンホン主演の『エデンの東』。復讐物は苦手なので、はなからスルーですが、ほかにヨン・ジョンフン(現在、『白雪姫』鑑賞中で、ちょっと興味あり)、イ・ダヘ、ハン・ジヘなど豪華な出演陣ですね。
 そして『BAD LOVE』。予告で、クォン・サンウがぼろぼろ泣いてますね~。『天国の階段』を見たとき、クォン・サンウがやたらと涙を流すので驚いたことを思い出しました。
 ほかにも、高評価の感想をたびたび見る『テジョヨン』も気になるところです。

★は個人的なお気に入り度(おもしろ度)です。☆は★の半分。★5個が最高です。

・・・月・・・
『H.I.T.-女性特別捜査官-』(第*話)~次回16話から~
 次回にまとめます。

・・・水・・・
『オンエアー』(第6話)★★★★
 そうか~、ギジュンは昔ソ先生ことヨンウンのことが好きだったのね。だから、彼女の渾身の作品が企画段階でダメになると知って、ひどく落ち込んでいますが、その姿がなんだかかわいいと言うと失礼かな?そんなギジュンに、スンアが嫉妬しているふうに見えるんですが、違うのかしらん。デビュー前にギジュンが貸してくれた傘を、いまだにずっと大切にしているなんて、恩義を感じているだけじゃできないことだし、彼にわがままを言いながらも、リラックスしているように見えるし、真意が気になります。
 スンアとヨンウンの酒豪対決も迫力でしたね。よく分からないチャンポンになったお酒を、ぐびぐびと空にしていく女傑たちに、ギジュンとギョンミン、すっかり影が薄くなっていておかしかった~。
 主演女優も決まったし、契約条件もなんとかなりそう。さて、いよいよ撮影か、と思ったら、またしてもチン社長の邪魔が~~~。いや、この男もそうとうにしつこいですね。そんなにスンアを逃がしたのが悔しいのか、ギジュンが成功しそうなのが腹立たしいのか、外見ともどもある意味で熱い男です。おかげで、アクの強いスンアたちを向こうに、ひけをとらない存在感になっているのかな。

『必殺!最強チル』(第3話)★★★
 やっと、刺客らしくなってきました。仕事人になると分かっているから、ここまでがちょっともどかしかったです。チルが仕事人として手を組むことになるミン史官とごちゃごちゃやり合ったりしなければ、辻斬り事件の犠牲者が新たに出ることもなかったのに、なんていうのは残酷ですかね?
 でも、チルもミン史官も、事件の関係者にたびたび見られて、大勢の人の前で声までかけられているし、ちょっと調べれば彼らが鍵を握っていると分かるんじゃないかと心配になります。
 権力によって悪をも隠蔽する人びとを、民に代わって成敗するという痛快さも今ひとつ、推理要素もパッとせず、シリアスとコミカルな場面のつながりも悪くて、物語の緩急も冴えない。でも、そういうものと思っているからか、さらりと見ていくぶんには意外に楽しんでます。

・・・木・・・
『風の国』(第15話)★★★☆
 ムヒュルがヨンを「自分が守る」と言って抱きしめているところを目撃してしまったトジン。すっかりライバル心に火がついたみたいで、さりげなーく“ヨンには手を出すな”宣言。静かな火花が、バチバチと散っていましたね。ヨンはトジンのそんな態度にちょっと戸惑っているみたいに見えましたが、彼を兄のように思って、男性として見ていなかったのかな。
 この3人の恋の行方も気になるところですが、ムヒュルとマロが黒影であったこと、ヨジン王子をさらい、ユリ王を殺そうとしたことがチェガたちに知られ、捕らえられてしまいます。すわ、絶体絶命というとき、颯爽と登場するのは我らがユリ王!助かるとは分かっていても、ドキドキして肩に力が入ってしまいますね。
 いつもながら、ユリ王のかっこよさには痺れます。

・・・金・・・
『龍の涙』(第28話)★★★
 太子、かなり病んでますね。妃の死は自分が未熟だったせいと分かっているけれど、どうしようもできない焦りを、違う方向にぶつけ始めているのが痛ましい。子どものころの従順さだけで大きな責任を負わせてしまったことが、この王子の人生を変えてしまったことを思うと、王妃やチョン・ドジョンの思惑が憎らしく感じます。しかし、市場で売り物のアヒルに矢を射かけて喜んでいる姿は空恐ろしかった~。
 バンウォン妻は王妃にコケにされて激怒しているし、バンウォンの今後も恐ろしいし、宮中はまたまたいつもの嵐の前の静けさです。

『ロビイスト』(第*話)
 まだ3話までしか見ていないのですが、ほかに見るものもたくさんあって追いつきそうにないので、ここでリタイアです。舞台が韓国でないというのも、惹かれないところです。

・・土・・・
『いかさま師~タチャ』(第*話)~次回4話から~
 土曜日午後の放送は、リアルタイムでなかなか見られないのが、たまっていく原因かしらん?

・・・日・・・
『スポットライト』(第6話)★★★
 局内でのキャスター募集に、ウジンが大抜擢されますが、テソクはそれに協力するどころか、いつもどおり取材に行かせてしまいます。そのせいで、ウジンはキャスターテストの準備もままならないまま、審査にのぞむことに。
 局の顔となるべきキャスターとはいえ、こんなに大がかりなオーディションみたいなものがあるのに驚きました。スター並です。
 テソクには彼なりの考えがあってのことでしょうが、もうちょっと優しくしてくれてもいいのにね。後輩くんの、無防備なまでの応援ぶりが微笑ましくて、かっこよく見えてきました。
 このドラマのエンディング曲が、どう表現すればいいのか分かりませんが、耳に残って好きです。

・・・木・金・・・
『砂時計』(第*話)~次回4話から~

・・・月~金・・・
『張禧嬪』(第71~75話)★★
 いつのまにやら、オクチョンの息子=太子が元服する年齢になって、なんと妻まで迎えました。このドラマ、ぼーっと見ているといつの間にか時間が何年もたっているので、要注意です。見た目にも、もう少し変化をつけてくれると分かりやすいのに。が、この太子妃選びでもまたオクチョン大騒ぎです。やれ、家柄が今ひとつだの、父親の官職が不満だの、候補の人数が少ないだの。おかげで、太子も太子妃も彼女の前に出ると、怯えたように縮こまってるのがかわいそうです。
 仁顕王后は復位したものの、体調がすぐれず、床に伏しがち……といいながら、仁顕王后の顔は、若いころと変わらずピンク色につやつやと輝いているので、横になってなければとっても元気そうに見えるのです。顔色の悪いメイクでもすればいいのにと思いながら見てます。
 そして、この王后の病身にオクチョンがまた悪だくみをし始めてますが、あぁ、懲りもせずとしか思わなくなってきて、少々うんざり。

『強敵たち』(第11~13話)★★★
 10話までは、見ているのが苦痛に近かったのですが、やっと11話からおもしろくなりました。
 そうか、グァンピルとスホにはそんな過去があったのですね。過去のできごとの真実が分かったところには、たいして思うところはないのですが、その後のスホの変わり具合で不覚にもウルッとしてしまいました。性格が悪くて怒鳴ってばっかりの、幼稚なスホが大嫌いだったのに、コンニムに好かれたい、ヨンジンを助けたいと変わることを決意した彼は、なかなかに素敵でした。そうしたら、なぜかグァンピルも、少~しだけいい男に見えてきたのは、なんの作用なんでしょうね?

『不良主夫』(第*話)※※※
放送はすでに終了しています。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

«等身大~『マイスウィートソウル』